青い日記帳 

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「MONET 大回顧展モネ」

国立新美術館で開催中の
「MONET 大回顧展モネ」へ行って来ました。



みんな大好きクロード・モネ。

名前からして親しみやすいです。作品もやわらかな光に包まれた
幸せそうな日常のひとコマや美しい風景画、それに晩年の連作。

元来自然の対象物を絵画にしてきた日本人には
とても分りやすく、入りやすい作品多数。

キリスト教絵画のように、そこに何が描かれていてどんな意味を
表現しているのかといった予備知識もモネの絵を観る時には不必要です。

日本人に最も愛されている、好まれているフランス人画家。monet.
そんなモネの久々の大規模な回顧展。千客万来。集客力計り知れません。

オルセー美術館、ボストン美術館など海外の美術館からの貸し出しも多くありましたが、それに勝るとも劣らず日本国内の各美術館からの出展も驚くほど多くありました。(国内の美術館でモネの作品を一枚も所蔵していない美術館ってあるのかな〜)こういう点からも日本人のモネ好きが分ります。

97点ものモネの作品が六本木に集結しています。
(残念ながら巡回はしないそうです)
これだけの作品が集まると、中には「えっ?これもモネの作品?」と
一瞬首を傾げてしまう作品も何点もありました。

モネの作品」という一つのイメージがあると思います。
それは前述したような、やさしい色使いによる幸せそうなシーンや美しい風景。
または睡蓮に代表される光の移ろいを捉えた連作の数々。

今日は、敢えて天邪鬼的にそんな「これもモネ?」作品をご紹介。
作品リストに×印を付けてきたものできるだけ画像付きで。
(えー綺麗なモネモネした絵が観たい!そんな方は公式サイトで)

モネ―名画に隠れた謎を解く!
モネ―名画に隠れた謎を解く!
吉岡 正人

クロード・モネ(Claude Monet, 1840年11月14日 - 1926年12月5日)
第1章 近代生活 と題されたセクションにあった作品です。


ゴーディベール夫人」1868年
きっかり、かっちりした画面の仕上がりです。
やさしい雰囲気に包まれているモネらしい作品はまだこの時期描かれていません。
マネの影響が色濃く見え隠れしているように思えます。


揺りかごの中のジャン・モネ」1867年
ちょっとゴッホを思わせる筆致です。
確かセザンヌも初期の頃こんな作風だったかと。
それでも赤や黄色を用いているのはモネらしいですね。
でも黄色い風車いくらなんでも大き過ぎ。。。


石炭の積み下ろし」1875年
暗っ!!もっと光を!!
作業している人々がゾンビのようです。

ただしこの時期から明るい作品も多く見られるようになります。
1876年に描かれた「モンソー公園


モリゾー公園」と勝手に読み間違えた私って…
もりのこえ
「もりのこえ」 田代 千里


更に10年後にはこんな幸せそうな作品も。

読書をするシュザンヌと描くブランシュ」1887年
やっぱりこうでなくちゃモネらしくないですよね。
因みにポスターに使われている「日傘の女性」も同じ時期に描かれています。

第2章 印象


サン=タドレスの海岸」1864年
時代はまた逆戻りしてイマイチぱっとしない風景画が並びます。


アルジャントゥィユの小舟」1872年

ここで苦言を一つだけ。
この展覧会の構成5つの大きなセクションからなっていますが
それを更に細々と区切ってサブタイトルを付しています。
因みに↑の「アルジャントゥィユの小舟」は第2章の『光』という枠に。
このセクションは他に『階調』『色彩』と細かく分けられています。
その意図がイマイチ分りにくかったです。理解しずらい。
困るのは細々と分けたせいで、年代が前後してしまうこと。

モネは長生きさんですから作品数も多く、制作年代によって
かなり画面に特徴があります。こんな区切り方されると
作品同士のつながりが希薄になってしまいます。
できれば5セクションはいいとしてもそれ以上は細かく分けなくても
良かったのでは?なんて素人の分際で。。。まぁ戯言戯言。

お客さんはちゃんと入っていますから。営業的に支障はありません。
でも、やっぱり観づらかったな〜

第2章『色彩』には5点だけが展示されていました。
有名なボストン美術館所蔵の「庭のカミーユ・モネと子供」もこの小セクションに。

そしてそれらと一緒にこんな作品も。

「ボルディゲラの別荘」1884年
ルノワールとボナールを足してニで割ったような作品です。
色は今までの作品に比べ確かに多く使われていますが、
これもまたイメージしているモネではありませんよね。


