青い日記帳 

TB&リンク大歓迎です!
<< September 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 蹴鞠の達人 | main | 竹橋駅ホームにて >>

生田真弓さんの「漆ポケット」

漆(うるし)と聞いてどんなイメージを浮かべますか?

「高い」「工芸品」「かぶれる」「伝統品」「縁遠い」・・・

そんな漆の持つ既成概念を覆してくれる作品が
社団法人 日本クラフトデザイン協会が主催する
今年度の「第46回日本クラフト展」で大賞を受賞しました。

知人の生田真弓さんの「漆ポケット」です。


生田さんは漆の持つ既成概念にとらわれることなく
漆の新しい側面をこの作品で存分に表現しています。

漆の持つ本来の質感はそのままに
新たな可能性をのびのびと形にしています。

「ポシェット」に「漆」を使うという発想からして斬新です。

斬新さはともすれば、「大失敗」に終わりかねませんが
生田さんは独自の感性によって「大成功」に導いています。

それは生田さんの言葉からもよく伝わってきます。
曰く。
「漆の持つ温かさ、柔らかさを生かしてワクワクしたものを作りました」

生田さんの瑞々しい感性や人間性と相俟って
とてもやさしく品のある作品仕上がっています。

大賞を受賞した生田真弓さん

「漆の違った側面を表現したい。」という狙い通りです。
やさしい丸みやアンシンメトリーな「漆ポケット」からは
日本人が古来から持つ自然に対する想いが伝わってくるかのようです。

実は今日、生田さんとお会いして色々話す時間が持てました。
↑の写真も今日撮らせてもらったものです。
名刺入れに使っているポシェットもやはり漆塗りのものでした。

うるしの話
「うるしの話」 松田 権六

「japan」と英和辞書を引けば「漆」「漆器」の意味で載っている通り、
漆器は西洋では日本を代表する特産品として知られています。

生田さんの「漆ポシェット」が新しい漆の世界を切り開き
英和辞書の「japan」の意味に加えられることもそう遠くはないかもしれません。

そんな生田真弓さんの作品が実際に展示、販売されている
「第46回日本クラフト展」が現在、丸ビルで開催されています。
5月2日までの開催です。是非足を運んでみてください。


「第46回日本クラフト展」のチラシに使われた生田さんの作品たち。

日本クラフト展は、社団法人 日本クラフトデザイン協会(JCDA)が主催するクラフト作品の展覧会で、1960年の第1回目の開催以来、毎年開催され今年度で46回目を迎えます。
日本のクラフトデザイン文化の向上と、次世代のクラフトマンの育成などを目的とし、毎回協会員の作品と、一般公募による入選作品を展示。近年では、応募者数・応募作品点数とも増加の傾向にあります。また、地場のクラフトマンにとっては作品の評価基準ともなり、若いクラフトマンの登竜門ともなっています。
応募者は、全国のスタジオクラフトマン・伝統的地場産業に関わる生産者・デザイナーや学生などで幅広い層から、素材分野別では、陶・磁・漆・金属・ガラス・木・ジュウリー・テキスタイル・竹・籐など多岐に渡ります。
全国規模でこれほど高いレベルのクラフト展は他に類がなく、全国のクラフトユーザーをはじめ、クラフトデザイン関連の業界・教育機関等から高い支持を得、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などマスメディアを通しても広く紹介されています。


漆芸―日本が捨てた宝物
「漆芸―日本が捨てた宝物」 更谷 富造
日本クラフトデザイン協会は、1956年の発足以来『新しいクラフトの在り方』を求めて、ここに50周年を迎えることになりました。新世紀に入り、この間、時代はさまざまなシーンで変革を実現しながら、さらにより新しい方向へと進化しています。ライフスタイルは生活環境の『豊かさ』を求める時代から、多様化、複雑化、高度化の展開を遂げ、さらに『個』の時代へ進んでいます。日本クラフト展では、このような時代認識に立ち、長年培われたクラフト理念を礎に、モノ・人・環境との関係を明確にし、質の向上のみならず、手から創り出す意味を問い直し、真の豊潤なる世紀へ送りだす新しいクラフト作品を展示します。
すぐれた手工芸品を一般公募する「第46回日本クラフト展」(社団法人日本クラフトデザイン協会主催、読売新聞社共催)が23日、東京・千代田区の丸ビルホールで開幕した。
 3000点を超える応募作品の中から、大賞に輝いた東京都江戸川区の生田真弓さん(27)の作品「漆ポケット」など入選作品約1000点を展示している。5月2日まで(会期中無休)。入場料は一般800円、高校生以下無料。

お知らせ | permalink | comments(8) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

漆はいいですね。
大好きです。生田真弓さんの作品もとても素敵です。
seedsbook | 2006/04/26 2:46 PM
@seedsbookさん
こんばんは。

漆縁遠い存在だったのですが
生田さんのおかげで身近に感じられます。これから。
一つ購入してこようかと思っています。
Tak管理人 | 2006/04/26 10:44 PM

生田さんの作品の購入場所はあるのでしょうか?
是非、教えてください。
サワ | 2007/01/16 9:57 AM
@サワさん
こんばんは。
初めまして。

詳しいことご本人に聞いてみないと
分りませんが、販売している場所は
ないと思います。
お役に立てず申し訳ないです。
Tak管理人 | 2007/01/17 6:31 PM
こんばんは
生田さんに
「おめでとう」
「先越されたね」
「私も北海道で家具の勉強を続けています」
「本当に、おめでとう」
と伝えて下さい。

8期生 naya
naya | 2007/06/02 10:19 PM
@nayaさん
こんばんは。

「了解しました」
っと言いたいのですが
生田さんとお会いする機会
まず無いかと。。。
また来られた際には。

nayaさんのご活躍お祈り申し上げます。
Tak管理人 | 2007/06/02 11:38 PM
生田さん受賞おめでとうございます。気づくのが遅かったようですが・・私は現在タイにいます。関連会社を立ち上げました。社長のスタートです。
TAKAYANAGI | 2008/04/20 6:43 PM
@TAKAYANAGIさん
こんばんは。はじめまして。
コメントありがとうございます。

タイから生田さんにエールを
送って下さい!!
Tak管理人 | 2008/04/20 11:02 PM
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
この記事に対するトラックバック