青い日記帳 

TB&リンク大歓迎です!
<< November 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< ユメ十夜 | main | 「狩野一信の五百羅漢図」 >>

「1950年代(昭和25−34年)の美術」他

群馬県立館林美術館で開催中の
「1950年代(昭和25−34年)の美術」
「2004年度新収蔵作品」他を観て来ました。
特別展示「鵜飼美紀+辻和美−光のかけら−」はこちら



群馬に行くと不思議と戸谷成雄の作品にばったり出会います。
これがまだ二回目ではありますが、予期せぬ出会いとして印象に残ります。

最初は今から10年近く前。
大黒摩季の曲がラジオから流れていたのを何故だか憶えています。

現代美術病」を患っていた独身男は
観たいと思うと車を飛ばして何処へでも出かけて行っていました。
(結婚した今もそれほど良くなっていないと言われますが…)

東京にある原美術館の別館が群馬県渋川市にあります。
ハラミュージアム・アークです。

1998年だったと思います「森 II 」という戸谷の作品を
目の当りにしたのは。
2m以上の物体がまさに森のように整然と30体並べてありました。
こんなもの見せられたら記憶に残らない方が変です。

かくして戸谷の名前は頭に刻まれました。

そして2006年の群馬県館林市でまた戸谷の作品にばったり出会いました。

景体のバロック

8点組のこの作品。
同じようでそれぞれ微妙に違います。

正方形に近い展示室に8本ののように立っています。

「木」ならば当然その表情はそれぞれ違いますよね。

今回はこの「景体のバロック」本体と制作するにあたって
描かれた「『景体のバロック』のためのドローイング」が
16枚正方形に近い展示室の壁に「木」を囲むようにして展示してありました。

本体も良いのですが、ドローイングはもっと良いです。
「木」からほとばしる「粒々」までが詳細に描かれていました。
戸谷が何を作りたいのか何を目標にしているのか
この生き生きとしたドローイングから感じ取ることが出来ました。

この「景体のバロック」とそのドローイングは
2004年度新収蔵作品として展示されていました。

このほかにも「1950年代(昭和25−34年)の美術」として
勅使河原蒼風の「群れ」1953年や
猪熊弦一郎の「猫と二人の子供」1952年などなど結構見応えありました。


個人的には群馬県出身の南城一夫の「雨のまんじゅしゃげ」や
はすの池の鯉」がとても記憶に残る作品でした。

「近現代の彫刻供廚箸靴討海海糧術館イチオシのフランソワ・ポンポンの
可愛らしい動物の彫刻(「風見鶏」「ほろほろ鳥」「バン」「シロクマ」)や
エマニュエル・コランの「ジュゴン」が展示してあり、
カワイイ〜
ほのぼのとした雰囲気に包まれました。

とても良い日曜日でした。
めでたし。めでたし。

っと、終わるはずだったのですが、、、
この美術館やってくれます。
最後にとんでもない作品が待ってました。

トム・シャノン(トーマス・シャノン)「ドルフィン・ファイ」です。
この作品をもっとスタイリッシュにした感じです。)

白線に囲まれて展示してあるその物体は針金一本で宙に浮いています。
木製のようなので針金を深く長く通せばああやって浮くものなのかと
勝手に解釈しました。

ところが、どう見てもそれは不可能なのです。
1mもあろう物体が針金一本で浮いている状態を維持できません。

同行した、はろるどさんが係りの方に伺うと・・・
強力な磁力によって反発して浮いています。

「へぇ〜」(感心)

とても強い磁石が内臓されていますのでその白線の中には入らないで下さい。人体に影響がありますので。

「えっ?」(ちょっと!)
「それ、早く言ってよ!!」
「せめてキャプション付けるとか…」

可愛い「ジュゴン」の横にこれ置くなんて〜
ほのぼのムードから正気に戻されて会場を後にしました。

展示は4月2日までです。
展覧会 | permalink | comments(3) | trackbacks(1)

この記事に対するコメント

こんばんは。

この展覧会を鑑賞している時に、
戸谷成雄さんの作品をどこかで見た記憶があるなあ(しかし思い出せない!)と思っていたのですが、
TAkさんの記事中のリンク先でわかりました。ありがとうございます。
シュウゴアーツでの展覧会です。
不思議な木彫が印象的でした。

ドルフィン・ファイは驚きましたよね。
あれに気がつかなければ、
もっと首を延ばして見ていたと思うと…。

戸谷さんつながりということで、
シュウゴアーツの記事をTBさせていただきます。
はろるど | 2006/02/20 1:15 AM
可愛い群馬とか強い群馬県立館林美術館とかを解釈したい?


BlogPetのうーちゃん | 2006/02/20 10:24 AM
@はろるどさん
こんばんは。

TBありがとうございました。
点と点が繋がった感じですね〜
なにやら自分まで嬉しくなってしまいました。

こういう出会いっていいもんです。
そしてきっと忘れませんよね。

作品もインパクトありましたしね。
私も戸谷さんとは奇妙な縁があるようです。

ドルフィン・ファイには参りました。
危険です。。。
Tak管理人 | 2006/02/20 10:16 PM
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://bluediary2.jugem.jp/trackback/544
この記事に対するトラックバック
シュウゴアーツ(江東区清澄1-3-2 5F) 「グループショウ 西から東から」 2005/12/21-2006/2/4 シュウゴアーツの所属作家によるグループ展です。森村泰昌やイケムラレイコ、それに米田知子などのビック・ネームが並びます。作品点数こそ少ないものの、非常に楽しめる