青い日記帳 

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「モダン・パラダイス展」

東京国立近代美術館で開催中の
「モダン・パラダイス展 大原美術館+東京国立近代美術館―東西名画の饗宴」に
行って来ました。



大原美術館へは考えてみると、もうかれこれ5年以上はお邪魔してません。
最後に行ったのはいつだったか…

現代アートにハマっていた頃はエル・グレコやモネよりも
あそこの現代アートコレクションを観るのが楽しみでよく通ったものです。

今回、その大原美術館から「名作」がこぞって東京へ来るとのことで
どんな作品が来るのか楽しみにしていました。

↑のページ見れば展示作品はすぐに分かるのですが、
会場でどんな作品が来ているか楽しもうと確認しませんでした。

ただ、何点かはどうしても来て欲しい(観たい!!)作品がありました。
中でもとりわけ、ジャン・フォートリエの「人質」は
久しぶりにこの目で観ておきたかった作品の一つでした。

なので、今回の会場に「人質」発見した時は小躍りするくらい嬉しかったです。
どんな作品かというと。。。
フォートリエ「人質」

「これ何?」「これの何処がそんなにいいの??」
ってかみさんにも散々言われました。
見方によっては気持ち悪い幽霊のような絵ですからね。

でもその「気持ち悪い」という印象は当たらずとも遠からず。
間違いではありません。しかも「幽霊」も。

フォートリエは英国ロイヤル・アカデミーへ通い、その後具象画を描いていたのですが、大きな転機が訪れます。第二次世界大戦です。1942年ドイツ軍に追われ、精神病院に非難してきた際に人質の処刑を目撃してしまうのです。

それから描き始めたのがこの「人質」と題したシリーズです。

具象では表しきれない「衝動」が彼から絵筆を奪いパレットナイフに持ち替えさせ、
そして絵具も捨てさせ石膏によって作品を描かせることになりました。

ごつごつした厚く盛り上がった画面。目は虚ろな感じを漂わせています。
口は何かを言いたげです。耳や鼻はどうしたのでしょう?
よく観ると二つの顔が重なっているようです。
「人質」というタイトルに惑わされているだけで
本当はこれ人の顔ではないのかもしれません。

ただ、この作品が展示されていたセクションは果たしてどうなのか
ちょいとだけ疑問がわきました。

今回の展覧会は以下の5つのセクションに分けられ
大原、近美それぞれの名品が肩を並べて展示されていました。
第一章 「光あれ」
第二章 「まさぐる手・もだえる空間」
第三章 「心のかたち」
第四章 「夢かうつつか」
第五章 「楽園(パラダイス)へ」


フォートリエの「人質」はこの中の第四章にありました。
美術館ではこの章「夢かうつつか」をこのように解説しています。
古来、宗教や歴史の物語を伝える役割を果たしてきた美術は、近代になると無意識や夢といった領域にまで及び始め、シュルレアリスムのような表現も生み出されました。また、戦争や死という普遍のテーマを物語る作品は、最も鋭く、力強い造形となり、私たちの心に迫ります。

ここに無理やり戦争にまつわる作品を持ってきているような感じを受けました。
モローやキリコ、タンギー、エルンストまたは国吉康雄の作品の延長線上に
「戦争」が取り上げられているのです。藤田の「血戦ガダルカナル」が
ここに展示されていることに、とらさんも違和感を感じられているようですが
それは至極当たり前のことだと思います。

学芸員の方によると「『物語』(例えば王様の戴冠式を描いたような絵)の延長線上に戦争画をも捉えられると考えて展示した」とのこと。それはどうかな〜

そうそう、一番大事なこと書くの忘れていましたがこの展覧会難しいですよ。

「大原の名品に会えてよかった〜」「モネやっぱりキレイ〜」
「ゴーギャンの楽園て素敵!」なんて生易しい展覧会じゃーありません。

先に挙げ展覧会の構成に第二章 「まさぐる手・もだえる空間」
ありましたが、この章の付けからしてやばい感じしますでしょ。
子どもに「まさぐる」「もだえる」って何?って聞かれたら……ねぇ。

第三章「心のかたち」にあった写真もまた色々と考えさせられるものあります。
古屋誠一「『クリスティーネの肖像』よりグラーツ1978
数年前に近美が購入した古屋の作品の一つです。