ジヴィルニーのモネの庭、アイリス」1900年
「うーーん。どうでしょう〜」
画面中央から手前は良しとして奥の木々の処理の仕方がしっくりきません。
それでもここまで来ると流石に「綺麗ねー」という声もチラホラ。

続いて第3章 構図
ここも先ほどの「苦言」に該当するセクションです。
特に浮世絵との関連付けはかなり強引かと。
そこまでして「構図」からモネの作品観なくても。。。


マルタン岬から見たマントンの町」1884年
ボストン美術館から折角借りてきたのだから
もう少しなんとかならなかったかな〜展示方法。
因みに『簡素』と題された小セクションに展示。
ここはたったの3点しかないセクションでした。

1873年パリのマルモッタン美術館所蔵の『印象、日の出』に通ずるような作品が『ジャポニズム』というセクションにありました。

エトルタの日没」1883年

次の『平面的構成』に移るとまた時代さかのぼってしまいます。
これ1858年の作品です。。。

「ルエルの眺め」1858年

そうかと思うとすぐ近くには1884年のこんな作品が!

ボルディゲラのやしの木」1884年
こんなにも描かれた年代の違う作品を並べて
モネの平面的構成力を紹介しても説得力に欠けてしまいます。

ただし、「ポプラ」や「積みわら」(モンブラン!)を描いた連作はok.
「ルーアン大聖堂」や「サン=ラザール駅」「ウォータールー橋」「チャリング・クロス橋」などもこれまた圧巻。ここまで来てやっと大回顧展らしくなる感じです。
気持ち満たされます。要はイメージ通りの皆が好きなモネのオンパレード。

ウォータールー橋、ロンドン 」1902年

そして気分高揚してきたところで最後にドーン!っと
第5章 連作と題し「睡蓮」や「ジヴィルニーの庭」が登場。
これでもか〜と睡蓮睡蓮睡蓮が続きます。

そん中にあって輝きを放っていたのがこの作品。

黄色いアイリス」1914-17年
そう、上野の国立西洋美術館所蔵の名作です!
97点ものモネの作品が集結している中にあっても
ずば抜けた存在感のある作品です。あらためて素晴らしさ再確認できました。

モネの庭へ ジヴェルニー・花の桃源郷―カルチャー紀行
「モネの庭へ ジヴェルニー・花の桃源郷―カルチャー紀行」 南川 三治郎

さて、最後にこの第5章 連作でもモネらしくない作品が数点あります。
それはモネ最晩年の作品群です。
白内障を患い視力がほとんどゼロに近い状態で描かれた作品です。
視力をほぼ失ったモネはそれでも絵筆を置くことはありませんでした。
ジヴィルニーの庭に降り注ぐ光をそれこそ意欲的に精力的に受け止め
キャンバスに表現していきました。「光の画家」モネの魂の表現です。


日本風太鼓橋」1918−24年


ばらの小路」1918−24年


モネの家」1922-24年

その昔、初めてこれらの作品に対峙した時、思わず涙してしまったこと思い出します。若い頃はこれでも感受性がまだ豊かだったようです。そして「ばらの小路」をガラガラのパリ・マルモッタン美術館で一人鑑賞していると、ふいに作品に吸い込まれてしまいそうな感覚に襲われました。尤も今回は大勢の人で溢れかえる国立新美術館でしたので残念ながらその再現とはなりませんでした。

「モネらしくない作品」と前述しましたが、実はこれらの作品は最も「モネらしい作品」と言えるのかもしれません。衰えた視力ながらもそれこそ死力を振り絞って対象の光=色彩を捉えた表現したのがこれらの作品です。

布施英利氏はこんな事を述べていらっしゃいます。
 美術の歴史は、この「目の視覚」と「脳の視覚」を交互に探求してきた。西洋美術史でいうと、古代エジプトとギリシャの美術は「脳」、次の古代ローマは「目」、中世は「脳」で、ルネサンス以降は再び「目の視覚」の美術が復権する。以後、近代まで、美術は「目で見たものを見た通りに描く」ことが目的となる。しかし、印象派の画家モネを最後に「目」の系列は終わる。その後、セザンヌ、ピカソと「脳の視覚」の美術の時代へと変わっていく。

