青い日記帳 

TB&リンク大歓迎です!
<< February 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 >>
<< 佐藤可士和氏デザインによる「くら寿司」 | main | 「ハマスホイとデンマーク絵画」 >>

「大阪万博50周年記念展覧会」開催!

「大阪万博50周年記念展覧会」がT-ART HALL(東京・天王洲)で開催されます。


https://www.expo70-park.jp/50th/

今から何十年も前のこと、母の実家に行くと、万博のお土産にと岡本太郎の太陽の塔のキーホルダーが用意されていました。

まだ幼稚園か小学校低学年だった自分にとって「太陽の塔」は、手のひらサイズながらもとても強烈な印象を与えると同時に、一体「ばんぱく」とはどんなものだったのかと大きな想像力の翼を広げさせるものでした。



テレビで懐かしの映像として流れる大阪万博しか知らない自分にとって、いつまでもその存在は大きな夢の舞台でした。それは今も変わらずに心の中に宿っています。

そんなアジアで初めて開催された日本万国博覧会(大阪万博)は、今年50周年を迎えます。開催されたのは1970年!皆さんは何をされていましたか。まだ生まれていない方も多いのでは。

「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」



まだ「大きな物語」が存在していた時代。77カの国と地域が参加し、国内外から6,400万人を超える来場者が訪れたまさに世紀の大イベントが大阪万博だったのです。

後にも先にもこれだけの規模のイベントは行えませんし、多様化のもと価値観が分散してしまった現在にあっては信じ難いことでもあります。



さてさて、そんな世紀の祭典であった「大阪万博」開催から50年が経過した今、熱狂と興奮を振り返りつつ、次世代へ継承していくための展覧会がT-ART HALL(東京・天王洲)で開催されます。
本展覧会では当時の記憶を紐解くように岡本太郎らの当時の貴重な作品や資料を始め、大阪万博に影響を受けたアーティストたちによる新たな作品を展示し、レガシーの再現とともに、継承(=バージョンアップ)を試みます。

また、今回万博記念機構が徹底的にアーカイブしてきた資料を5000 点以上展示します。特に音の資料に関してはこれまで例がないほどの貴重な展示をご覧いただけます。


西耕一(音楽評論/音楽プロデューサー)氏も今回のイベントの音楽的な意味を興奮を抑えきれない様子でコメントして下さっています。

「万博の音資料を発見!重要資料の数々に大興奮!これは現代音楽のタイムカプセルだ!日本の現代音楽界にとって最高の調達点と言える大阪万博。黛敏郎、伊福部昭、武満徹、一柳慧、小杉武久、松平頼暁、松下眞一、團伊玖磨など多士済々、錚々たる作曲家が音楽を担当した。

その音資料が、大阪府に残されていたのだ。特に、お祭り広場で行われた毎日のイベントがすごい。「黛敏郎・音と光のファンタジア」「磯崎新設計のロボット・デメのコメント」「具体美術祭り・ミラー人間と光の広場」「グランドバレエ・進歩と調和」など、タイトルだけでも芸術的感覚が刺激される。

「動く歩道を使う場合の注意喚起のアナウンス」 という珍品もあったが、実は当時を知る人には懐かしい音資料だろう。意図せずタイムカプセル化して、50周年に再発見される音の資料。今回、その宝箱の蓋が開くのだ。頭がくらくらするような、戦後現代音楽における重大資料発見に大興奮である。」




今回の「大阪万博50周年記念展覧会」は50年前の祭典を回顧するだけでは決してありません。岡本太郎作品などと共に、現代アーティストの西野達による新作も披露されます。

西野達氏が今回取り組むのはアート持つ常識を揺さぶる力を通し、大阪万博当時のセンセーショナルな体験に思いをめぐらせるバスをカットした巨大な作品。

彼の手法の「逆転」ということは、観客の常識やこれまで経験も凌駕し、また、仮設作品のために展示期間が終わると、跡形もなくなりストーリーだけが残るのも万博的です。


西野達
Photo:Sachiko Horasawa

まだまだ展示内容も凄いことになっているので公式サイトやFBでチェックしてみて下さい。そして何といっても展覧会が全て無料であるのも流石主催大阪府!素晴らしい!!

