青い日記帳 

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来年1月六本木に宗達、応挙、蘆雪、蕭白そして若冲がやって来る!

夏も終りまだ九月になったばかりで来年のことを話すと
それこそ鬼に「笑われて」しまいそうですが、知ってしまった以上
書かずにはいられません!!

来年1月から六本木ヒルズ森美術館で日本画の展覧会が開催されます。
タイトルは「日本美術が笑う:縄文から20世紀初頭まで」展。

開催期間はたっぷりあります。
2007年1月27日[土]― 5月6日[日]森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)

以下プレスリリースより。
日本の古美術の中には意外にも多くの「笑い」があります。本展は土偶や埴輪などの考古遺物から絵画、木彫まで検証し、日本美術の笑いをユニークな視点で探るものです。
会場は5つのセクションで構成し、冒頭にはニッコリ微笑んだ紀元前数千年の土偶が展示されます。しかし、この土偶が笑っているのかどうかを確かめる術はありません。古墳時代には、明らかにゲラゲラ笑っている埴輪が現れ、笑いの力で邪気を飛ばすことを造形化していたことがわかります。

中世に入ると、禅宗の導入とともに、ユーモアを基調とした公案が尊ばれ、たとえば寒山拾得は、日本で繰り返し描かれました。また、中世から近世の絵巻においては、仏教的な約束事を一応守りながら、見る人が思わず笑ってしまうような、豊饒なストーリーが量産されました。展示ではそれらのストーリーもデジタルメディアを駆使して、ご覧いただけます。

若冲、応挙、蘆雪、蕭白ら近年注目されている18世紀京都の画家たちが、動物にたくした「笑い」の表現は、あらためて注視されることでしょう。
また、白隠、円空、木喰といった、江戸の庶民信仰に命を捧げた尊い宗教者たちがつくりだした造形も登場します。彼らは「笑い」を目的としてではなく「手段」として用いたのです。
本展では、岸田劉生旧蔵の屏風、寒山拾得図、そしてそれらを元に描かれたと言われる麗子像を同じ空間に配し、鏑木清方や甲斐庄楠音の日本画も合わせて展示する予定です。

意図されて描かれたもの、そしてまた偶然見る側がそう思ってしまうものなど、日本美術には古来より様々な笑い、ユーモア、おかしみの要素が含まれています。本展では縄文から20世紀初頭までの未紹介作品を多く含む約100点で展覧します。
建築家・千葉学氏による展示ケースデザイン、そして会場構成で、森美術館の空間は日本美術の新たな魅力を伝える「笑い」に包まれます。


くらくら眩暈が読んでいるだけでもしそうな展覧会です。
展覧会の構成も既に発表されています。

5つのセクションと主な作家
1. 土の中から〜笑いのアーケオロジー:土偶、埴輪
2. 意味深な笑み:寒山拾得、風俗画、麗子像
雪村、円山応挙、長澤蘆雪、曾我蕭白、甲斐庄楠音、岸田劉生 ほか
3. 笑うストーリー
曾我蕭白、英 一蝶、池 大雅、河鍋暁斎 ほか
4.いきものへの視線
狩野山雪、俵屋宗達、円山応挙、伊藤若冲 ほか
5.神仏が笑う〜江戸の庶民信仰:白隠、円空、木喰、七福神
伊藤若冲、白隠、円空、木喰 ほか


この展覧会のアドバイザーがかの小林 忠氏と山下裕二氏。
共に辻先生の教え子。
プライスコレクション展でも良し悪しは別として
「大活躍」したお二人。特に山下先生がアドバイザーとなると…
これは放っておけません。

この本ももうじき発売にもなりますね。
伊藤若冲 鳥獣花木図屏風
伊藤若冲 鳥獣花木図屏風 山下 裕二
予約はもうお済ですか?


「和樂」2006/08/06発売号 (9月号)では
小林氏と山下氏で『鳥獣花木図屏風』をめぐるエピソードを交えながら
これこそ若冲の作品に間違いない!!と言い切っています。
(静岡の方がよっぽどニセモノだとも。。。)

閑話休題。
夏と共に日本画熱も醒めたかと思いきやあにはからんや。
今は単なる一休み期間だったのですね。
来年は毎月のように六本木通うことになりそうです。

この勢いそのままに京都、相国寺・承天閣美術館の
「若冲・動植綵絵展」へなだれ込みそうな予感がします。

でも、その前に実は奈良県立美術館で特別展「応挙と芦雪」展あるんですよね〜
困るな……(ニヤリ)
だってこれですよ、これ。(出展リスト

それじゃなくても、秋はあちこち展覧会目白押しで大変なのに。。。
困ったな〜(ニヤリ)

