青い日記帳 

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「地球の旅人展」

東京都写真美術館で開催中の
日本の新進作家Vol.5「地球(ほし)の旅人:新たなネイチャーフォトの挑戦」展に
行って来ました。



去年のうちから今か今かと開催を楽しみにしていた写真展。

チラシのハクトウワシの獲物を捕らえた鋭い目つき。
何と魅惑的な目つきでしょう!!黄色い嘴の艶も最高!!
寒さから身を守る羽の一本一本も心揺さぶります。

申し遅れましたが、私、鳥好きです。
鳥フェチです。揺れるハート
ペットショップ行っても鳥ばかり見て和んでいます。

我が家にはオカメインコが一羽います。
ヒナから育ててます。
名前は「まる」6歳になります。

で、チラシのハクトウワシのような写真を撮ろうと試みました。
カメラ

うーん。イマイチ。
ただ怒っているだけです。
因みに私の腕にとまっています。こうしているだけで気分は鷹匠

夢は千葉県富津市にある「CAP!」のようなオカメインコ小屋を作ること。
「誰が面倒見るの!」とかみさんから横槍が入ったので本題へ。

気持ちの良い写真展です。
ネイチャー・フォトグラファー3人(前川貴行、菊池哲男、林明輝)が
自然界が見せるまさに一瞬をとらえた作品が勢ぞろい。見応え十分です。

三人とも被写体は「自然」ですが、カメラを向ける対象物はそれぞれ異なります。
三者三様。写真美術館の地下で繰り広げられる美しい自然の世界。
この地球(ほし)の生き物であれば、魅了されること間違いなしです。

展示会場とは逆順になりますが、さらっとそれぞれの感想でも。

林明輝氏。


森の中のヒカリゴケかと思ったらこれヒメボタルだそうです、光っているの。
岡山県で撮影されたものだそうですが、まだこんな場所あるのですね。

古来森は神秘の対象です。森の中には様々な美しい顔があるはずです。
でも、日常生活の中ではその美しさに触れることは出来ません。
如何せん、森を捨ててしまった生活をしているので。我々は。

そんな森の美しさを林氏は「写真」で見せてくれます。

森の瞬間―林明輝写真集
森の瞬間―林明輝写真集
林 明輝

あまりに綺麗でつい実際にこの場で見たらもっともっと感動的なのだろうな。
なんて甘い幻想抱いてしまいますが、しかし。
実際、森へ行ったらさぞかし大変なことだと思います。

それにこんな美しい一瞬をとらえるために、どれほど森の中で
じっとその時を待たねばならないのでしょうか?
考えただけでも気が遠くなります。

やれと言われてできるものではありません。
だから、空調の効いた部屋で美しい写真を観て
同時に写真家さんへ敬意を払わざるを得ません。

菊池哲男氏。


山登りはしないのですが、菊池氏の写真を見ていると
こんなに神秘的な風景が拝めるなら山登りも悪くないかな。
と思わせるだけの神々しい山々からの写真でした。

菊池氏がこんな本も書かれているのは納得できます。
バックカントリースキー&スノーボード
バックカントリースキー&スノーボード
菊池 哲男

山好きでないと撮れない写真ばかりです。

白馬の写真がありました。
スノボで派手に転倒し脱臼したこと思い出しました。

ここ何年も「山」へ出かけていません。
スキーもスノボの板も錆が……

あ〜滑りに行きたい!

