青い日記帳 

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「フランス近代絵画展」

日本橋三越本店新館7階ギャラリーで開催中の
「ベオグラード国立美術館所蔵 フランス近代絵画展 ルノワール、ドガ、ゴーギャン、 ゴッホ、ユトリロ、ピカソ…」に行って来ました。



フランス近代絵画展」なんてストレートなタイトル!
そのタイトルそのままのまさに直球勝負の展覧会です。

「三越の展覧会だから、どうせ・・・」
なんて思ってはいけません。
会場がたまたま三越なだけで
作品は中々どうして驚きの充実ぶりです。

セクションは以下の4つ。
1.写実の系譜〜バルビゾン派から印象派へ
コロー、ギース、ドーミエ、ブーダン、ドガ、ピサロ、シスレー、モネ、カサット

2.ルノワール〜身近なものたちへの眼差し
ルノワール

3.印象主義を超えて〜後期印象派と象徴主義
セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ、シニャック、ロートレック、ヴァラドン、モロー、ルドン、ロダン、カリエール、ボナール、ヴュイヤール

4.20世紀絵画の旗手たち〜フォーヴィスム、キュビスムとエコール・ド・パリ
マティス、ルオー、ヴラマンク、ドラン、デュフィ、ヴァン・ドンゲン、フリエス、ピカソ、スゴンザック、ロート、ドローネー、ローランサン、ユトリロ、パスキン、シャガール、キスリング


バルビゾン派から現代絵画に至るまでを
体系的に観ることができる展覧会です。

各画家の作品を満遍なく均等に…展示していません。
ドガ、ピサロ、ルノワール、ルドン、ブラマンクなどが
大変作品数も多く充実しています。

また「おおっ!」と思わず声を出してしまいそうな作品も
随所に散りばめられていて、ほんと見応え十分です。

例えば、こちらのロートレックの「若い女性の肖像



ロートレックの油彩画の中でも1,2を争うほどの出来栄えかと。

他にも、マティスの「窓辺
デュフィの「自画像」、キスリングの「黒いブラウスの若い女性
そして、カリエールの「ロダンの肖像
(3月7日から西洋美術館で「ロダンとカリエール展」始まりますね)


表にロダンの「裸婦
裏にルノワールの「水浴する女性」が使われているDUE

この「水浴する女性」は1996年3月14日に盗難に遭い、
ひどい損傷を受けてしまった作品だそうで、
発見後長期に渡り修復が加えられたそうです。

 

キャンバスからナイフで絵を切り取り、くるくるとまるめて
持ち去った為にひどい損傷を与えてしまったようです。
フェルメールの「恋文」も同じような手口で傷つけられました。
油絵をまるめたら、そりゃ〜剥離してしまいますよね、、、

珍しく?ルノワール関連の話をもう一つ。
チラシやポスターの表紙に使われている
帽子を被る女性」これ実物観るときっと驚きます。



とっても実物は小さいんです。
チラシの絵よりちょっとだけ大きいだけです。
(因みに三越のチラシはB5よりも小さいです)

↑の写真はこの展覧会の告知板です。
右下にチラシを並べて撮影してみました。
持っている手の大きさからしてだいたいのスケールお分かりかと。

この広告にある「帽子を被る女」は実物の一体何倍あるのでしょう?
ある意味「誇大広告汗

そんな見所満載の展覧会。
三越で12日までやってます。

その後の巡回地です。
高知県立美術館 2006年3月18日〜5月7日
新潟県立万代島美術館 2006年5月13日〜7月16日
金沢21世紀美術館市民ギャラリー 2006年7月21日〜8月20日

展覧会 | permalink | comments(22) | trackbacks(15)

この記事に対するコメント

こんばんは。

京都では秋の展覧会でしたので、多少ずれるのですが、TBさせてもらいました。

わたしはルノワールファンですので、今回の展示にはなかなか心惹かれました。
そしてベオグラードの人々が懸命に絵画修復をされたことにも打たれました。いいものが色々ありましたね。

