青い日記帳 

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「平安から現代まで」

松本松栄堂・東京オフィスで開催中の
「平安から現代まで」展に行って来ました。


https://www.matsumoto-shoeido.jp/

日本橋高島屋の南側に建つ1972年竣工の坂本ビル3階(某有名建築家設計)に松本松栄堂東京オフィスはあります。

京都に本店を置き100年もの長い歴史を持つ日本美術を主に扱う古美術商です。

日本美術の展覧会で目にし「ああ、これは良い作品だな〜」と感じたものの何割かは松本松栄堂さんが扱っていたりします。



今回は春の特別展らしく、平安時代から今描き上げたばかりの現代作家の作品まで幅広く取り揃えています。ただ古い物から順に並べただけでなく、それぞれの作品が呼応しているかのような展示となっています。

優れた作品をお持ちだからこそ出来るスゴ業と言ってよいでしょう。

平安時代 伝藤原公任 下絵和漢朗詠集切
南北朝時代 玉畹梵芳 蘭石図
室町時代 狩野正信 達磨図
桃山時代 狩野永徳 酔李白図
江戸時代 尾形光琳 団扇布袋図
江戸時代 良寛 一行書
昭和時代 横山大観 夏の夜
現代 田村大 暫


「平安から現代まで」展示風景

10点ほどで構成されている小さな展覧会ではありますが、それぞれクオリティの高いものばかりなので量の少なさは全くといっていいほど感じません。

尾形光琳「団扇布袋図」に描かれた布袋さんの真ん丸な顔の中で繰り広げられる、三角形の目と口のユーモアあふれる表現や、狩野永徳「酔李白図」で表現されているだらしない李白の赤ら顔など見応え満点です。


一番はっ!としたのは間違いなくこの横山大観「夏の夜」絹本 です。こんな上品な大観観たことありませんよね。

キャプションが無かったら大観だと一体どれだけの人が分かるでしょうか。自分はその自信がありません。こうした展覧会に出ないようなビックリするような優品に出会えるのが、松本松栄堂さんなのです。


田村大「暫」

アメリカ開催されたカリカチュア世界大会(2016年)で優勝した田村大氏の最新作にも注目です。日本国内だとイラストレーターとして低く見られがちですが、海外ではそんな区別(差別)はありません。

人が手を使い描いたものは全て絵画です。田村大氏はそんな当たり前のことを行い、海外で高い評価を受けています。Instagramの彼のアカウントからもそのことは一目瞭然です。
https://www.instagram.com/dai.tamura/

イラストレーターの逆襲(山下裕二 明治学院大学教授)

「平安あkら現代まで」展は4月27日までです。是非是非〜


「平安から現代まで」

会期:2019年4月14日(日)〜 4月27日(土)
会期中無休
入場無料

会場:松本松栄堂東京オフィス
(東京都中央区日本橋3丁目8-7坂本ビル3階)
https://www.matsumoto-shoeido.jp/


未来の国宝・MY国宝
山下裕二(著)

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今回は平安時代から現代までの作品を展示致します。
点数は少ないですが、各時代の優品を揃えました。日本美術の歴史を少しでも感じて頂ければ幸いです。
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