青い日記帳 

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祝・『水の女』復刊

倒産してしまったトレヴィルが出していた名著として名高い『水の女』
多くの方のルクエストの声に応えてこの度、復刊しました。
店頭でもアマゾンでも販売されています。

水の女  溟き水より From the Deep Waters
「水の女 溟き水より From the Deep Waters」 高宮 利行

私はトレヴィルが倒産してこの本が入手できなくなってから
存在を知ったので手に入れるの結構大変でした。

このシリーズは「水の女」「眠る女」「黄泉の女」と三冊出ていたので
三冊全部手に入れるのには一年はかかりました。
(詳しいいきさつはこちらに書いてあります)

人気が高く、でも入手できないそんな「水の女」が書店でまた販売されるようになったのはとても喜ばしいことです。是非ともこの本の魅力を今まで見ることの出来なかった方にも味わっていただきたいです。

さて、簡単に内容でも。

表紙をご覧になってもお分かりの通り、ラファエル前派の作品が主に掲載されている読み物というより、大人の絵本といった類の物です。

やっぱり一番好きなのはウォーターハウスのこの絵かな

ヒュラスと妖精たち」(この本に記されているタイトル)
でんぐりでんぐり君も活躍してます。。。

本の紹介文にはこうあります。
セイレーン、マーメイド、魔性の女、異教のヴィーナス、誘惑する水界の魔女など、可憐で妖艶な水の女たちを集めた異色の画集。ラファエル前派や世紀末の画家たちが描いた、19世紀ロマン主義の官能と退廃。

決してラファエル前派だけを扱っている「絵本」ではありません。
例えばこれ。

ポール・ドラローシュ「若き殉教者

コワイ系ではこれ。

レヴィ=デュルメール「メデューサ

そしてまたウィーンの世紀末芸術のパイオニア、クリムトのこんな作品も。
 
海蛇」 & 「金魚

これらの作品を含む全部で43枚の美しい作品で綴られた一冊です。

復刊本は若干紙質が違ったように感じましたがそんなのは些細なことです。

正方形に近い形の本です。店頭で見かけたら是非手に取ってみて下さい。
欲しくなること請け合いです。

水の女  溟き水より From the Deep Waters
「水の女 溟き水より From the Deep Waters」 高宮 利行
読書 | permalink | comments(12) | trackbacks(3)

この記事に対するコメント

TBありがとうございました。
とても嬉しい知らせです!
自分は持っていても、大好きな本が復刊されるの喜ばしいことだと思います。
こちらからもTBさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
nao | 2006/11/22 10:55 AM
トレヴィルはいい本をたくさん出していましたよね。当時としては高価でしたが、私も写真集とか数冊持っております。
宝物です。
この画集はTAKさんのブログで知りましたが、なかなか絵の選択が渋いですね♪
シルフ | 2006/11/22 9:51 PM
@naoさん
こんばんは。

嬉しいですよねーー
観たい方多かったかずですからね。
書店でひら積みになっていると
一瞬わが目を疑ってしまいます。まだ。
TBありがとうございました!

@シルフさん
こんばんは。

そうなんですよね。
高くて中々手が出ませんでした。
無くなってから「買っておけば」と
何度悔やんだことか。。。

アップした絵は渋めのものばかりです。
Tak管理人 | 2006/11/22 11:04 PM
TBありがとうございました。
「水の女」の記事を書き始めた所だったので、ビックリしました。スローテンポの僕とは違い、Takさんは、情報が早いですね!流石です。
このような素敵な画集が、簡単に手にはいるようになったのは、とても喜ばしいことだと思います。
この調子で、トレヴィルの復刊を続けて欲しいですね。
TBさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。
lapis | 2006/11/23 1:14 AM
takさんこんばんは。皆さん、情報が本当に早いですね。私はたまたま古書を購入していましたが、やっぱり綺麗で手に取るとすぐそのままレジに行ったことを思いました。
ただ・・・今どこにしまったのか見つからなくてちょっと悲しいです(苦笑)。トレヴィルの本が復刊されるのは本当に嬉しいですね。レアなものが多いですから。
alice-room | 2006/11/24 2:51 AM
こんにちは。
トレヴィルにはイッパイ感受性を育ててもらった気がします。
何しろ子供だったので高い画集は買えず、眺めているだけでしたが…

