青い日記帳 

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11匹いる!

萩尾望都のSF代表作「11人いる!
11人いる!
「11人いる!」 萩尾 望都

完成度の高い作品で1986年にアニメ映画化されてもいます。
BSか何かで放送しているのを観たことがあります。

で、こちらの絵は…
伊藤若冲の初期の代表作「11匹いる!
本当は…「糸瓜群虫図

この「糸瓜群虫図」の中に11匹の生き物が描かれているというのです。

手元にある「若冲と琳派展ーきらめく日本の美ー細見美術館コレクションより」
この図録の「糸瓜群虫図」の解説にもしっかりこう書いてあります。

糸瓜と虫たちが同化してみえるが、よく見ると合計で十一匹の生き物が描き込まれている。」

因みにこの図録の監修者はあの狩野博幸氏(当時は京都国立博物館にお勤め)
またこの本の著者としても有名です。目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』
             目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』

ところが、いざ探してみると中々11匹見つけることできません。
蝶やカマキリやバッタ、トンボなどはすぐに目に留まりますが、
11匹すべて見つけ出すとなると根気を要します。

細見美術館の展示室でも「糸瓜やけに長いな〜」と関心を抱きつつ
ついつい虫を見つけることに専念してしまいました。
縦長の作品ですので上下半分に区切って自分とかみさんで分担し
虫探しをしたところ、11匹見つけることができました。グッド
(最後の一匹はかみさんが見つけました)



ところでお子様たち、夏休みの宿題は終わりました?
自由研究とか今でもあるのかな??
何?まだなにもやっていない!!

それなら今年の自由研究は、これにしない?
いとうじゃくちゅうの糸瓜の絵の中で見つけた虫たち

11匹もいるんだぞ〜この絵の中に。正体不明の生き物もいるけど。。。
探してみよう!ムシキングよりも面白いかもよ、きっと。

え?絵が小さくで探せない??
だよね。んじゃ大きくするから。

ここマウスでクリックしてね。
さ〜虫かごと採集網、心の中に準備して見つけに行こう!!



見つかりました?
「本当に11匹もいるの?!」と疑いたくなりますよね。

私も確かな答えを知っているわけではないのですが
一応この11箇所に「生き物」が描かれているように観えます。
まだ花がついているような小さな糸瓜の実など見間違え易いものも
多く描かれているので、見つけるの結構大変だったかと思います。

こちらのページに答えアップしておきました。
照らし合わせてみて下さい。

これで当たっていますよね??

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この記事に対するコメント

間違っていたらごめんなさい。
右上のは蝸牛だから、虫じゃないですよね。若冲の「遊び」じゃないかしら。
私には一番下の葉の付け根に毛虫が半分隠れているように見えましたが…。
シルフ | 2006/08/22 8:55 AM
なんだか「騙し絵」みたいで楽しそう^^。
やってみたいっす。

アニメ版「11人いる!」、萩尾ファンからすると
「ちょっと違うんでないかい(^^;?」
ってでした(苦笑)。
出崎・杉野コンビ(「あしたのジョー」コンビ)なんだけど〜。うーん(^^;。

さてアニメといえば酷評相次ぐ「ゲド戦記」。
先日原作者がご自分の公式サイトで
ジブリへの怒りと失望を表明しました。
http://www.ursulakleguin.com/GedoSenkiResponse.html

日本語訳も含めたBPさん(「究極映像研究所」)のエントリ
http://bp.cocolog-nifty.com/bp/2006/08/ursula_k_le_gui.html

原作者のコメントに対し現時点でジブリはだんまり。
どうするのでしょうね。
shamon | 2006/08/22 9:00 AM
コンニチハ
基本的に原作つきのアニメ作品は見ないので、11人いる!はマンガのみです。スキスキスキ!

