青い日記帳 

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「明治神宮ミュージアム開館記念展」

明治神宮ミュージアムで開催中の
「天皇陛下御即位奉祝 明治神宮ミュージアム開館記念展」に行って来ました。


http://www.meijijingu.or.jp/homotsuden/

令和元年(2019年)10月26日にオープンしたばかりの明治神宮ミュージアム。

これまで明治神宮境内の北方、代々木駅寄りにあった宝物殿に収められていた明治天皇所縁の品々を、原宿駅近くの駐車場だった場所に新たに建てた明治神宮ミュージアムで今後公開することになりました。



建築・設計を手掛けたの隈研吾氏。南青山の根津美術館が開館し10年が経過しますが、その進化ヴァージョンとも呼べる非常に上品で神宮の杜に適応した建物です。


隈研吾氏が手掛けた建物については、また別の機会に紹介致します。

展示室は大きく2つに分かれています。まずは常設展示室。


六頭曳儀装車

明治22年、憲法発布式の日に明治天皇がお乗りになった馬車「六頭曳儀装車」が常設展示室の中央に控え、存在感を示しています。

露出展示なので空間、特に天井との一体感が得られており、黄金の鳳凰もとても居心地が良さそうに思えます。こんな素敵な安息地をこしらえてもらい幸せものです。

教科書で必ず目にしたことのある、イタリア人画家、エドアルド・キヨッソーネの描いた御尊影も展示されています。


黄櫨染御袍

目玉は、明治天皇がご着用になられた御束帯「黄櫨染御袍」でしょう。先日の即位の礼でも目にした天皇だけに着用が許される「黄櫨染御袍」が360度ぐるりと全方向から拝見できるのです。


黄櫨染御袍」(部分)

この文様もまた天皇の衣紋だけに用いられてるもの。こんな間近で観られるなんて!

尚、前期は夏服。後期は冬服を展示するとのことです。

さて、お隣の部屋に進むと「天皇陛下御即位奉祝 明治神宮ミュージアム開館記念展」の会場です。


(前期)明治宮廷の世界

昭憲皇太后様に関する品々はどれも見た目の派手さはありませんが、いずれもとても華やかなものばかりです。中でも目を惹くのはやはり十二単でしょう。



保存・管理がさぞかし大変だと素人目でも分かります。これから何十年、何百年先へも伝えておかねばならない貴重な品々の数々を溜息をつきながら鑑賞。


御玩具(毛植の犬)」

張子状の本体に、一本の絹糸を本物の動物の毛のように貼り付け完成させる超絶技巧的玩具。昭和初期に毛植職人が途絶えてしまったので、現在では再現できない非常に貴重なものです。

この愛くるしいワンコたちはミュージアムグッズに採用されています。本物は手に入らなくてもグッズとしてお持ち帰りしたくなります。


栄花物語

藤原道長の生涯を肯定的に綴った『栄花物語』、江戸時代に制作されたこの本を昭憲皇太后さまが愛読されたそうです。古典や歴史にご興味があったのですね。

状態がとてもよく、まるで今さっき描かれたもののような美しさを放っています。さぞかしよい顔料を使われているのでしょうね。

まだまだ全然紹介しきれていませんが、あとは明治神宮ミュージアムでどうぞじっくりゆっくりとご覧ください。



鑑賞で疲れたら特別展示室脇にある映像コーナーでゆっくり足を休めましょう。めちゃくちゃ座り心地の良い特注の椅子に3面モニターの映像。明治神宮の普段見られない儀式なども映し出されます。

「天皇陛下御即位奉祝 明治神宮ミュージアム開館記念展」は令和2年3月29日までです。今ならまだ空いています。なるべくお早めにどうぞ!


「天皇陛下御即位奉祝 明治神宮ミュージアム開館記念展」

会期:令和元年10月26日(土)〜令和2年3月29日(日)
(前期)明治宮廷の世界 令和元年10月26日(土)〜令和2年1月19日(日)
(後期)明治神宮の鎮座 令和2年1月25日(土)〜3月29日(日)
開館時間:10:00〜16:30
※最終入館は閉館時間の30分前まで。
休館日:木曜日
令和2年1月20日(月)〜24日(金)は展示替期間のため休館。
令和元年11月14日(木)、令和2年1月2日(木)は開館。
会場:明治神宮ミュージアム
(東京都渋谷区代々木神園町1−1)
http://www.meijijingu.or.jp/homotsuden/



明治天皇(一) (新潮文庫)
ドナルド・キーン(著)


英訳付き 明治神宮案内帖 Meiji Jingu Guide Book in English and Japanese

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注:会場内の画像は許可を得て撮影したものです。

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明年に鎮座百年祭を迎える明治神宮では、本年10月26日、鎮座百年祭記念事業の一環として明治神宮ミュージアムの開館を予定しております。
ミュージアムの設計を手がけるのは、日本を代表する建築家の隈研吾氏。
新たな明治神宮のシンボルが、緑豊かな代々木の杜に誕生致します。

※明治神宮宝物殿は、東日本大震災で罹災した屋根の修復並びに重要文化財としての保存に必要な耐震工事施工のため、平成29年1月9日をもって当面の間、閉館と致しました。再開館の予定につきましては、詳細が定まり次第お知らせ申し上げます。
宝物殿に収蔵されていた明治神宮の御祭神 明治天皇・昭憲皇太后ゆかりの御品々は、今後、明治神宮ミュージアムで展示致します。
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