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福田美術館 「若冲誕生〜葛藤の向こうがわ〜」

京都、福田美術館にて 「若冲誕生〜葛藤の向こうがわ〜」展が開催されます。


https://fukuda-art-museum.jp/

2019年10月1日に京都・嵐山の地にオープンした福田美術館。江戸時代から近代にかけての、日本画家コレクション約1,500点を有しています。

福田美術館開館。

オープニング記念展「開館記念 福美コレクション展」(2020年1月13日まで)、「美人のすべて 〜初公開、松園の「雪女」」(2020年1月29日〜2020年3月8日)に続き来春に満を持して「伊藤若冲展」が開催となります。



伊藤若冲「群鶏図押絵貼屏風
福田美術館蔵

京都の若冲展といえば、もはや伝説と化している京都国立博物館の「没後200年 若冲」(2000年)や相国寺での「若冲展 釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会」(2007年)などが頭に浮かびます。

2020年の福田美術館での「若冲誕生展」の見どころは、何と言っても若冲最初期の作品とされる初公開「蕪に双鶏図」でしょう。


伊藤若冲「蕪に双鶏図
福田美術館

現在知られる若冲画の中ではこれまで、若冲が「景和」と名乗っていた時期に制作された「雪竹雄鶏図」(細見美術館蔵)が最初期のものとされていました。

今回新発見された彩色画「蕪に双鶏図」は、それ以前に制作された可能性があるとして、俄然注目を集めています。

蕪に双鶏図」の細部や魅力について、辻惟雄先生と福田美術館芸課長の岡田秀之氏が熱く語る動画を公開しています。


辻惟雄先生特別対談 〜新発見「蕪に双鶏図」〜
「辻惟雄先生と初公開の若冲みてみた」


10分程度の動画ですが、とにかく見どころ多すぎ&新発見もありで全く飽きさせません。師弟関係のお二人の会話もとってもいい感じです。そして何より辻先生がとても生き生きとされています。


「動植綵絵」雄鶏の原型


(蕪は)身近なモチーフだった?


他に全く無い書き方

「若冲誕生」展のタイトルに偽りのない、まさに幻の逸品が観られるチャンスです。

この他にも、85歳で亡くなるまで新しい技法や表現を探求し続けた伊藤若冲の様々な作品が公開されます。ほとんどが初めて目にするものではないでしょうか。


伊藤若冲「雲中阿弥陀如来図
福田美術館蔵


伊藤若冲「仔犬図
福田美術館蔵

「若冲誕生〜葛藤の向こうがわ〜」展は2020年3月20日からです。来年の春、京都嵐山へいざ参らん!

若描き若冲早く観たいです!!


福田美術館 「若冲誕生〜葛藤の向こうがわ〜」

会期:2020年3月20日(金・祝)〜6月21日(日)
※休館日: 火曜日(ただし、5月5日は開館し7日休館)
会場:福田美術館(〒616-8385 京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町3-16)
https://fukuda-art-museum.jp
主催:福田美術館、京都新聞

こちらの若冲展は京都から大阪、東京、横浜と巡回します。


「没後220年 京都の若冲とゆかりの寺 −いのちの輝き−」
会期:2020年1月4日(土)〜1月20日(月) 
会場:京都高島屋7階グランドホール
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/jakuchu.html

【巡回】
大阪高島屋     
2020年2月21日(金)〜3月8日(日)
日本橋高島屋S.C.本館 
2020年3月18日(水)〜4月6日(月)
横浜高島屋      
2020年4月22日(水)〜5月11日(月)


若冲の花カレンダー 2020
芸艸堂


若冲の花
辻惟雄(編集)

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http://bluediary2.jugem.jp/?eid=5704

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伊藤若冲(1716-1800)は、京都錦小路にある青物問屋「枡屋」の長男として生まれました。23歳のとき、亡くなった父に代わり家業を継ぎます。30代で家業のかたわら描いた絵には、独自の感性による表現が感じられます。家業を続けるのか、絵に専念するのかという葛藤に苦しんでいた若冲を解放したのは、彼の絵の才能を見いだし、精神的に支えた大典禅師をはじめとする禅僧や支援者たちでした。彼らが若冲やその家族を援助し励ましたことで、40歳で家業を弟に譲り、絵を描くことに専念します。

若冲は代表作である極彩色の《動植綵絵》(30幅)を、隠居後の42歳頃からおよそ10年かけて制作しますが、同時期に多くの水墨画も描いています。その後、版画の技法による《乗興舟》を制作するなど、85歳で亡くなるまで新しい技法や表現を探求し続けました。

一方、近年確認された記録から、営業停止になった錦小路市場を再開するため、若冲が先頭にたって交渉にあたっていたことが判明しており、絵だけを描いていたわけではないことが分かってきました。

本展では、本邦初公開となる若冲30代の初期作品《蕪に双鶏図》をはじめ、初期から晩年までの作品と若冲に影響を与えた禅僧や画家たちを取り上げ、若冲作品の魅力とその背景に迫ります。また、曾我蕭白、円山応挙など個性あふれる同時代の画家たちの作品も展示し、若冲の生きた18世紀京都画壇の秀作もお楽しみいただけるよう、ご紹介いたします。
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