ところで若冲の11匹いる!はやっぱりカタツムリ入れるのでは、と思いながら答えを見て「おっ♪」でした。
大倉の作者不詳の『虫太平記』でもヘビ=ナガムシで虫の仲間入りしてたので、爬虫類もカタツムリもみんな虫仲間ですね。

ゲドはやはり予測どおりの事態になりましたか・・・
原作ファンとしては、「ないもの」と看做して暮らしております。
遊行七恵 | 2006/08/22 11:19 AM
 私も萩尾望都の「11人いる!」のファンなので、思わず
タイトルに引かれて来てみたら、いきなり表紙が掲載されて
いたので驚きました。 でもこれ、新しい文庫かな?みたことが
ない表紙のような・・・ああ、歳がバレる(汗;)

 本題じゃないですね、スミマセン! どれどれ、11匹探索・・・
う〜ん、青緑の染みのようなものが青虫?雨蛙?よく見えませんね。
やはりこれは現物を見ないといけないようです^^;
山桜 | 2006/08/22 12:36 PM
11という数字の意味が気になったので、TBしました。
ak96 | 2006/08/22 4:45 PM
残暑お見舞い申し上げます〜

Tak さまの若冲シリーズの影響で、今年の夏はかなりハマっています。
東京美術から出ている”もっと知りたい”シリーズの若冲と 山口晃作品集を買って眺め、避暑しております・・・自宅で!(笑)

「11人いる!」は勿論 リアルタイムで愛読してました。
流石 Tak さま、守備範囲が広いなぁ〜♪
ところで『蓮池遊魚図』を観ると、鮎の塩焼きが食べたくなります。
お酒は飲めませんが、うるか は好きです。
そろそろ食いしん坊が喜ぶ季節ですね。
まー悪 | 2006/08/22 11:01 PM
こんにちは。私も萩尾望都の「11人いる!」に反応してしまいましたが、”人”でなくて”匹”だったのですね(笑)
この伊藤若冲、先日たけしの誰でもピカソで特集されていて、とっても興味を持ちました。
この虫探しも面白そうです。あとでゆっくりやってみようと思います。
でも”ムシキングより面白い”って下り、爆笑してしまいました^^
pociya | 2006/08/22 11:39 PM
こんにちは。
11人いる!
ラストの「未来へ!」というシーンが実に清々しく
我が青春時代の思い出の一作です。
さて、若冲の解説、ありがとうございました。
私は9匹しか見つけることができなくって悶々としておりました。
この解説をコピーして、もう一度細見美術館にでかけたい心境です。
一村雨 | 2006/08/23 7:57 AM
@シルフさん
こんばんは。

ごめんなさい。
私の書き方悪かったようです。
虫だけでなく生き物が11匹いるとのことです。
蝸牛もカウントされます。

@shamonさん
こんばんは。

騙し絵ですね。確かに。

「11人いる!」にかなり皆さん
反応して下さってあらためてこの作品の
「偉大さ」を実感しました。

「ゲド戦記」はネット上では随分と叩かれていますね。
監督の日記なども影響しているのでしょうか。

原作者さんもまさかああいう作品になるとは
予想だにしなかったでしょうね。

次は監督誰がやるのでしょう。

@遊行七恵さん
こんばんは。

「11人いる!」の漫画読んだことないのですが
遊行さんがそこまでプッシュされるなら
読んでみないといけないですね。

「虫太平記」面白かったですね〜
擬人化して絵巻などに描くこと
調べてみると意外と多いのかもしれません。
鳥獣戯画もその類ですものね。

>原作ファンとしては、「ないもの」と看做して暮らしております
(^_-)-☆
正しいスタンスだと思います!

@山桜さん
こんばんは。

文庫本の表紙のようですね。
画像があるのがこれしかありませんでした。
名作ですよね。
多くの後の作品に影響与えていますものね。

雨蛙に見えました。
実物はかなり薄くて判別余計難しいかも。
単眼鏡絶対に要ります。

@ak96さん
こんばんは。
TBありがとうございます。

なるほど〜こうきましたか。
来週大倉集古館行ってきます。

@まー悪
残暑お見舞い申し上げます。

もっと知りたいの若冲が一番よくまとまっていますね。
例の問題でプライスさんの作品画像がないのは
残念ですが、それを補うだけの内容となっています。

広く浅く浅くがモットーですから(^_^;)
今、三井記念美術館で開催されている展覧会に
円山応挙の写生図が展示されているのですが
そこに描かれている魚たちも思わず食べたくなりそうな
ものばかりでしたよ〜食欲の秋近しですね!

