青い日記帳 

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『分岐点だらけの庭』

ケンデル・ギール [南アフリカ]
Kendell Geers

分岐点だらけの庭
The Garden of Forking Paths


ケンデル・ギールは南アフリカ共和国の作家。ビデオを使ったりして、多様な展開をする作家だが、当然その作品にはアパルトヘイトという人間の桎梏、政治的、歴史的背景が色濃く反映されていた。アパルトヘイト廃絶の現在でも、作品には軍事的なニュアンスとしての大砲や銃のイメージがあり、同時にそこからの解放というメッセージがある。それはいつも社会的だ。アパルトヘイト時代はその体制に抗い、アメリカに脱出していた時もあったという。歴訪の後に彼が提示した案は、有刺鉄線を想わせる檻であった。そこに植物が生えてからまり、人の出会いの場になったらと望んでいる。

中へ入ってみると・・・


草が生えていました。
でも作家が考えた通り「植物がからまり、人の出会いの場」には
成りえていませんでした。
因みにこの作品は2000年に作られたものです。

南アフリカからやってきたケンデル・ギールにこの地は冬になると
5,6mはゆうに毎年雪が積もる場所であることを説明したのでしょうか?

きっと冬にはこの作品はすっぽり雪に覆われてしまっているはずです。
ただ誰もそれを確認できません。

この作品が設置されている大巌寺高原は冬季は閉鎖されてしまうからです。
あまりの豪雪の為ここまで来ることが出来ないのです。

山をバックに撮影。


離れて反対側から谷を背景に撮影。


もっと離れて谷を背景に撮影。
「大きな作品」も自然に埋没。


奥に見える山々を越えるとそこには日本海が広がっているそうです。

「大地の芸術祭 -越後妻有アートトリエンナーレ」は夏限定。

歴史の分岐点に立って
歴史の分岐点に立って
加藤 周一

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この記事に対するコメント

Takさん、こんばんは。そろそろお帰りでしょうか。
芸術祭シリーズ、美しい写真とともにありがとうございました。
楽しく拝見させていただきました。

>人の出会いの場」には成りえていません

写真で拝見する限りでは、
この作品でどうやって出会いの場になるのかなとも思います。
むしろ、「有刺鉄線を想わせる檻」というコンセプトだけで良いのではと感じました。
そうすれば、檻と雪との、二重に閉ざされた空間が出来るかと思いますが…。
はろるど | 2006/08/14 10:43 PM
@はろるどさん
こんにちは。

ただいまです。
やっと開放されました。
ヘトヘトです。

今日からまた頑張ります!!

アップした写真は仕事の合間に
急いで撮影したものなので
いつも以上にイマイチです。。。

この作品から受ける印象は
「置き去り」というものでした。

いくら6年たっているとはいえ
これではね。。。因みにここへ
行くには本当に大変です。

もっと街中に設置すればまだ良かったと思います。
Tak管理人 | 2006/08/16 11:22 AM
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