青い日記帳 

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今年の展覧会動員数ベスト10

師走も早十日を過ぎ街中も一段と慌しさ増してきました。
そろそろ今年度観た展覧会の中からベスト10を選ぶ時期となりました。
(先日はろるどさんとお会いした際もこの話題が出ました)

因みに昨年と一昨年はのベスト10はこんな感じ。
アート2004年 展覧会ベスト10
アート2005年 展覧会ベスト10

まだ今年は発表するまで少しだけ間がありますし これから観に行く展覧会もありますので、発表は 例年通り、今月末にすることにします。

さて、私の野暮なベスト10はさて置いて、今月号の「月刊美術」(11/20発売)では 「2006年 今年話題を呼んだ美術展総覧」と題する特集記事が組まれています。
月刊 美術 2006年 12月号 [雑誌] 月刊 美術 2006年 12月号 [雑誌]

その特集中に「ブランド力と企画展」《2006年、主な大型企画展を回顧しながら》という記事があり、11月5日までの展覧会の動員数が掲載されていました。 それをベスト10形式にまとめると以下のようなランキングになります。 (ダリ展は現在もまだ開催中ですので数字は不確定です)

1 プラド美術館展
(東京都美術館)
501932
2 プライスコレクション展
(東京国立博物館)
317712
3 藤田嗣治展
(東京国立近代美術館)
311689
4 ルーブル美術館展
(東京藝術大学美術館)
275640
5 ダリ展
(上野の森美術館)
200000
6 書の至宝展
(東京国立博物館)
185334
7 江戸の誘惑展
(神戸市立博物館)
136950
8 仏像展
(東京国立博物館)
127603
9 ロダンとカリエール展
(国立西洋美術館)
106128
10 NHK日曜美術館30年展
(東京藝術大学美術館)
97688

プラド美術館やルーブル美術館といった海外の美術館「ブランド力」と藤田嗣治やダリといった作家自身の「ブランド力」ともにベスト10へランキングさせる圧倒的な力を有していることまざまざと見せ付けられる結果です。

ただ、一方で「書の至宝展」や「仏像展」など学芸員さんの企画力と努力によって多くの人に足を運ばせた展覧会もランクインしているのは喜ばしいことです。

また記事中には「異端作家ブーム」でもあったとし、若冲、高島野十郎、近藤浩一郎、浦上玉堂などの名前も挙がっていました。

例年他のブロガーの皆さんも「本年度ベスト10」それぞれ発表されていますが、動員数だけでみると上記のようになります。「納得いかないな〜」という方も大勢いらっしゃると思います(私もそのひとり)。そんな不満を解消するかのように「月刊美術」さんは専門家の方々に今年度印象に残った展覧会を聞いています。

瀬木慎一氏
「仏像展」「ロダンとカリエール展」「杉本博司展」「

蔡國華展」

林紀一郎氏
「藤田嗣治展」「仏像展」

中村隆夫氏
「藤田嗣治展」「NHK日曜美術館30年展」「プラド美術館展」「吉原治良展」

北澤憲昭氏
「エルンスト・バルハラ展」「仏像展」「ジャコメッティー展」「ロダンとカリエール展」

山下裕二氏
「仏像展」「プライスコレクション展」「全景」「沖一峨展」「お殿様の遊芸展」「森鴎外と美術展」

名古屋覚氏
「エッセンシャル・ペインティング展」

橋本麻里氏
「全景」

以上。あれ?やっぱり納得いってませんか。。。
説明は抜きにしてざーとめぼしい展覧会を拾ってみましたが「仏像展」ってかなり多くの方に指示されていますね〜あれだけの仏様を集合させた時点で既に評価に値するそうです。

優柔不断で気も多い私は逆にこういったランキングや他の方の評価を見ない方が良かったかなーと反省しつつも今月末までには何とか発表できるよう考えを巡りに巡らせます!まずはベスト30くらいに絞ってからにしないと埒明きませんね。だから余計に師走は忙しい。。。



展覧会 | permalink | comments(11) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

朝日でも、やってましたが、顔ぶれ(特別展)は、おんなじかな。

今年は、昨年ほど「これっ」と、言うのがないような気がします。
★(星です、文字化けしてるかな?)つけて、遊んでいますが、★三つは無し。★二つも、昨年の1/3です。Best5で、簡単に終わりそうです。
Takさんの場合は若冲がカウントされるでしょうが、私は、枡目以外はそれほどでもないので。

