青い日記帳 

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「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」

21_21 DESIGN SIGHTで開催中の
「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」に行って来ました。


http://designcommittee.jp/maruhi/

展覧会の魅力は様々で、人の価値観も多様ですので、その展覧会の入館料が高いか安いと感じるかは本来、人によって捉え方に違いが生じて当然のことです。

しかし、21_21 DESIGN SIGHTのマル秘展に関しては、まず全員が「安い!」つまり、こんな値段でこれだけのモノを見られてよいものかと感じるはずです。とにかく出ているものがそれこそ国家機密的な資料ばかり。


松永真(グラフィックデザイナー)
インタビュー音声や他の作品はこちらから


面出薫(照明デザイナー)
インタビュー音声や他の作品はこちらから

松永さんにしても面出さんにしても、たとえデザイナーの名前または存在を知らなくても、身の回りで彼らが手掛けた「デザイン」に触れないで生活する日はまずないでしょう。

日本デザインコミッティーに所属する様々な分野で活躍するデザイナーの中から26名をピックアップ。

21_21 DESIGN SIGHTの大きな展示会場をこれまで最も効率良く用い、隅から隅までびっしりとデザイナーたちの普段表に決して見せることのない、制作のノウハウや手帳の中身などを惜しげもなく公開しています。

展示構成はご覧の通り。



絵巻物を覗きケースで鑑賞するが如く、一列ごとに一人のデザイナーの秘密がびっしりと展示されています。


㊙展展示風景

展覧会ディレクターは、Takramのデザインエンジニアである田川欣哉氏が務めています。永井一正さんや原研哉さんそれに、建築家の内藤廣さんらを対等に扱いフラットに展示することで、先入観無しに展示品を集中して観ることが出来ます。

田川欣哉(デザインエンジニア)のインタビュー音声や他の作品はこちらから


佐藤卓(グラフィックデザイナー)
インタビュー音声や他の作品はこちらから

ここまで見せてしまって本当にいいのかしらと不安に思いつつもこんな超ド級の資料をこれから先拝める機会はまずないので、舐めまわすように見入ってきました。

写真撮影も何と可能という太っ腹ぶり。デザインの素人である自分でもこれだけ興奮するのですから、デザイン専攻の学生さんや、プロの方にとっては垂涎の資料であること間違いなしです。


隈研吾
インタビュー音声や他の作品はこちらから

来年(2010年)の3月14日に、山手線と京浜東北線の品川―田町にできる新駅「高輪ゲートウェイ」。建築模型は勿論ですが、何よりも隈研吾さんのテキストが読み応えありありでした。

超一流のデザイナーや建築家が何をどう考えているのか、その一端を垣間見られるだけでもとても刺激になります。やはりこの展覧会安過ぎます。


隈研吾

さてさて、展覧会をディレクションした田川欣哉氏が原画展示の見方を指南して下さっているので、こちらでも紹介しておきますね。

26名のデザイナーたちが見せる「原画」は多様です。デザインのプロセスはひとつではありません。マル秘展では「原画の見方」として、以下の6つのガイドをあげています。

1:分野ごとの方法の違いを見る
2:デザイナーごとの方法の違いを見る
3:筆記用具や道具を見る
4:デザインの質の変化を見る
5:デザイナーの考え方を知る
6:原画を観察してスケッチしてみる



平野敬子(デザイナー)
インタビュー音声や他の作品はこちらから

普段我々が通いなれている美術館や展覧会も多くのデザイナーさんが関わっています。東京国立近代美術館のロゴデザイン完成までの経緯が丁寧に展示されています。

またキュレーターの新見隆氏もこのマル秘展に参加しています。果たしてどんな展示をしているのでしょう。是非会場で!


面出薫(照明デザイナー)

日本デザインコミッティーに所属する幅広い世代の現メンバーたちが、創造の過程で生み出してきたスケッチ、図面、模型、モックアップの数々。はっきり言って何時間でも見ていられます。

そして一度では到底消化不可能です。リピート必至の展覧会です。



まだ始まって間もないのですが、かなり混雑していました。「マル秘展」なるべくお早めに!

TripAdvisor(トリップアドバイザー)他、訪日外国人旅行客が利用する旅行サイトでも口コミですぐにでも拡散しそうな予感がします。

「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」は2020年3月8日までです。いはやは凄いものを見てしまった…


㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画

会期:2019年11月22日(金)〜 2020年3月8日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
http://www.2121designsight.jp/
休館日:火曜日(12月24日、2月11日は開館)、年末年始(12月26日 - 1月3日)
開館時間:10:00〜19:00(入場は18:30まで)
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
後援:文化庁、経済産業省、港区教育委員会
特別協賛:三井不動産株式会社
特別協力:株式会社松屋
協力:キヤノン株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社
展覧会ディレクター:田川欣哉
企画協力:日本デザインコミッティー
グラフィックデザイン:佐藤 卓
会場グラフィック:藤巻洋紀(TSDO)
会場構成:中原崇志
テキスト:土田貴宏
映像:ドローイングアンドマニュアル
照明監修:面出 薫
マル秘展公式サイト:http://designcommittee.jp/maruhi/


イノベーション・スキルセット〜世界が求めるBTC型人材とその手引き
田川欣哉(著)

Twitterやってます。
@taktwi

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この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=5700

JUGEMテーマ:アート・デザイン



21_21 DESIGN SIGHTでは2019年11月22日より「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」を開催します。展覧会ディレクターには、ハードウェア、ソフトウェアからインタラクティブアートまで、多岐にわたって活動するTakramのデザインエンジニア田川欣哉を迎えます。

この展覧会の核となるのは、現在、日本デザインコミッティーに所属する幅広い世代のメンバーたちが、そのデザインの過程において生み出してきたスケッチ、図面、模型の数々です。それらは、多くの人々の目に触れる完成品に比べて、あまり光が当てられません。しかし、そんな「秘められた部分」にこそ、デザインの大切なエッセンスが刻まれています。それらを間近で目にすることは、今後のものづくりを担う人々、特にデジタル化したものづくりを前提とする世代にとって、刺激と示唆にあふれた体験になることでしょう。

日本デザインコミッティーは1953年の設立以来、銀座の百貨店、松屋との長い関係の中で、すぐれたプロダクトの選定やデザイン展の開催を通して、日本のデザインに貢献してきました。各分野を代表するデザイナー、建築家、評論家が自主的に参加し、現在は40代から90代まで26名のメンバーで構成されています。デザインエンジニアとして新しい領域を探求しつづける田川は、その最も若い世代に属するメンバーのひとりです。

会場では、メンバーたちの個性や世代、分野によって異なる「原画」を中心に、それらが描き出されるところを収めた映像や、新旧メンバーの著書を通して、デザイナーたちの思考プロセスを垣間見ることができます。また、日本デザインコミッティーの現在に至るまでの活動を紹介し、日本のデザインの歩みを振り返ります。さらにや、次世代のデザイナーを招いたトークイベントなど、展覧会の枠組みを超えた情報発信を行います。

本展は、世代や領域が異なる人々の結節点となり、日本のデザインの豊かな蓄積を未来の創造へと活かすきっかけになることを目指します。
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