クリスティーネとは古屋の奥さんの名前です。
オーストリアで現地の女性クリスティーネと結婚しドイツへ渡り写真家として活躍していた彼。ところがクリスティーネは次第に精神を病んできます。そしてとうとう1985年10月7日彼女は自殺してしまいます。

彼女がこの世を去ってから今まで取り溜めた彼女の写真を整理するのに
10年以上の歳月が必要だったそうです。それは想像に難くありません。

その後、生前の写真を焼き、写真集にしたのがこれらです。
Seiichi Furuya: Portrait, Chrsitine Furuyagobler 1978-1985
Seiichi Furuya: Portrait, Chrsitine Furuyagobler 1978-1985
Seiichi Furuya

Christine Furuya Gossler: Memories 1978-1985
Christine Furuya Gossler: Memories 1978-1985
Seiichi Furuya, Toshiharu Ito
記憶は変わっていくが写真は動かしがたい。普通の家族写真が将来における記憶の変化を先取りするようにひたすら穏便であるのに対して、これらの写真はその瞬間を、時として冷酷なまでに記録しているのである。

古屋は奥さんと実生活で共に暮らした時間より、死後写真を通して奥さんと接する時間のほうがはるかに長いわけです。そしてこれからも。気軽に撮られたポートレート写真のような作品ですが、私はこの一枚の写真の前で随分長い時間立ちすくんでしまいました。こちらのページに画像あります。

大原も近美もそれぞれ真剣に向き合ったらいくら時間があっても足りない作品を多く所有しています。とりわけ近美の写真のコレクションは秀逸です。
松江泰治や金村修、セバスチャン・サルガド、更に杉本博司。
ワールドトレードセンターをピンホールカメラで撮影した山中信夫。
今回の展覧会を支えているのはこうした写真作品でもあります。

大原美術館から来ている絵画作品で気になったものを数点。

児島虎次郎の「ベゴニアの畠

手元にある大原美術館の成り立ちについて書かれた本にはこうあります。
大原美術館は1930年に,その前年死去した洋画家児島虎次郎(1881-1929)の業績を記念するために大原孫三郎(1880-1943)が倉敷に設立したものである。最初の所蔵品は第一次大戦後,大原孫三郎の依嘱を受けた児島虎次郎が,1920年と1922,23年の2回にわたり欧州で蒐集した西洋絵画と彫刻,古代エジプト美術品,中近東の古陶器などと,彼の代表的遺作である。とりわけ17世紀のエル・グレコのほか,19世紀のモネを中心とする印象派から20世紀前半の巨匠たちの作品に及ぶ西洋の近代絵画は,人々から「松方コレクション」とともに「大原コレクション」の名で親しまれ,大正以降の日本画壇に大きな貢献をしてきた。この蒐集はわが国に西洋美術の本質を紹介し,日本画壇の発展に寄与しようとした児島虎次郎の願いと,その画業を生涯を通じて少しも変ることなく支援し続けた大原孫三郎との深い友愛の緒実というべきであろう。1929年,虎次郎の急死により,彼の志が未完に終ったことを残念に思い,その業績を後世に伝えることによって願いをなおその死後において達成させるために,その翌年この美術館が設立されたものである。

大原コレクションの基礎を築いた児島の作品がまるでモネやシスレーのような
印象派の画家の作品に見えてしまうのも当然といえば当然かもしれません。
日本の近代化はイコール西洋化であった時代ですからね。


関根正二の「信仰の悲しみ

何気なく日比谷公園を列をなして歩く女性を見てこの絵を描いてしまうのですから
当時関根がいかに病んでいたか分からないこともありません。
「信仰の悲しみ」とタイトルになっていますが、描きあげた当初は
楽しい国土」だったというのですからこれまた驚きです。
友人の伊東深水に流石にそれはないだろうとアドバイスされ
今のタイトルに変更になったとか。それにしても随分な変化です。

20歳という若さで夭折してしまった関根には「悲しみ」も「楽しさ」も
あまり変らない普遍的な感情だったのかもしれません。
「楽しい国土」として観ると、そう見えなくもありません。


