弐代目・青い日記帳 

  
TB&リンク大歓迎です!
「揺らぐ近代展」
東京国立近代美術館で開催中の
「揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに」展に行って来ました。



大橋良介氏はその著書『日本的なもの、ヨーロッパ的なもの』で日本の近代化について大変平易な言葉で分かりやすく説明されています。一部ご紹介。
 西洋化と脱西洋化という日本近代の二層構造、もしくはこの二層のさまざまの派生態から成る多層構造は、パターンとしては、日本の文化史を貫く大陸文化と国風文化との交互作用の再現だといってもよい。ただしかし、大陸文化の流入が日本人のアイデンティティの問題となったことはあまりないであろう。中国大陸と日本とは、地理的・空間的にそれぞれ独立の世界であり得た。それにたいして近代以降のヨーロッパ科学技術の流入は、地理的・空間的な差異を極小化させ、文化的差異を水平化し、全地球を均一化するという出来事である。文化は本質的に地域の特性や伝統とむすびつき、本性上ローカルである。それに対して科学技術は本質的にユニヴァーサルである。この科学技術の発展をもって単純に自らの精神の自発自展とはみなし得ない日本人にとり、近代化とは西洋化であり、それはアイデンティティの問題をひきずるものとなる。そういう意味で、西洋化と脱西洋化との二層構造は、これまでの大陸文化と国風文化との交代パターンとは違う問題をふくんでいるのである。
日本的なもの、ヨーロッパ的なもの 大橋 良介

日本の近代化とはすなわち「西洋化」であったことは歴史を少しだけ振り返ってみれば容易に理解することが出来ます。そしてその西洋化(近代化)の延長上に今我々は日々の生活を営んでいるわけです。洋服を着て、洋食を食べて……

欧米列国に遅れをとるまいと、明治時代の日本人は必死になって西洋化を推し進めました。そんな中例えば「浮世絵」が見向きもされなかったのは至極当たり前のことです。それまでの日本画は近代化するにあたりとても「恥ずかしいもの」だったに違いありません。

今だってそれほど変りはありません。車内で聴くipodにはきっと洋曲がたくさん入っているはずです。歌謡曲や演歌聴くのが恥ずかしいのと同じように、明治の人々はそれまでのような技法で絵を描くことはとても劣って思えたのでしょう。

平成の世になって若冲などの江戸絵画や浮世絵、日本古来の美術作品に注目がいき、再評価されはじめたのは、行き過ぎた「西洋化」(近代化)の揺り戻しなわけです。(スローフードや日本食の見直し機運も「揺り戻し」のひとつのパターンです)



この展覧会はすると何を見せたかったのでしょう?
近代日本の絵画は、しばしば日本画と洋画という二つのジャンルに区別されて語られます。明治初年に始まったこのジャンル分けはその後美術界にも一般にも深く浸透していますが、実はこれは近代日本美術史にとって重要な問題を多く含んでいるのです。
本展覧会は、この日本画と洋画が並存するという、100年以上にもわたって続いてきた美術状況を見直してみようとするものです。このことはひいては、「近代」「日本」「美術」を問い直すことに通じることでもあります。
しっくり来ません。
そもそも、日本画ってなに?洋画ってなに?」美術館曰く「近代日本美術最大の謎」なのだそうです。この問いが。本当か〜??

「洋画」なんて変てこな言葉は近代化に伴い便宜上用いてきただけのものなのではないでしょうか?それの対象として「日本画」。天明屋さんや山口晃さん、それに松井冬子さんに町田久美さんetc…若手の絵描きさんたちがこぞって「日本画」を全面に打ち出しているのは例の「揺り戻し」(「カウンター」)なだけでしょう。洋画家たち、もしくは明治以降の日本画家たちに対する。

あまりテキストが多いといつものこのブログらしくないので、この辺で一応今回の展覧会を観た感想でも。。。

一番良かった作品はこれ。

熊谷守一「海の図

「そもそも、日本画ってなに?洋画ってなに?」なんて愚問を吹き飛ばす作品です。スマッシュヒット!!錦鯉のこの奇天烈な動きや、遠景に島っぽいものが描かれていたり、とにかく良いです。スカッとします。

