青い日記帳 

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「空間に生きる−日本のパブリックアート展」

世田谷美術館で開催中の
「空間に生きる−日本のパブリックアート展
あなたの暮らしの景観を変えてみませんか?
建築・都市・自然・景観・まちづくり・アート」へ行って来ました。



豊富な資料で日本のパブリック・アートの歴史を初めて紹介
とサイトにも書かれている通り、展示品はこれでもか〜と言わんばかりの数あります。でも「パラレル・ニッポン展」と違い、展示されているパネルの大きさも展示方法もまちまちで観るのに疲れました。

「詰め込めるだけ詰め込んでみた。」そんな感じ受けます。

建築・都市・自然・景観・まちづくり・アート
このサブタイトルに偽りはありません。

それにしても、もう少し的を絞っても良かったかもしれません。
開館20周年に合わせて無理しちゃったのかな。

パブリックアートの解釈自体がやや曖昧な点があるので全てを網羅的に見せるしかなかったのでしょうか?中原佑介氏の「パブリック・アートを巡って」というこのサイトに書かれたこと読むだけでもあれこれ考えさせられるものがあります。

街中で見かける野外彫刻(例えば六本木ヒルズ周辺に設置されたパブリックアートやファーレ立川、東京ビッグサイト、東京国際フォーラム)などを指して狭義にそれをパブリックアートとすると、この展覧会ではちょっと違うぞ〜って印象まず抱いてしまうはずです。かく言う私がそのひとりでした。

だって、箱根彫刻の森美術館や美ヶ原高原美術館まで紹介されているのですから…更に大阪万国博覧会お祭り広場や越後妻有アートトリエンナーレなどがパネル展示されていてもイメージとかけ離れていて。。。

特に若林豪らによる「緑の森の一角座」に関する資料とか見せられても。。。それって市民運動であってパブリックアートではないでしょう少なくとも。

チラシだけ見てると面白そうな企画展に思えるのですけどね。


ダニ・カラヴァン「室生山上公園芸術の森」
土屋公雄「時の知層」和泉シティプラザ 2003
安田 侃「アルテピアッツァ美唄」
イサム・ノグチ「モエレ沼公園」等など

こういった展覧会って下手すると「学園祭の展示」レベルで終わってしまいがち。今回はどうかな〜ギリギリセーフかな。模型、図面、写真、映像などのバラバラな展示ではちと辛い。

唯一体験できるパブリックアート?として
庄野泰子氏の「潜在する音の海──Umi-Tsukushi,Wave Wave Wave」の
一部が実際に会場内にセッティングされていて自由に寝転ぶこと出来ました。
 
  ↑

「いわき小名浜みなとオアシス」小名浜港2号埠頭に設置されているそうです。
(福島県いわき市)

ルソー展と同じ日に行った割には記事を中々書かけませんでした。
いまひとつこの展覧会何かしら欠けているの物があるようだったので。
(結局それがナンなのかはっきりはしないのですが)

ルソー展のついでに時間があれば。
そうそう料金は別料金。600円也。

それと会場内の係の方に何か聞いても当を得ない答えしか返ってきません。
「作品リストありますか?」とお聞きしたら
「ショップで販売している図録を買って下さい。」と真顔で言われました。