古賀春江の「深海の情景
1933年に描かれたとは思えない作品ですね。
「シュールレアリズム」に分類される画家さんです。

でも、西洋のシュールさはありませんよね。
どこかしら人間臭さが残っている作品です。

古賀もまた38歳という若さでこの世を去っています。
(春江といっても男ですよ)

今回は常設展示も是非ご覧になって下さい。
古賀の代表作「海」が展示してあります。


最後の一枚はこれで。

フリーデンスライヒ・フンデルトワッサー「血の雨の中の家々

今回フンデルトワッサーの作品が観られるとは思っていなかったので
見つけた時は思わず声あげてしまいました(藤田の向かい側にあります)

この人の名前一躍有名にしたのが大阪市。

大阪市環境事業局舞洲工場


舞洲スラッジセンター(下水汚泥を溶融処理する汚泥集中処理場)

絵のまんまです。。。

展覧会の最後、第五章「楽園(パラダイス)へ」にこの絵が展示されています。

ポール・ゴーギャン「かぐわしき大地

この展覧会の客寄せパンダの役割を担っている絵です。

楽園タヒチで描かれた作品だから「楽園」のコーナーにあるだけで
パラダイスから追放されてしまう様子を描いた作品です。
ゴーギャンは自身二度目となるタヒチへ渡ってからも
主題から西洋絵画(キリスト教的主題)から離れることはできませんでした。

この作品もアダムとイブの「楽園追放」を描いている作品です。
タヒチに蛇はいないのか代わりにトカゲがそそのかしています。
林檎の代わりに花を摘んでいます。イブのモデルはタヒチで出会った
愛人でしょう(14歳の少女)結局ゴーギャンはタヒチをも去ることになり
小さな南の島で息をひき取ります。まさに「楽園追放」。

この絵からちっとも楽しいパラダイスの雰囲気が感じられなくて当然です。
こんな展示をする近美の学芸員さんは、センスあります。賛同します。
この章は「楽園」と銘打ちながら間逆の作品さえ展示してありのです。
(でも、借り物ですからあまり無下には扱えませんから大変ですね。)

「モダン」(近代)は決して「パラダイス」(楽園)ではないことなど
今日日、誰しもが実感として認識していることでしょう。

他にも仕掛けがたくさん仕組まれた展覧会となっています。
作品の解説は一切つけられていません。

大原から名品借りてきて、それを使ってかなり見る側に
挑戦を試みているそんな展覧会だと思います。

くれぐれも軽い気持ちで行かれないように。
帰宅して最初にあったモネの「睡蓮」しか残っていなかったら
それは、もう一度出直さなければならないかも知れません。

アート:“芸術”が終わった後の“アート”
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松井 みどり

現代アート入門の入門
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山口 裕美

現代美術を知るクリティカル・ワーズ
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暮沢 剛巳

そうそう、常設展内の企画展示
「ばらばらになった身体-Body in Pieces-」これも良かったな〜
(パンフも凝っていました)

この企画展拡大して今度、一階で大々的にやって欲しい!
希望します!近美学芸員殿。是非。
 近代美術のコレクションにおいて日本を代表する大原美術館と東京国立近代美術館。大原美術館は日本初の本格的な西洋美術館として、倉敷(岡山県)の実業家 大原孫三郎が、1930年に開館しました。一方、東京国立近代美術館は、日本初の国立美術館として1952年に開館しました。日本の西と東にあって、対照的な活動を繰り広げてきた二大美術館がこの夏はじめて出会います。
 重要文化財4点を含む両館の代表的コレクション(絵画・彫刻・写真)100余点が一堂に会するこの展覧会は、近代美術(モダンアート)をより今日的な眼でとらえなおし、その魅力と可能性をさらに掘り下げていこうとするものです。制作年代、作家の国籍、技法などが異なる多様な作品を、「光」「心」「楽園(パラダイス)」など近代美術が持つ5つの特性をテーマに大胆に組み合わせ、対比させながら展示。1点でも十分見ごたえのある作品を並べ共鳴させることで、さらに作品の魅力や意図を引きだす新鮮な構成になっています。
 人々の生き方が激変する近代、美術にも多くの新しい試みがなされました。アーティストたちは、みなそれぞれの立場からそれぞれの楽園(パラダイス)を追い求め、その夢の結晶はいま私たちの前に残されています。二大美術館が総力を挙げ、近代美術の豊かな輝きをたっぷりとご覧に入れます。
展覧会 | permalink | comments(31) | trackbacks(16)

