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ブリューゲル没後450周年記念イベント「見たことがないブリューゲル〜巨大3スクリーンによる映像の奇跡〜」

ブリューゲル没後450周年記念イベント「見たことがないブリューゲル〜巨大3スクリーンによる映像の奇跡〜」が、六本木ヒルズのヒルズカフェ/スペースにて開催されます。

https://www.roppongihills.com/events/


「ブリューゲル・ボックスの間」 学術指導:ベルギー王立美術館
© Royal Museums of Fine Arts of Belgium, Brussels:Bruegel Box / photo: Olivier Anbergen-I Love Light

ブリューゲルが好んだ群衆構図は、肉眼で詳細に観察することが困難です。

画面のいたるところに民家、農家、作業小屋があり、様々な人々が仕事をし、かなりの数の家畜や動物が人間と共存しているからです。

また、悪魔や怪物の絵でも鳥類、爬虫類、楽器と人間を組み合わせた「奇怪な合成物」も、ぜん動しています。



今回の巨大スクリーンによるスーパー解像度(Gigapixel)の映像空間は、これらの丁寧に描かれた群衆1人1人の性格や感情、彼らの持ち物や道具の深い意味、怪物尽くしの着想源などを紹介。鑑賞者にとって、“見たことがない”新次元のブリューゲルを発見する好機です。

今回カフェで流れる映像は、2016年3月からベルギー王立美術館「ブリューゲル・ボックスの間」で公開され、大変な評判となった本格的なものです。

日本側の監修者が森洋子先生という点も安心&納得。半端なものは森先生が許しませんので、絶対に観に行って損はない映像であるはずです。



2019年は、「ブリューゲル―画家の手」展(美術史美術館・ウィーン)を皮切りに、「ブリューゲルの時代の版画」展(パレ・デ・ボザール館・ブリュッセル)や「ブリューゲルの世界」展(ボクレイク野外博物館・ボクレイク)が開かれるなど、まさに今年は 「ブリューゲルイヤー」となります。

残念ながらレオナルド・ダ・ヴィンチ同様に日本では大きな展覧会の予定がありませんが、「見たことがないブリューゲル〜巨大3スクリーンによる映像の奇跡〜」で少しでも周年イベントを盛り上げて行きましょう。

ヒルズカフェ/ スペースでは、ブリューゲルの作品「農民の婚宴」で飲まれていると言われる「ランビックビール」を販売するそうです!



「見たことがないブリューゲル〜巨大3スクリーンによる映像の奇跡〜」

開催期間:2019年9月10日(火) 〜16日(月・祝)
上映時間:11:00〜23:00(最終入場22:30、初日は〜15:00)12分の映像を繰り返し上映
場所:六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペース
料金:入場無料
監修・企画:森 洋子(明治大学名誉教授、ベルギー王立考古学アカデミー外国人会員)
主催:森ビル株式会社、森磯株式会社
企画協力:ベルギー王立美術館
後援:ベルギー大使館、ベルギー・フランダース政府観光局、朝日新聞社
協賛:ベルギー外務省
技術協力:Google Arts & Culture
https://www.roppongihills.com/events/


ブリューゲルの世界 (とんぼの本)
森洋子(著)

【同時開催 セミナー 「デジタル技術が寄与した新次元の新たなブリューゲルの魅力」】
「見たことがないブリューゲル〜巨大3スクリーンによる映像の奇跡〜」の監修・企画を行った
ブリューゲル研究の第一人者である森 洋子氏が、ブリューゲル作品に込められた魅力を解説します。

開催日時:2019年9月11日(水) 19:00〜20:00(受付開始18:30)
登 壇 者:森 洋子 (明治大学名誉教授、ベルギー王立考古学アカデミー外国人会員)
会 場:アカデミーヒルズ (六本木ヒルズ森タワー49階)
定 員:100名(事前申込制)
受 講 料:無料
主 催:アカデミーヒルズ
技術協力:Google Arts & Culture

【同時開催 展示「書籍で知るブリューゲルの世界」】
日本でブリューゲルが親しまれた歴史を知る国内外の展覧会カタログ、随筆、小説、概説書、研究書 などの書籍を展示します。

開催期間:2019年9月3日(火)〜23日(月)
時間:11:00〜19:00(9月10日〜16日は11:00〜21:00まで)
※会場の都合でご覧いただけない時間帯があります。会場入口、Web等で事前にお知らせします。
場所:アカデミーヒルズ エントランスショーケース(六本木ヒルズ森タワー49階)
料金:無料
監修:森 洋子(明治大学名誉教授、ベルギー王立考古学アカデミー外国人会員)
協力:廣川 暁生(Bunkamuraザ・ミュージアム、学芸員)

Twitterやってます。
@taktwi

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この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=5560

JUGEMテーマ:アート・デザイン



監修者コメント
ブリューゲルは「暗い絵を描く画家」なのでしょうか。近年の優れた修復技術でその輝くような色彩が注目されています。また最新の研究では、ブリューゲルが当時、流布した異国からの博物学的な新情報を素早く作品に取り入れ、斬新なイメージの創造者であることも話題になっています(Tine Luk Meganck, Pieter Bruegel the Elder, Fall of the Rebel Angels, 2014)。なによりもブリューゲルは人間の本質や大自然の雄大さを深く省察する思索家、農民の季節ごとの労働や祝祭、民衆文化の伝達者、深い人文主義的な知識の持ち主なのです。若い世代にアピールするのは、《反逆天使の転落》の映像に現代のアニメを超えるような、奇怪で非地上的な生き物が満載しているからでしょう。
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