青い日記帳 

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石峰寺の伊藤若冲「五百羅漢石像」

京都伏見にある石峯寺(せきほうじ)にある
伊藤若冲「石仏五百羅漢」を観て来ました。



泉屋博古館「近世の花鳥画展」で若冲の「海棠目白図」を観た後は
最後の締め括りとして、伏見の石峰寺へ向かいました。

もうすっかり仲良くなり意気投合したタクシーの運転手さんも
待ってました!と言わんばかり。何を隠そう運転手さん石峰寺の
近くに生まれ育ち現在もお住まいはそちらにあるそうです。

「あそこの石仏なんて昔は観に来る方ほとんどいませんでした。」
「子供のころはあの山は遊び場だったんです。」
「あのお寺のおかみさんは、とてもいい方なんです。」

他にも本には載っていないようなお話を道中色々聞かせて下さいました。

泉屋博古館からだと石峰寺は車で30分くらいで到着します。
電車を利用する場合は京阪線の深草駅で下車し350m.
またはJR線だと稲荷駅で下車し400mの位置に石峰寺はあります。



石峰寺のパンフレットより。
石段を登りつめると赤壁の竜宮遣りの門が見える。卍くずしの勾欄に囲まれた禅風の本堂の横から樹木の茂る山手へ。石段を登るとまた赤い山門が見える。ここから伊藤若沖の五百羅漢の世界である。本来羅漢とは、釈迦の説法により最高の悟りに達した聖者である。しかしここの羅漢の風容は、聖者というよりひどく人間臭く、釈迦誕生から涅槃までの一代記を描いたもので、人々の魂の救済を石の像に託した。長年の風雨を得て丸み苔寂び、その風化に伴う表情や姿態に一段と趣きを深め見る人の心をとらえて放さない。

〒612-0833
京都市伏見区深草石峰寺山町26
石峰寺
tel (075)641-0792

この石峰寺は伊藤若冲が晩年隠棲者として庵を結んだお寺です。
若冲が、寛政12年9月10日に85歳で生涯を閉じたのもこのお寺です。
(若冲のお墓があります)

ここでの生活の間、約10年を費やして作ったといわれるのが
この五百羅漢石像です。尤も若冲が実際に彫ったのではなく
彼は下絵を描き、それに基づき石工に彫らせたものです。
でも、もしかしていくつかは若冲の手によるものもあるかもしれません。
観ていて何となくそんな気がしました。

あまり能書きは書くのをやめて、素人写真ですが、
裏山の竹林に置かれた石仏達を藪蚊の攻撃にも負けず撮影してきました。

アルバムにまとめましたので、よろしければご覧下さい。
(65枚の画像があります。たっぷりと。)

アルバムはこちら

まだアップしたばかりで説明を何も書いていませんが
追々加えていくつもりです。
(mixiのアルバムにもアップしました60枚)

もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品
「もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品」 佐藤 康宏
↑この本にもカラー写真入りで詳しく解説載っています。

参考に。。。こんな絵も。

伊藤若冲「石峯寺図」京都国立博物館 

こちらは石峰寺で買ってきた絵葉書です。




紅葉の美しい秋に今度は訪れてみたいです。

石峰寺のおかみさん、藪蚊避けの団扇貸していただきありがとうございました。またキンカンも。助かりました。殺生できないですからね。。。

それと色々とお話聞かせていただき感謝です。

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=663

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この記事に対するコメント

おはようございます。

若冲の羅漢様は絵の作風とは随分ちがってユーモラスでなんだかかわいい。。先日一足さきにアルバムを拝見して思っていました。 秋も紅葉に映える羅漢さんたちも素敵だけど、青楓に(門の周辺はなんの木かしら?)赤い門もくっきりとキレイですねぇ〜。 
十六夜 | 2006/06/11 6:59 AM
Takさ〜〜ん☆
伏見区深草。って、まぁ☆!コアなところへ。。。?!!
すごいです☆全国ネットです。さすが、Takさん☆!
rossa | 2006/06/11 9:21 AM
こんにちは。