この記事に対するコメント

Takさん

コメント&TBをありがとうございました。
Takさんでも難しいとお感じになられましたか〜?
少し不思議な構成でしたが、彫刻もとてもいい位置に
展示してあったりで、目線の流れが考え抜かれている
素晴らしい展示だと思いました〜☆
モネの《睡蓮》がやっぱり、きれい〜♪と印象に
残ったので、私ももう2度位出直さないと〜(^_-)-☆
Julia | 2006/08/29 7:23 AM
TB感謝です〜。

さすがのレビューですね^^。
全てが初めての私には特徴を把握するのが難しい展覧会でした。でも今は

”楽園”は現実(戦争その他もろもろ)があってこそ存在する

これを訴えたかったのではないか、と考えています。
エンタテイメント(芸術)として楽しませながらその中にきっちり”リアル(現実)”を落としこむ。その手法はTV版「攻殻機動隊」に共通するものです。なかなかできることじゃない。

>古賀春江の「深海の情景」
>でも、西洋のシュールさはありませんよね。
>どこかしら人間臭さが残っている作品です。
黒の色合いが西洋とは違うと感じました。色調も柔らかでシュールだけとっつきやすい。
shamon | 2006/08/29 7:27 AM
展覧会はだれのためのもの?という基本的な問題を考えさせる展覧会でした。

○美術館のためのもの・・・チケット収入を増やす。
○学芸員のためのもの・・・新しい試みに挑戦する。
○観客のためのもの・・・・美術品から感動を受ける。

正解はどの一つでもなく、そのバランスだと思います。

今回の展覧会の構成は近美の学芸員の独断なのでしょうか、それとも大原の学芸員との相談の上なのでしょうか?
とら | 2006/08/29 8:44 AM
再来週にでも見に行こうかと思っていたので
すが覚悟を決めて見に行ってきますね。
フォートリエの作品があるんですね、先日ブリジストンで
彼の人質シリーズを見て心に残っていたので楽しみです。
しかもフンデルトワッサーもあるんですか!
朝一の空いている時間に行かなければ!!じっくり見たいし
みちよ | 2006/08/29 10:50 AM
古賀春江も関根正二も東近美で見てから、好きになりました。十年位前『夭折の洋画家たち』という展覧会があり、洋画家は夭折する人が多いなーと思ったものです。
しかし『楽しい国土』にはギョーテンです。
大原で『信仰の悲しみ』を見てその重さにドキッとしたものですが、

>20歳という若さで夭折してしまった関根には「悲しみ」も「楽しさ」もあまり変らない普遍的な感情だったのかもしれません。「楽しい国土」として観ると、そう見えなくもありません。

というTakさんの文を読んで、「・・・そうかもしれない」と思いました。

古賀は川端康成と仲良しさんなので、川端記念館でも『サーカスの景』の親戚のような孔雀の庭を描いた作品を見ました。しかし楽しい園かどうかは。

楽園からの脱走、というのを思い出してます。
いやむしろ遁走かもしれませんが。
遊行七恵 | 2006/08/29 2:18 PM
大原美術館へは何度も足を運んでおりますが、このような形で作品と向き合うことが出来れば、また新しい発見があるのではと思います。

>関根正二の「信仰の悲しみ」
まるで葬列を思わせる女たちの姿が日比谷公園を散策する人々の姿に拠るものであるとは知りませんでした。
しかも当初の題が「楽しい国土」であったとは驚きです。

>大阪市環境事業局舞洲工場
>舞洲スラッジセンター(下水汚泥を溶融処理する汚泥集中処理場
先日海遊館に行った折、海の向こうに見えました。
あれはUSJの建物だとばかり思っていました。
千露 | 2006/08/29 7:42 PM
早くないですか〜〜!
なんか見てるとおもしろそうですね!
是非行かなきゃ。
フンデルトワッサーもあるんだ。
ウィーンでお家見てきましたよ==。
写真は焼却場ですね。