夜の山々を星や月と共に写したコーナーは
照明も落としてあり雰囲気にどっぷり浸れました。

前川貴行氏。


チラシと同じハクトウワシですが、こちらは口をむんずと閉じています。
相変わらず目は鋭いですね。

どこかのオカメインコとはわけが違います。
でも、親ばか、鳥バカなので。。。

同じような写真撮れないかチャレンジ(懲りてない)
鷲と違いインコは正面向いてくれません。目の構造が違うせいか。。。
それでも辛抱強く。

「・・・・・・」_| ̄|○

部屋でインコ撮影すのでさえこんなに難しいのに
自然の中を飛び回る空の王者ハクトウワシを
あんなに見事にとらえるなんて…神業以上。

前川氏の写真は動物が主です。
「泣く子と動物には勝てない」と言いますが
どれだけ辛抱強く撮影のチャンスを待つのでしょうか。

根性なしの私の想像をはるかに超えた世界です。
やっぱり敬意を払わずにはいられません。

当然自然の中での撮影は危険も伴います。
野生の熊を撮影した写真も多くありました。
星野道夫さんの例もあります。
まだお若いのでくれぐれもご無理なさらずに。


こおりのくにのシロクマおやこ
こおりのくにのシロクマおやこ
前川 貴行


それでは最後に「今日の一枚

前川貴行氏の「ニホンイノシシ


ウリ坊!超絶にカワイイ!
こういう写真を撮れるのはきっと前川さんの心が清らかな所為もあるのでは?
純粋な気持ちで接しないと自然は本当の姿見せてくれませんからね。

それに比べてペットもろくに撮れない自分って。。。

この写真展2月18日までです。



おまけ

丁度、ご本人(前川氏)がいらしたのでお話も伺うこと出来ました。
やっぱり大変だそうです。そうですよね。。。
撮影は最近ほとんどデジカメだそうです。

またご本人とってもナイスガイ!いい男系です。
今年の10月から新潟県柏崎市立博物館にて写真展「The World of Wild Animals 〜奇跡の瞬間〜」も開催されるそうです。

サイン有り難う御座いました。


この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=883
当館では、開館以来、写真表現の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘し、創造活動の展開の場とすることを美術館の基本的性格として掲げ、 継続的に現代作家の展覧会「日本の新進作家」を開催してまいりました。第5回目となる本展では、「地球の旅人:新たなネイチャーフォトの挑戦」と題し、 近年活躍のめざましい3名のネイチャー・フォトグラファーをご紹介します。日ごと自然を失いつつある私たちの生活。産業化、工業化の進んだ20世紀では多くの野生の動植物の生存が脅かされるところとなり、 多くの種は絶滅の運命をたどり、自然風景はその姿を変えることになりました。わが国でもトキ絶滅は記憶に新しく、生態系の破壊は、現実的で身近な問題です。 この機会にぜひ、自然と人間の関係を振り返るとともに、国内外で活躍する新進作家3名の作品から、自然へのカメラアイ「ネイチャーフォト」の意義について考えてみませんか?


展覧会 | permalink | comments(16) | trackbacks(3)

この記事に対するコメント

この展覧会も素晴らしそうですね。
林氏が森の写真・・・何だか笑えた。すみません。
本題とは関係ないけど、オカメインコってほんとうにほっぺが赤いんだ。かわいい。
日本の実家には獰猛なタイガーチェリーインコがいます。高慢で乱暴であまりかわいくない(笑)
ちなみに我が家では好き嫌いが多く意固地なうさぎがいます。野菜嫌いが原因でビタミン不足から歯のトラブルに発展。暮れのお金のないときにとまりがけの手術で大枚払わされてむかつきました。
ピーター・ラビットを見習わせたい!
OZ | 2007/01/08 5:52 AM
カメラマンて本当に被写体を愛してらっしゃるというか、それを越えたものがあるように感じることがあります。その瞬間を待つという話をよく伺いますが忍耐力だけじゃできませんものね。

いや〜Takさん家のインコいいじゃないですか!
tsukinoha | 2007/01/08 6:12 AM
@OZさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