私には嬉しい展覧会でした。
遊行七恵 | 2006/02/28 11:17 PM
タイムリーに招待券が来てました。
アートにはまったく疎いさちえ家なので、いつもチケット無駄にしてます。
これは行ってみようかな〜とTakさんの「誇大広告写真」(?)を見て思いました。
さちえ | 2006/02/28 11:59 PM
DUEカードが招待券になってますよね。
得した気分です。
鼎 | 2006/03/01 12:32 AM
Takさ〜ん☆
この展覧会は、最近、流行の?<コレクター>モノですね☆
やはり、一貫した<美意識>が、選んだ作品たち。ってとても、よく選び抜かれた<愛>や<背景>を感じさせる作品が多かった。と感じました☆
rossa | 2006/03/01 8:54 AM
@遊行七恵さん
こんばんは。
TBありがとうございます。

ルノワールの作品とっても多く
来ていましたよね〜
小品やデッサンなどあまり
観たことない作品が多く
関心を持って観ることできました。

@さちえさん
こんばんは。
そのせつはどうも〜

これは損させないはずです。
ましてやチケットがあるなら!
帰りに千疋屋でも寄って・・・

@鼎さん
こんばんは。

DUEカード今回は(も)よく出来ていますよね。
これどこで手に入れたのだろう・・・

@rossaさん
こんばんは〜☆彡
TBありがとうございます!

うんうん、コレクターさんの美意識
ひしひしと感じる展覧会でした。
自分の好きな絵を蒐集できたら
どんなにかいいでしょうね〜

ロートレックのあの作品は絶対見物ですよね!
後ほど伺いまーす!
Tak管理人 | 2006/03/01 6:12 PM
はじめまして!
TBとコメントありがとうございました。

>ある意味「誇大広告」
同感っ(笑)!
広告を見る限りまさかあんな小さい絵だなんて誰も思いませんよね〜。
shamon | 2006/03/01 10:09 PM
Takさん

あの犯人たちの動機は何なのでしょうか。疵物ではいくら裸婦でも売れないと思いますが・・・。
とら | 2006/03/01 11:04 PM
Takさん、こんばんは。
東京最後の展覧会(とは言え、私自身全然しめっぽくないです〜)にこれを選びました。
というのも最愛のモローが1枚あったからです。もうそれだけで大満足!でした。
展覧会自体も見ごたえがあって良かったです。
ロートレックも良かったですね。「若い女性の肖像」しばし見とれていました。
アイレ | 2006/03/02 3:17 AM
あっ。
やっぱり行けばよかった・・。。゛(ノ><)ノ
金沢まで行っちゃおうかなー。
ロダンとカリエールも見たいんです。
Takさん、レポ楽しみにしてますね☆
巡回しないのかなーと思って調べたらパリのオルセーですって。
あんまりや・・・・
はな | 2006/03/02 8:51 AM
@shamonさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

ルノワールのあの絵は小さかったですね〜
予想と違っていること多いですが
あれほど違うと拍子抜けしてしまいます。

@とらさん
こんばんは。

絵画に関する知識がなかったのでしょう。全く。
これに狙いを定めてきただけで。
いい迷惑ですよね。「裸婦」も。

@アイレさん
こんばんは。

モローのあの一枚良かったですね。
Bunkamuraに来ていたものの下絵ですか?
アイレさんの興奮する様子が伝わってきます!
ロートレックの若い時期の絵はやっぱり天才なのだなー
と思わせる力量がありますよね。


@はなさん
こんばんは。

いかないと、いけばよかったと
かならずおもいます。
逆はあまりありません。
いけばそれなりの収穫あります。

「ロダンとカリエール」もし東京来られるなら
チケットあげますよーー(誘い水)
しかし次はオルセーですか・・・
Tak管理人 | 2006/03/02 10:01 PM
Takさん、こんばんは。
ロートレック良かったですよね。
私も一押しにしたい作品です。あんな油彩画も描いていたのだと驚かされました。