これに匹敵するのが浅井忠の「鬼ヶ島
キャプション見てこれが浅井忠??と我が目を疑うほどポップな作品です。
超カワイイです。

へたも絵のうち
「へたも絵のうち」 熊谷 守一

川端龍子の「龍巻」がビル・ヴィオラのビデオ作品とだぶって見えたり、
岸田劉生の「道路と土手と堀」がセザンヌの「首吊りの家」に見えたりと
確かに和洋ごちゃごちゃなイメージが会場随所に満載でした。

  
原田直次郎「騎龍観音」     狩野芳崖「慈母観音

こうなるともう和洋折衷なんでもあり。「日本人らしい」作品です。
この他にもターナー風の作品や、顔だけモナ・リザな観音様、それに下村観山の全くの模写作品などある意味突っ込みどころ満載の展覧会でもあります。

それと衝撃的だったのはこの作品。

稲垣仲静の「軍鶏

闘いの生々しいあとを描いた秀作。シャモの目がいかにも凛としていて勇ましい。
25才の若さで亡くなった稲垣仲静。才能ある者はどうしてこうも死に急ぐのか。。


前述の大橋良介氏の文章から締めとしてこちらを引用。
 実はヨーロッパ思想史の内部では、ヨーロッパ近代への深刻な反省はすでに久しく行われている。ヨーロッパ中心主義がもはや成立しない状況にあるという認識も、ヨーロッパのすぐれた知性の持ち主たちは早くから持っていた。それらの反省や認識は、いわばヨーロッパ人の「自己」反省であった。しかし近代化をなしとげた日本人の技術と文化とへの反省は、「内なる他者」への反省という屈折を経なければならなくなっている。それは半ばは自己反省にして半ばは他者批判という形をとらざるを得ないであろう。その屈折の意味するところは、日本文化の問題が日本人のアイデンティティへの問いをふくみ、単なる文化論・技術論の枠をこえて、ヨーロッパ精神の本質や日本の思想的伝統の考察にもおよぶ思想の問題になるということである。
日本的なもの、ヨーロッパ的なもの 大橋 良介

あ〜また漱石の「現代日本の開化」が読みたくなってきました。
現代日本の開化ほか
「現代日本の開化」 夏目 漱石

過ぎ去った時代をとやかく批判することはできても、イケイケどんどん。西洋に追いつけ追い越せと国をあげてやっきになっていた時代の真っ只中での漱石の慧眼にはひたすら感服するのみです。
漱石の凄さ


展覧会入口に書かれていた岡倉天心の言葉が印象的でした。
「日本の美術家諸君よ、美術は天下の共有なり、豈東西洋の区別あるべけんや」
近代日本の絵画は、しばしば日本画と洋画という二つのジャンルに区別されて語られます。明治初年に始まったこのジャンル分けはその後美術界にも一般にも深く浸透していますが、実はこれは近代日本美術史にとって重要な問題を多く含んでいるのです。
本展覧会は、この日本画と洋画が並存するという、100年以上にもわたって続いてきた美術状況を見直してみようとするものです。このことはひいては、「近代」「日本」「美術」を問い直すことに通じることでもあります。また、そうした概念上の問題と同時に、この展覧会では、作家個々人にとっての日本画・洋画の存在理由を検証し、実制作上の問題をも取り上げていきます。
いわゆる日本画の名品と洋画の名品を時代順に並べていくこれまで繰り返されてきた方法では、そのはざまに揺れ動く絵画史の姿はなかなか見えてきません。本展覧会では、両者のはざまに位置する作品あるいは作家に注目することによって、日本画と洋画のかかえる多様な問題を浮かび上がらせ、日本の近代絵画自体をも再考する機会にしたいと考えています。


| 展覧会 | 21:50 | comments(19) | trackbacks(9) |
先日の山口晃さんの講演会で偶然「国立近代美術館」の話題が出ました。
「日本の近代化」については中村光夫の「移動の時代」を読んで真剣に考えるようになったそうです。
現在の山口さんの作品を見ると納得な話ですね。
ちなみに近代美術館につてはかなり辛辣なことをおっしゃってました(笑)
| さちえ | 2006/11/28 10:31 PM |

僕は倫理学専攻なので大橋さんはよく存じていますが、ドイツ観念論やハイデガーに詳しい人で京都学派の研究もされてますね。
それはともあれ中公新書「時はいつ美となるか」は面白い、美は人を救済するかという問いかけでもあります。

近代美術館は先日行きましたがガラガラ、ゴッホがうそのよう。
しかしああいう地味な展示も国立の美術館としては必要と考える次第です。
僕が一番衝撃を受けたのは須田国太郎の「老松」でした。
| oki | 2006/11/28 10:45 PM |

@さちえさん
こんばんは。

かみさんから聞いてみますね。
前回よりはノリが悪かったようですが
楽しいお話聞けたようで何よりです。
写真もばっちりでしたね!

