青い日記帳 

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造花工藝作家・岡田歩が千總コレクションを元に季節の花を制作

室町時代より技と美の継承をもとに暖簾を守り続けている京友禅着物の老舗「千總」。



千總は、江戸時代後期以降、円山応挙をはじめとする日本画家達に着物の下絵の制作依頼するなど、彼らの活動をパトロンとして支え、京都における近代美術の発展に大きく貢献しました。

そんな千總には日本画をはじめとする多数の優品を所蔵しており、ホテルオークラで開催された「秘蔵の名品 アートコレクション展」にも出品しています。



藝大美術館で8月3日より始まる「円山応挙から近代京都画壇へ」展へも、円山応挙「保津川図屏風」「写生図巻」、長沢芦雪「花鳥図屏風」、森狙仙「猪図屏風」、岸駒「孔雀図」、木島櫻谷「山水図」などの名品が千總コレクションより貸し出され展示に加わります。

やはり、京都に店を構えている真の意味での老舗だけあり、持っているものが違います。

さて、その千總コレクションの中に円山応挙「写生図巻」(重要文化財)があります。応挙の真骨頂である写生のエッセンスが凝縮されたまさに珠玉の作品です。


重要文化財 円山応挙「写生図巻」(部分)
千總コレクション

この「写生図巻」に描かれれいる花々を拙ブログでお馴染みの造花工藝作家・岡田歩さんが立体作品として制作しました。


岡田歩「椿」

岡田歩さんの技法は誰も行っていない、そして真似のできないオリジナルなもの。簡単に言ってしまえば全て手作りです。用いている道具から布まで細部にこだわりがあります。



たとえば「椿」も実際の花と同じ枚数の花びらや葉そして雄蕊までをひとつひとつ作り上げ、それを重ねて形にしていく、とても時間と手間のかかる仕事です。


重要文化財 円山応挙「写生図巻」(部分)
千總コレクション




岡田歩「唐萱草」

今回岡田さんが手掛けた花は「秋海棠」「椿」「唐萱草」の三点。今後も千總コレクションに由来する季節の草花を制作していかれるそうです。

岡田歩さんについては、こちらのインタビュー記事も是非!

オルセー美術館展×岡田歩さん

【お洒落の手業】岡田 歩さんが生み出すシルクフラワーのコサージュ


岡田 歩 ( Ayumi Okada) 造花工藝作家・造花職人
http://www.ne.jp/asahi/noah/aoyama/

物を作る環境で育ち幼少期より緻密で繊細な手仕事を好む。
“ テキスタイルの表現 ” という観点により独自の色彩感覚と感性を活かし造花制作に取り組む。 花びら一枚一枚を作り出す為の裁断、染色、成形などの作業工程はすべて手作業によるもの。

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