他にもイベントも無料で開催されます。ゲスト、ナビゲーターも豪華な顔ぶれとなっています。

【イベント1】DOMMUNE LIVE
武満徹を中心に黛敏郎や一柳慧などの音楽家達の他にも世界中から音楽会のスターが勢揃いした万博の、半年間の全貌が今回初めて明らかにされます。2回のDOMMUN の開催を通じて、衝撃の音資料を公開します。

1)「EXPOʼ70_50th/大阪万博解体新書」第一夜「万博音楽大百科」 ―Encyclopedia of EXPO MUSIC
日時:2020年2月7日 19:00〜24:00
会場:SUPER DOMMUNE@渋谷パルコ
参加費:無料 先着:100名
ゲスト:一柳彗(作曲家)、樋口真嗣(映画監督)、西耕一(音楽プロデューサー)、樋口尚文(映画監督)、宇川直宏(DOMMUNE)
ナビゲーター:玉置泰紀(KADOKAWA)

2)EXPOʼ70_50th/大阪万博解体新書」第二夜「万博と美術」―Encyclopedia of EXPO ARTS
日時:2020年2月16日 14:00〜18:00(予定) *トーク 14:00〜16:00 *音楽 16:00〜18:00
会場:T-LOTUSM 東京・天王洲 参加費:無料 先着100名
ゲスト:黒瀬陽平(美術評論家)、宇川直宏(DOMMUNE)
ナビゲーター:玉置泰紀(KADOKAWA)



掌中の小さなキーホルダーから抱いた大きな夢の祭典が、半世紀経った今、東京で展覧会として蘇ります。

2025年に日本の大阪府・大阪市・此花区の夢洲で開催される予定の国際博覧会。「大阪・関西万博」へバトンを渡す意味でも、旧き良き時代を振り返る意味でもとても大事なイベントとなるでしょう。

会期は2020年2月15日から24日までと短期間ですので、お忘れなきように。


「大阪万博50周年記念展覧会」
Expo 70ʼ 50th Anniversary Exhibition


会期:2020年2月15日〜2月24日
会場:T-ART HALL TERRATORIA、T-PASSAGE、T-LOUTUS M、ボンドストリート、天王洲オーシャンスクエア、寺田倉庫など天王洲エリア一帯、渋谷パルコ
時間:平日13:00〜19:00、土日祝11:00〜20:00
休館日:2月17日
入場無料
公式サイト:
https://www.expo70-park.jp/50th/


海洋堂 1/350スケール 太陽の塔 PVC&ABS製 塗装済み 完成品 全高約220mm


Twitter:https://twitter.com/taktwi
Facebook:https://www.facebook.com/bluediary2/
Instagram:https://www.instagram.com/taktwi/
mail:taktwi(アットマーク)gmail.com

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=5743

JUGEMテーマ:アート・デザイン



1970年、アジアで初めて開催された日本万国博覧会(大阪万博)は、今年3月に50周年を迎えます。77カ国の参加のもと6400万人を超える入場者が訪れ、世界中の人々が交歓する広場となった会場は、その後、太陽の塔等のレガシーを残しつつ、緑に包まれた万博記念公園として整備され、今や大阪が誇る世界第一級の文化・観光拠点の一つとして多くの人に愛されています。
この展覧会では、岡本太郎らの当時の貴重な作品はもとより、大阪万博に影響を受けた現代美術家・クリエーターらによる作品を展示し、大阪万博を体験した人にはとても懐かしく、未体験の人には新鮮に感じられる内容となっています。
東京で開催するこの機会に、是非ともお越しください。
展覧会告知 | permalink | comments(0) | -

この記事に対するコメント

コメントする