この本の事は知りませんでした。
手にして見たい気がします。素敵ですね…堪りません…
るる | 2006/11/24 7:21 AM
@lapisさん
こんばんは。

書店でひら積みになっていて
わが目を疑ってしまいました。。。
復刊していたとは!
喜ばしいことです。

私は是非ともフレデリック・レイトンの画集を
復刊させて欲しいです。
あの燃えるようなオレンジ色たまりません。

@alice-roomさん
こんばんは。

実は数ヶ月前に神田の古本屋でこれ見つけました。
随分と安くて驚きました。きっと復刊が決まっていたので
値崩れしたのでしょうね。

私が古本で買った時は3000円だったと記憶しています。
トレヴィルが復活するようであれば
日本の景気も本物ですよね?!

@るるさん
こんばんは。

昔は高く感じましたからね〜
レイトンの画集も手にした時に
買っていればなーと悔やんでいます。

書店でよく見かけますよ。
立ち読みするだけでも十分かな??
Tak管理人 | 2006/11/24 10:20 PM
こんばんは
最近本屋に行けば旅行とかグルメスポットの雑誌ばかり・古本屋に行けばマンガばかりの、ナサケナイ私です。
ですからこの情報も知らなくて、うぉぉです。
しかも神田では値崩れですって?
シクシク、わたし今朝まで都内にいて、昼から明日まで信州なんですよ…ああ、ホテル備え付けのパソがにくい…

遊行七恵 | 2006/11/25 9:50 PM
Takさん
こんばんは
こちらでの紹介を読んで、思わず買ってしまいました...
lysander | 2006/11/25 11:24 PM
@遊行七恵さん
こんばんは。

神田で初めてこの本を見た時は
買えないほどの値段でした。
それが今では・・・
再販の威力です。

この本は書店で新刊を買うのが宜しいかと。
表紙もピカピカしていてまさに宝物です。

@lysanderさん
こんばんは。

ボーナス前に散財はいけません。
でも買いたくなる気持ちよーく分かります。
Tak管理人 | 2006/11/27 11:27 PM
こんばんは。
『水の女』は私が世紀末象徴主義に興味を持ち始めた頃に出会い、その後の趣味の方向性を決定付けた本だったので、復刊を本当にうれしく思います。

>「大人の絵本」
まさにそういった趣の本だと思います。
日々眺めて、自分の感性で掲載作品を解釈するというのが、『水の女』を楽しむ方法のように思えます。

できることなら『黄泉の女』『眠る女』も復刊して欲しいものです。
千露 | 2006/11/29 11:22 PM
@千露さん
こんばんは。
TBありがとうございます。

私もラファエル前派に惹かれた時に
この本と出合えて熱が一気に上昇しました。
復刊はもろ手を挙げて嬉しく思います。

余計な解説が付随していないのが良いですよね。
また観る絵もその時の心情によって
随分と印象が違ってくることよく分かります。

>『黄泉の女』『眠る女』も復刊して欲しいものです。
ですね。
三冊揃うとまさに「圧巻」です。
Tak管理人 | 2006/12/01 1:05 AM
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弐代目・青い日記帳のTakさんの情報によると、長らく絶版であった『水の女 溟き水より From the Deep Waters』が復刊されてという。 水の女 溟き水より From the Deep Waters 作者: 高宮 利行 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2006/11/11 メディア: 大型
『水の女』復刊 | naoの本棚 | 2006/11/22 10:51 AM
スウィンバーンの何とか云う詩に、女が水の底で往生して嬉しがっている感じを書いてあったと思う。余が平生から苦にしていた、ミレーのオフェリヤも、こう観察するとだいぶ美しくなる。             
祝・復刊『水の女』 | カイエ | 2006/11/23 1:03 AM
『水の女 From the Deep Waters』1993 解説:高宮利行 この画集を出版していたトレヴィルでは この他にも美しい画集や写真集を数多く出版していました。 出版社が解散してしまい、現在入手困難な本ですが、 大好きな本で、私にとって今のHPを作ることになった原点とも
水の女 From the Deep Waters | Windflowers | 2006/11/29 11:14 PM