まずは若冲いかなきゃ!!なんです。
また週末こんでそうーーー。
cherry | 2006/08/29 8:57 PM
TB&コメントありがとうございます。
僕の場合は両美術館とも全くの初めてなので、すべてが新鮮で、とにかく気に入った作品に子供のようにわーっと見入っただけでした。
いつになったらテーマについて考えられるようになるのやら・・・。
キリル | 2006/08/29 9:01 PM
TBさせていただきました。
古賀春江の「深海の情景」が一番、ハマりました。
ずーっと目の前で見てて飽きないんですよね〜。
あおひー | 2006/08/30 12:59 AM
@Juliaさん
こんにちは。
TBありがとうございました。

同じ日に行っていながらご一緒できずに
申し訳ございませんでした。若冲と
ハシゴしてしまったもので。。。無理しました。

あの最後の木彫は象徴的ですよね。
楽園=「木」を想起さえる為に敢えて
あそこに置いたのでしょう。
私はあの木彫が一番「楽園」を感じさせると思いました。

@shamonさん
こんにちは。
TB今回は珍しく?上手く飛んでくれました。

楽園は存在しないと思いました。

楽園って捉えどころありませんからね。

今現在の生活を一生懸命頑張っている人
一つの目標に向かい一心不乱に努力している人
そんな人々のゴールでなく過程こそ楽園のような
気がしてなりません。

だから楽園は辿り着く最終目的地ではないと思います。

@とらさん
こんにちは。
TBありがとうございます。

独断てことはないと思いますが
構成の大部分は近美側にあると思いました。
「大原美術館名品展」ではないことは明白です。

「美術館のため」とするならあのポスターは
非常に効果的ですね。

@みちよさん
こんにちは。

そんなにたいそうな覚悟いりませんよ。
大丈夫です。(^^♪
ただし印象派などの慣れ親しんだ作品が
想像している以上に少ないと思います。
フォートリエやフンデルトワッサー、ロスコなど
見応え充分です。

@遊行七恵さん
こんにちは。

「楽しい国土」にしようとしていた関根の気持ちは
自分などには到底分かるものではありませんが
見方が全然違ってくるので参考にはなるかと思います。

二十歳っていったら何も考えずに
突っ走っているころですよね。
生だとか死だとか考えてもいませんでした。
感情も赴くままに。

古賀さんと川端康成って親交があったのですか。
知りませんでした。
うーーん、またイメージ変ります。

@千露さん
こんにちは。

大原からお借りしてこんな展覧会
東京では行っています。どうでしょう??

関根の作品は驚き以外の何物でもありません。
どういう思いで描いたのでしょうね。

>先日海遊館に行った折、海の向こうに見えました
見えますよね!!
私も多分同じ場所から見ました。
目立ちすぎ!(~_~)

@cherryさん
こんにちは。

秋になると忙しくなるので早めに行ってきました。
フンデルトワッサーのこと、ウィーンに行った当時
知らなくて建物見てきませんでした。
悔やまれます。
cherryさん詳しいですよね。海外の建造物。

若冲行かなきゃ!!
それこそ悔やまれますって!

@キリルさん
こんにちは。

>気に入った作品に子供のようにわーっと見入っただけでした。
私もそうですよ。
「おーーフォトリエあった〜」とか
心の中で叫びながら観てきました。
テーマは観る側にはあまりよく伝わってきませんでしたね。

@あおひーさん
こんにちは。
TBありがとうございます。

古賀さんの絵、とても昭和初期に描かれたとは
思えませんよね〜あの怪しげな猫は一体なにもの?
竜宮の使いとかもいい味だしてますよね!
Tak管理人 | 2006/08/30 12:50 PM
こんばんは。

展示作品を見ながら、疑問とか違和感とか、
けして心地よい気分にさせてくれる展覧会ではなかったように思います。

見る者に楽をさせない、そういう展示もいいなと思いました。

いつもながら作品解説勉強になりました。
トラックバックさせてもらいました。
kyou | 2006/08/30 8:50 PM
@kyouさん
こんにちは。
TBありがとうございます。

>見る者に楽をさせない、そういう展示もいいなと思いました。
そうですね。
ただ目に優しいだけの展覧会ばかりでも困りますからね。
あれこれ考えてなんぼです。

私も観ていてどうしてこれここにあるのだろう?と
疑問を抱いた作品多くありました。勉強し直します。
(^^ゞ
Tak管理人 | 2006/08/31 10:52 AM
ずっと大原美術館の作品が見れるということ
だけ頭にあったので、展覧会全体の構成を
深く考えずに軽く出かけました。
事前にTakさんのブログを読んでいれば良かったなぁと
反省しております。
まぁ、倉敷に行かずして、見たかった関根や古賀の絵に
出会えてよかったです。
一村雨 | 2006/09/04 7:24 AM
@一村雨さん
こんばんは。
TBありがとうございます。

