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「竹工芸名品展」

東京国立近代美術館工芸館で開催中の
「竹工芸名品展:ニューヨークのアビー・コレクション―メトロポリタン美術館所蔵」に行って来ました。



メトロポリタン美術館にて2017年6月から開かれ、47万人以上を動員し大きな話題を呼んだ展覧会「Japanese Bamboo Art:The Abbey Collection(日本の竹工芸:アビー・コレクション)」が、東京国立近代美術館工芸館で里帰り展として開催されています。

竹工芸にどうしてそんなに人が集まるのか不思議に思うかもしれません。でも、「竹工芸名品展」の会場に一歩足を踏み入れればその理由はすぐに分かります。


生野祥雲斎「白竹一重切花入 くいな笛」1960-70年代

NYからの単なる里帰り展に終わらせてはいません。このように工芸館所蔵の名品とコラボさせた展示を随所で展開しています。

神業としか言いようのない竹工芸の数々と抜群の相性で作品それぞれを高め合っています。



展覧会の構成は以下の通りです。

日本各地の竹の特徴
東日本
煎茶と竹
西日本
現代の竹工芸
九州




手先が決して器用ではないので、仮に毛糸や紙でこれと同じものを作れと言われてもまずこんな細かな仕事はまず無理です。

それを扱いが難しい竹でやってのけるのですから、もう開いた口が塞がりません。



コタツの上に蜜柑をいれる籠として使う類のものではないと分かっていても、どこか身近さも感じられるのが竹工芸品の良いところです。

逆にそれが「芸術品」として捉えられてこなかった理由でもあります。

ニューヨーク在住の美術コレクター、ダイアン&アーサー・アビー夫妻が1990年代から日本の竹工芸の魅力に惹かれ蒐集したコレクションをまとめて観られる好機です。



名の知れた作家の絵画を集めることはお金さえあれば誰でも出来ますが、自分たちで良いと思い惚れ込んでこうして蒐集した物は、コレクターの愛情が作品を通して鑑賞者にも伝わってきます。

歴史ある西洋絵画の名品を紹介する展覧会が数多く都内では開催されていますが、たまには近代に入ってから日本人の手で作られた竹工芸品と向き合うのも悪くありません。



東京国立近代美術館工芸館について 2020年、石川県金沢市へ移転します。

工芸館は、日本で最初の国立美術館である東京国立近代美術館の分館として、建築家・谷口吉郎が改修を手がけ、昭和52(1977)年に開館しました。総数約3,860点(平成31年3月31日現在)を収蔵し、近現代の工芸およびデザイン作品を全般にわたって幅広く収集をおこなっています。工芸館の赤レンガの建物は、明治43(1910)年に建てられた旧近衛師団司令部庁舎を保存活用したもので、現在、重要文化財に指定されています。

「竹工芸名品展」は12月8日までです。これはとってもおススメの展覧会です。是非是非〜(写真撮影も可能です)


竹工芸名品展:ニューヨークのアビー・コレクション―メトロポリタン美術館所蔵

会期:2019年9月13日(金)〜12月8日(日)
開館時間:10:00〜17:00
※入館時間は閉館30分前まで
休館日:月曜日(9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月17日[火]、9月24日[火]、10月15日[火]、11月5日[火]
無料観覧日:10月22日[火・祝](「即位礼正殿の儀」に際する慶祝行事として)
会場:東京国立近代美術館工芸館
https://www.momat.go.jp/cg/
主催:東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション
企画協力:Ueki & Associés
協力:日本航空


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日本の工芸に対する国際的な評価の高まりとともに、竹工芸特有の美しさと表現形態は世界的に関心を集めています。なかでもニューヨークのアビー夫妻が収集した日本の近現代の竹工芸作品は「アビー・コレクション」として知られています。コレクションがメトロポリタン美術館に収蔵されるのを機に開催された2017年の展覧会「Japanese Bamboo Art: The Abbey Collection(日本の竹工芸:アビー・コレクション)」は、47万人以上を動員し大きな話題を呼びました。

本展は、アビー・コレクションを日本で初めて紹介する里帰り展です。工芸館所蔵の近代工芸の名品とあわせて、アビー・コレクションから厳選した75件の竹工芸を展示し、その自由な造形美の魅力を改めてご紹介します。
展覧会 | permalink | comments(1) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

本当に優品揃いで珠玉の竹工芸展です!
pinewood | 2019/12/05 5:25 PM
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