若冲の『石峰寺』の絵は羅漢のテーマパークぽくて好きです。乗り物もある(象とか獅子とか)。
番人は困った顔してるし、スタンプ押す場所もありますし・・・

伏見の深草近辺には日本陸軍の第4師団(多分4)の建物が残り、現在ミッション系の学校になっていたり、橋に★マークがあったりします。

若冲と近代日本とが同時に味わえる場所です♪
遊行七恵 | 2006/06/11 10:57 AM
こんにちは。
京都、若冲旅行、満喫されましたね。
アルバム、楽しく拝見しました。
石峰寺、さっそくチェックしました。
羅漢拝観の立て札、新しそうなので、
最近の若冲ブームで拝観料取るようになったのでしょうか。

まだ、三の丸の第三期に行けません〜
一村雨 | 2006/06/11 4:15 PM
@十六夜さん
こんばんは。

かわいらしい石像ばかりです。
これで蚊さえいなければ…
木々の新緑に赤い竜宮城のような門が
とっても映えていました。
門の周辺の木は楓か椛だと思います。

@rossaさん
こんばんは。

欲張りました。随分と。
時間がなかったもので。
次回はゆったりとよりコアに見たいです。

@遊行七恵さん
こんばんは。

京都国立博物館にあるんですよね、この絵。
たまに常設にも展示されるようです。
観たいな〜
大きさどれくらいなのでしょう?

若冲のお墓がある場所から
龍谷大学が見えました。
それとは関係ないですよね★マーク。

@一村雨さん
こんばんは。

満喫です。
超ハードでしたが運転手さんに助けられました。
拝観料はどうなのでしょうね。
住宅地にあるのでいくらでも入り込めます。実は。
私が行った時も近所の子供達が遊んでました。

三の丸の紫陽花要チェックです!
Tak管理人 | 2006/06/11 5:38 PM
こんばんは。何度もすみません。

『石峰寺』意外と大きい絵でしたが、そんな広々したものではなかったです。
四月に出てましたので、当分ちょっと出ないかもしれません。洋猫のような金剛力士像、水木しげる描くところのオバケ風な羅漢たち。

龍谷大学は西本願寺系で、擬洋風の可愛い建物があります。
★は日本陸軍のマークなので、竹橋の工芸館にもついています♪

京都のタクシーは観光のお客さんをちょっとでも、より楽しませようとするので、なかなか面白いです。皆さん熱心に勉強してはるみたいです。
またおいでください☆
遊行七恵 | 2006/06/11 5:58 PM
@遊行七恵さん
こんばんは。

お答えいただきありがとうございます。
手元にある本でしか見たことないので
実際にご覧になった方の感想は貴重です。

工芸館もそうでしたよね、陸軍系の建物でした。
西本願寺大改装中でした。

タクシーの運転手さんについては
もう一個のブログで今度書くつもりです。
ほんとお世話になりました。
Tak管理人 | 2006/06/11 10:58 PM

TBにコメントいただき
まことに恐縮です。
ここ石峰寺は季節ごとに行きたいところ。
盆の頃には高砂百合が咲くらしいです。
松風 | 2006/08/01 11:01 PM
@松風さん
こんばんは。
コメント&TBありがとうございます。

あんな変ったきれいな花が咲くのですね。
奥様が丁寧に手入れなさっているのでしょうね。
私を案内してくれたタクシーの運転手さんは
株分けしてもらったと言ってました。
植物の名前は忘れましたが。
Tak管理人 | 2006/08/01 11:14 PM
石峰寺、やっとでかけることができました。
今年一年、若冲さんに、胸をときめかせてくれて
ありがとうございますと御礼をしてきました。
ここが、若冲の晩年のパラダイスだったのかと
感激しました。
一村雨 | 2006/12/08 12:11 PM
@一村雨さん
こんばんは。

それは良い考えですね。
確かに今年一年若冲に
浸りっきりの一年でした。
石峰寺のおかみさんも
とても良い人ですよね。

この時季なら藪蚊の心配もないかな。
Tak管理人 | 2006/12/08 11:09 PM
遅ればせながら見すごせないので一言、現在、ミッション系の学校(聖母女学院)敷地になっているところに所在した旧日本陸軍の師団は、京都第16師団(一時、石原莞爾が師団長だった。)で、今も近くに、関連する「師団街道」「第一軍道」の名称が残ります。
平成悪党 | 2009/01/09 12:14 AM
@平成悪党さん
こんにちは。

それは存じ上げておりませんでした。
Tak管理人 | 2009/01/10 10:13 AM
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