青い日記帳 

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手作り「菜蟲譜(さいちゅうふ)」

さて、これは何でしょう?


ソニー製の単三電池の隣にある小さな巻物。

紐を解いて中をのぞいてみると…


ムムッ!これは!![菜蟲譜]の文字がはっきりと見て取れます。


菜蟲譜(さいちゅうふ)とは伊藤若冲が寛政2年(1790)に制作されたとされる
縦32.0cm×長さ1091.3cm絹本彩色一巻の巻物です。


クルクルと何処までも絵巻は延びてゆきます。

途中にしっかり「菜蟲譜」のイメージキャラでもあるガマガエル君もいます。


流石、青物問屋の跡取り息子だけあって様々な野菜や果物が描かれています。
後半の三分の一は昆虫やカエルなど小動物の世界が展開。
そして最後にカボチャの中に「斗米庵米斗翁行年七十七歳画」と書かれ
絵巻の最後は書家の細合半斎による跋文が書かれておしまい。


本物の「菜蟲譜」をそっくりそのままコピーして作った
ミニチュア版「菜蟲譜」です。

ただし、ミニチュアと言ってもバカにしてはいけません。
本物は実際に長さ11mありますが、このミニチュアも
その約十分の一の1m10cmもあります!

どれだけ長いかというと、、、
さっきまで私が着ていたスーツの横に貼り付けてみますね。
 
長っ!!

で、一体このミニチュア版「菜蟲譜」をどこで手に入れたかというと。。。それは「菜蟲譜」を実際に所蔵している佐野市立吉澤記念美術館(旧・葛生町立吉澤記念美術館。市町村合併により佐野市と併合した為、美術館の名称も変更)です。
美術館外観

栃木市の帰りにちょいと遠回りして葛生町へ足をのばし立寄ってきました。
勿論「菜蟲譜」は展示されていないこと確認済みでしたが
折角栃木まで車で来たのです、佐野アウトレットだけに寄って帰るでは
勿体ない、勿体ない。(佐野らーめんもついでに。。。)

この美術館サービス良すぎます。
看板商品の「菜蟲譜」は中々見せてもらえませんが
その代わりに、今日紹介したミニチュア版「菜蟲譜」を無料で作らせてくれたり
「菜蟲譜パズル」なんてものまで置いてあり自由に遊ぶことできます。
ここでミニチュア版「菜蟲譜」作ります。
使用するノリやハサミ、台紙、軸棒その他全て揃っています。勿論無料!!
是非とも販売して欲しい菜蟲譜パズル

更に「菜蟲譜絵葉書セット」がショップで販売されているのですが
これが破格値!!

16枚入りでたったの1000円!!!
ちゃんとしたケースにまで入っていてこの値段。信じられません。

おまけに館内にはこんなかわいらしいスタンプまで用意されています。


栃木なんて遠くて行けない。。。という方のために
ここの美術館webでも惜しげもなく「菜蟲譜」全て
画像公開してくれています。太っ腹!!
画像はこちらからどうぞ。

狩野氏がお書きになったこちらの本にも詳しく「菜蟲譜」について載っています。
目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』
目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』
 ↓


さーーて、辻先生の
「ギョッとする江戸の絵画」今夜は若冲だ!!
っと思ったら今月は放送ないのですね。。。
来月まで待ちます。手作り「菜蟲譜」でもながめて。

若冲関連書籍
江戸時代中期の京都の青物問屋に生まれ育ち、近年ますます多くの人を惹きつけている画家・伊藤若冲の晩年期の作品です。11メートルにおよぶ巻物をひもといてゆくと、前半には四季の野菜や果物が、後半からは昆虫や爬虫類などの小さないきものたちが次々と現れます(野菜・果物等約100種、昆虫等約60種)。かれらのどこかユーモラスな姿からは、若冲の慈しむようなまなざしが感じられます。
巻頭には大坂で書家として知られたらしい福岡撫山(仲国、生没年未詳)による題字、巻末には大坂の著名な詩人・細合半斎(1727-1803)による跋文があります。

その他 | permalink | comments(11) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

