青い日記帳 

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京都・真珠庵「現代作家6名が描いた方丈襖絵」

とんちで有名な「一休さん」こと一休宗純禅師を開祖とする大徳寺の名刹、真珠庵。


史跡名勝 七五三の庭

襖絵約40面が約400年ぶりに新調されたのは2018年のこと。新たな襖絵の描き手として選ばれたのは、マンガやゲームなどの世界で活躍目覚ましい作家や日本画家たち6名。

お寺から与えられた方丈襖絵のコンセプトは、一休さんゆかりの寺院だけに「なんでもあり」。

漫画家の北見けんいち氏、映画監督の山賀博之氏、アートディレクターの上国料勇氏など、現在第一線で活躍するクリエーターらが作品を見ていきましょう。


漫画家 北見 けんいち 筆『楽園』


アニメ監督 山賀 博之 筆『かろうじて生きている』


イラストレーター 伊賀 孝行 筆『オトナの一休さん』


アートディレクター 上国料 勇 筆『Purus Terrae浄土』


日本画家/僧侶 濱地 創宗 筆『寒山拾得』


美術家 山口 和也 筆『空花(くうか)』

これらの画像だけだと、モノクロ作品も多いせいか、あまり奇抜な印象を襖絵から受けません。

でもでも、実際に観に行ってみると「えっ?!えっ?!」の連続です。

公開された当時の朝日新聞WEBに詳細が掲載されているのでご興味ある方はご覧になってみて下さい。


茶室 庭玉軒

コロナ禍前までは、自由に見学できたのですが、現在は事前予約が必要です。しかも、コロナ対策で人数を限定してのグループ拝観(予約優先)となっています。

でも、人数を限定しツアー形式にしたことにより、普段公開していない重要文化財 伝土佐光信筆「百鬼夜行絵巻」が寺内で初公開されることになりました。

現存最古の「百鬼夜行絵巻」(真珠庵本)が博物館ではなく寺院で観られるのです。


伝土佐光信 重要文化財「百鬼夜行絵巻
いわゆる「真珠庵本」と呼ばれる真珠庵の『 百鬼夜行絵巻 』 は室町時代に名をはせた絵師、土佐光信の作と伝わる。一見おどろおどろしい印象を持つ絵巻物ですが、よく観察してみると躍動感あふれるタッチで描かれた妖怪たちはどこか滑稽さを感じさせます。日本で最も有名な妖怪絵巻の一つとして、日本美術や妖怪ファンから人気が高い作品です。

伝土佐光信 重要文化財「百鬼夜行絵巻

現代作家6名が描いた襖絵に加え、重文「百鬼夜行絵巻」(真珠庵本)が観られるとあらば、いざGo To京都!

拝観期間
前期/2020年9月19日〜10月14日
後期/2020年10月24日〜11月23日

公開内容
重要文化財 伝土佐光信筆 『 百鬼夜行絵巻 』
※前期・後期で展示入れ替えがあります。
現代作家6名が描く方丈襖絵
書院「通僊院」、茶室「庭玉軒」
史跡名勝 方丈東庭、通僊院庭園

拝観休止日
10月15日〜23日

拝観時間
9:30〜15:30(受付終了) 予約優先制(20日前から受付開始、6日前に受付終了)
30分ごとに人数を限定して入場
ご予約は下記URLで受付 
https://coubic.com/kyotoshunju/561317


書院「通僊院(つうせんいん)」(重要文化財)
1638年に正親町天皇の女御の化粧殿を移築したもので、通僊院と称せられています。戦国時代の医師、御典医の半井瑞策(なからい ずいさく)が拝領し、真珠庵に寄進したもの。女性らしい雰囲気が感じられる落ち着いた室内には、狩野元信(もとのぶ)筆と伝わる水墨山水図や西湖図、土佐光起(みつおき)による金碧花鳥図があります。

庭玉軒 外観

真珠庵 沿革

臨済宗大本山大徳寺の塔頭真珠庵は、とんちで 有名な一休さん、一休宗純和尚を開祖として、一休和尚が亡くなられた 10 年後の延徳 3 年(1491 )に堺の豪商、尾和宗臨によって建てられた。建物は、桃山時代に御所の化粧殿を移築した書院「通僊院」や、二畳台目の茶室「庭玉軒」がある。茶室「庭玉軒」は江戸時代初期の茶匠・金森宗和(かなもりそうわ)好みとされ、内蹲踞(うちつくばい)の席として有名である。方丈の東には、わび茶の祖とされる村田珠光作と伝わる「七五三の庭」がある。本堂には曽我派の祖である曽我蛇足、そして桃山時代の天才絵師、長谷川等伯の障壁画が納められている(現在修復中)。
2018年には方丈の襖絵が新調され、漫画家、アートディレクター、イラストレーターなど 6 名の現代作家がそれぞれの部屋に襖絵を奉納した。



京都魔界案内―出かけよう、「発見の旅」へ』 (知恵の森文庫)
小松 和彦 (著)

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=5974

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