青い日記帳 

TB&リンク大歓迎です!
<< April 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< プライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展 | main | プライス展の伊藤若冲 >>

あと100年後

ここ数週間で二度スペインの建築家、
アントニオ・ガウディの話題を耳にしました。

ガウディが知りたい!―建築・デザイン・アート・人物・謎が丸分かり
ガウディが知りたい!―建築・デザイン・アート・人物・謎が丸分かり

まず先月下旬にバルセロナのサグラダ・ファミリア教会の
およそ三分の二が完成したという話題。(やっと)

ご存知の通り、ガウディがこの聖家族教会の建設に着手したのが
もう今から100年も前のこと。

完成するとこんな外観になるそうですが…
完成予想模型
(サグラダ・ファミリア教会内に展示してありました)
右:南正面「栄光」左:西正面「受難」

東西南にそれぞれ「正面」があるこの教会。
今まで完成していたのはそのうち東正面「生誕」だけでした。

よく写真で紹介されているのがこの東正面です。

今回完成したのはその反対側にある西正面「受難」

これらの写真は3年前に撮影したものです。
よく見ると確かにまだ工事しているの分かりますね。
          

「生誕」と「受難」ではあまりにも雰囲気違うので
まるで別の建物のようにさえ思えてしまいます。

で、もう一つの3番目の南正面「栄光」が出来るのは。。。
「ガウディの没後100年となる2026年ごろの完成と見込まれている。」と
ありますが、果たして完成するのでしょうか??

なんて思っていた矢先もう一つこの聖家族教会にまつわるニュースが。

 スペインからの報道によると、同国東部バルセロナの観光名所で建築家ガウディ作のサグラダ・ファミリア(聖家族教会)のほぼ直下に、高速鉄道AVEのトンネルを建設する計画が持ち上がり、「大聖堂が危険にさらされる」と教会関係者らが猛反発している。
 教会下に全長約6キロのトンネルを建設する計画で、スペイン政府は「建設工事中に地盤がぐらつくなどの懸念はない。教会への影響はほとんどないか、皆無だ」と説明している。
 これに対し教会関係者は、地質の複雑さなどを考慮すると、トンネルは教会の建物の「永続性」に重大な危険をもたらす可能性があると主張。地元自治体などにトンネル建設中止の働き掛けを要請している。
 ガウディは1883年に教会の建設に着手。100年以上が過ぎた今も工事は継続中で、完成までにはなお数10年かかるとみられている。


なにやら危険な雰囲気です。
百年かけて作られてた教会のまさに足元を揺るがす事件です。

ここ行かれた方はご存知かと思いますが
かなりローテクな作業でゆっくりと建設進められています。

これも3年前に撮影したひとコマです。

教会内部でこんな様子で工作を楽しむ少年のように
のんびりと仕事していました。

これ見て初めて「生きているうちには完成拝めないな〜」と実感。

AVEは揺れも少なく乗り心地も快適でしたが
これが教会の下を通るとなると何かやはり不安ですね。



さて、さてこれから建設にあたる南正面「栄光」
果たしてどんな仕上がりになるのでしょうか。
やっぱり生きている間に出来上がって欲しいです。


東正面から建設中の南正面を望む。

ところで、あの左側に見える建物は何?
うーん、いい所に目がいきましたね。
あれ、アパートです。一般の。

この教会の建設予定敷地内に建っています。(多分)
もう一度一番↑にアップした画像(完成予想模型)見てみて下さい。

やはりあと100年は無理かな〜


その他 | permalink | comments(4) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

こんにちは
ガウディ、好きです。
どうも『永遠に未完成』という気がします。
漱石なら百年後百合の花が咲いていた というところでしょうが、ガウディのサグダラ・ファミリアは工事用のクレーンですら建造物の一つに見えるくらいですから 「・・・」 という感じです。
しかし地下にそんな高速を通してどうするのでしょう。
ケルンの大聖堂の二の舞ということはないでしょうが。

実は丹下健三の都庁を見ては、サグダラ・ファミリアが結晶体化して、色々削ぎ落とすと、こんな感じになるかなとか妄想してます。ガウディと丹下、どちらも好きなので勝手な感想を抱くのでした。
遊行七恵 | 2006/07/07 10:43 AM
バルセロナに移り住んで15年以上になる友人がいるのですが、
彼女曰く「見た目全然変わってない」そうです(笑)
わたしが行ったのは8年前なのですが、Takさんの写真と印象がまったく変わらないのがスゴイ、、、
100年後の仕上がりが楽しみです。
さちえ | 2006/07/07 1:52 PM
ずいぶん昔。。。サントリーのCMで道化師やこの教会が出てくるのありませんでしたか?その頃からガウディー好きです。

生きている 間に建設途中でも良いから拝みに行きたい、サグダラファミリア教会。
これ日本人が建設してもやっぱりこれだけ時間かかるのかしら?なんてのんびりムードの工事を以前テレビで見て思ったのですが。。。
十六夜 | 2006/07/07 5:00 PM
@遊行七恵さん
こんばんは。

永遠に未完成だからこそ良いと思いますよね。
部外者の勝手な意見かもしれませんが。

>工事用のクレーンですら建造物の一つに見える
なるほど確かにそうかもしれません。
あれも一部と思えば楽しいですね。

丹下氏の都庁との共通項は今まで
考えたことありませんでした。
面白いかもしれませんね。

@さちえさん
こんばんは。

15年くらいのスパンではどうにも
変化しようがないのでしょうか。
それとも細部では着々と変化していたりして。
とにかく生きている間には出来ませんね。
またスペインも行きたくなってしまいます。

@十六夜さん
こんばんは。

ありましたね。
あと日本人建築家が出てくる
インスタントコーヒーのCMも。

圧巻ですよ、これ。
グエル公園などと併せて観られるので
バルセロナはお得感あります。
手作業なので時間かかるのでしょう。
日本人ならどうでしょうね。 
Tak管理人 | 2006/07/09 12:49 AM
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
この記事に対するトラックバック