青い日記帳 

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「天空ノ鉄道物語」

森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリーで開催中の
特別展「天空ノ鉄道物語」に行って来ました。


https://tentetsuten.com/

中学、高校、大学と通学に一度も苦痛を感じたことはありませんでした。学校自体はさほど楽しいとこではなくても、行き帰りに大好きな電車に乗れたことがその大きな要因でした。

高校は1時間、大学は2時間以上通学に時間を要しましたが、電車に揺られている時間は幸せな時でした。


「いい旅チャレンジ20,000km」踏破パスポート

鉄道展はそれぞれ何を偏愛するかにより、捉え方感じ方が大きく変わるものです。特別展「天空ノ鉄道物語」は比較的、鉄道に実際に乗車することを愛する人にとってはとても満足度の高い展示となっているように思えます。

Suicaがまだ無かった時代、切符は目的地まで券売機もしくは駅員さんから直接購入し、改札口で挟みを入れてもらい、降りる駅の改札でそれを回収する。といった一連の流れがありました。



「切符」(硬券)や「切符鋏」を最初の展示空間に持って来るあたり、大人を意識した展覧会であることを示しています。説明は特にありません。ただ懐かしさを共有できるか否かです。

ましてや「タブレット(通票)」など、どう使われていたのか、鉄道ファン以外は知るよしもありません。


1964年上野駅改札再現

今回の「天空ノ鉄道物語」展は、森アーツセンターギャラリーとスカイギャラリー(展望台フロア)の両方を使っての大規模な展覧会となっています。

前者を内周、後者を外周としグルグルと六本木ヒルズ内を2周することになります。途中のカフェやレストランで一休みしながら時間をかけてゆっくり観るプランを立てましょう。

展覧会の構成は以下の通りです。

内周(森アーツセンターギャラリー)
1:1964年上野駅改札再現
2:全国の貴重なヘッドマークなどお宝大量展示!
3:豪華寝台列車トワイライトエクスプレス
4:JR7社制服勢揃い
5:時刻表インスタレーション&鉄道現代史映像ギャラリー
6:鉄道の未来コーナー
7:鉄道写真家 中井精也写真展

外周(スカイギャラリー)
8:cafe THE SUN
9:天空駅インスタレーション&原寸大1号機機関車
10:SLコーナー
11:鉄道車両ドアインスタレーション
12:鉄道アミューズメントコーナー
13:天鉄展セレクション 鉄道お宝コーナー
14:アニメーション×鉄道
15:首都圏私鉄鉄道標識ギャラリー
16:GACHA GACHA COFFEE×METRO
17:グッズショップ
18:restaurant THE MOON



ビジュアルデザインスタジオ「WOW」による鉄道車両ドアインスタレーション

ざっくり説明すると内周は往年の鉄道ファンが泣いて喜ぶ展示品で溢れているのに対し、外周は子どもさん初め、鉄道ファン以外の方でも楽しめる内容となっています。

この使い分けが中々見事です。因みにJR(旧国鉄)は内周、私鉄や地下鉄は外周と、展示を分けているのも奏功しています。


ブルートレインのヘッドマーク

それと、鉄道博物館や地下鉄博物館などではお馴染みの、鉄道車両や機関車の実車の展示やHOゲージによるジオラマなどは今回の展覧会にはありません。

普段、それらの施設で観られないような様々なテーマを盛り込んで作り上げられています。


時刻表インスタレーション

時に懐かしみ、時に圧倒され、時に涙腺を刺激される。そんな鉄道ファン心をくすぐるような仕掛けが随所に待ち構えています。

運転シミュレーターや「電車でGO!!」それに、細田守監督作品「未来のミライ」に登場する“黒い新幹線”を忠実に再現した「骸骨座席」などは子どもさんに大人気でした。

甥っ子がシンカリオンにハマっているので、ズラリと並んだ新幹線変形ロボを目にしたらどんな反応するのか見てみたいです。


アーティスト・島英雄氏による段ボールの「巨大一号蒸気機関車

このフロアに再現された、天空駅は昼と夜とては違った顔を持っているそうです。今回は昼間に行ったので、是非次は夜空を駆け抜ける汽車を観に伺いたいものです。

展望台・スカイギャラリーでの展示(外周)は展望台(森美術館)のチケットだけあれば観ることが出来ます。




最後に、通常見ることが出来ないヘッドマークの裏面を観られるような展示がなされていることにとても感動しました。

仏像の背面を拝見しているようなドキドキ感が得られます。

特別展「天空ノ鉄道物語」は、3月22日(日)までです。森美術館「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」とセットで観るとお得です。


特別展「天空ノ鉄道物語」

会期:2019年12月3日(火)〜2020年3月22日(日)
会場:森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー
(六本木ヒルズ森タワー52階)
https://macg.roppongihills.com/jp/
開館時間: 10:00−20:00(但し、火曜日は17時まで)
※入館は閉館の45分前まで
※夜の演出は、“日没”以降の実施となります。
主催:日本テレビ放送網、森アーツセンター、日テレイベンツ
協賛:光村印刷
協力:JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州、JR貨物、東京メトロ、東京都交通局、小田急電鉄、京王電鉄、京急電鉄、京成電鉄、相模鉄道、西武鉄道、東急電鉄、東武鉄道、CS日本、 J-WAVE、テレビ神奈川、交通新聞社、JTBパブリッシング、ヤマトGL、保安サプライ、タカラトミー、トミーテック、タイトー、東急テクノシステム
特別展「天空ノ鉄道物語」公式サイト
https://tentetsuten.com/


GACHA GACHA COFFEE×METRO


これも知らない人の方が多いのでしょうね…


何度でも泣ける 「沁みる夜汽車」の物語――ありふれた鉄道で起きたありえない感動の実話


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2019年12月3日(火)〜2020年3月22日(日)の期間、森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリーにてJR7社や東京メトロ、東京都交通局など各社局の全面協力のもと、かつてない大型の企画展として「特別展 天空ノ鉄道物語」を開催します。
全国の鉄道系博物館でも通常は見られない蔵出しのレアな展示品を軸に、「街を創り、地域の発展を促し、文化を牽引してきた鉄道」を、1964年から2020年のオリンピックイヤーを結ぶ形で紹介します。
本展では、六本木ヒルズ森タワー52階全フロア約2500屬鯢饌罎法日本独自の鉄道文化と所縁のある「食」、「旅」、「アニメーション」、「ゲーム」などもフィーチャーし、インタラクティブな演出を交えた体感型の展覧会として、鉄道ファンはもちろんのこと、大人から子供まで広く楽しめる内容となっています。
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