青い日記帳 

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『キリスト教と聖書でたどる世界の名画』

三栄出版より刊行となった時空旅人別冊『キリスト教と聖書でたどる 世界の名画』を読んでみました。


『キリスト教と聖書でたどる 世界の名画 〜愛、信仰、友情の物語〜』 (時空旅人別冊)

雑な言い方をすれば西洋絵画の存在意義は『聖書』を視覚化することにありました。

文字が読めない人々に神の威厳や奇跡を示すためには絵画で表現するのが一番手っ取り早かったのです。



海外の美術館に行くと、これでもか〜と無数の宗教画が目の前に洪水のように押し寄せ、食欲を一気に失うものです。

出来ることなら、家でゆっくりのんびり寛ぎながら『聖書』の流れを追っていきたいもの。

ところが、視覚的に伝えられてきたはずの聖書ですが、それを今の時代においても無数の絵画を紹介しながら読み進められる本が残念なことに存在しませんでした。『キリスト教と聖書でたどる 世界の名画』が出るまでは。



まさに、待望の一冊なのです。しかもムック本なので1000円以下という超破格値!

でも、こんなに多くのカラー図版を用いると掲載するのにかなり費用がかさみ、本体価格が跳ね上がってしまうのが世の常です。

キリスト教と聖書でたどる 世界の名画』は、ある手を使ってそこをクリアし、超お安く仕上げています。

種明かしをすると、大塚国際美術館の作品を撮影し図版として使用しているのです!なるほどその手がありましたね。慧眼です!

君は「行ってよかった美術館ランキング」1位の大塚国際美術館を知っているか。



【目次】
キリスト教 がわかると 西洋美術 が面白い!

天地創造 から イスラエル の興亡を描く
旧約聖書 の 名画

イエス とその弟子たちの生涯を描く
新約聖書 の名画

なぜ人はその絵に魅了されるのか
ファン・ゴッホ とキリスト教

[ 徳島県 ・ 鳴門市 ]
大塚国際美術館 の 陶板名画 で見る!




大塚国際美術館の展示作品を図版と使用することは、価格を抑える効果だけでなく、それぞれの作品がどのような額縁に収められているのかも分かるという大きな利点も同時にあります。

美術書の図版だと基本的に絵画作品だけで、額縁はどのようなものか現地の美術館・博物館または教会へ行かない限り知る術がありません。

キリスト教と聖書でたどる 世界の名画』は聖書を読み解くだけでなく、美術ファンにとっても嬉しい一冊なのです。

執筆は江六前一郎氏が担当。(古川萌さんもライターとして名を連ねています)

ヴァーチャルミュージアム大塚国際美術館
江六前一郎:note

こちらも是非チェックして下さい。連日読ませる文章をアップしています。



東京造形大学教授の池上英洋先生の特別寄稿もあり、読み応え、見ごたえ十分な一冊となっています。本当にこれで1000円以下で良いのでしょうか…

まぁ、素敵なクリスマスプレゼントということにしましょう。

年末年始、この本さえあれば時間を無駄なく過ごせるはずです。


『キリスト教と聖書でたどる 世界の名画 〜愛、信仰、友情の物語〜』 (時空旅人別冊)

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