私も甘い考えで行って
がつんとやられました。
あれこれと考えさせられました。
分からないことだらけなので
色々と美術館の方に質問してしまいました。

大原の作品はゆっくり倉敷で見るのが一番ですね。

Tak管理人 | 2006/09/04 10:14 PM
TAKさま
事前に勉強させていただいたので、楽しめました。
ak96 | 2006/09/08 12:14 AM
@ak96さん
こんばんは。
TBありがとうございます。

記事相変わらすきちんと書かれていらっしゃいますね。
感心するばかりです。時間あればもう一度行きたいです。
Tak管理人 | 2006/09/10 1:10 AM
Takさん、今晩は。
若冲に引き続き、TBさせて頂きました。
Takさんの解説はいつも、本当に勉強になります。時間をあけて、もう一度行ってみたいと思います。
takechan86 | 2006/09/12 1:20 AM
Takさま、秋になってきましたね。

昨日、ようやく行ってきました。
色々とありすぎて、頭の中、カオス状態です。
でも、あり得ない集合ですよね。
一人の目で追いかける展覧会とは異種で、
ここにこれだけの作品がいること、
それが、パラダイスなのかな??って思ったところです。

TBさせて頂きました。
あべまつ | 2006/09/13 11:38 AM
@takechan86さん
こんにちは。
TBありがとうございます。

この展覧会に行って知ったこと沢山ありました。
足を運ぶと色々得るもの多いですね。

@あべまつさん
こんにちは。
TBありがとうございます。

カオス
この言葉一番当てはまるかもしれませんね。
まさにカオスな展覧会でしたね。
ポスターに騙されて行ってしまうと痛い目にあいます。

パラダイスなんて何処にもないこと
よくわかりますよね。
今を良しとしないと楽園なんて妄想描いちゃいます。
Tak管理人 | 2006/09/16 10:30 AM
個人的には、?でした。
1/2+1/2=1にはなれずに、1/2+1/2=2/4で、やはり1/2にしか、なれなかったように思いました。(なんだ、この計算は)

いつもと客層が違うのか(大原の威力か?)、常設も含めて、人の流れが、悪いように感じました。(特定の作品に人が集まっているからかな?)
鼎 | 2006/09/17 12:26 AM
@鼎さん
こんにちは。

ここを近代美術館だと忘れてしまっていると
つまらない展示に見えてしまいますよね。
琳派、藤田、ゴッホなどは特別です。
すると流れも悪くなるのでしょうきっと。

>個人的には、?でした。
私も端的に表すと?でした。
高階先生の話を伺ってみたかったです。
Tak管理人 | 2006/09/18 9:13 AM
「もう一度、見に来たい」と、思わせるのが、学芸員の腕の見せ所かも知れません。「純粋、もう一度」、はたまた、「???で、もう一度」でも、よいとおもいます。

でも、今回、思いませんでした。(なだろうと思っても、興味がわかない)むしろ、内容を知っていたら、パスしたかも知れません。

学芸員向けの(仲間内の)応用問題というか、見に来た人で、満足した人はどれくらいいるのだろう、と。(それに、実際に、2度以上見に行く人は、どれくらいいるのだろう。)

早々に雨が上がってしまいました。
雨が止むのであれば、でかければ良かった。
朝、結構強い雨が降っていたので、出光、損保、森巡りを中止にしました。

交番の写真、貼っておきますね。竹橋側から見るのがお薦めです。
でも、撮って来たのは真横です。

鼎 | 2006/09/18 3:11 PM
@鼎さん
こんばんは。

交番の写真ありがとうございました。
竹橋側から観てみますね。
次行くときが楽しみです。

この展覧会の正直な感想を
色々聞いてみたい気がします。

大原の作品が観られるだけが
展覧会の一番の価値だったりして。

雨は思ったより早くにあがりましたね。
私は今日は美術館巡りは休みにしました。

前日の天気予報でこんなに早く晴れると
分かっていれば出かけたのですけどね。
Tak管理人 | 2006/09/19 2:41 AM
お騒がせしております(笑)。

まぁ、東京で大原を見る事ができて、うれしかった人も多いかも知れませんね。

「つまんない」と、思ったのは、「対比させる必然性を感じなかったから」かもしれません。
琳派展のような面白みがなかったように思います。

個人的は、単純に「大原美術館展」の方が、たのしめたかもしれません。
それじゃ、国立のプライドがゆるさないか......な?