日本画には関係ありませんが、
今、森美術館では二つの展覧会を会場仕切って同時開催しています。

「BMW 革新の軌跡−ヒストリックカーでつづる発展の歴史」展
2006年9月13日(水)〜20日(水)

LOEWE 創立160周年記念 現代美術展 「Take Me with You」
2006年9月14日(木)〜19日(火)

期間は短いですが、観る価値充分ありです。
特にロエベは良いです。カルティエ展とはまた違った良さありました。

それになんと言っても両方とも無料なのが嬉しいでしょ!
今なら森美術館タダで入れるってことです!

それに次の展覧会も超楽しみ。
10月14日(土)より開催の「ビル・ヴィオラ:はつゆめ」

森美術館の宣伝に終始してしまいましたがお許しあれ。
最後はこれで。

六本木ヒルズ 中秋の観月会
10月2日〜9日まで。


それにしても来年が待ち遠しい!!「日本美術が笑う:縄文から20世紀初頭まで」展
若冲らのどんな作品が展示されるのでしょうね。

若冲画譜
若冲画譜
伊藤 若冲
お知らせ | permalink | comments(15) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

こんばんは^^。

Takさんこれから大変ですね^^。
レビューを期待しております^^。

私は
「NHK日曜美術館30年展」
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2006/nichiyo/nichiyo_ja.htm

に食指が動いております。ん〜どうしよう。
shamon | 2006/09/14 11:52 PM
こんばんは
奈良のは前後期で大幅な入れ替えがありつらいところです。
私は正倉院展と一緒に見に行きます。

森美術館もやりはりますね・・・
その頃にはまた東京ハイカイいたします。
又色々教えてくださいませ♪
遊行七恵 | 2006/09/15 12:00 AM
うわー、笑ってしまいますね、ほんとに!
この夏で若冲がらみのはしばらく、遠のくかなと思ってたのでかなりうれしいです。
問題はちょいと忙しくなってきて、美術館に行く時間が減ってること。。うーむ、なんとかして行かねば!
あおひー | 2006/09/15 1:26 AM
奈良県立美術館。。これ興味深々♪ 正倉院展と抱き合わせ たしかにいいかも。 

ことしの正倉院はなに出るんでしょうね?

秋はとにかく見たいものが目白押して困ります??
十六夜 | 2006/09/15 6:03 AM
うずうずしてきました…

これだけ会期が長いと入替えが気になりますね
日本画情報ありがとうございます。


秋は大変です!
出光もまだなのに…
栃木でやる『田中一村の世界』が気になってしかたありません!
だって、“軍鶏”が出るんですぅ〜(ToT)
るる | 2006/09/15 7:24 AM
この秋、奈良へは、0泊3日のバスの旅も
考えていますが、体力的にどうかなぁとちょっと心配。
やはり新幹線になりそうかなぁ。
奈良県立美術館、前期後期入れ替え多くて
2度行かないとなりませんね。
一村雨 | 2006/09/15 8:02 AM
知りませんでした!森美術館楽しみです。
ホント期間も結構長いしよかったわ。
蕭白と一蝶すごく見たいです。

タイトル面白いですね。興味わいちゃうコピーです。
きっと同じ作品でも見せ方で、集客度も全然違うのでしょうね。
kyou | 2006/09/15 10:54 PM
展覧会情報ホント助かってます!実は今しがたも一泊ですが
東京に行ってきまして、出光の風雷展見てきました。
たけさんが記事にしてくれてなかったら絶対に見のがしてました〜
ってゆうか応挙と芦雪展!!あの黒牛が!!コレは………!!
ナムル | 2006/09/16 1:06 AM
森美術館!期待させてくれるではないか。うほほほほ。
これは、もう、まさに「奇想の系譜」の流れですわね。
矢島新・山口裕二・辻惟雄「日本美術の発見者たち」
を読んで予習しなくちゃ。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/413083035X
菊花 | 2006/09/16 10:33 AM
@shamonさん
こんにちは。

大変です。笑っちゃうくらいに。
奈良いければいいなー

「NHK日曜美術館30年展」
これ私も行くつもりです。
掛け持ちはどこにしよう・・・

@遊行七恵さん
こんにちは。

奈良に前期後期とまたがり
行けないものかと画策したのですが
やっぱり無理でした。どちらかとなると
後期でしょうか。。。
正倉院展、まだ一度も行ったことありません。

森美術館は会員になると会期中
何度でも入れるのでお得です。

@あおひーさん
こんにちは。

笑っちゃうでしょ!
森美術館夜遅くまでやっているので
仕事の帰りとかにかなりの頻度で
行ってしまいそうな予感がちらほら。
お仕事無理せずに。私も限界超えてます。
勢いだけでなんとか持たせてます。

@十六夜さん
こんにちは。

奈良美と正倉院展。
いいな〜関西の方は。

今プライス展でも芦雪見られますし
まとめてみるにはもってこいですね。

@るるさん
こんにちは。

入れ替えどうでしょうね。
長くは展示できない作品もあるでしょうからね。
情報逃さないようにしないと!

