青い日記帳 

TB&リンク大歓迎です!
<< April 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 秋の三館 美をめぐる2019 | main | 公開シンポジウム「ローマの誘惑 西洋美術史におけるローマの役割」 >>

ホキ美術館の写実絵画が渋谷Bunkamuraにやって来る!

“写実絵画の殿堂”と呼ばれるホキ美術館。生涯に一度は行ってみたい美術館のひとつです。


https://www.hoki-museum.jp/

東京駅から電車で1時間は余裕でかかる千葉市営公園「昭和の森」に隣接する写実絵画を展示するために一から設計され作られた美術館です。

【写実絵画とは】
見たままをそのまま忠実に描くことを基本にした絵画作品。しかし、作家の数だけ描き方があります。瞬時にデジタル写真が撮れる時代にあって、写実画家はキャンバスに一筆一筆、絵の具を重ねていきます。そこには現実以上の感動をよぶ何かが込められています。



生島浩「5:55」2007−2010年

作家が感動したものを描くことが基本であり、長い時間をかけて、ときには1年をかけて1枚の作品を仕上げる。それは人間にしかできない、人間の存在とは何かをつきつめていくことにも通じます。写真とは違う表現であり、ありのままを描くことを基本に、それ以上の存在を描く。それは真摯な思いを込めた作品です。
写実絵画は、何の背景知識がなくても入っていける絵画作品なのです。



野田弘志「聖なるものTHE-」2013年
(作品解説)日本写実絵画界の牽引者による、生と死を見つめた作品。
北海道の洞爺湖のそばの森に建つアトリエの庭で画家が見つけた鳥の巣。鳥がくちばしのみで木や草を集めて創り出した、驚異ともいえる細かなつくり。画家は崇高で神聖なものと捉え、この作品を描いた。やがて卵は孵化したが、ある日突然、雛も巣も全て跡形もなく消えていた。
普段、千葉県にあるホキ美術館だでしか観ることの叶わない作品たちが、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムにやって来てくれるのです。

「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」これを朗報と呼ばずして何と表現すればよいのでしょう。

自分も3回ほどホキ美術館へは行って拝見していますが、やはり一日がかりの鑑賞となってしまいます。

それがBunkamuraなら気が向いたら仕事帰りにでもぶらりと立ち寄れてしまうのです。鑑賞後に美味しいものも食べに行ける!!


石黒賢一郎「存在の在処」2001-2011年
(作品解説)モデルは画家の父親で、高校の教師を退職するときに、学校に行って描いた。画鋲で張られた紙やチョークで書かれた文字の、絵の具で描かれているとは思えない、あまりのリアルさに美術館では確かめようと触る人が続出してしまった。
「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」展では、現在の写実絵画を代表する作家たちの選りすぐりの人気作品を一堂に紹介。

実は写実主義の作家の作品って、それぞれバラエティに富んでいるのです。個性豊かな凄腕の作家たちによる作品を渋谷でじっくりと観比べて下さい。

そして、写実絵画の醍醐味を存分に味わいましょう。


五味文彦「いにしえの王は語る」2018年
(作品解説)
画家が育った長野県の八ヶ岳のふもとには縄文時代の大集落の跡があり、学校の帰りには畑にころがっていた縄文土器の破片を夢中で拾い集めたという。それは胸躍る古代人からのメッセージだった。
長い年月にわたり風雪に耐え、表面がでこぼことした大木の幹を見たとき、これは縄文土器と同じだと感じ、その木のもつ古(いにしえ)の言葉を描こうと思った。
・主な出展作家(予定)
森本草介、野田弘志、中山忠彦、青木敏郎、島村信之、小尾修、五味文彦、大畑稔浩、生島浩、磯江毅、原雅幸、石黒賢一郎、塩谷亮 ほか

個人的には五味さんがイチオシかな〜磯江毅は別格として。

来年の3月なんてあっという間にやってきます。GW期間中が最終週と重なる日程なので、始まったらすぐに観にいかなきゃですね。


「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」 

会期:2020年3月18日(水)〜5月11日(月) *休館日 4月14日(火)
開館時間:10:00−18:00(入館は17:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
https://www.bunkamura.co.jp/museum/
主催:Bunkamura、読売新聞社
特別協力:ホキ美術館

【ホキ美術館とは】

ホキ美術館は世界でもまれな写実絵画専門美術館として、2010年11月3日に千葉市緑区に開館しました。そのコレクションは、保木将夫が収集した写実絵画作品、約480点から成っています。

千葉市最大の公園である緑ゆたかな昭和の森に面した、地上1階、地下2階の三層の計500メートルにわたる回廊型ギャラリーでは、森本草介をはじめ、野田弘志、中山忠彦など、約40名の現代作家による写実の名品約140点を、常時鑑賞することができます。

一部鉄骨造によって空中に浮かせ、窓からは森が見渡せるギャラリーもあります。また、地下2階ではホキ美術館のための描きおろしを中心とした100号以上の大作「私の代表作」を展示しています。
https://www.hoki-museum.jp/


『写実絵画の新世紀: ホキ美術館コレクション』 (別冊太陽 日本のこころ 241)

Twitterやってます。
@taktwi

Facebookもチェック!

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=5626

JUGEMテーマ:アート・デザイン



展覧会告知 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
この記事に対するトラックバック