あっ、弘前までは夜行バスもあると思います。
めざせ、ゼロ泊3日。
京都まで行けたんだから、弘前だって.....もっと、遠いです。
鼎 | 2006/09/19 11:20 PM
@鼎さん
こんばんは。

>対比させる必然性を感じなかったから
とっても的確な意見ですね。
まさにその通りだと思いました。
無理やり感ぷんぷんしてました。

あえてこの記事では比較してないのはそのせいです。

やっぱり最後は意地とプライドでしょうかね。

青森。。。
遠いです。。。
青山のカフェで我慢します。
Tak管理人 | 2006/09/20 10:42 PM
難しい展覧会でした。美術ファンには、知的刺激があっていいと思いますが、一般の人にはハードルが高いかもしれません。
TBさせていただきます。
自由なランナー | 2006/09/21 8:04 AM
@自由なランナーさん
こんばんは。
TBありがとうございます。

ハードル高かったですね。
これで失望して美術館から
足が遠のいてしまう方いなければいいのですが。。。
Tak管理人 | 2006/09/21 10:57 PM
Takさん、こんにちは。
遅ればせながら、おととい金曜行ってきました。
確かに生易しい展覧会ではありませんでした!
でもそれなりに面白い展覧会でした〜。
そうそう、2Fの「Body in Pieces」もよかったですよね!
トラックバックさせていただきました。
mashenka | 2006/10/02 12:48 AM
@mashenkaさん
こんばんは。
TB&コメントありがとうございます。

易しくないけどスルメのように噛めば噛むほど
知れば知るほど面白くなってくる展覧会ですね。
2階の「身体」の企画展は白眉。
河原温のシリーズとかゾクゾクしちゃいました。
Tak管理人 | 2006/10/02 9:22 PM
Takさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。(TBは失礼致しました…。)

近美の企画展はいつも切り口が鋭く面白いのですが、
今回はちょっとついていけなかったので、
構成は軽く流してしまいました…。

>「楽園」と銘打ちながら間逆の作品さえ展示

ゴーギャンは私もこれが何故楽園なのかなと思いました。
やはり追放の主題ですよね。
いわゆる確信犯的展示ということでしょうか。
作品自体は良いものだったので楽しめましたが…。

>「ばらばらになった身体-Body in Pieces-」

あの場所で開催される小企画展は面白いですよね。
いつも楽しみにしています。
はろるど | 2006/10/03 10:30 PM
@はろるどさん
こんばんは。
TBありがとうございます。