田中一村の展覧会観たいですね。
数年前東京で開催したとき衝撃受けました。
「日本のゴーギャン」とか形容されるが
不愉快でたまりません!

@一村雨さん
こんにちは。

私も奈良へ行くとしたら今度は
新幹線で行くつもりです。
そして少しはゆったりしたいです。
いつも駆け足なので。。。
前期後期入れ替え多すぎです。
芦雪が観られるチャンスなのに〜

@kyouさん
こんにちは。

私もつい最近たまたま知りました。
まだweb上でもほとんど紹介されてません。
冗談かと思いました。

白隠とかも楽しみです。
山下先生がアドバイザー務めるとなると。。。
う〜んどうなりますことやら。
とにかく楽しみです。

@ナムルさん
こんにちは。

出光ラッキーでしたね。
三作品まとめて観られるなんて!
宗達だけでも観られれば満足なのに。
応挙と芦雪展行きたいですよね〜
だんだん関西エリアまで行動範囲が
広がっている自分が怖いです。

@菊花さん
こんにちは。

「日本美術の発見者たち」は面白い一冊ですよね。
以前、古本屋で何気なく買ったのがあります。
日本画にハマった今では積み上げられていた山から
格上げされ本棚に収まってます。
Tak管理人 | 2006/09/16 10:56 AM
Takさん、こんばんは。やっと新回線がつながりました。途中、インターネットカフェに3回通いました。ネットにアクセスできない生活はシンドイですね。

森美術館の展覧会は面白そうですね。英一蝶、狩野山雪に期待したいところです。追っかけている一蝶の“布晒舞図”(遠山記念館)がでてくれたら最高なんですが。奈良県美の“応挙と芦雪展”も待望の展覧会です。
いづつや | 2006/09/16 9:29 PM
貴重な情報、ありがとうございました。個人的に森美術館は好きなので、嬉しいですね。今から期待度大です!
ポロネーズ | 2006/09/17 12:51 AM
>数年前東京で開催したとき衝撃受けました。
>「日本のゴーギャン」とか形容されるが
>不愉快でたまりません

全くです!!!
どこを見てるんでしょう!
三越美術館の展覧会、衝撃的でしたね
とちぎ だと巡回は無いですよねぇ〜
るる | 2006/09/17 4:34 PM
こんばんは。
森にとうとう来ましたか!奇想の系譜展(?)でしょうか。
詳細なアナウンスが楽しみです。

>この勢いそのままに京都、相国寺・承天閣美術館の
「若冲・動植綵絵展」へなだれ込みそうな予感がします。
でも、その前に実は奈良県立美術館で特別展「応挙と芦雪」展

奈良では蘆雪でしたか。これはもう皆見なくてはいけませんね…。
大変なことになりそうです…。
はろるど | 2006/09/18 12:32 AM
@いづつやさん
こんにちは。

あれからずーと更新されてないから
大丈夫かな〜と心配していました。
メールも出せませんしね。
ネットカフェはどうも馴染めません。

森美術館楽しみにしています。
会員で良かったな〜と初めて思える
展覧会かもしれません。

@ボロネーズさん
こんにちは。

たまたま見つけてあまりに凄いので
記事にしちゃいました。
ほんと楽しみです。今から。

@るるさん
こんにちは。

とちぎ私も調べたら巡回ないようですね。
これは行くしかないでしょう。
車で日帰りパターンかな。
よい情報をありがとうございました。

@はろるどさん
こんにちは。

森美術館に若冲来るのオープン以来ですね。
辻先生の奇想の系譜に基づき新たに山下先生などが
「これは!」と目をつけた絵師達を紹介する企画でしょうか。
「白隠はこれから来るよ〜」なんて以前仰っていました。

奈良はスケジュール的にかなりキツイんですよね。
一泊二日でもあいている日が…
年休とってでも行こうかな(^^ゞ
Tak管理人 | 2006/09/18 8:56 AM
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