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「バレル・コレクション展」人気作品ベスト10!
Bunkamura ザ・ミュージアムで好評開催中の「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」展


https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/19_burrell/
https://burrell.jp/

よくある印象派の展覧会と思いきや、良い意味で期待を裏切ってくれる展示内容。おススメの展覧会として知人に「行ってみれば良さが分かる!」と吹聴しまくっています。

それもそのはず、出展作品80点中、76点が日本初公開作品。ほぼ全て初見という実に初々しい気分で鑑賞できる展覧会なのです。


会場内には写真撮影可能なエリアも設けられています!

会期も6月30日(日)までとなった「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」展ですが、今日はミュージアムショップでのポストカードの売り上げベスト10をお知らせします。

一体どんな作品が「家まで連れて帰りたくなる」ものなのでしょうか。早速1位から順に観て参りましょう!!

1位

エドガー・ドガ《リハーサル
1874年頃、油彩・カンヴァス
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

2位

エドゥアール・マネ《シャンパングラスのバラ
1882年、油彩・カンヴァス
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

3位

ウジェーヌ・ブーダン《ドーヴィル、波止場
1891年、油彩・板
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

4位

アンリ・ファンタン=ラトゥール《春の花
1878年、油彩・カンヴァス
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

5位

アンリ・ル・シダネル《
1901年、油彩・カンヴァス
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

6位

ウジェーヌ・ブーダン《トゥルーヴィルの海岸の皇后ウジェニー
1863年、油彩・板
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

7位
エドガー・ドガ 《リハーサル》(クローズアップ)

8位

アンリ・ル・シダネル《月明かりの入り江
1928年、油彩・カンヴァス
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

9位

ピエール・オーギュスト・ルノワール《画家の庭
1903年頃、油彩・カンヴァス、ケルヴィングローヴ美術博物館蔵
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

10位

ヤーコプ・マリス《ペットの山羊
1871年 油彩・カンヴァス
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

落ち着いた雰囲気の作品群、といった、スコットランド出身の勤勉な実業家ウィリアム・バレルが好んだ傾向に鑑賞者も寄り添ったようなランキングの結果が見られます。

Bunkamura ザ・ミュージアム 上席学芸員 宮澤政男氏曰く「暗い色調の写実的な具象画を好む傾向にあった」というバレルのコレクションの特徴がこのポストカード人気ベスト10からも伺えますね。


エドガー・ドガ《リハーサル
1874年頃、油彩・カンヴァス
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

展覧会のメインビジュアルに使われたドガの「リハーサル」が堂々の1位(部分図も7位!)を獲得しましたが、画面右上にいる男性に注目です。

1841年以降、今でも踊りつがれている不滅の名作「ジゼル」を作ったダンサーで振り付け師のジュール・ペローが描
かれています。X線写真によれば、ドガは柱を描いていた部分を塗り潰して指導者を描いたというのです。

これから観に行かれる方は、窓際で踊り子たちに視線をやる男性(ジュール・ペロー)に注目しましょう。


カミーユ・コロー《フォンテーヌブローの農家
1865-73年頃、油彩・カンヴァス
© CSG CIC Glasgow Museums Collection


ポール・セザンヌ《エトワール山稜とピロン・デュ・ロワ峰
1878-79年、油彩・カンヴァス、ケルヴィングローヴ美術博物館蔵
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

ポストカード売上ベスト10にはセザンヌやコローが入っていませんが、めっちゃ良い作品です。しかしセザンヌって相変わらず一般受けしないですね〜

さてさて、ほぼ初見の優品に出会える「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」展は、6月30日までです。お見逃しなきように!


「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」

開催期間:2019年4月27日(土)〜6月30日(日)
※2019/5/7(火)、5/21(火)、6/4(火)のみ休館
開館時間:10:0〜18:00(入館は17:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
https://www.bunkamura.co.jp/museum/
主催:Bunkamura、毎日新聞社
協賛・協力等
[後援]ブリティッシュ・カウンシル
[特別協賛]大和ハウス工業株式会社
[協賛]大日本印刷
[協力]日本航空


ウィリアム・バレル卿(45歳頃)
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

ウィリアム・バレル(1861-1958)
1861年に英国、スコットランドの海港都市グラスゴーに9人兄弟の三男として生まれる。15歳で家業の海運業を手伝い始め、24歳で父親の跡を継ぐ。その後、船舶の売買で大成功し「海運王」と称された。

当時、英国随一の海港都市として経済成長が著しかったグラスゴーでは、美術品市場も活況となっていた。バレルも少年の頃から美術品に関心を持って収集を始めており、1890年代から1920年代にかけて、グラスゴー出身の画商アレクサンダー・リード(1854 -1928年)から作品を購入。5,000年に及ぶ、古今東西の美術工芸品を収集した。


現在のバレル・コレクションの外観)
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

1944年、バレルは約9,000点にも上るコレクションのうち、数千点もの作品をグラスゴー市に寄贈。その条件として、当時深刻な社会問題であった大気汚染の影響が少ない郊外にコレクションの作品を展示すること、また英国外には貸し出さないことが提示された。

1983年にグラスゴー市は郊外のポロック公園内にコレクションを移し、バレル・コレクション(The Burrell Collection)として一般公開。

以降、近代名画を集めた世界屈指のコレクションと称され多くの観光客が訪れている。同館は2015年から2020年まで改修工事により閉館しているため、英国外への作品の貸し出しが可能になり、海を越えて本展の開催が実現した。


『原田マハの印象派物語』 (とんぼの本)

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