そして、セザンヌのこの名言も。
モネは一つの目に過ぎない。
      しかしそれは素晴らしい目だ


「睡蓮」ならいつでも、どこでも観ることできます。
それよりもマルモッタン美術館からのこの最晩年の三点必見です。

因みに、モネが患っていた白内障について、私の旧知の美術仲間で眼科医の白矢氏が「医学と芸術の旅:モネと白内障」と題しサイトに詳細をまとめていらっしゃいます。是非ご一読あれ。

Musee Marmottan's Treasures of Monet (Musee Marmottan Paris)
Musee Marmottan's Treasures of Monet (Musee Marmottan Paris)
Michael Howard

それでは、「今日の一枚

オルセー美術館所蔵「かささぎ」1868-69年

モネは雪景色も多く描いていますが、その中でもこの作品はピカイチ。
雪を単に白だけでなく、青、紫、ピンクなどの色彩を織り交ぜ表現しています。
また雪面の強い光の反射も見事に表されています。
まるで目の前に雪国が本当に広がっているかのようです。

脳は美をいかに感じるか―ピカソやモネが見た世界
脳は美をいかに感じるか―ピカソやモネが見た世界
セミール ゼキ


この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=986
クロード・モネ(1840―1926)は、我が国においてもっとも人気の高い画家の一人です。その人気から各美術館の看板作品となっていることが多く、アンケートなどでも「ぜひ見たい」展覧会としてモネ展は筆頭にあげられます。
 本展は2007年1月に東京・六本木にオープンする国立新美術館の開館を記念して企画されました。フランスのオルセー美術館が所蔵するモネの名作をはじめ、アメリカのメトロポリタン美術館、ボストン美術館など、国内外の主要なコレクションから100点近いモネの作品が一堂に会する世界的にも稀にみる大規模なモネ展となります。さらに、モネの影響を受けた現代作家たちの作品を、モネの“後継者”として約20点展示します。質、量ともに最大級を誇る、「大回顧展 モネ」。ぜひご来場ください。



http://megurigami.jugem.cc/?eid=650
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この記事に対するコメント

こんばんは。Minnetです。
私はモネ展、金曜夜間に行きました。
さすがTakさん、鋭い指摘ですね。
私も「ルエルの眺め」と「ボルディゲラのやしの木」の展示には違和感がありました。
また、最後の睡蓮の連作も、和泉市久保惣記念美術館の睡蓮と同じ構図の国内にある作品(川村記念美術館、ブリヂストン美術館など)が並んでいたら、最高だったですね。
もうすぐ埼玉県立近代美術館の積みわらが展示されるので、ボストン、オルセーの積みわらとどう響き合うのか、楽しみにしています。
Minnet | 2007/04/19 1:08 AM
Takさん
こんばんは

私も、もっと素直に展示してくれたらいいのにな...
と思いました。

海の絵画ばかりならべて『ジャポニズム』...
う〜ん、強引...(^^;
lysander | 2007/04/19 1:11 AM
こんばんわ。
ジャポニズムですね。
図録の見本を見ると、影響を受けた浮世絵が出ていて、「わー、ホント構図がそっくり」と友人と盛り上がりました。
図録を見なければ納得できないのも確かです。

製作年が前後するのは、本当に見にくかったですね。

新美は高額高名デザイン椅子に多数座れる点も大好きです。関係なくてすいません。
masa | 2007/04/19 1:33 AM
こんにちわ。
石炭の積み下ろしはほんと、モネっぽくなかったのでびっくりしました。
ゾンビとは言い得て妙ですね(笑)
このくらいの内容だとあの広さの会場を使っても納得ですね。
20世紀美術探検はちょっと会場が広すぎて疲れてしまいました。
あおひー | 2007/04/19 9:57 AM
Takさん、こんにちは!
モネ展行かれたんですね。
私もゴールデンウィークが過ぎて人ごみが一段落した頃ぐらいに行こうかと狙っています。
「黄色いアイリス」があるんですね!
すごく嬉しいです。
西美でもすごく好きな作品の1つで、この作品の前で立ち止まって見入ってたことを思い出します。
あの命そのものが立ちのぼっているような絵にまたあえるかとおもうとどきどきします。
こう書くとなんだか「黄色いアイリス」が私の中の目玉作品みたいですね^^;
はな | 2007/04/19 10:32 AM
むふふ、さすがTakさん充実した記事ですね〜。
TB送りますっ!

