青い日記帳 

TB&リンク大歓迎です!
<< November 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 「モダン・パラダイス展」 | main | 蔦のからまる美術館 >>

「フンデルトヴァッサー展」

メルシャン軽井沢美術館で開催中の
「人と自然:ある芸術家の理想と挑戦  フンデルトヴァッサー」展に
行って来ました。自動車



昨日の記事「モダン・パラダイス展」の感想の中でもフンデルトバッサーについて
少しだけ書きました。大阪のゴミ焼却処分場のデザインしたアーティストさんです。
大阪市舞洲工場
(これ実際に見たけど凄すぎ!関西の方感想はいかが?)

「モダン・パラダイス展」で思いもせずフンデルトバッサーの作品に出会えて喜んでいると、悪いことに近美に↑この展覧会のチラシが置いてあるではないですか!!

場所は軽井沢にあるメルシャン美術館。う〜んちょっと遠い。
でも今は高速道路もあるし、幸い軽井沢なら土地勘もあります。

ってなわけで、行って来てしまいました。またもや日帰りです。。。

久しぶりに訪問したメルシャン軽井沢美術館のことについては後日書きますね。

フンデルトヴァッサーさん、本名はフリードリッヒ・シュトオウヴァッサー。
二十歳ごろから「フンデルトヴァッサー」と名乗るようになったそうです。
(フンデルト=100、バッサー=水)←これあとで出てきます。

初期の段階ではまだ普通の作品描いています。
レベルニッグのサーカス」1944

水面に反射する家とボート」1949

でも次第に「片鱗」が現れてきます。
で、こんな作品ばかりとなります。。。

陽:木の魂ー陰:人間の家」1987

曲線を多用して描かれている作品です。直線は大嫌い。
フンデルトヴァッサー曰く「直線に神は宿らず」(そこまで言うか!)

彼は自然をモチーフにした作品を描いたそうなので
当然と言えば当然なのですが…色彩感覚付いてゆけません。
まぁそのちょっと突き抜けてしまっている部分が好きなんですけどね。
色は中途半端に使うと下品になりますが、ここまでやってくれれば文句なし。

彼の作品をもっと観たいですよね?ではこちらから。

フンデルトヴァッサー―5枚の皮膚を持った画家王
フンデルトヴァッサー―5枚の皮膚を持った画家王
ピエール レスタニー

さて、さてこの変てこな、、、エゴン・シーレやクリムトを崇拝する
ウィーン生まれのアーティストさんは日本好きでもあったようです。

多くの技法を駆使して作品を制作したフンデルトヴァッサーは、ヨーロッパで初めて、日本の木版技術者たちと共同作業の上、木版画を制作した芸術家としても知られています。

今回の展覧会にも日本の川島達夫氏(彫)と清水昭男氏(摺)の手助けを受け制作した作品が数多く展示されていました。
都会人」1933

面白いのはそれぞれの作品にこんな落款が押されてありました。

分かりますよね?先ほどチラッと書いた「フンデルト」「ヴァッサー」の意味。
フンデルト=100、ヴァッサー=水
それで「百水」!座布団ゲットできます。拍手!拍手

おちゃめな人だったのでしょうかね。
また「蝉凧」という名古屋地方の凧をデザインしていたりもします。


こんなことばかりしていた人じゃーなくて、建築家としても有名な方です。
以前「美の巨人たち」でも取り上げていましたね。

大阪の例でも分かるようにこの人に考えさせたら凄いことになってしまいます。
「色鮮やかな外観」とは聞こえがいいですが、街中にこれあったら困ります。
ホーエ・ハイン・ドレスデン

尤もこちらの建物は構想までで大阪のように実際は建てられるまでには至らなかったそうです。ドレスデンの市民はほっとしているでしょう。ね。

まぁ良くも悪くも「面白い」アーティストさんです。
急逝されてしまったのが悔やまれます。

名前覚えておくといいかもしれません。
フンデルトバッサー(フンデルトヴァッサー)
一度覚えたら忘れない名前ですよね。

鮮烈な色彩と渦巻く線を駆使する画家として、また人と自然の共存を訴え続けたエコロジストとして、日本にもなじみの深い、オーストリアを代表する美術家、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー(1928−2000)の業績を回顧する展覧会です。絵画作品を中心に、フンデルトヴァッサーが理想とした自然との共生と調和を雄弁に語る建築模型、環境保護活動の過程で制作されたポスター、版画、タペストリーなど約100点の作品を紹介し、美術を通じて自分の理想を実現しようと挑戦し続けてきたフンデルトヴァッサーの軌跡に迫ります。
展覧会 | permalink | comments(16) | trackbacks(6)

この記事に対するコメント

こんにちは
フンデルトヴァッサーいいですよね。。。
非常にはっきりとした色使いなのに、観ていると不思議と心が落ち着きます
近美の「モダン・パラダイス展」でもフンデルトヴァッサーが観られるとはますます楽しみになってきました!
軽井沢も行きたいと思っているのですが(珍しくタペストリーが有るらしいですね)微妙に遠いので・・・うー、10月までには何とか! 

