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ヤコポ バボーニ スキリンジ展 「Bodyscore-the soul signature」

シャネル・ネクサス・ホール(CHANEL NEXUS HALL)で開催中の
ヤコポ バボーニ スキリンジ展 「Bodyscore-the soul signature」に行って来ました。


https://chanelnexushall.jp/

8歳から作曲を始め、ポンピドゥ・センターの音響音楽研究員などのキャリアを持つ現代音楽家、ヤコポ・バボーニ・スキリンジによる展覧会が銀座シャネル・ネクサス・ホールで開催されています。


Elsa Revcolevschi-lying body(N.5)

オーケストラやアンサンブル、そしてソロのための作曲だけでなく、インスタレーションや映像作品のための音楽も制作してきた、イタリア生まれパリ在住のバボーニ・スキリンジ。

2007年から実験的に人体に楽譜を書きはじめ、これが次第に彼の新しい作曲法へと変わっていきました。



今回展示されている約30点の作品は、人体に直接楽譜を書きながら作曲をする手法で作りを続けて、その人体を写真に収めたものです。

【作家略歴】
ヤコポ バボーニ スキリンジ Jacopo Baboni Schilingi 1971年生まれ、パリ在住の現代音楽作曲家。作曲とパフォーマンスのインタラクティブ性を重要視する。ソリストやアンサンブル、オーケストラ、インスタレーションや映画の音楽を作曲するとともに、 世界各地で開催される国際フェスティバルに参加している。また、分野を越えた新しいアプローチのアート表現にも積極的に挑戦している。 2019年11月にシャネル・ネクサス・ホールでスペシャルコンサートを開催。


Maya Maximovitch-shadowing(M-Ritmo)

バボーニ・スキリンジの写真作品からは、作曲家が創作という形で感情を具体的に表現してゆく姿が感じられます。

会場では、鑑賞者が写真の前に立つと、実際にその音楽が流れるインタラクティブなシリーズを含む、30点の写真作品を通じて、視覚と聴覚を横断するバボーニ・スキリンジの世界を体感できます。



音楽とアート(絵画・写真)はもとより親和性の高いメディアです。

しかし文章の中で成立していても、それが具現化されている空間には中々お目にかかれません。いつもシャネルビル4階は特別な雰囲気が漂う場所ですが、今回は殊更。



画家が彫刻や版画に手を出して駄作を作るパターンは多くありますが、バボーニ・スキリンジはそれにはどうやら該当しないようです。

2019年11月にシャネル・ネクサス・ホールで音楽家としての才能を披露した彼が、数か月後に今度は写真家の才腕をふるうことになるとは誰が予想したでしょう。

しかしそれが見事なまでに実現しています。


Maarjan Pärn – caucasian face (N.5)

写真のキャプションは「モデル名」「タイトル」「楽曲名」の順に記されています。こちらもチェックです。

身体に直接文字を書くというと、「耳なし芳一」を想起します。芳一の場合は平家の亡霊から身を護るためにお経を身体に書いてもらいました。

そういえば芳一も琵琶の弾き手(びわ法師)でしたので音楽と関係があります。

決まりのないシンコペーションとフュージョンを見出すことを目指した「ヤコポ バボーニ スキリンジ展」の会場でもしかして、時折琵琶の音も聴こえてくるかもしれません。



現代音楽家ヤコポ・バボーニ・スキリンジによる音楽と写真の融合を試みた新しいアプローチの展覧会「Bodyscore-the soul signature」これは必見です!

ヤコポ バボーニ スキリンジ展 「Bodyscore-the soul signature」は2月16日までです。会期中無休。入場無料。写真撮影可能です!是非是非〜


ヤコポ バボーニ スキリンジ展
「Bodyscore-the soul signature」


会期:2020年1月15日(水)〜2月16日(日)
開館時間:12:00〜19:30
会期中無休
入場無料

会場:シャネル・ネクサス・ホール(CHANEL NEXUS HALL)
中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
https://chanelnexushall.jp/
主催:シャネル合同会社


2019年11月にシャネル・ネクサス・ホールで開催されたスペシャルコンサートでは、シャネルの創始者ガブリエル・シャネルの精神に敬意を表し、インスピレーションを受けて作曲された弦楽四重奏曲がワールドプレミアとして披露されました。ヴァイオリン、ヴィオラとチェロの音色がリアルタイムで電子音と合成され、新しいサウンドを演出しました。


Disparition- Jacopo Baboni Schilingi


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作曲家でもあるバボーニ スキリンジの日本初個展となる今回の写真展では、「Bodyscore」シリーズを展示いたします。バボーニ スキリンジは2007年から実験的に人体に楽譜を書きはじめ、これが次第に彼の新しい作曲法へと変わっていきました。作品からは、作曲家が創作という形で感情を具体的に表現してゆく姿が感じられます。バボーニ スキリンジはこれらの写真を通じて、「自分の感情の動きを余すところなく伝えたい」と願っています。
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