構成に振り回されないほうがいいですね。
この展覧会の場合は特に。
軽く流して正解です。

特に比較されている絵は
ちょっと無理あります。

楽園追放が「楽園」の場所にあるのは
やっぱり確信犯でしょうかね。
うけます。

身体展を観終えてからまた少し
身体論の本あさっています。
読み出すと面白くて面白くて。。。
Tak管理人 | 2006/10/04 11:37 PM
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東京国立近代美術館にて開催中。公式サイトはこちら。大原美術館+東京国立近代美術館
「モダン・パラダイス展」 | ひねもすのたりの日々 | 2006/08/29 7:08 AM
 今回、東京国立近代美術館で開かれている「モダン・パラダイス」展は、性格がまったく異なる大原美術館との合作であるからユニークな試みである。  会場には大原美術館を代表する作品が目白押しである。高階秀爾館長の英断に敬意を表したい。何回も倉敷に出かけて
モダン・パラダイスー東西の饗宴 | Art & Bell by Tora | 2006/08/29 8:46 AM
【展示料:無料】現代アート展示・創作イベント
Art on demand(アート・オン・デマンド) | 文化祭 =Culture Carnival= | 2006/08/29 3:14 PM
東京国立近代美術館で開催されている、モダン・パラダイス展に行ってきました。 サブタイトルは「大原美術館+東京国立近代美術館ー東西名画の饗宴」とあります。 なるほど、倉敷にある大原美術館には行ったことがありません。 こちらで見られるなんてなかなかない機
モダン・パラダイス(東京国立近代美術館) | あお!ひー | 2006/08/30 12:49 AM
三の丸の若冲を見た後に、皇居の中を通って平川門から竹橋へ出た。 招待券を貰っていたので、東近美の「モダン・パラダイス」を見にやってきた。 “大原美術館と東京国立近代美術館---東西名画の饗宴”と銘打ち、19世紀後半から現代に至る様々な様式(印象派、表現主義
[展覧会]パラダイスは何処に | 徒然日記 | 2006/08/30 8:37 PM
大原美術館に行ったのはもう20年近く昔で、どんな絵を見たか、記憶が定かではありません。そこで、めったに見ることのできない大原美術館の名品の数々を楽しめる展覧会だなぁと、お気楽に考えて出かけたのですが、さらにもっと深い意味がある展示コンセプトになってい
モダン・パラダイス展東京国立近代美術館 | つまずく石も縁の端くれ | 2006/09/04 7:23 AM
大原美術館名品展+現代絵画入門+菱田春草《四季山水》+土田麦僊《湯女》が一緒に楽しめる展覧会といったところでしょうか。
モダン・パラダイス @東京国立近代美術館 | 徒然なるまままに | 2006/09/08 12:13 AM
http://www.momat.go.jp/Honkan/Modern/index.html 知人にチケットを数枚頂いたので、8月の末頃より2度行って来ました(寂)。 5つのテーマを決めて、それぞれ国内外の作品を展示していましたが、余りピンと来ず。春先の藤田嗣治展の印象が強かったからか、やはり、
秋雨のなか、竹橋の東京国立近代美術館へ行ってきた。 「モダン・パラダイス」展 色んな世界がシャッフルされて、ごちゃまぜで、でも、エネルギー満載の展覧会だった。
モダン・パラダイス展 | あべまつ行脚 | 2006/09/13 11:13 AM
『モダンパラダイス』展(東京国立近代美術館)をみてきました。展示されている作品は素晴らしいものばかりです。私にとっては、訪れたことのない大原美術館所蔵の作品に魅せられました。特に最後のゾーンに展示されていたルノワールの「泉による女」はいいです。うっと
難しい「モダン・パラダイス」展 | Beautiful Noise | 2006/09/21 7:45 AM
ポール・ゴーギャン《かぐわしき大地》1892年 大原美術館蔵 美術館ウォーカー復帰第2弾は、東京国立近代美術館の「モダン・パラダイス展」。 題名イケてないし、ポスター絵ゴーギャン(あんま好きくない)だしでそんなに期待してなかったのですが、 さ す が M
モダン・パラダイス展 | 紫式子日記 | 2006/09/29 1:04 AM
会社帰りに竹橋の国立近代美術館へ、「モダン・パラダイス大原美術館+東京国立近代美術館〜東西名画の饗宴」を見に行った。大原美術館は2年前に行ったので、懐かしい・・!今回の展覧会のタイトル、東の国立近代美術館と西の大原美術館、そして東洋と西洋、その二重の意
東京国立近代美術館(千代田区北の丸公園3-1) 「モダン・パラダイス - 大原美術館+東京国立近代美術館 東西名画の響宴 - 」 8/15-10/15 竹橋にいながら、倉敷の大原美術館のコレクションを楽しめる展覧会です。展示作品の数は、東京国立近代美術館の所蔵品と合わせて
「モダン・パラダイス」 東京国立近代美術館 9/23 | はろるど・わーど | 2006/10/03 10:17 PM
「モダン・パラダイス展」の感想その2。それぞれのセクションでの心ひかれた作品の感想。感想その1はこちら♪第1セクション「光あれ」・・近代の風景画、光へのこだわり児島虎次郎「ベゴニアの畠」、懐かしい独特の明るい色彩。白亜の家の壁、ベゴニアの色とりどりのあ
 事情があって外出が憚られる。好きな画廊や美術展巡りも今は自制。でも、あれこれ観
ネットでインド現代美術を散歩する(前篇) | 無精庵徒然草 | 2007/11/13 1:05 AM