ちなみに、今年は、昨年の2割り増しくらい出かけました。
まぁ、Takさんの半分、某大阪人の1/3くらいと言うところでしょうか(笑)。
今年の驚きは、「Takさんより、いっぱい飛び回っている人がいた」と、言う事です。
来年は、奪回して下さい。
鼎 | 2006/12/11 11:11 PM
観客動員数のデータ、興味深く拝見しました。このように数値的な指標は、いまのアート動向を示していて面白く思います。ただ、アートという個人的な嗜好が強く反映するものに主観でランク付けすることに、納得がいきません。
専門家の印象に残った展覧会をみても、ほとんどが首都圏での企画展で、地方開催の展覧会には目が向けられていません。恐らく足も運んでいないのでしょう。なんとも寂しい気持ちになりました。
自由なランナー | 2006/12/12 12:05 AM
こんばんは。
それにしても上野の美術館が強いですねえ。
「トップ10」のうち、8つが上野の展覧会ですか…。
さすがにいつ行っても混んでいるだけあります。

仏像展は最終的に30万人を越え、
プライスを抜いたとも聞きました。
あとはどこまでダリが集客するのか見物ですね。

また体感的にですが、
今年一番混雑しているなと思った展覧会は藤田展でした。
次点がダリかもしれません。

さてベスト10もいよいよですね!
みなさんの振り返りが楽しみです!!
はろるど | 2006/12/12 12:55 AM
上野強し。。。といったところでしょうか。
やはり地理的に相乗効果もあるのでしょうね。
ベルギー王立美術館展(西美)も約25万人(248,298人)だそうです。
会期末の仏像展、異常でしたよ。年齢層が高いせいか、突き飛ばす、強引に割り込む等々・・・ウーム (; _ _ )/ダリ展よりも混んでいました。五重にも六重にも人が群がって押しくらまんじゅう状態、仏さまも前後左右あれだけジロジロ見られちゃうと落ち着きませんよね〜(^_^;)

大型企画展は巡回先の動員数を考えるとその集客力には凄まじさを感じますね。それでも儲からない美術展って一体・・・
りゅう | 2006/12/12 1:21 AM
面白い♪
さすがTakさん♪
しかしながら、ベスト10の半分も見ていない私…
月に2つは最低見てたのに…
敗因は“混んでる美術館嫌い”でしょうか。。。。(〃_ _)σ‖
Takさんのランキング楽しみにしてます
(私もやってみようかしら…)
るる | 2006/12/12 8:25 AM
@鼎さん
こんばんは。

>今年は、昨年ほど「これっ」と、言うのがないような気がします。
確かにそうかもしれませんね。
フェルメールも来なかったし。。
(毎年来てたら困るけど)

若冲は仰る通りランクインしますね。
プライス展に尚蔵館。
楽しませてもらいました。
(懐かしく感じます。あの頃)

来年は仕事が忙しくなるので
こんなにとても行けません。
良い機会ですので的を絞って観に行くつもりです。

@自由なランナーさん
こんばんは。

数字で見る人気度と自分の中での人気度
明らかに違いますよね。違って当然当然。
それに上野にほとんど集中してしまうのも
仕方ないといえば仕方なし。
仙台で開催された動物の展覧会や
関西や四国、そして山陰と行きたくても
中々行けない企画展多かった気がします。
来年はどうなることやら…

@はろるどさん
こんばんは。

上野っていつ行っても人多いですよね。
時間帯をずらして行っても混雑していたりして。。。
それにしても8つも入るとは驚きです。

藤田展は動線が悪くて混雑増長させてました。
ダリ展。。。まだ行っていません。
行かなくちゃ!チケットが無駄になる〜

来年の一位はダ・ビンチ展でしょうね。。。

自分のベスト10月末までに出せるか心配。
皆さんのランキングが毎年楽しみです!

@りゅうさん
こんばんは。

上野人多過ぎですよね。
ベルギーもそんなに入ったのですかー
出だしは悪かったようですが、
もしかしてダリ展やエルミタージュ展などの
お客さんが流れてきたのかな??
マグリットのあの看板は惹き付けられます。

企画展は儲けまず出ないでしょうね。
保険だけでも莫大な金額が必要です。
「受胎告知」なんて一体幾らかけるのやら
額が分からないので相場で決定できないそうです。

@るるさん
こんばんは。

>面白い♪
ありがとうございます。
ちょっと語りますね。
実はこの記事普段の二倍も時間かかっているんです。
見た目は同じでも「表」を入れている関係で
HTMLのタグ打ちで構成されています。

