青い日記帳 

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「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」

無人島・猿島で開催中の
「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」に行って来ました。


https://senseisland.com/

横須賀市猿島にて、2019年11月の1ヶ月の間、夜の無人島「猿島」を舞台に初めて開催となるアートイベント「感覚の島 暗闇の美術島」。

昼間の猿島は、横須賀から船で10分足らずで行ける島ながら、明治時代初期に設置された砲台跡が史跡に指定されるなど、歴史遺産としても見どころの多い島です。


猿島 https://www.tryangle-web.com/sarushima/

海水浴やバーベキューも楽しめる都心から1時間ちょっとで「別世界」気分を味わえる人気の観光スポットでもあります。

しかし、今回のアートイベントは夜間限定。外灯や誘導灯など全くない暗闇の島で味わえるアートとは一体どんなものなのでしょう。


三笠桟橋より、いざ出航です!

直島などに代表される明るく健康的な自然とアートをお洒落に満喫できるアートイベントが日本国内で四六時中開催されています。

芸能人が雑誌の特集を飾ったり、インスタ映えする撮影スポット満載の今流行りのアートイベントと思って参加するときっと酷い目に遭います。



まず、猿島に上陸するとスマホは封印させられます。用意された封筒をのり付けして割り印のように「スタンプ」を押してもらいます。「暗闇の美術島」鑑賞中は非常時以外使用は厳禁です。

鑑賞ルートが描かれた地図を手渡されそれをもとに島を巡って行きます。

が、とにかく真っ暗です。小さなライトが4,5人のグループにひとつだけ支給されるのみ。



足元も危険がいっぱいです。手すりのない階段や段差など序の口。海岸線から島のてっぺんまでの高低差はかなりあります。

まさに感覚の島。感覚を研ぎ澄まさないとアート鑑賞どころではなくなってしまいます。これからの季節寒さ対策も万全でないとなりません。

そして最も大事なのが靴。お洒落して参加するアートイベントではありません。



昼間なら1週40分程度で周れる小さな島ですが、暗闇の美術島ではその倍の時間をみておいた方が無難です。

しかも、アート作品自体もキラキラ系、チーム・ラボ系とは真逆のものばかり。スマホ使えなくて残念…写真に撮りたかったなんて気にさせません。

こんな割り切ったアートイベントを開催した主催者やプロデューサーの齋藤精一氏(ライゾマティクス・アーキテクチャー)に脱帽です。



瀬戸内国際芸術祭と同じかな〜なんて軽い気持ちで行くとほんと後悔します。草間彌生のカボチャありません。猿島にあるのは自然と廃墟そして暗闇アートだけです。

非キラキラ系、非OZmagazine系な硬派なアートイベント「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」。もう直島系のアートイベントには飽きたよ。という方に是非お勧めです。

それと、彼女と無理なく手をつなぎたい男子諸君にも!いざ猿島!!



参加アーティスト:菊池宏子、後藤映則、齋藤精一(ライゾマティクス・アーキテクチャー)、佐野文彦、鈴木康広、スティーブン・ノムラ・シブル、マシュー・シュライバー、WILD DOGS ※五十音順 井原季子、大倉慶乃助、栗林祐輔、平井優子

タイアップアーティスト:Atachitachi、鮫島慧、博展 ※五十音順
プロデューサー:齋藤精一(株式会社ライゾマティクス代表取締役)
アドバイザー:中野仁詞(公益財団法人神奈川芸術文化財団学芸員、資源芸術マネジメント研究所理事・研究員)
キュレーター:林曉甫(NPO法人インビジブル理事長、マネージングディレクター)、高橋龍(音楽キュレーター、プロデューサー)、原瑠璃彦(日本学術振興会特別研究員)

「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」は12月1日までです。チケットは公式サイトから予約出来ます。横須賀市民割引があります。
https://senseisland.com/


「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」
(英語表記:Sense Island Sarushima Dark Museum)

開催日時:2019年11月3日(日)〜12月1日(日)
開場時間 17:00-21:00 (予定) *日没以降
会場:猿島公園 (神奈川県横須賀市猿島1番)
参加アーティスト:ワイルドドッグス、佐野文彦、後藤映則、鈴木康広、齋藤精一(ライゾマティクス・アーキテクチャー) 他 順次発表予定
プロデューサー:齋藤精一(株式会社ライゾマティクス代表取締役)
アドバイザー:中野仁嗣(公益財団法人神奈川芸術文化財団学芸員/公芸術資源マネジメント研究所理事・研究員)
キュレーター:林曉甫(NPO法人インビジブル 理事長/マネージング・ディレクター)、高橋龍(音楽キュレーター・プロデューサー)、原瑠璃彦(日本学術振興会特別研究員)
主催:横須賀都市魅力創造発進実行委員会
助成:平成31年度日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業、神奈川県川崎競馬組合が主催する「川崎競馬」の利益配分を活用した神奈川県市町村自治基盤強化補助金対象事業
特別協賛:株式会社 博展、トライアングル株式会社
協賛:佐島マリーナ、シティマリーナヴェラシス、湘南サニーサイドマリーナ株式会社、住友重機械工業株式会社、全国共催
協力:ArtSticker、株式会社ウシオライティング、東芝ライテック株式会社、リアルロックデザイン株式会社
https://senseisland.com/


離島ひとり旅
大畠 順子 (著)


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JUGEMテーマ:アート・デザイン



注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。
この島に残る砲台跡や弾薬庫跡を始めとするあらゆる人工物と、東京湾最大の自然島と言われるこの島の自然の融和が生み出した景観は見る人の心に強い印象を残します。
しかし、それにもましてこの島の独自性を感じるのはそうした景観の中に立つこと、歩く中で感じるこの島に漂う気配を感じる瞬間です。
兵舎跡の前に立ちその場所で生活していた人々を想像しながら、木々の向こうに潜む鳥たちの視線を感じる。弥生時代の貝塚が残る洞穴を見ては彼らの食事の様子を思い浮かべ、かつてこの島にいた人も聞いたであろう波の音や木々が揺れる音を聴く。
日没から始まるSENSE ISLANDは、アートプロジェクトを通して私たちの視覚や感覚を制限しながら、この場所に漂う気配との出会いを作り出します。
そして、現代社会に生きる私たちが「恐らく忘れかけているであろう感覚や感情」を呼び覚まし、一人一人が持つ想像力を通じて自らの生活や個人のあり方を見つめ直す機会になればと考えています。
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