青い日記帳 

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蘆雪の「雀」が観たい!「動物絵画の100年 1751-1850」展

3月17日から府中市美術館で開催される「動物絵画の100年展」
既に、はるるどさんがこの展覧会開催についてはご紹介下さっていますので
改めて書くこともないかな〜と思ったのですが、やはり嬉しいので書きます。

府中市美術館のサイトにも既に詳細掲載されていますね。
←応挙のワンコをクリック!
「動物絵画の100年」展 3.17(土)―4.22(日)

府中市美術館はまだ一度も行ったことがありません。
現在開催中の「海をこえた出会い」展に観たい作品が
数点あるので、必ず行くぞと思いつつも未だ行けず。
(3月4日まで開催してますが、微妙です)

しかし、17日からのこの展覧会は万障繰り合わせ
万難を排しても必ずや馳せ参じます。いざ府中!

チラシの表紙にいきなり若冲ですよ。
隠元豆図」蛙とバッタ。

和歌山県・草堂寺所蔵の作品だそうです。

このチラシ、ぺらの一枚のものではなく豪華カラー4面刷りです。
気合の入り方伺えます。色調はシンプルにまとめられうるささ無し。

こちらが裏面の一部。
仙僂離錺鵐海榔挙のそれと双璧成しますね。

伊藤若冲、松井元仲、黒田綾山、仙僉源、長澤蘆雪。

豪華なのは二つ折りにされた中面です。
凄いですよね!

右端の円山応挙「木賊兎図」は4月8日までの期間限定だそうです。
(「木賊」…トクサ科の常緑、多年生のシダ。山間の川辺などに生え、高さ0.6〜1メートル。地下茎は横にはう。地上茎は直立し、枝分かれせず、節部に黒い鞘(さや)状の葉をもつ。)

しかーーし、今回の目玉はこのチラシには収まりきれない代物。
それはポスターに掲載されている長澤蘆雪の「群雀図」です。
(重要文化財)和歌山県・成就寺蔵



長澤蘆雪の傑作です。
と横長のポスターにでかでかと記されています。

この愛らしいスズメが、この春、和歌山からやってきます。
どうぞ会いに来てください。


はい。喜んで!!!

ちょっと調子に乗って自宅の壁にこのポスター貼ってみました。

うんうん。いい感じ。フェルメールのステンドグラスとの相性も中々。

あとひと月もしないでこの「雀」たちに会えます。
こんなにも待ち遠しい「春」は久々かもしれません。

江戸の動物画―近世美術と文化の考古学
江戸の動物画―近世美術と文化の考古学
今橋 理子

そうそう、森美術館で開催中の「日本美術が笑う展
昨日も友人と行って来ましたが、二枚ほど展示替えされていました。
円山応挙のお猿さんの絵と白隠の絵が新しく展示されていました。

「長沢蘆雪と三つの短篇」
田靡 新

追記:若冲の作品が発見されたニュースはこちらに書きました。
江戸時代の若冲の絵、京都・金閣寺で発見


この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=932

プレゼント:
ここのところ、バタバタしておりお返事等遅れ気味でご迷惑おかけしております。
お侘びと言ってはなんですが、2月27日から3月11日まで日本橋三越で開催される「フンデルトヴァッサー展」のチケットをご希望の方に差し上げたいと思います。
数に限りがございますので先着順とさせていただきます。


お送りする方決まりました。

今回の「フンデルトヴァッサー展」は昨年、京都国立近代美術館と軽井沢メルシャン美術館で開催された展覧会の巡回展だそうです。昨年軽井沢で観て来た展覧会の感想はこちらです。
 動物はいつの時代にも描かれてきました。中でも18世紀後半から19世紀前半までの約100年間は、日本絵画史上、最もバラエティー豊かな動物絵画の時代と言えるでしょう。
 珍しい生物や自然界への好奇心から博物学が高まり、庶民の間では動物の見世物が人気を呼んだ時代でした。ラクダや象、まるで図鑑のような魚の絵が、掛軸となり床の間を飾ったのです。一方で、古来、人々が動物に対して感じてきた神秘性から、信仰的な目的の不思議な絵も生まれています。
 江戸後期の絵画界全体を揺るがした「本物のように描く」という新しい技術も、動物絵画の面白さを一段と押し進めました。「森派」のように、迫真的な動物の絵を家業にする一派さえ現れたほどです。また、この時代には、画家が個性を表現し自身の内面性に目を向けようとする近代的な芸術精神が高まりました。物思いにふけっているような表情の動物や、動物の姿を借りた奇抜な表現も、そうした背景から生まれた新しい世界です。さらには、犬がまだ今日ほどペットとしては飼われていなかった当時にあって、町なかの子犬に人間的な表情を与え、誰もが愛らしいと感じる絵に仕立てた円山応挙のような画家もいました。
 動物の絵と一口に言っても、そこには実にさまざまな動機があります。そして画家たちのほとんどが、余技ではなく本気で動物の絵に取り組んだのです。「動物たちが主役」になった約80点の絵を通して、多彩な魅力あふれる動物絵画の時代を、実感していただきたいと思います。
展覧会 | permalink | comments(5) | trackbacks(1)

この記事に対するコメント

こんばんは^^。

>若冲
先週の日経に30代で描いた作品が見つかったとありましたね。
http://www.nikkei.co.jp/kansai/topics/38408.html
新聞のトップにカラーで載っていてびっくりしました。




shamon | 2007/02/26 12:24 AM
こんばんは。

「隠元豆図」蛙とバッタ。蔓がきれいです。
葡萄もそうですが、どうしてこんなにも
空間の広がりを感じさせるのかと不思議に思います。

芸術劇場は何度か足を運んだことがありましたが、
美術館は知りませんでした。
もうすぐですね。行ってみたいとおもいます。
教えていただいてありがとうございます。
ヤンバル | 2007/02/26 11:21 PM
@shamonさん
こんばんは。

そうなんですよ!
日経に載っていましたね。
京都での展覧会に向け
上手いこと宣伝しているようです。

@ヤンバルさん
こんばんは。

蔓を自然界そのままに描いていますが
よく観ると「有り得ない」こと多々ありますよね。
それでも「リアル」に見えてしまうから不思議です。

府中市美術館は交通の便が悪いので
いつも二の足踏んでしまっていますが
今回は何が何でも行かなくてはなりません。
Tak管理人 | 2007/02/27 11:32 PM
Takさんこんばんは。お返事が遅れて失礼しました。
リンクまで恐縮です。
蘆雪の雀は本当に楽しみですね!

>フンデルトヴァッサー展

巡回でしたか!三越は久々です。
殆ど未知の作家なのでこちらも楽しみです。
はろるど | 2007/03/02 8:37 PM
@はるるどさん
こんばんは。

紹介させていただきました。
情報あらためて有り難うございました。

三越早速行って来ました。
軽井沢で観るよりも
色がきつく感じられました。

それにしても巡回したとは。。。
Tak管理人 | 2007/03/02 10:03 PM
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先日、府中市美術館へ行った際にチラシをいただきました。次の企画展の「動物絵画の100年 1751-1850」展です。主に、動物をモチーフとした江戸絵画が集います。来月17日よりの開催です。 表紙が若冲の「隠元豆図」です。その他には、応挙、蘆雪、狙仙、北斎などのお