しかもショップで立ち読みしたらリスト載ってないし汗汗
ルソー展だけ観て帰ってくるのが得策のようです。

都市空間の芸術―パブリックアートの現在
都市空間の芸術―パブリックアートの現在
カトリーヌ グルー
 戦後、街に潤いを与えるために始められた公共空間の野外彫刻設置事業は、時代の趨勢とともに大きく変貌を遂げました。パブリックアートは彫刻を空間に単に設置することから、今日では都市の再開発事業や文化施設の快適さを高めるための手段として用いられるようになりました。パブリックアートは私たちを取り巻く環境を豊かにし、社会全体に活気をもたらす重要な役割を担うようになったのです。近年、自治体や企業などの設置者は、パブリックアートを取り入れた公共事業や自然環境の再生を行い、また、作家と市民との綿密な関係を育む参加型の制作プロセスにも注目し、パブリックアートによる地域の活性化に期待を寄せています。
 今回の展示では丹下健三の「広島平和記念公園」から、ゴミ処理場を再生したイサム・ノグチの「モエレ沼公園」、地滑り対策でもあるダニ・カラヴァンの最新の「室生山上公園芸術の森」などを重点プロジェクトとして取り上げます。併せて各地で行われた参加型のユニークなプロジェクトなども紹介します。
 本展は戦後のパブリックアートの主要なプロジェクトを模型、図面、写真、映像などの豊富な資料によって検証し、これからのアートとまちづくりの理想的な関係を探ろうとするものです。
展覧会 | permalink | comments(5) | trackbacks(3)

この記事に対するコメント

こんばんは。
講演会からしてグダグダでしたからね(笑)。
トークライブとしては面白かったのですが。。。
「パブリックアート」を取り巻く状況は複雑なんだ!というメッセージ(?)が伝われば良しとするべきなんでしょうか。

講演会のエントリーをTBさせていただきました。
mizdesign | 2006/11/23 12:59 AM
先月、今月と短期の札幌出張があり、イサム・ノグチの「モエレ沼公園」と大通公園「ブラック・スライド・マントラ」を観て来ました。只今、ミニ写真展実施中です。
※ハンドル名にリンクしておきました。
ポロネーズ | 2006/11/23 10:55 PM
@mizdesignさん
こんばんは。

あらためて講演会の記事拝読。
まとまりない講演会だったようですね。。。
展覧会もイマイチでした。
巡回展だったのですね!

@ポロネーズさん
こんばんは。

いいですねーーーーー
超羨ましい!
モエレ沼公園は一度は行ってみたいと思っています。
みそらーめんも食べたいです。
Tak管理人 | 2006/11/24 10:14 PM
先週末、この企画展をみてきました。パブリックアートをどこまで含めるかはちょっと考えなければいけないし(平和記念公園がパブリックアートのはじめとするのはどうかな、と思います)、展示方法も充分ではなかったかもしれません。
でも、私的のは、いろいろアートと現代のありよう、関わり方について考えるヒントがあり、満足しました。
ちなみに図録は、DVDがついていて、30分以上の映像がはいっていて2000円、これはお得でした。
自由なランナー | 2006/12/17 10:28 PM
@自由なランナーさん
こんばんは。
TBありがとうございました。

DVD付きでその値段は安いですね。
いかがでした?内容は。

私はこの展覧会に異常なまでに
期待を寄せていったので
なんだか肩透かしにあったようで
ちょっと辛口な記事になってしまいました。

庄野泰子氏の「潜在する音の海」は実際に
現地で体験してみたいですね。
Tak管理人 | 2006/12/18 11:15 PM
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 7/7に建築会館で開催された「パブリックアートとはなにか?」と題した講演会の聴...
パブリックアートとはなにか? | 柏をたのしむ@水上デザインオフィス | 2006/11/23 12:51 AM
ルソー展を見終えて、ミュージアム・ショップで絵はがきなどを物色していたとき、同時に開催されているこの展覧会の図録があったのでぱらぱらめくって見たところ、モエレ沼公園やらのきれいな写真が載っていた。で、結構面白そうに思えたので、ついでに観ていくことにし
空間に生きる--日本のパブリックアート展 | KATZLIN'S blog | 2006/12/05 10:00 PM
 世田谷美術館で意欲的な企画展が開催されています。『空間に生きる−日本のパブリックアート』は、日本におけるパブリックアートの歴史を俯瞰し、今後の展開へ提言していこうとする企画です。  そもそも「パブリックアート」とは何なのか。  道路や広場、公園など
日本のパブリックアートとは | Beautiful Noise | 2006/12/17 10:32 PM