青い日記帳 

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「ムーミン展」

森アーツセンターギャラリーにて開催中の
「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」に行って来ました。



「ムーミン」シリーズの多彩なアートと奥深い物語の魅力を約500点の展示品で体感することができる「ムーミン展」が六本木の森アーツセンターギャラリーで開催されています。

フィンランド、タンペレ市にある世界で唯一の「ムーミン美術館」と、作者であるトーベ・ヤンソンのコレクションから約500点もの原画をはじめとする関連作品が大挙して来日しています。


タイナ・ムッリィハルエムーミン美術館館長(右)とムーミン(中央)、ヴィルピ・ニッカリ学芸員(左)

子供の頃にアニメで観たムーミンの印象は何十年も経った今でも、しかと頭の中に残されています。アニメがどんな話だったのかは忘れても。

愛らしい姿やどこか不思議な雰囲気を醸し出すスナフキンなど、魅力あるキャラクターは今でもあちこちで目にしますが、原作を読んでみると随分とその印象が違ってきます。

ムーミンの原作がすごい!ムーミン小説版オススメ4選。



作者であるトーべ・ヤンソン(1914〜2001年)が初めてムーミンを描いたのは1945年という点も、この展覧会を観るにあたり頭に入れておきたい大事なポイントです。

そう、我々が思っている以上に「古い」お話なのです。


ガルム」1946年クリスマス号 表紙
ムーミン美術館蔵

トーベ・ヤンソンは、ヒトラーやスターリンに対する批判や戦争の悲劇を、ユーモアを交えつつ風刺雑誌「ガルム」に描きました。

はじめて「ガルム」にイラストが掲載されたのが1929年、トーベがまだ15歳の時です。若くして児童誌や雑誌、新聞などに挿絵、風刺画を提供していたのです。


「春のしらべ」スケッチ 1962年頃

また、トールキン作の『ホビットの冒険』(『指輪物語』前日譚)のスウェーデン語版挿絵もトーベが手掛けていたのです。これは初耳でした。

「ムーミン展」と銘打たれていますが、作者のトーベ・ヤンソンにまつわる展示がとても充実しており、単なるキャラクター展に堕すことなく、とても見応えのある内容となっています。




会場内のさり気ない演出も功を奏しています。

展覧会の構成は以下の通りです。

1:ムーミン谷の物語
2:ムーミンの誕生
3:トーベ・ヤンソンの創作の場所
4:絵本となったムーミン
5:本の世界を飛び出したムーミン
6:舞台になったムーミン
7:日本とトーベとムーミン




世界でただ一つのムーミン美術館から、「ムーミン谷の彗星」「ムーミンパパの思い出」など、ムーミンの小説9冊全てから挿絵やスケッチを展示。これは観るのに時間を要します。

「クマのプーさん展」よりもある意味で新鮮味がありました。



スナフキンのハーモニカやリトルミイの洋服のデザインパターンなど、トーベの画家としての細やかなタッチを垣間見ることもできます。

アニメだけや、グッズだけでしかムーミンを知らない人にとっては会場の至るところで新鮮な驚きが待っているはずです。



いや〜しかし、「クマのプーさん展」にしても「ムーミン展」にしてもキャラものの展覧会ということで避けてしまうと痛い目に遭います。世の中は知らないことだらけです。

「ムーミン展」は6月16日までです。そうそう浮世絵も出てますよ!沢山!!


日本フィンランド外交関係樹立100周年記念
ムーミン展 THE ART AND THE STORY

会期:2019年4月9日(火)〜6月16日(日)
会期中無休
開館時間:10:00〜20:00
※火曜は17:00まで(入館は閉館の30分前まで)
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
https://macg.roppongihills.com/jp/
主催:朝日新聞社、 森アーツセンター
後援:フィンランド大使館
協賛:NISSHA
協力:ライツ・アンド・ブランズ、 S2、 フィンエアー、 フィンエアーカーゴ


音声ガイドのナビゲーターを声優・櫻井孝宏さん、会場の音楽をアーティスト・コトリンゴさんが担当しています。



櫻井さんは3月16日(土)にオープンした「ムーミンバレーパーク」のライブエンターテインメントショー「エンマの劇場」でスナフキン役も担当しています。


ニョロニョロのパエリア


スナフキンバーガー

「ムーミン展」会場と同フロアにある「Cafe THE SUN」では、ムーミン展開催記念コラボメニューが待っています。


ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星
トーベ・ヤンソン (著), 下村 隆一 (翻訳)

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世界中のファンを魅了するムーミンとそのなかまたち。本展は、その多彩なアートと奥深い物語の魅力を、約500点の展示品で体感できる展覧会です。世界で唯一の「ムーミン美術館」と、作者であるトーベ・ヤンソンのコレクションからよりすぐりの作品を紹介します。


愛らしい姿とユーモアあふれる言葉で世界中のファンを魅了するムーミンとそのなかまたち。
フィンランドを代表する芸術家、トーべ・ヤンソン(1914年〜2001年)が生みだした「ムーミン」シリーズは、小説、絵本、新聞連載コミック、アニメ、商品などさまざまなかたちで親しまれています。本展では、その多彩なアートと奥深い物語の魅力を、約500点の展示品で紹介します。
ムーミンの小説、絵本の挿絵や表紙を原画やスケッチで紹介。また、イースターカード、アドベントカレンダーの原画、銀行の広告など、小説や絵本では見たことがないムーミンとそのなかまたちの多彩な表情にも出会うことができます。
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