青い日記帳 

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「原美術館コレクション−25年の歩み」展

原美術館で開催中の「原美術館コレクション−25年の歩み」展に行ってきました。

1938年に建てられたバウハウス様式を取り入れた洋館。
旧原邸だったものをそのまま美術館にしている。
場所柄ベンツ・BMW率が以上に高い。

円山応挙筆「淀川両岸図巻
1765年に描かれたと言われるおよそ18mもある絵巻。
勿論全ては展示不可能だが展示されている部分を観るだけでも、
淀川を船で実際に下っているかのような感覚にさせられる作品です。

とても不思議な画風で、中央に淀川が流れ、その川の中央から反転して
両岸の風景画細かく描かれていました。

そして、もう一つはイブ・クラインの「青いスポンジ

「またクラインだよ〜」なんて言わないで下さいね。
この作品に逢えるのこれが初めて!!いつも原美術館へ行っても観られない!!
本にはしっかり紹介されていても、実際に目にすることできない
いわば幻のクラインに初めてご対面。

感想は・・・・・・大きい。(ちょっと汚れている)本の方が良かった。。。

もう一つついでに。
奈良美智の「My Drawing Room」が新たに2階の一番奥の部屋にできていました。
これ。前回の「奈良美智」展の作品をそのまま常設にしてしまったそうです。
三角形の天井とちょっと汚れた白い壁の部屋。
そこに奈良美智の作品らしきものがずらりと。

悪くないです。草間彌生の「自己消滅」という作品が同じように
区切られた空間に独自の世界を展開してありましたが
あの部屋とどちらに住みたい?と聞かれたら、即答です。奈良美智と。

それと、「show case」という展示の仕方はとっても良かったです。
12名の古今東西の作家の作品がまさにショーケースに飾られて
いるかのような展示方法。雪村周継からジャスパージョーンズ、
リキテンシュタイン、オルデンバーグ、はたまたティンゲリーの
機械仕掛けの作品まで、上手いこと並べてありました。
以下プレスリリース
原美術館25周年を記念して開催されるコレクション展です。
約850点の現代美術コレクションの中から、
選りすぐりの作品約40点を紹介します。
今回は特別に、原美術館の運営母体である財団法人
アルカンシェール美術財団が所蔵する古美術コレクションの中から、
代表的逸品である円山応挙の「淀川両岸図巻」(1765)を
現代美術作品とあわせて展示します。
【期間限定12月7日(火)〜1月10日(月・祝)】

過去と現在、東洋と西洋の表現の並置し、比較鑑賞することを
通して、美術というものの魅力、さらにはこれからの時代の
表現に向けて新たな視点を見出す試みとします。


原美術館は今冬、創立25周年を迎えることになりました。この間、第二次大戦後から今日にいたる世界のさまざまな現代美術作品の収集をつづけ、現在約850点のコレクションを所蔵しています。25周年の節目に開催する「原美術館コレクションー25年の歩み」展ではこの中から選りすぐった作品を紹介いたします。
展示の軸のひとつは、アメリカ抽象表現主義のポロックやロスコをはじめ、現代美術の発展に不滅の足跡を残した欧米の巨匠たちの作品です。二番目は、長年にわたって活動する草間彌生から若手のやなぎみわにいたるまで、日本のアートシーンの第一線に立つ作家たちの作品です。さらにもうひとつ、近年活躍が目覚しいアジアの気鋭作家の作品も紹介しています。この中で、中山ダイスケ、中国の対建華(リュウ ジャンホワ)、タイのスラシクソンウォンの作品は近年収蔵したもので、原美術館では今回が初公開となります。
また、原美術館の運営母体である財団法人アルカンシェール美術財団では日本・東洋の古美術コレクションを多数所蔵しており、過去に「御殿山 原コレクション」展と題して1997年(根津美術館、徳川美術館)と2001年(MOA美術館)において展覧されました。これらは当館館長原俊夫の曽祖父にあたる明治の実業家原六郎が収集したもので、その内容は質、量ともに優に美術館をつくるに足るものであるといわれています。今まで当館では展示の機会がありませんでしたが、このたび創立25周年記念のコレクション展では特別に、古美術コレクションの代表的逸品である円山応挙(1733-1795)の「淀川両岸図巻」(1765)をあわせて展示いたします。

展覧会 | permalink | comments(4) | trackbacks(1)

この記事に対するコメント

Takさん、こんばんは。応挙の“淀川両岸図巻”は7年前
根津美術館で開催された原コレクション展で観ました。
下図もあわせて展示してました。今でも印象に
残っています。その時、アルカンシェール美術財団所蔵
の国宝“青磁下蕪花瓶”が展示替えで見損なった
のですが、その青磁を1ヶ月前、東博の中国展示室の
平常展で観ました。陶器は形と言いますが、これは
形もいいし、青もよく発色しています。
いづつや | 2004/12/23 10:30 PM
こんばんは。
早速行かれましたか。

「淀川両側図巻」面白かったですよね。
首をひねりながら、両方の岸を見てました。
伏見側が展示されていたようですが、
大坂側の最後はどうなっているのでしょうか。

奈良さんと草間さん、私もどっちに住むかと言えば、
奈良さんですね。
でも草間さんの部屋で、一人静々とコーヒーを飲むのもよさそう・・・。
色々なものが見えてきそうです。

TBさせていただきます。
はろるど・わーど | 2004/12/25 12:11 AM
失礼しました。
「淀川両側図巻」ではなく「淀川両岸図巻」でした。
それにしても川の両側が気になる絵でした。
はろるど・わーど | 2004/12/25 12:14 AM
@いづつやさん
こんにちは。
流石ですねーー
根津美術館でご覧になっていたとは!
私は初めて観させてもらいました。
アルカンシェール美術財団凄いもの
いっぱい持っていますね〜

原美術館にこの作品が展示してあるのは
ちょっと意外ですが、現代美術の中に
ぽつんと置かれた応挙も中々です。

@はろるど・わーどさん
はい。行って参りました。
クラインと応挙があるなら迷うことなしです。
仕事切り上げ駆け足で御殿山の坂道上がって行きました。

「淀川両岸図巻」は名前の通り両岸が描かれている
一種独特な作品ですね。
初めはどちらから観ていいのか分からずに戸惑いました。
キャプション読んでやっと絵の意味がわかった次第です。

奈良さんの部屋がいい感じであつらえてあったので
興味深かったです。合ってますよね、雰囲気。
草間さんの部屋。一人で居ると「よしなしごと」心に
うつりゆくようです。

TBありがとうございました。
Tak管理人 | 2004/12/25 4:26 PM
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原美術館(品川区) 「原美術館コレクション-25年の歩み」 2004/10/25〜2005/1/16 こんにちは。 今日は久々に原美術館へ行ってきました。ここ最近の企画展を見ていなかったので、数ヶ月ぶりです。 この展覧会、美術にお詳しい方はもちろんのこと、私のような素人でも
原美術館 「原美術館コレクション-25年の歩み」 | はろるど・わーど | 2004/12/25 12:11 AM