@pociyaさん
こんばんは。

引っ掛けタイトルのようですみません(^^ゞ
若冲に一度興味を持たれてその絵を見てしまうと
ハマってしまう確立9割。コワい人ですよ。

ムシキング実は一度だけやったことあるんです。
後ろにちびっ子がいつのまにか並んでいて
そのプレッシャーに負けて虫も負けてしまいました。。。

@一村雨さん
こんばんは。

自分ひとりだったらきっと見つけられなかったと思います。
二人でかなりあれこれ探してやっと見つけました。
ただこれで正しいかは。。。

11人いる!にこんなにファンがいるとは
思ってもいませんでした。名作たる所以ですね!
| 2006/08/23 7:39 PM
↑のコメント自分の名前書くの忘れました・・・
Tak管理人 | 2006/08/23 7:40 PM
こんばんは^^。若冲エントリへのTB感謝です。

>「偉大さ」を実感しました。
先の見えない展開とフロルの少年とも少女ともつかない愛らしさが魅力です^^。
番外編の「スペース・ストリート」も楽しくて大好き^^.


ゲド
>次は監督誰がやるのでしょう。
オリジナルなら駿監督かな。
でもゲドの続編はもう無理でしょう。
これだけ原作者に不信感を持たれては・・・。

そして吾朗監督にはこれから辛い日々が続くでしょう。
この秋から春にかけて次世代を担う監督たち(神山健治氏、岡村天斎氏、新海(しんかい)誠氏)が次々と新作をリリースしてきます。厳しく比較されるでしょうね。
ゲドの評価だけでなくそれらをも真摯に受け止められるかで吾朗監督の今後も決まると思います。

ちなみに、新海誠氏は業界で”ポスト宮崎駿”の呼び声高い方です。公式サイトはhttp://www2.odn.ne.jp/~ccs50140/
神山氏は押井守氏の愛弟子でTV版「攻殻」監督。
岡村氏は数多くの話題作に参加し、アニメーター、監督としても質の高い作品作りに貢献しています。
ご参考まで。

>↑のコメント自分の名前書くの忘れました・・
きちんと補足する辺り、さすが律儀なTakさん^^。
shamon | 2006/08/24 12:47 AM
こんにちは。
なんて涼しげな絵でしょう。
色々な虫を盛り込んで若冲も書きながら楽しんで今のでしょうか。
私も やさしく読み解く日本絵画 買って来ました。まだちゃんと読んでいませんけれど。。。。
seedsbook | 2006/08/24 2:57 PM
@shamonさん
こんばんは。

TB中々サーバーの相性が悪くて
中々送れずに申し訳ないです。
何度か日を置いてチャンジすると
送れたりするから不思議です。

ジブリを担う若手の方そんなに
いらっしゃるのですかーー
それならはじめから彼らに
やらせれば良かったのにと
思ってしまうのは素人なのでしょうね。

あちらさんも戦略あってのことでしょう。

新海誠氏は確かに楽しみですね。
今までの路線とは違っていくでしょうが
それも当然といえば当然の流れですよね。

色々とありがとうございました。<m(__)m>

@seedsbookさん
こんばんは。

糸瓜長いですよねーー
まずこれに驚いてしまいます。
でも虫、生き物が描かれているおかげで
その妙な長さの糸瓜も目立たなくなるから不思議です。
だんだんハマってきましたね〜!(^^)!

Tak管理人 | 2006/08/24 6:28 PM
こんばんは〜。

>中々送れずに申し訳ないです。
お気になさらずに^^。


>ジブリを担う若手の方そんなに
おおっとこれは説明不足でした。
3人ともジブリじゃないです。すみません^^;。

岡村氏はマッドハウスからフリーに転身、
神山氏はプロダクションIG所属、
新海誠さんはPCゲームメーカーからフリーの映像作家になった方です。
この中で注目度が高いのは神山氏でしょう。
彼のTV版「攻殻」は国内外で高く評価され、それを特集した「ユリイカ」は即完売、mixiでもコミュが乱立してます。

ジブリは「ハウル」のために細田氏(「時をかける少女」監督)招聘したのに内部衝突から降板になったのが響いていますね。「そして宮崎駿氏の片腕といわれた「耳をすませば」の近藤氏が早世したのも悔やまれます。

本題とは逸れた話題で失礼致しましたm(__)m。
shamon | 2006/08/24 7:36 PM
@shamonさん
こんにちは。

この世界もいろいろと複雑ですね。。。
最近は特に利害関係とかも
大きく絡んでくるでしょうからね。
純粋に?作品作っていたころとは
場の雰囲気も随分と違っているのでしょう。

ジブリもなにやら内部ではあれこれ
問題を抱えていて大変そうですね。
組織は大きくなるにつれ軋轢も生じますからね。

メジャーなところの泣き所でもありますね。
Tak管理人 | 2006/08/26 8:12 AM
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