青い日記帳 

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東京国立博物館「博物館でお花見を」

今年は例年に比べ暖かな日が続いています。桜の花も我慢できずに開花してしまいそうな勢いです。

さて、好例となった東京国立博物館「博物館でお花見を」が 2020年3月10日(火)より始まります。



春の恒例企画として、上野で一番ゆっくりと桜が観られるスポットとして、認知されています。本館北側にある庭園では約10種類の桜が競い合うように咲き、目を楽しませてくれます。


【春の庭園開放】
3月10日(火)〜4月19日(日) 10:00〜16:00

本館北側の庭園を、桜の時期にあわせて開放してくれるのです。また、期間中には臨時でカフェも出店します。

本物の桜を観るのが先か、展示室の桜モチーフの作品を観るのが先か悩ましいところです。「博物館でお花見を」期間中は様々な桜作品が公開されるのです。


本館7室
「観桜図屏風」住吉具慶筆 江戸時代・17世紀
西脇健治氏寄贈
展示期間:3月24日(火)〜4月19日(日)

『伊勢物語』より、桜を讃え歌を詠む惟喬親王と在原業平らが描かれています。渚の院とよばれる名場面。『伊勢物語』では珍しく男たちのドラマが綴られています。

世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし

散ればこそ いとど桜は めでたけれ 憂き世になにか 久しかるべき


一度は目にしたことのあるこの有名な和歌が交わされるのがこの場面です。

他にも桜を用いた作品が沢山出ます。様々なものの意匠として用いられていることは、古くから日本人に愛されてきた何よりの証左でもあります。


「色絵桜樹図透鉢」仁阿弥道八作 江戸時代・19世紀
展示期間:1月28日(火)〜4月19日(日)

少し斜め上から鉢の内外を同時に眺めると、より満開の桜を感じられるそうです。


本館10室
「隅田川の花見船図」歌川国政筆 江戸時代・19世紀
展示期間:3月17日(火)〜4月12日(日)

舟を浮かべて遊ぶ女性たちと吉原へ向かう遊客。遠くに描かれているのは桜の名所の三囲神社です。抱一もこうして吉原遊びをしたのでしょうか。


本館10室
「小袖 白綸子地若松桜幕模様」江戸時代・18世紀
展示期間:2月26日(水)〜4月19日(日)

『源氏物語』「花宴」巻を想起させる、満開の桜に幔幕がかかる模様。


本館13室
「桜花鳳凰図鐔」塚田秀鏡作 明治3年(1870)
展示期間:3月10日(火)〜6月14日(日)

鐔の中で咲き誇る桜と舞い飛ぶ鳳凰。

これらの絵画や、桜をモチーフにした工芸品、陶磁器など、桜に関連したさまざまな作品のキャプションには桜マークを付けられています。

庭園で本物の桜、展示室で作品中の桜、それぞれお気に入りが見つかるはずです。


東京国立博物館「博物館でお花見を」 

開催期間:2020年3月10日(火)〜4月5日(日)

新型コロナウイルス感染予防・拡散防止のため、「博物館でお花見を」一部関連イベントが中止となっています。詳細はトーハクのサイトで確認して下さい。
https://www.tnm.jp/


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令和になり初めて桜の季節がやってきました。トーハク春の恒例企画、「博物館でお花見を」を今年も開催します。本館の各展示室では、桜をモチーフにしたさまざまな日本美術の名品が咲き誇ります。
また、本館北側にある庭園では約10種類の桜をお楽しみいただけます。さらに、関連イベントも盛りだくさん!トーハクでしか味わえない、特別なお花見をどうぞご堪能ください。
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