「移動の時代」読んだ記憶あります。
ただ曖昧です。もう一度あさってみます。

山口さんと会田さんの展覧会楽しみですね!

@okiさん
こんばんは。

>中公新書「時はいつ美となるか」は面白い
okiさんが仰るなら間違いなしですね。きっと。
早速明日にでも買いに行きます。
ご紹介ありがとうございます。

近美術館空いていましたね。
私も休日に行ったのですが
貸切に近い状態でした。。。
折角の展覧会なのに、もったいないですよね。
| Tak管理人 | 2006/11/28 11:07 PM |

現在の美術のあり方について一石を投じるような興味深い展覧会ですね。
行きたくなりました。行きたくなるように紹介をされるTakさんもまた素晴らしいですね。

お茶だって、今でこそ伝統文化とはいえ、
東山の頃は舶来品を眺めて喜ぶお遊びのようなものでしたし、いまだ唐物珍重傾向です。
利休が、瓦職人だった楽さんにあの茶碗を作らせたのは、
日本が誇るやきものの文化と言っても過言ではないと思います。

岡倉天心さんは、日本の文化を世界に紹介した素晴らしい方ですね〜。
茶道も世界に紹介してくださったけど、「ティーセレモニー」と訳されたんですよね。
茶道は美術には括れないかもしれませんが、儀式ではありませんので「ティーセレモニー」ではなく、「禅」「柔道」のように「茶道・SADO」で世界で共有される日がくると、いいな〜。
| nao | 2006/11/29 3:59 PM |

@naoさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

この展覧会出展されている作品はそれこそ
大御所の描いた大作、名画など粒は揃っているのですが
どーーも観ていて面白くないんです。
そういう時の感想は…こうなります(^_^;)

お茶の道具はどうしても唐物を尊びますよね。
曜変天目しかり。
(尤も曜変天目好き好んで珍重しているのは
日本だけのようですが。。。)

中国の文化でしたら同じ「東洋」という枠に
入れることできるのですが、ヨーロッパとなると
これまた話はまるっきり違ってきますよね。

茶道は「茶道」以外の何物でもないので
当然、訳することは不可能。天心分かってないな〜
| Tak管理人 | 2006/11/29 10:42 PM |

今回の展覧会は前回のものと打って変わって
分かりやすい内容でしたね。
洋画、日本画が混沌としていた頃って
とても面白い時代だったと思います。
| 一村雨 | 2006/11/30 4:33 AM |

熊谷守一は私が大変好きな画家の一人です。
彼の作品はもう全てにおいて卓越してる感じがします。
熊谷さんの文章も面白いですよ、「へたも絵のうち」とか
すごく面白かった。
熊谷さんの絵は人柄がにじみ出ています。
| みちよ | 2006/11/30 10:25 AM |

@みちよさん
こんばんは。

熊谷好きとは気が合いますね〜
断トツで飛びぬけてよかったです。
西洋も東洋もそんなこと
おかまいなしです。

どんな方だったのでしょうか。
私も本読んでみようかな。
| Tak管理人 | 2006/12/01 1:14 AM |

こんばんは。Minnetです。
私も先日、竹橋に行ってきました。
混雑している上野の美術館とはうって変わり、
静かにゆっくり堪能できました。
展示作品の選定がよく練られているというか、奥深さを感じ、また、日本の画家たちが美を追求するに際して、
試行錯誤した姿が垣間見えて、新鮮な企画でした。
あまり注目していなかった画家に、より関心を持つことができた点も収穫でした。
最後を飾るのが熊谷守一というのも面白かったですね。
私は愛知県美術館所蔵の「白仔猫」を観た瞬間、
うれしくなってしまいました。
それから、「海の図」の魚は「こん」という実在しない、
こんな魚がいたらいいな、という空想の魚だそうです。
監視員のお姉さんに漢字の読み方を聞いたら、
丁寧に優しく解説してくださいました。
もう一度、後期も行く予定です。
| | 2006/12/02 2:12 AM |

