青い日記帳 

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『5分でわかれ!印象派』

KADOKAWAより刊行となった『5分でわかれ!印象派』の監修を務めさせて頂きました。


5分でわかれ!印象派
須谷 明 (著)

株式会社KADOKAWAの編集者さんからこの本の監修の依頼を受けたのがまだ梅雨が明けていない頃でした。

著者である須谷明(すごくあき)氏が、Twitterで印象派の画家たちを分かりやすく描き紹介した漫画が評判となり、晴れて書籍化されることが決定。


@sugokuaki


「趣味で描きはじめたら話題になって書籍化」という今風のサクセスストーリーに微力ながらご協力できるのであればと監修を引き受けました。

これまで描かれた印象派コミックを送ってもらい目を通すと、確かにこれは「面白い!」と頷けました。難しい絵画論に走るのではなく、あくまでも印象派の人々にスポットを当ているかからです。

モネやルノワール、セザンヌだって今では巨匠ですが、当時はイケイケで好き勝手やっていたわけですが、自信家もいれば、打たれ弱い人もいたり、「好感度のバケモノ」も居たりと、とてもキャラが立っているのです。


5分でわかれ!印象派』より。

そもそも、著者の須谷明氏が絵画作品がどうして何億円もするのだろう?と疑問に思い図書館で、印象派の本を何冊か読んだそうです。

歴史に名を残す画家だけあって 全員キャラが濃い!!

どんな人物だったのか、どんな逸話が残されているのかと伝記や画集,時には論文まで読み漁ったそうです。

そうした知識を持って美術館へ行くと印象派の作品もこれまでとは違って見えてきて、美術館通いが楽しくなったと非常に大切なことをプロローグに書かれています。


5分でわかれ!印象派』より。

美術史の知識ではなく、それぞれの画家のエピソードから絵画の面白さを知ることが出来る一冊がこうして出来上がったのでした。

「ちょっと勉強するだけでも景色は違って見えるものですね!この本がそんなきっかけになればうれしいです。」


クロード・モネ「睡蓮」1916年
国立西洋美術館所蔵(松方コレクション)


5分でわかれ!印象派【目次】

プロローグ:5分でわかれ!印象派
1章:印象派の人々
2章:印象派の日々
エピローグ:印象派のそれから



『失われたアートの謎を解く』 (ちくま新書)

拙著『失われたアートの謎を解く』でも紹介した「何が気に入らなかった!? ドガ《マネとマネ夫人像》切り裂き事件」もしっかりと載っています。(こちらの方が分かりやすいかも!!)


5分でわかれ!印象派』より。

尚、書籍化するにあたり、Twitter発表時には無かった絵画の画像も可能な限り入れるようにしました。これは編集者さんの努力の賜物です。

カラー図版入りの印象派コミックってよく考えたら贅沢ですよね〜それでももって面白く学べ絵を観たくなっちゃうのですから素晴らしいことです。


5分でわかれ!印象派』より。

素敵な本の監修をすることができたこと光栄に思えます。KADOKAWAさん、須谷明さん、お声がけ頂きありがとうございました。

巻末に「印象派が生まれた背景・理由」と「印象派、その後への影響」というコラムも書いています。本編と合わせて読んで頂ければ幸いです。


5分でわかれ!印象派
須谷 明 (著)

印象派画家たち、今日も大炎上!名画の見方がガラッと変わる教養コミック

印象派の絵画といえばふわふわでキレイな西洋絵画のイメージ…でも一方で、印象派の画家たちは当時の常識を覆す“炎上画家”だった!
なにが斬新だったの?「未完成の壁紙の方がまだマシ」「腐った肉の色!」「ふしだら」と酷評された名画とは?印象派があの時代に生まれたのはなぜ?モネとルノワールのどうにも尊い青春の日々とは?
絵画の裏側ってこんなに面白い!名画の見方がガラッと変わる教養コミック




『マンガで教養 はじめての西洋絵画』 (マンガで教養シリーズ)
川瀬 佑介 (監修), にしうら染 (イラスト)

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この記事に対するコメント

◯「あくまでも印象派の人々にスポットを当てているかからです」→「〜当てているからです」
◯「歴史に名を残すだ画家だけあって〜」→「〜名を残す画家だけあって〜」
◯「どんな逸話が残されているのかと伝記や画集時には論文まで読み漁ったそうです」→「〜伝記や画集、ときには論文まで〜」
いつもお世話になります。 | 2019/11/27 8:11 PM
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