青い日記帳 

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「ジェニー・ホルツァー展」

SCAI THE BATHHOUSE(スカイ・ザ・バスハウス)で開催中の
「ジェニー・ホルツァー展」(Jenny Holzer exhibition)に行って来ました。



↑のような作品一度は観たことあるかと思います。

NY在住のアーティスト、ジェニー・ホルツァー(Jenny Holzer)の作品です。
ジェニー・ホルツァーは1950年米国・オハイオ州生まれ。現在NY州在住。 70年代後半より自作のテキストを使用した、様々なメディアの作品を発表しています。その中でもLEDを使用した表現が代表的です。使用されるテキストは、格言的で、時として暴力的で過激にも感じられ、多様な現代社会の状況を反映しているといえます。90年代に新たに書かれたテキストは、戦争や戦地での女性被害者達を題材とした詩的な内容で話題になりました。

世界中の都市の歴史的な建造物などに
「Xenonプロジェクター」を用いて
メッセージを発するパフォーマンス。

単にスクリーンにではなくその場所や
建物の持ちえる意味に新たな意味付けを
付するこのパフォーマンスは大変刺激的です。

写真を通してでもこれだけ感性を強く触発させるのですから
実際にメッセージを投影された現場に居合わせたら一体…



今回は「Xenon」シリーズを撮影した写真がまず展示してありました。
ドイツ、ベニス、ローマ、ニューヨークetc…

世界の歴史的な「景観」や都市を代表する「景観」も
ジェニー・ホルツァーの手にかかると見え方一変します。

Die Macht Des Wortes / I Can't Tell You
Die Macht Des Wortes / I Can't Tell You

Jenny Holzer
Jenny Holzer
Diane Waldman

それともうひとつ。
こんな巨大な作品も展示されていました。


インスタレーションは、84個もの小型のLEDサインがミニマルに配置され、それぞれ同じ内容のテキストが反復していきます。文字が空間に反響するかのように、暗闇の中を増幅していくイメージを醸しだし、言葉の表現だけでなく視覚的にも非常に迫力のあるプレゼンテーションとなります。 

この写真じゃ〜よく分からないかもしれませんが、
点灯している一個一個が作品でそれぞれ違ったメッセージを
LEDによって表しています。

目で追うのが大変!

LEDを用いた彼女の作品は、大阪・中之島三井ビルディングにもあるそうです。
画像などはこちら
今度大阪行くとき見学に行くところまた一つ増えました。

同じく女性アーティストで文字を効果的に作品に取り入れて
一躍時の人となったバーバラ・クルーガー。
Remote Control: Power, Cultures, and the World of Appearances
Remote Control: Power, Cultures, and the World of Appearances
Barbara Kruger

世代的にはジェニー・ホルツァーと同じですね。

バーバラ・クルーガーはユニクロのTシャツになっちゃって
なんだか「価値」が下がった感じ否めません。

嫌だな〜来年のユニクロのTシャツにジェニー・ホルツァーの
写真がプリントされた商品とかあったら。。。

何て言いつつ買ってしまうのですけどね。


さてさて、SCAI THE BATHHOUSE(スカイ・ザ・バスハウス)へ行くのは
今回が2回目になります。まだあの元銭湯画廊には新鮮な感じ受けます。

番頭台が受付カウンターになっていたり
下駄箱使われていませんが当時のまま残されていたり
元銭湯だと分かるポイント随所にあります。

だいたい外観がどう見ても銭湯ですからね。。。
←この入口のガラス戸に「ジェニー・ホルツァー」と片仮名で書かれてあるのが何とも不釣合いで愉快でした。

おまけ

いつもお世話になっているJOJOさんのサイト
ニューヨーク・ラブズ・ユー(NYLY)の300万アクセス記念イベントに
お誘い受けたのですが、行けそうにありません。

スミマセン

お詫びを兼ねてNY関連の展覧会のご紹介を。

まずは世田谷美術館分館清川泰次記念ギャラリーで開催中の展覧会。

ONCE UPON A TIME IN AMERICA
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
清川泰次が見た1950年代のアメリカ
 本展覧会では、1951年から3年間、アメリカのシカゴとニューヨークに滞在した清川泰次氏が、現地で撮影したカラー写真を約40点、世界初公開しております。
 学生時代から写真に親しんでいた清川は、アメリカに渡った3年間で膨大なカラー写真を撮影しました。現地で出会った人々はもちろんのこと、何気ないアメリカ人の日常を収め、その当時の街並みを記録した写真の数々からは、清川泰次がどのようにアメリカを捉え、何に心惹かれていたのかが窺えます。ひいてはそれは一個人が撮影した異国の風景という枠を超え、決して観光や報道といった視点からは生まれない一人の日本人が戦後に栄華を誇りつつあったアメリカで生活し、その国を見つめたドキュメントと捉えることも出来るでしょう。
 非常に堅牢なことで有名なフィルム、コダクロームで撮影された50年以上も前の写真は、いまなお、色鮮やかな当時のアメリカの日常を我々に覗かせてくれます。また同時に、アメリカで制作した作品を中心に、1950年代の清川の代表的な作風の作品を展示致します。 

もう一つは東京都写真美術館で開催中の展覧会。

HASHI(橋村奉臣)展
ニューヨーク在住の写真家・橋村奉臣は、アメリカで「HASHI」の名で呼ばれ、その驚異的な技法で、アメリカの広告写真界において不動の地位を築き上げました。HASHI(橋村奉臣)展「一瞬の永遠」&「未来の原風景」では、2部構成で橋村の今日までの軌跡、ならびに今後の新たな方向性をご紹介いたします。
橋村は1980年代初めに、超高速のスピードライトで、肉眼では捉え難い瞬間をとらえ、オブジェの移行を永遠の時間のなかに凍結させる技法を「アクション・スティル・ライフ」と名づけ、ニューヨークの広告界で高く評価されました。
「一瞬の永遠」ではニューヨークに渡り、写真家として不動の地位を築いた代表作「アクション・スティル・ライフ」と「スティル・ライフ」から約40点を紹介いたします。
STILL LIFE―a moment’s eternity《一瞬の永遠》
STILL LIFE―a moment’s eternity《一瞬の永遠》
橋村 奉臣
展覧会 | permalink | comments(4) | trackbacks(1)

この記事に対するコメント

銭湯画廊って。。。
面白いですね。意外なコンビネーションが斬新です。
何処にあるのでしょうか?
seedsbook | 2006/09/20 2:28 PM
@seedsbookさん
こんばんは。
谷中にあります。
藝大からも近いです。
私は今回は根津から歩きました。
夏目漱石の気分です。
Tak管理人 | 2006/09/20 10:43 PM
昔済んでいたこともあり、シカゴの昔の姿に興味があったので、清川ギャラリーに行きました。貴重な記録でもあり、好きな写真も多かったです。
※チラシにポスターにも使われているシカゴの写真が「以上二店<ニューヨーク風景>」と誤りがあったのは、残念でした。
ポスターは大きい方を購入しました。
kenta-ok | 2006/10/09 6:55 PM
@kenta-okさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

お住まいになっていたことがあるのですね。
それだと余計に感慨深いものがおありかと。
シカゴの写真なのですね。
分かりませんでした。
てっきりNYだとばかり思っていました。
Tak管理人 | 2006/10/10 11:28 PM
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