青い日記帳 

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特別展「驚異と怪異―想像界の生きものたち」

国立民族学博物館にて8月29日より開催される特別展「驚異と怪異―想像界の生きものたち」に注目です。


http://www.minpaku.ac.jp/

世界各地の人々の「想像の中」に息づく生きものだけを集めて展示するとても珍しい展覧会。

でも、よく考えると絵画にしても映画も音楽もそれぞれ人が想像力を膨らませ、想像したものです。何も今回の展覧会に展示されるものが特別なわけではないとも言えます。


人魚のミイラ


仮面(クモ)(メキシコ)

とわいえ…こうした展示物を前にすると、やっぱりゲテモノ見たさの心がうずうずしてくるものです。

「驚異と怪異展」では、人魚、龍、河童、天狗、狼男など、この世のキワにいるかもしれないと信じられていた驚異や怪異にまつわる絵画、書籍、民族資料などがずらりと並びます。

さらに現代のアーティスト、漫画家、ゲームデザイナーたちによるクリーチャー制作も紹介するというカオスっぷり。


異類の行進(マーチ)」(部分) (C)五十嵐大介2019

【展示構成】
第一部:想像界の生物相
(国立民族学博物館の民族資料を中心に、「想像界の生物多様性」を見せる。)
1 水
1.1 人魚
1.2 龍
1.3 水怪 (河童、猩猩等)

2 天
2.1 霊鳥・怪鳥・鳥人 (ガルーダ、鳳凰、天使等)
2.2 天象 (天狗、虹蛇、サンダーバード等)
2.3 天馬

3 地
3.1 巨人
3.2 有角人
3.3 変身 (狼男、たぬき、きつね等)
3.4 霊獣・怪獣 (獅子、白澤、麒麟)
3.5 蟲 (蜘蛛、蛇等)
3.6 人間植物 (マンドラゴラ、人の頭のなる木)


彫刻(セドゥナ)(カナダ)

第二部:想像界の変相
(驚異と怪異の文化史を辿る。現代のクリエイターたちの作品もとりあげる。)
1 聞く(音の怪異、かたちになる以前の存在)
2 見る(奇獣・怪物等、自然から逸脱するものの出現・存在の記録)
3 知る(知識体系・世界像の中に位置づけられた奇獣・幻獣、異形の民族)
4 創る(現代のクリエイターたちが創る、いるかもしれないクリーチャー)
4.1 アート―ヤン・シュヴァンクマイエル、江本創等
4.2 マンガ―五十嵐大介
4.3 ゲーム―ファイナル・ファンタジーXV

Interlude:驚異の部屋の奥へ
(見世物、信仰対象、薬、収集物とされた幻獣ミイラや、奇獣の動物標本、江戸期にオランダに渡った幻獣ミイラが里帰り)


アメリカワシミミズクのカチーナ人形

それにしてもなぜ人類は、この世のキワにいるかもしれない不思議な生きものを思い描き、形にしてきたのでしょうね。

約630点で構成される奇妙で怪しい、不気味だけどかわいい、世界の霊獣・幻獣・怪獣たちの世界。

今年の秋は、みんぱくが大きな話題を呼びそうです。これは絶対観たいですものね。


特別展「驚異と怪異―想像界の生きものたち」

会場:国立民族学博物館 特別展示館
http://www.minpaku.ac.jp/
会期:2019年8月29日(木)〜11月26日(火)
※期間中一部展示替えをおこないます。
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日
主催:国立民族学博物館
後援:NHK大阪放送局
助成:公益財団法人関西・大阪21世紀協会
協力:Museum national d'histoire naturelle(国立自然史博物館、パリ)、Museum Volkenkunde(国立民族学博物館、ライデン)、海遊館、国際日本文化研究センター、国立歴史民俗博物館、 株式会社スクウェア・エニックス、千里文化財団、兵庫県立歴史博物館、湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)




〈驚異〉の文化史―中東とヨーロッパを中心に―

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ヨーロッパや中東においては、犬頭人、一角獣といった不可思議ではあるが実在するかもしれない「驚異」は、自然誌の知識の一部として伝えられました。また、東アジアにおいては、奇怪な現象や異様な物体を説明しようとする心の動きが、「怪異」を生み出しました。本展示では、常識や慣習から逸脱した「異」なるもの(異境・異人・異類)をめぐる人間の心理と想像力の働き、言説と視覚表象物の関係を解明するとともに、人間の想像力と環境の相関関係を究明します。
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