青い日記帳 

TB&リンク大歓迎です!
<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 「ウィーン・モダン展」 | main | 「Museum Week 2019」 >>

「金山農民画展 中国のレトロ&ポップ」開催!

「金山農民画展 中国のレトロ&ポップ」展が2019年6月6日より、日中友好会館美術館にて開催されます。


http://www.jcfc.or.jp/

中国には大小20以上の農民画の郷があり、金山農民画は陝西省戸県農民画、山東省日照農民画と並び、「中国三大農民画の郷」のひとつに数えられています。

今回の展覧会は、金山農民画を代表する作家・朱永金、曹秀文、陸永忠をはじめ30名の作家による農民画70点を一堂に展示。普段全く目にする機会の無い現代中国絵画に触れるチャンスです。


朱永金「お買い物かご

さて、「農民画」とは聞きなれない言葉ですが、中国では農村に暮らす人々が描いた絵画のことを農民画とよびます。

もともとは農業の閑散期などに絵画を楽しんでいましたが、1950年代に陝西省戸県で始まった農業振興のプロパガンダアートとして全国に広まりました。


曹秀文「薬草を採る娘

こうした中国農民画には、ホッとするレトロな懐かしさと、カラフルでポップな新しさが共存しています。

実際に作品を前にするとまた別の感想も沸き起こってくることでしょう。


季芳「里帰り
江南水郷の風景が実にのどかである。生まれたばかりの赤ちゃんを連れて、里帰りする様子が描かれている。橋の上で待つ祖母の姿が愛らしい。
農民画のはじまりは、1972年、金山に移り住んだ中国画家の呉トウ章(ごとうしょう)が、絵画・刺繍・剪紙・織物などを得意とする農村の人たちに声をかけ、創作グループを作ったことに起因します。

呉トウ章は絵画技術を教える中で、彼らが自然と身に付けている美的センスに着目し、描きたいものを描かせるというスタンスを貫いたそうです。


懐明富「花見月


威藕弟「青果を町へ

こうして金山農民画は、大胆な構図と自由な発想で描かれた、明るく開放的なモダンアートへと発展していったのです。

絵の隅々まで描かれた細かい描写には、江南地方(長江下流部の南方に広がる地域)特有の文化や風習が色濃く表れています。


王金喜「旬の野菜

明るく開放的な画風で、絵の隅々まで細かく描かれた農民画は、子供から大人まで楽しめるはずです。

西洋美術、日本美術と大きな二つの軸しか持たずに普段絵画に向き合っている自分にとって、中国農民画が与えてくれる衝撃は計り知れないものがあります。

「カワイイ!」魅力がつまった金山農民画の世界を観に行きましょう。会期中多くのイベントも予定されています。


「金山農民画展 中国のレトロ&ポップ」

会期:2019年6月6日(木)〜 6月26日(水)
開館時間:10:00−17:00 月曜休館・入場無料
会場:日中友好会館美術館(東京都文京区後楽1−5−3)
主催:公益財団法人日中友好会館、金山区人民政府、解放日報社
協力:株式会社四季彩社、金山区農民画院、解放報業(上海)文化伝播有限公司
後援:中国駐日大使館、上海市人民政府新聞弁公室、中国文化センター、(公社)日中友好協会、日本国際貿易促進協会、(一財)日本中国文化交流協会、日中友好議員連盟、(一財)日中経済協会
http://www.jcfc.or.jp/

Twitterやってます。
@taktwi

Facebookもチェック!

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=5480

JUGEMテーマ:アート・デザイン



展覧会告知 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://bluediary2.jugem.jp/trackback/5480
この記事に対するトラックバック