@Minnetさん
こんばんは。

空いていましたねー
休日に行ったにも関わらずがらがらでした。
その分たっぷりと堪能してきました。私も。

前回のパラダイス展が不評だったので
老婆心ながらこれも心配していたのですが
作品と構成力でなんとか上手くいっていますね。

熊谷守一のあの絵に描かれた魚の名前は
そんな名前なのですかーー知りませんでした。
教えていただきありがとうございます。
何ともこれまた愛らしい名前ですね。
| Tak管理人 | 2006/12/03 10:20 PM |

Takさん、こんばんわ。
コメント&TBありがとうございます。(すみません、PCの具合が悪くてコメントできませんでした…)

また上京できそうなので、Takさんや皆さんのコメントを頭に入れつつ、後期展示を見たいと思います!
前半の重さを軽く一層してくれる、熊谷守一、素晴らしいと思います。同感です!
| とーくる(K) | 2006/12/07 7:26 PM |

はじめまして。

TBありがとうございました。こちらからも張らせていただきます。

熊谷守一の「海の図」の魚は私もほれ込みましたが、名前まであるとは知りませんでした。面白いですね。
| なかのたろう | 2006/12/07 9:10 PM |

@とーくる(K)さん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

パソコン大丈夫ですか?
困りますよね、一旦調子悪くなると。。。

後期展示もかなり入れ替えがあるようですね。
またレポート書かれたらTBでも送って下さい!

@なかのたろうさん
こんばんは。

面白い絵でした。
最後の展示室で和みました。心。
上手いこと構成された展覧会でした。

@一村雨さん
こんばんは。
申し訳御座いません。

コメントお返事するの
忘れてしまっていたようです。
折角書いていただいたのに。。。
ホントすみませんです<m(__)m>
お気を悪くなさらないで下さい。
| Tak管理人 | 2006/12/08 12:25 AM |

Takさん、こんばんは。いつも楽しく拝見してます。
遅ればせながら、「揺らぐ近代」展を今日ようやく観てきました。ほどほどに空いてました(笑)。いろんな意味で興味深い展覧会でしたね。「こんな人がこんな絵を!」と驚きっぱなしでした。
展示室を出たところでアンケートの記入を求められ、「この展覧会を知ったきっかけは?」という設問があったので、「インターネット」の欄にチェックをいれて「弐代目・青い日記帳」と記入してきました。事後報告すみません・・・。
| | 2006/12/17 9:54 PM |

@鴨さん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

空いていましたか、やはり。
ですよね。地味ですから。
「意外性のある展覧会」なんて
宣伝に使えばもっとお客さん入ったかもしれません。
「え!あの作家がこんな作品を」ってな感じで。

アンケートなんてあったのですかー
こんなブログの名を書いていただき
ありがとうございます。<m(__)m>
| Tak管理人 | 2006/12/18 11:12 PM |

こんばんは。充実した展覧会でしたよね。見応えありました。

日本画と洋画が文展にてとりあえず制度的に分けられたそうですが、
結局それが今まで残っているのかなと思いました。
ただ見る側にしてみれば特に意識はしないですし、
仰る通り、今活躍されているアーティストの方は、
そんな垣根など超えておられますよね。
枠はがっちりと抑えられていても、
内実はそれこそ揺らぎまくっているのがいわゆる日本画と洋画なのかなと思いました。
こういう曖昧さは結構好きですね。
| はろるど | 2006/12/29 10:21 PM |

@はろるどさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。

西洋、東洋というわけ方もそうですが
峻別できる対象でないものを無理に
分けて考えようとするのは今の世の中
どだい無理があるように思えてなりません。

若手さんが「垣根」を超えているのは
垣根が元々存在しないからかもしれません。

さらりと観た展覧会の割には
考えさせられること多かったように思えます。
| Tak管理人 | 2006/12/30 10:42 AM |

Takさん
TB とコメントありがとうございました。

日本の美術の近代史がひもとける好企画でしたね。

> 漱石
来年は『脱漱石』で行こうと思います。
| lysander | 2006/12/31 4:24 PM |

@lysanderさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

実はちょっと苦手な展覧会でした。
でも今思うともう一度行っておいたらなーとも
思います。不思議な魅力がありました。

漱石からは中々抜けられません。
| Tak管理人 | 2006/12/31 10:12 PM |










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宮下規久朗先生の最新刊!絵画に描かれた代表的な「モチーフ」を手掛かりに美術を読み解く、画期的な名画鑑賞の入門書。カラー図版150点を収録した文庫オリジナル。
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日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工
日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工 (JUGEMレビュー »)

