青い日記帳 

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スーザン・フィリップスの「音」を聴きに箱根へ。

国際的に活躍するアーティスト、スーザン・フィリップス(Susan Philipsz)のサウンド・インスタレーション《Wind Wood》が、新たにポーラ美術館のコレクションに加わりました。


スーザン・フィリップス(Susan Philipsz)《Wind Wood》2019年
ポーラ美術館蔵 撮影:木奥恵三

2019年にポーラ美術館で開催され年間ベスト10にも選んだ素晴らしい展覧会「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」で初公開された作品でした。

サウンド・インスタレーションですので、耳を澄ませて作品世界に入りこまねばなりませんが、設置されたのがポーラ美術館屋外の「森の遊歩道」だったこともあり、自然とシンクロでき作品世界に没入できました。


スーザン・フィリップス(Susan Philipsz)《Wind Wood》2019年
ポーラ美術館蔵 撮影:木奥恵三

ポーラ美術館は、富士箱根伊豆国立公園内に建てられており、自然の木々が周囲を覆う素晴らしい環境をひとつのウリとしています。

鳥たちのさえずりや時折見せる小動物と共に風がそこで遊びたわむれる森の遊歩道。世界中広しと謂えども、これだけ自然環境に恵まれた美術館も他にはありません。

凛とした空気に包まれた鑑賞空間の中、作家自身が箱根に滞在して制作した幻想的な音色を再度楽しめるとは、思ってもいなかったまさに僥倖。


ポーラ美術館 森の遊歩道

シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」へ行かれなかった方にとっても朗報そのものです。

大自然の中に静かにそして心地よく響き渡る音色。「あぁ、箱根に来て、ポーラ美術館に来て良かった〜」と誰しもが思うことでしょう。


ポーラ美術館エントランス

【作品の展示期間】
2020年7月23日(木/祝)〜11月30日(月)

【新収蔵作品について】
スーザン・フィリップス(Susan Philipsz)《Wind Wood》2019年
スーザン・フィリップスは、室内や屋外に音を響かせることでその空間や環境を新たに体験させる、サウンド・インスタレーション作品で特に知られるアーティストです。彼女の作品は美術館やギャラリーなどの室内、あるいは、日常的な騒音が混在するバス停や線路などの野外にも設置され、周囲の環境と鑑賞者を取り込みながら展開されます。フィリップスの作り上げる作品は、場所の記憶や歴史を読み解き、空間や建築物との対話を経て、深く豊かな音色として紡がれます。

本作品の制作に先立ってフィリップスは箱根に滞在し、当館を取り囲む自然の美しさ、そしてコレクションの中核をなす印象派の画家たちの作品から着想を得ました。完成した作品《Wind Wood》は、小説家ジェイムズ・ジョイスの娘で、1920年代のパリでダンサーとして活動したルチア・ジョイスに捧げられています。フィリップスは、ルチアが好み、また印象派とも称される作曲家モーリス・ラヴェルの歌曲「魔法の笛」を題材とすることで、印象派絵画との共鳴を生み出しました。

フルートの音色が、印象派による「筆触分割」のように音階ごとに解体され、それぞれの音が別々に設置された11個のスピーカーから響き合います。素足で風のように踊り、木々の間を駆け抜けたルチアの跳躍と重なりながら、美しくメランコリックな音色が立体的に立ち上がり、この森を豊かに彩ってゆきます。


グラフィックデザイナー 長嶋りかこ氏デザインの新しいポーラ美術館、VI(ヴィジュアル・アイデンティティ)「ロゴマーク」

ポーラ美術館
https://www.polamuseum.or.jp/


『モネとマティス もうひとつの楽園』

会期:2020年6月1日(月)〜11月3日(火・祝)
会期中無休(展示替えによる臨時休館あり)
開館時間:9:00〜17:00(最終入館は16:30)
主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285  T E L:0460-84-2111
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
出品点数:約90点
出品内訳:モネ34点(「睡蓮」の連作7点を含む)、マティス34点。
(うちポーラ美術館コレクションはモネ19点、マティス13点)
ほか、ポーラ美術館コレクション約20点。
出品作家:クロード・モネ、アンリ・マティス、カミーユ・ピサロ、ピエール・オーギュスト・ルノワール、オディロン・ルドン、ジョルジュ・スーラ、ピエール・ボナール、ワシリー・カンディンスキー、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラック、ベン・ニコルソン、ブリジット・ライリー、マルコ・デル・レ等


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