muha | 2006/08/30 1:33 AM
Takさ〜ん☆すごい!軽井沢まで、行ってきた?!(笑)実は、rossa、メルシャン軽井沢美術館すごく行って見たい美術館です☆
フンデルトヴァッサーは、芸術と環境についての彼の思想性が、圧倒的ボリュームで自由自在に展開され☆ほんとおもしろい展覧会でしたね☆
個人的に、彼の技術的な面で、すごく関心あったのは、<濡れたままの画面の表現>です。乾いてる絵の具なのに、濡れてるような感じ?しなかった?これって、他にない感じです。
rossa | 2006/08/30 9:19 AM
フンデルトヴァッサー好きな画家です。
彼のあの色使い、魔法使いみたいです!!
10月に軽井沢に遊びに行く予定で、その時に
見に行く予定だったんです〜
グッズが売切れてしまわないか心配でたまらない今日この頃です。「モダン・パラダイス展」楽しみです。
みちよ | 2006/08/30 10:36 AM
@muhaさん
こんにちは。

大阪にあの建物できるまで
彼のこと知りませんでした。
ごちゃごちゃのようで
どこか統制取れているような絵でした。

タペストリーありましたよ。
はじめタペストリーとは気がつきませんでした。
小旅行気分で是非。

@rossaさん
こんにちは。

>実は、rossa、メルシャン軽井沢美術館すごく行って見たい美術館です☆
オープンしたのが10年前。
その時に一度行ったきりでしたが
10年経って外壁が蔦でいっぱいになっていました。
成長する美術館?!

mixiに美術館で撮ってきた写真アップしておいたので
見てやってください。

>濡れたままの画面の表現
特に版画でそう感じましたよ。
キラキラしていもてしっとりしている感じも
兼ね備えている不思議な画面でした。

@みちよさん
こんにちは。

お好きなのですか!
それなら行かなくては、軽井沢。
10月ごろだと肌寒いですよね、もう。
グッツはオーストリアからのものが
まだいっぱいありましたよ。

行かれたらまた感想お聞かせ下さい。
Tak管理人 | 2006/08/30 1:02 PM
フンデルトヴァッサー・・・
どうもあのたんぽぽの家のイメージが強くて・・
屋根を踏んでるとわっさーっとたんぽぽが生えてきて・・
っていうイメージが湧き上がってしまうんです^^;
大阪の舞洲の、ヴァッサーさんのだったんですね。
ついこの間見て「なんじゃこりゃ!?」って思ったばっかりです。
家族も親戚も「なにあれ??」って言ってましたよ。
Banana | 2006/08/30 9:38 PM
4月に京近美で見ました。といっても超駆け足で。
街の作品(一番大きい模型)と、実物を写した写真があったのですが、写真はフィルムを反対側、つまり裏から焼いたように見えました。(聞いたのですがはっきりせず。実物と作品は、必ずしも同じではないと言われて、釈然としないものがありました。)
軽井沢では、どうだったのか、気になります。
京近美では、ビデオを流していて盛況でしたが、軽井沢はどうでした?
もう、記憶がはっきりしないのですが、初期の作品は普通っぽかったような?
竹橋にも行ってみますね。
鼎 | 2006/08/30 9:40 PM
こんばんは モダン・パラダイスの「血の雨の中の家々」が気になって、ブログに感想を書いてみました。TBします。
とら | 2006/08/30 11:45 PM
私も鼎さんと同じく、京都で見てきました。
模型の展示が4点ぐらいあったのが印象的でしたね。
軽井沢でしたら、かなり落ち着いてみることができたのではないでしょうか・・・?
紺洲堂主人 | 2006/08/31 12:29 AM
@Bananaさん
こんにちは。

たんぽぽの家って模型であったやつでしょうか?
屋根とかに植物生えていること多いですよね。
天空の城じゃーないんだから!

大阪は申し込めば見学もできるそうですね。
次、関西行く時はコースに是非入れたいと思います。
それにしても、目立ちますよね。。。

@鼎さん
こんにちは。

ご指摘の写真と模型気がつきませんでした。
説明それはなってませんね、、、
不親切。
どうだったのでしょうか?

ビデオは流していましたよ。
映画ですよね?
ただお客さんが一人か二人しかいないので
観ている方はいませんでした。
外も中も静かな美術館でした。

@とらさん
こんにちは。

おお!それは楽しみですね。
早速拝見しに伺います!
TBありがとうございました。

@紺洲堂主人さん
こんにちは。
TBありがとうございました。

模型の2点は美術館とは離れた
エントランス内に展示されていたので写真撮影できました。
白黒の家、床まで白黒でしたね。。。
Tak管理人 | 2006/08/31 11:01 AM
2000年2月20日にウィーンの
フンデルトヴァッサー・ハウスを見てきました。
この日付には意味があって、この前日の19日に
フンデルトヴァッサーが亡くなったんです。
オーストリア国内でも、まだ、訃報が流れてませんでした。
帰国後、ニュージランド沖の船内で亡くなったと
いうニュースが発表されました。
故人の作品という意識で見てませんでした。
Jun | 2006/08/31 11:46 PM
@Junさん
こんばんは。