いやーーー作るんじゃなかったと思っていましたが
るるさんの言葉で救われました。
感謝感謝です。

>(私もやってみようかしら…)
是非!っで、TB送ってくださいね。
Tak管理人 | 2006/12/12 7:02 PM
こんばんは。Minnetです。
上野は交通の便がよいし、注目度が高いので、
上位を占めるのでしょうね。
スポンサーの派手な宣伝も要因に挙げられるでしょうか。
私も皆さんがどんなランキングされるのか楽しみです。
私自身の欲求満足度であれば、今年は、
出光美術館と、宮内庁三の丸尚蔵館に特別賞です。
出光美術館といえば、66年ぶりの
宗達・光琳・抱一の「風神雷神図屏風」揃い踏み、
国宝「伴大納言絵巻」の全巻公開。
宮内庁三の丸尚蔵館は、
伊藤若冲の「動植綵絵」全図公開。しかも無料。
長い間、待ち望んでいたので、スカッとしました。
来年も、美術ファンに夢と希望を与えてくれる展覧会が開かれるといいですね。
佐竹本三十六歌仙絵の勢ぞろいとか、いつか実現したら最高です!
Minnet | 2006/12/13 12:13 AM
動員数には「へー。で?」って感じです。
(西洋美術をほとんど見ていないので・・・)
今年の展覧会で私の印象に残っているのは・・・
「江戸の誘惑」@神戸市立美術館
「仏像」@東京国立博物館
「国宝・伴大納言絵巻」@出光美術館
「国宝・風神雷神図屏風」@出光美術館
「名品展」@出光美術館
「アフリカ・リミックス」@森美術館
「若沖 プライス・コレクション」@東京国立博物館
「若沖」@三の丸尚蔵館
「武満徹 Visions in Time」@東京オペラシティー
「美術のなかの写」@三井記念
「HASHI」@東京都写真美術館
という感じです。出光美術館と東博、Good Job!
菊花 | 2006/12/13 12:37 AM
私は上野勤務(美術館方面)なので、買い物とかで
外に出ると、人がいっぱいいることに毎度驚きます。
それぐらい、上野はいつも混んでますね。

私の印象に残っている展示会です。
動員数に載っている展示会も見に行っているのですが
心に残っているのは下記の通りになりました。
私の場合は動員数と比例しないようですね・・・


・「高島 野十郎展」三鷹美術館
・「吹田 文明展」世田谷美術館
・「束芋 ヨロヨロン」原美術館
・「クレパス画 名作展」笠間日動美術館
・「南 桂子展」浜口陽三美術館


あと、展示会とは言えないかも知れませんが
汐留に展示されていた岡本太郎の「明日の神話」
と、谷中のギャラリーSCAI THE BATHHOUSEの
「神谷徹展」はすごくよかったと思います。

みちよ | 2006/12/13 1:14 PM
こんにちは
一般的なベスト10からちょっと?(かなり?)離れているわたしです。
なにしろ東京も関西もごちゃ混ぜなので。
見た日順ですがこんな感じです。

*歌仙の饗宴 出光美術館
*小さな骨の動物園 INAXギャラリー
*バークコレクション 東京都美術館
*美術商の百年 東京美術倶楽部
*狛犬百面相 東洋陶磁美術館
*日本のマジック・サーカス 山脇ギャラリー
*江戸の誘惑 神戸市博物館
*プライスコレクション 東博
*安彦良和 八王子夢美術館
*応挙と芦雪 奈良県美術館

シュミ爆発ですね、わたし…
遊行七恵 | 2006/12/13 1:29 PM
@Minnetさん
こんばんは。

上野はいついっても混雑していますね。
駅から美術館も近いですし仰る通り立地が最高です。
大手新聞社の派手な宣伝で何とか成り立っているような
そんな展覧会が目立つのがちょいと残念ですね。
まぁ、私もそんな宣伝にホイホイ乗っかってしまってますが。

>出光美術館と、宮内庁三の丸尚蔵館に特別賞です。
同意見です。
この二館は頑張りました。
エライです。立派です。

出光なんて散々クレーム来て大変だったそうです。
意地悪して期間を短くしているわけでもないのに。。。

>佐竹本三十六歌仙絵の勢ぞろいとか
倒れそうですね。。。全部見終える前に。

@菊花さん
こんばんは。

出光と東博は「確変」気味でしたね。
おそろしかったです。勢いが。
こちらにとっては嬉しい悲鳴でしたが。

森美術館のアフリカも角度の違った
展覧会で印象に深く残っています。
来年もここ面白いことやってくれます。

武満のオペラシティーもまた同じく。

江戸の誘惑の記事書いていないこと
コメント見て気が付きました(^_^;)
明日にでも。。。書けるかな〜

@みちよさん
こんばんは。

上野ってあんなに混雑していなかったように
思えるのですが、ここ最近ですよね、平日でも
わんさか人がいて驚かされます。

「あちら」の日記に書かれたもの
じっくり拝見させてもらいまいした。
私が行き逃した展覧会がずらりと。
高島、束芋。行っておけばよかったなー
後悔。

>「神谷徹展」はすごくよかったと思います。
えーーそうなんですか。。。これも行ってません。
不覚。

@遊行七恵さん
こんばんは。

早くもランキング書いていただき感謝です。
遊行さんの場合東西問わずご覧になっているので
「深み」が増しますね。やっぱり。

応挙と芦雪展は結局奈良まで行けずじまいでした。
とらさんが最終日に行ったのは天晴れです。
(前日夜一緒に飲んでいたにも関わらず)

折角のランキングです。
是非記事に書いてください。

後追いですが、私もクリスマス過ぎにはアップします!

Tak管理人 | 2006/12/13 11:11 PM
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