この写真展観て自然て美しいなーと
思ったのと同時にこれ撮るのどれだけ
忍耐力要るのかな〜ということです。
大変ですよね。相手が自然だと。

>タイガーチェリーインコがいます。
うちのオカメも反抗期か
かなり気が立っています。
乱暴ものです。

>野菜嫌いが原因でビタミン不足
爆笑。
そんなウサギもいるのですね!
「中田か!!」って突っ込みいれたくなります。

それでもペットはかわいいものですよね。

@tsukinohaさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

折角何時間も待ったのに期待していた
写真が撮れないことも多いでしょうね。
忍耐力だけでは確かに出来ないお仕事です。
気分転換を上手くはかれないとツライですね。

>Takさん家のインコいいじゃないですか!
カワイイでしょ!
こいつのために埼玉までエサ買いにでかけました。
Tak管理人 | 2007/01/08 11:34 PM
写真展の話が少なくてすみませんでした。
そう、動物写真なんかもそうですし、TVで自然物
(海洋物もそうですね)のドキュメンタリーみても
その裏にある地道な努力と忍耐には頭がさがります。
写真家さんやスタッフの方たちがどれだけ苦労しているか、と。
でも、それを補ってあまりある瞬間があるんでしょうねえ。そして私たちはそのおすそわけを堪能してる。(笑)
OZ | 2007/01/09 12:24 AM
おくればせながら、
新年のお慶びを申し上げます 本年もよろしくお願いいたします

さて。オカメインコ可愛い!ハクトウワシ格好いい!
動物写真にしても風景写真にしても、「こういう瞬間が撮りたい」というイメージを写真家がどんなに抱いていても、その瞬間に出逢わなければシャッターが押せないわけで。逆に、思っても見なかった瞬間に出逢ってシャッターを押すこともあるのだろうし。難しい世界だなー。
いずれにせよ被写体に対する愛がなくては撮りえない写真ですよね。愛がなければ期待する瞬間を長時間待つこともできないし。
菊花 | 2007/01/09 9:01 PM
@OZさん
こんばんは。

おすそわけ。

まさにそうですね。
いくらお仕事とはいえ
どれだけ大変か過酷か
ちょいと想像しただけで分ります。
暖かい部屋でぬくぬくしながら
見られるのですから幸せです。

@菊花さん
今年も宜しくです。
よいお正月過ごされましたでしょうか。

オカメインコに対する愛は
かみさんより100倍はあるのに
オカメさんは一向に振り向いてくれません。
私の片思いです。。。
寂しい。

でも、愛情を注げばきっといつかは。
っと思いつつ毎日面倒みています。
Tak管理人 | 2007/01/10 12:14 AM
こんばんは
虎党・・・じゃなかった、猫派の遊行です。
でも写真は別で、野生のワシとかクマとか好きです。
ところがわたし、種類がよくわからなくて、ハクトウハシもイヌワシも区別ついてなかったのです。
Takさんの記事読んで初めてあれがハクトウワシだと知ったと言うナサケナサ。

>気分は鷹匠
いいですねー、猫は腕には乗せられません。
遊行七恵 | 2007/01/11 9:37 PM
@遊行七恵さん
こんばんは。
TBありがとうございます・

野球は私も虎党ですよ!

ハクトウワシはキャプションにあったから
分っただけですよ。全然区別つきません。
オカメインコも種類色々いるのですが
頭のかなでごちゃごちゃです。

遊行さんのお宅の猫ちゃんたちと
うちの「まる」がご対面する日も・・・
来ないですね。。。。
Tak管理人 | 2007/01/11 10:07 PM
二度目まして、です。
今回も記事をTBさせて頂きました。

自分のブログの方にも書いたのですが、
申し訳ないのですが、敢えてTakさんと同じ写真を
自分のブログにも載せました。
(もちろん、写真は自分でスキャンしました。)
やはり、写真がないと寂しいですし、とはいえ
現役の作家さんの写真をむやみやたらに載せるのは
良くないと思ったので、チラシや葉書の写真なら
まだましかもという判断からです。すみません。

今回は、素晴らしい展覧会を観るきっかけを
与えて下さって、有難うございました。
ほんとによかった!の一言につきます。
m25 | 2007/02/04 11:20 PM
@m25さん
こんばんは。
TBありがとうございます。