>「帽子を被る女」は実物の一体何倍

そうですね。あれにはやられました…。
ただルノワールの小品にもいくつか良いのがあったのは収穫でした。
たくさん巡回する展覧会のようですから、
多くの方に楽しまれると良いですよね。
はろるど | 2006/03/08 10:33 PM
@はろるどさん
こんばんは。
TBありがとうございます。

ロートレックは小さい頃から
絵の才能があったそうですよ。
あの作品もかなり若い時のものですよね。
しっかりとした良い作品です。

ルノワールは普段はどうも馴染めないのですが
この展覧会では結構しっかり観ました。
小さな作品やデッサンが観られたのは収穫でした。
Tak管理人 | 2006/03/09 10:31 PM
日本橋三越本店新館7階ギャラリー 様

狭い廊下での絵画の展示はやめましょう。
しかも、迷路はよしましょう。

「火事、地震になったら、どうしよう」の美術館に加えさせて頂きました。

まっとうな、美術館で見たかった。
すっごく混んでました。
ラッシュアワーの駅のようでした。
鼎 | 2006/03/11 9:04 PM
@鼎さん
こんばんは。

今日行かれたのですか?
それは混んでましたでしょう。
もう絵を見る環境ではないですよね、きっと。

「ラッシュアワー」「迷路」などなどの
言葉が雄弁に物語っています。
お疲れさまでした。

三越の人にこれ伝えておきますね!
Tak管理人 | 2006/03/11 10:24 PM
はじめまして。
「フランス近代絵画展」興味深く見てきました。

ロートレックの女性の肖像画と
シュザンヌ・ヴァラドンの
作品がとても近くにあって思ったのですが、
あのモデルはもしかしてヴァラドンでは?

画集をみていないのでわからないのですが、
ご存知の方がいたら、お教え下さい。

昨日の12チャンネルの「美の巨人たち」は
偶然ヴァラドンで面白かったです。
エリ | 2006/03/12 9:51 AM
@エリさん
こんばんは。

ヴァラドンとロートレックの関連性には
気がつきませんでした。

確かにヴァラドンはロートレックの
モデルをやっていたようなので
多分その推察当たっていますね。
鋭いです。

「葡萄酒色の人生 ロートレック」
という映画があったのですが
私は未見です。
機会があれば是非観たいと思っています。
Tak管理人 | 2006/03/12 9:48 PM
こんばんは。
ルノワール展みたいでしたね。(=^_^=) ヘヘヘ
ルノワールのデッサンや小品はあまりみたことが無かったので、
とても興味深く鑑賞。見応え十分の素晴らしい展覧会でした。
東京都美術館や現代美術館のようなゆったりとした展示会場でのんびりと鑑賞したかったです…ウーム (; _ _ )/
りゅう | 2006/03/17 1:03 AM
@りゅうさん
こんばんは。

そうですね、まさにルノワール展!でしたね。
デッサンは私も収穫でした。
じっくり観て来ましたよ〜
混雑は場所柄仕方ないにしても
多分最終日あたりは大変なこみ具合だったのでしょうね。
Tak管理人 | 2006/03/18 12:31 AM
 TBありがとうございます。いつも読んでいます。情報量の多さにはいつも圧倒されています。
日々是散策 | 2006/03/18 7:40 PM
@日々是散策さん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

多く書きすぎて肝心のことを
伝えられないでいます。。。未熟。
これからも宜しくお願いいたします。
Tak管理人 | 2006/03/18 11:30 PM
こんにちは。ようやく「フランス近代絵画展」を見に行きました。
高知ではチラシやポスターはルノワール「水浴する女性」が用いられています。
同じ内容の展覧会でも会場によってチラシやポスターのデザインが全く異なるのですね。
こういう発見をするのがとても楽しいです。
千露 | 2006/04/21 2:06 PM
@千露さん
こんばんは。
TBありがとうございます。

チラシは巡回先で違うこと多いですね。
それぞれが独自の観点で作るので
面白いです。比較するサイトとかあればいいのに。
Tak管理人 | 2006/04/21 4:56 PM
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