流石Junさん!
客船で航海中に亡くなってしまったんですよね。
まだまだ本国にもきっと伝わっていなかったのでしょう。
帰国してからその訃報を知ったなんて意味深ですね。
こういう作家さんとは「縁深く」なるものです。

今度ウィーンに行くときにはフェルメールの次に
この作家さんに注目してみてきます!
Tak管理人 | 2006/09/01 11:37 PM
こんばんは。三越の会場で拝見してきました。

一言でいえば苦手な印象なのですが、
あの曲線と色彩は他と隔絶していますよね。
私の感性が追いつかなかっただけかもしれません。
初期の作品だけでは、このように時代に足を残すことはなかったでしょうから…。
はろるど | 2007/03/13 10:32 PM
こんばんは
先日日本橋三越の展覧会を観て来ました。
その色彩の鮮やかさに圧倒されました。版画類は美しいと思いましたが、建築は…一度観てみたいと思いますが、実際目にしたら唖然としてしまいそうです。
でも作品を鑑賞したのは初めてだったので、出かけて良かったと思います。

TBさせて頂きました。
palpal | 2007/03/13 10:46 PM
@はろるどさん
こんばんは。

三越も行きましたよ。
全然違った印象受けました。
メルシャンは展示空間が縦横と
広かったこともかなり影響しているかと。

大阪の「あれ」見学してみたいですよね。

@palpalさん
こんばんは。
コメント&TBありがとうございます。

TBSにフンデルト・ヴァッサーが
作った時計があるそうなので
今度赤坂界隈に出かけた際には
立寄ってみてきたいと思っています。

作品は実際に観てみないと中々よさが分りませんよね。

Tak管理人 | 2007/03/14 11:41 PM
フンデルト・ヴァッサー★大好きな人です!
19歳の時に初めてたまたま絵を見た時から不思議な絵!好き!!と興味を持ちました。
街が全部がこんなんじゃ嫌って思うかも知れないですが、私はこんな風に世の中の人が自由に建築できたら凄く気持ちいい事なんだなって思いました!絶対今よりも楽しいっ!
おしゃれさんだし☆かっこいいジイチャン!
この人は尊敬できる人です(^^)★
是非新婚旅行はオーストリアへ行くぞぉぉ!
教会みたりしたいです☆なんか凄く勝手な文ですみません^^;周りに好きな人がいなくってなんか興奮してしまいました♪
百花 | 2007/09/05 11:03 PM
@百花さん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

好きな作家さんのことになると
ついつい興奮してしまいますよね。
私も同じです。

大阪へ一度彼が作ったゴミ処分所を
見学に行きたいと思っています。
街中こればかりだと疲れてしまうかも
しれませんが、ぽつんとアクセントとして
彼の作品があるのはよろしいかと。

オーストリーは良いですよ〜
一度しか行ったことありませんが
とても良い印象が残っている町です。
Tak管理人 | 2007/09/05 11:52 PM
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://bluediary2.jugem.jp/trackback/745
この記事に対するトラックバック
人と自然:ある芸術家の理想と挑戦 フンデルトヴァッサー展 2006/4/11(火)〜05/21(日) 京都国立近代美術館 奔放な色彩画家。であり、自然との共存の建築家。であり、環境運動の世界的活動家。でもある。フンデルトヴァッサー。<ロハス>が注目される今、既に
フンデルトヴァッサー展 | Art with You & rossa-blog | 2006/08/30 9:08 AM
フンデルトヴァッサーは、オーストリアでは誰もが知っている有名な建築家である。しかし彼はもともと画家であり、鮮やかな色彩がキャンバスに渦巻く抽象絵画の奇才でもある。 いま東京国立近代美術館で開催中の「モダン・パラダイス展」に大原美術館からフンデルトヴァ
 京都の平安神宮に向かって左側にありますのが、京都国立近代美術館です。本日は、オーストリアの現代美術家 フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーの展覧会、人と自然:ある芸術家の理想と挑戦フンデルトヴァッサー展にやってきました。大阪の人なら、一度は話題
「フンデルトヴァッサー展」に行ってきたぞな | 紺洲堂の文化的生活 | 2006/08/31 12:25 AM
日本橋三越本店新館7階ギャラリー(中央区日本橋室町1-4-1) 「人と自然の共生 - ある芸術家の理念と挑戦 - フンデルトヴァッサー展」 2/27-3/11(会期終了) 京都国立近代美術館及び、メルシャン軽井沢美術館より巡回の展覧会です。絵画や建築などの幅広いジャンル
3/11まで、日本橋三越本店新館7Fギャラリーで開催中。 鑑賞したのは昨日。
フンデルトヴァッサー展 | Blue Bleu Blu | 2007/03/13 10:47 PM
{/star/}{/star/}  1月のロダン展(2007年1月11日の記事)以来、久々に下関市立美術館へ行きました{/car_pink/}                         今回は「フンデルトヴァッサー展」{/ee_2/}  最近見た展覧会の中では一番よかった{/ee_2/}{
感動!!フンデルトヴァッサー展 | 日子のさらさら日記 | 2007/04/28 3:06 AM