「これ一冊で日本美術を鑑賞する際の知識が全て揃う」
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アイテムで読み解く西洋名画
アイテムで読み解く西洋名画 (JUGEMレビュー »)
佐藤 晃子
西洋絵画を鑑賞する際に必要となる宗教画,神話画の50のアトリビュートを紹介。ありそうで無かった絵画ファン待望の一冊。
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美術鑑賞手帳
美術鑑賞手帳 (JUGEMレビュー »)

美術鑑賞の楽しみをさらに広げるこれまでになかった手帳です。ミニガイドと書き込み式の鑑賞の記録ページが一緒に。

自分もお手伝いさせて頂きました。レビュー→こちら
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画家の食卓
画家の食卓 (JUGEMレビュー »)
林 綾野
画家たちが楽しんだ26のレシピを再現。クレー、フェルメール、セガンティーニ、メムリンクの暮らしと創作現場を巡る旅。
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美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い
美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い (JUGEMレビュー »)
サンディ ネアン
とかく扇情的に扱われる美術品盗難。だが実際は、麻薬や犯罪に絡む危険な裏社会と結びつく場合が多い。事件に巻き込まれた学芸員の立場からその実態を訴え、問題点を考察する一書。 レビュー→こちら
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江戸の献立 (とんぼの本)
江戸の献立 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
福田 浩,松井 今朝子,松下 幸子
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日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻))
日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻)) (JUGEMレビュー »)
長岡 龍作
法隆寺金堂内陣は、普段は大変暗い上に太い円柱に加え、金網が廻らされており、その詳細はなかなか見ることができません。今までに撮影された写真も鮮明さということでは満足のゆくものではありませんでした。今回は最新の撮影技術により、南面(正面)のみならず、北面(背面)からも撮影。その結果、全く見たことがない写真を目の当たりにすることになりました。仏像の質感と量感、豊かな色彩に感嘆し、感動をおぼえる一冊となっています。
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山口晃 大画面作品集
山口晃 大画面作品集 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
8年ぶり、待望の最新作品集。11月26日発売!予約しないと!!

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運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本)
運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
山本 勉,ヤノベ ケンジ,橋本 麻里,みうら じゅん
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知識ゼロからのキリスト教絵画入門
知識ゼロからのキリスト教絵画入門 (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
池上英洋先生が易しく紐解く『聖書』の世界。レビュー→こちら
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芸術家の家: 作品の生まれる場所
芸術家の家: 作品の生まれる場所 (JUGEMレビュー »)
ジェラール=ジョルジュ ルメール,ジャン=クロード アミエル
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フェルメールへの招待
フェルメールへの招待 (JUGEMレビュー »)

不肖・私がフェルメール30作品の解説執筆と全体の編集に携わった一冊です。オールカラーB5版。96ページから成る、これまでにないフェルメールパーフェクトガイドです。主に「フェルメール初心者」に向け丁寧に噛み砕いた表現で綴られているので、美術の専門用語を知らずともフェルメール作品について一通りの知識を得ることが出来ます。

お手に取って頂ければ幸甚です。よろしくお願い致します。
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偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件
偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件 (JUGEMレビュー »)
レニー ソールズベリー,アリー スジョ
来歴さえあれば、たとえ贋作でも「ほんもの」になる。詐欺師は驚くべき方法で美術史を捏造した。美術界を震憾させた事件を追うドキュメンタリー。レビュー→こちら
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フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース)
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース) (JUGEMレビュー »)
林 綾野
林綾野さんの待望のフェルメール本!レビュー&インタビュー→こちら
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ヴァチカン物語 (とんぼの本)
ヴァチカン物語 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
塩野 七生,藤崎 衛,石鍋 真澄
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野兎の眼
野兎の眼 (JUGEMレビュー »)
松本 典子
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Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105
Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105 (JUGEMレビュー »)

掌に収まる単眼鏡は、必要なときにサッとポケットなどから取り出して使える便利な、美術館・博物館必須アイテム。
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日本美術のことば案内
日本美術のことば案内 (JUGEMレビュー »)
日高 薫
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日本美術鑑賞の際に、よく出てくる言葉を満載。絵画、彫刻、工芸品などの具体的な写真をふんだんに使い紹介
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