こんばんは
一度くらいはこちらに行きたいと常々思っています。
古径の若い頃の『神崎の窟』も見たいですし。
巻物も作ってみたいです。←しかしへたくそなので多分巻物はふくれあがって通常の二倍くらいの大きさになりそう・・・

佐野といえばすぐに「花魁ソリャあんまりつれなかろうぜ」の佐野次郎左衛門を思い出します。
関西からは北海道よりとーーいとーい佐野でした。

***たくさんのtbありがとうございました♪***
遊行七恵 | 2006/10/30 11:08 PM
@遊行七恵さん
こんばんは。

遊行さんのブログとどうも相性が悪くて
いつもTBできないでいます。
出来るときは出来るのですが。。。
申し訳ないです、何だか。

巻物は作り方の用紙がこれまた
用意してあるので簡単です。
ただ少しだけ根気がいるかな。

小さな美術館でしたが
これ作れたので大満足して帰途に着きました。
Tak管理人 | 2006/10/30 11:49 PM
こんばんは!

何とも楽しそうな巻物作り。

佐野吉澤記念美(巻物作り)
宇都宮美(マグリットを観る)
+餃子? + 苺狩り? +ラーメン?
と行脚したい病にかかりました。
KAN | 2006/10/31 2:01 AM
 栃木県佐野市は祖父の故郷なのに、未だ一度も行ったことが
ありません。 そんな素敵な美術館があることも知りませんでした。
コレを機に少しは興味を持てと祖父に言われたような気がします。
ありがとうございました。
山桜 | 2006/10/31 5:42 PM
 ナント…少し検索してみたら、市内に本家?が寄贈したものを
元にした別の美術館をみつけました。 祖父は40代で亡くなったので、
私は本当に何も知らなくて…今度実家へ行ったらよ〜く聞いてきます^^;
Takさんのお陰で、今まで知らなかった祖父のことがもっと分かる
かもしれません。 ありがとうございました!
山桜 | 2006/10/31 5:55 PM
うひょう!
なんてステキな美術館〜♪
栃木かぁ・・・・むむむ。。。
でもいつか行きたいですねぇ。
Banana | 2006/10/31 9:17 PM
@KANさん
こんばんは。

本物は見られなくても
これだけのサービスが
あれば十分満足です。

駐車場もタダだし。
近くには化石館もあるし
更に帰りがけに佐野ラーメンも!!

@山桜さん
こんばんは。

なんだか大変な事実が発覚したようですね。
それは凄いですよ〜
北関東のお金持ちって結構半端ないです。

佐野といえば尾形乾山が晩年過ごした街ですが
もしかして佐野乾山とかもお持ちなのでしょうか?

何はともあれ、美術館ができるほどの
モノを有していたのですから凄いです。
いやーービックリしました。

@Bananaさん
こんばんは。

栃木近そうで遠いです。
今日になって疲れが出てきたようです。
年ですねーー
機会があれば是非!
Tak管理人 | 2006/10/31 10:40 PM
こんばんは。これが噂の品ですね!
10分の1スケールとは豪華!
しかもキットも揃っているというのが最高ですね。

実物はいつ頃公開されるのでしょう。
実物+ミニチュアオマケではもう言うことなしですよね。
気になります!
はろるど | 2006/10/31 10:56 PM
@はろるどさん
こんばんは。

そうです。これが「噂」のブツです。
いい感じでしょ!

本物は来年公開されます。
年に一回公開されるのですが
今年は海外で公開したので国内ではなしだそうです。
公開の日程決まったら連絡もらうことになってます。
お知らせしますね。
Tak管理人 | 2006/11/01 11:17 PM
私も若沖の回だ!と気合い入れてTVの前にいたので、パニックでした笑
え?え?見逃した!?と。
彼氏が冷静な目でテキストを読み、今週は放送がないことに気付き、ホッとしました〜。で、今週きちんと見ました☆
るぅ。 | 2006/11/08 11:36 PM
@るぅ。さん
こんばんは。

一週空くとは私もその時になるまで
気がつきませんでした。
毎回毎回涙モノですね。
それにしてもテキストよく出来ています。
来週もこれまた楽しみです!
Tak管理人 | 2006/11/09 12:00 AM
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