チラシとポストカードから
私も載せました。

私が行った時はまだ
ポストカード販売されていませんでした。
今はあるそうです。
図録もできれば欲しいです。

今思い返しても
良い写真展だったと思います。

今後ともどうぞ宜しくお願いします。
Tak管理人 | 2007/02/05 11:22 PM
Takさん、こちらにも失礼します。
この写真展は新年早々に、観ていて爽快感を覚えた良い展覧会でした。
アウトドア好きな友人は期待していたほどには、それほど期待してなかったインドア派の私ですが、これは実に素晴らしかったです。
インドア派だからこそ、「こんな光景見ることは無いだろうな」という気持ちもあいまって余計感動したのかもしれません。

まるちゃんのかわいい写真楽しませていただきました。特に最後のポスター仕様のものは受けてしまいました(笑)鳥お好きなんですね。
私もインコ(すごくキレイな珍しい色のセキセイインコでした)を飼っていたことがありますが、止まられるとちょっとくすぐったいのがたまりません。

>ウリ坊!超絶にカワイイ!

これ、私も悶えてしまい、この写真を見せた人も皆悶えてました(笑)
それでは失礼します。

しのぶん | 2007/02/07 12:17 AM
@しのぶんさん
こんばんは。

何度か山に行こうと誘われていながら
未だ一度も行ったことありません。
美術館巡りはインドアですよね?
区分すると。。。

前川氏のお人柄も影響しているのかな〜と
思ったりもします。
これだけ可愛い動物の写真を撮れるのですから。

自宅のオカメインコはどうも反抗期のようで
(躾の問題もあり)あまりフレンドリーに
接することできません。悲しい。。。

もうこの時間だと眠そうな顔しています。
そろそれ消灯時間かな。
Tak管理人 | 2007/02/08 5:47 PM
こんばんは。
ようやく写真展に行ってきました。
素晴らしかったです!
この記事を書いてくださったTakさんに感謝です。
オカメインコのくだりはほほえましいですね〜^^
なまけたろう | 2007/02/14 1:10 AM
@なまけたろうさん
こんばんは。

鳥好きなのものでついつい。
オカメインコねたに。。。
写真展は今思い起こしても
素晴らしかったです。
あれから図録を入手しました。
Tak管理人 | 2007/02/15 7:13 PM
 こんばんは。
私も招待券をいただき、2月に写真展行きました。
‘ヒメボタル’がやはり素晴らしかったです☆
蛍の飛行軌跡がなんとも幻想的で、チケットの写真に選ばれるだけありますね。
 私が行った日は前川氏と菊池氏がいらしてました。

‘インコ’の写真 可愛らしいです。写真展のハクトウワシを真似て、というのがなかなかユーモラスですね。
baila | 2007/05/14 11:33 PM
@bailaさん
こんばんは。

写真展はじかに写真家の方と
お話できるのが良いですね。
お話伺うと「なるほど〜」と
新たに感じること多数。

インコの写真結構気に入ってます。
自画自賛。
最近ワシのように険しい表情を見せます。
Tak管理人 | 2007/05/15 8:57 PM
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久しぶりに写真美術館に来た。 okiさんからいただいたチケットは『地球の旅人』。 わたしは都会の迷子。 地球の環境悪化は人間の責任だから、なんとかしないといけないが、方法がわからない。 何が生きているのか、何
地球の旅人 | 遊行七恵の日々是遊行 | 2007/01/11 9:28 PM
日本の新進作家vol.5「地球(ほし)の旅人 新たなネイチャーフォトの挑戦」展http://www.syabi.com/details/new_sakka_vol5.html 会期: 2007年1月2日(火)→2007年2月18日(日) 会場: 東京都写真美術館 地下1階映像展示室 Takさんのブログの記事を拝見して、気
友達が絶賛していたこの写真展。出かけようとしたらちょうどその友達からメールが来たので、背中を押されるようにして行って来ました。菊池哲男さん、前川貴行さん、そして林明輝さん3人のネイチャーフォトグラファーによる写真展です。 私がほとんどの時間を過ごした
地球の旅人 (写真展) | なまけたろうのページ | 2007/02/14 1:05 AM