>「ゴーディベール夫人」
私のイチオシはアレですが(笑)、
これもよかったですね。かっちりした絵が好きなので。

>「モリゾー公園」と勝手に読み間違えた私って…
オオウケ(^0^)。緑つながり?なんちて。

期間中にもう一度行きたいですね。
あの鳥に会いに(笑)。
shamon | 2007/04/19 12:55 PM
ユニークな視点でご覧になってますね。

確かに、「ゴーディベール婦人」は私も、これがモネと思いました。
斜め後ろからの構図にもびっくりしました。
これでは婦人に失礼ではないかと。

「石炭の積み下ろし」も作者をクイズに出したら、ほとんど当たる人はいないと思います。
HONKY | 2007/04/19 10:48 PM
Takさん、こんばんは。
ご無沙汰しました。

感じるままに見ていかれて、とても楽しかったです。
現代だったら、すぐに白内障の手術が出来て、さらに
驚く絵を残してくれたのでは。何て、想像してました。
mari | 2007/04/20 2:03 AM
コメント、トラックバックありがとうございました。
そうですかTAKさんは最晩年の作品に涙されたのですか、視力がないわけですから、気力精神力のなせる業だったのでしょうかー。
ところでこのモネ展にかなり抽象絵画が来ていましたね、TAKさんはいかがお考えですか。
僕は展示するならあちこち分散せずにまとめて展示してほしかったです。
oki | 2007/04/20 10:17 PM
@Minnetさん
こんばんは。

きっと多くの方がモネ展の素晴らしい点を
お書きになって下さると思い
ちょっとひねくれた視点から捉えてみました。

「ボルディゲラのやしの木」は何度観ても
これモネ?と思わせる作品でした。

そうですね、並べ方も考慮するといいですね。
埼玉県立美術館の積みわら大好きです!
それと大原の作品も。

@lysanderさん
こんばんは。

細かく区切りすぎてましたね。
あれはちょっとないです。
年代がちぐはぐで。。。

ジャポニズム、ジャポニズムって
強調されるとあやしく思えてしまいますよね。

@masaさん
こんばんは。

図録にはかなり参考作品も載っているのですね。
私は購入しなかったので。。。
次にもう一度行くつもりなので
その時に立ち読みしてきます。
以前、ブリヂストン美術館で開催したモネ点の
カタログも今回の執筆者と同じで
やはり「そっくりな構図」の浮世絵が並べてありました。

@あおひーさん
こんばんは。

「石炭の積み下ろし」自体は悪い作品ではないのですが
どうしてもね。。。これじゃーやっぱりゾンビでしょ。
新美は天井も高く広々としているので
見慣れた絵でも小さく感じますね。

@はなさん
こんばんは。

金曜日の夜に行こうと思っていたのですが
結局仕事が忙しくて土曜日の午後行きました。
混雑していました。
でも、モネの作品って近寄ってじっと見るものでもないので
混雑していてもストレスは溜まりません。
でも、さすがに次は空いている曜日狙っていきます。

「黄色いアイリス」良かったですよ。
今発売になっている「ビス」という園芸雑誌で
アイリスの特集しています。宜しければ。

@shamonさん
こんばんは。
TBありがとうございました。

充実したというか、、、変てこな記事になっています。
モネごめん!

展覧会期間中にもう一度行く予定です。
金曜の夜とか狙って。
サントリー美術館と掛け持ちして。

今回は森美術館と掛け持ちしました。
シャトルバス初めて乗りました。

@HONKYさん
こんばんは。

お褒めのお言葉ありがとうございます。

かっちりした作品でしたね。
モネも初期にはあのような絵を描いていたのですね。
初期の作品は見たくないと言ったとか・・・
気持ちも分らないでもありません。

一つニセモノ探しながら観るのも楽しいです。

@mariさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

モネの展覧会は疲れなくていいですね。
目が勝負です。
コンタクトよく洗浄して目薬ばっちりさして。
最晩年の作品にはいつも惹かれてしまいます。

@okiさん
こんばんは。

所々に展示されていた抽象絵画は
無理にモネにこじつけることなく
観るのがよいかなと思いました。
私はああいった作品も好きなので
とても得した気分になりました。
特にロスコーやサムフランシス
ロバート・ライマン、ゴットハルト
クーニング、リヒターなど等
あれだけまとめてもひとつの
展覧会できそうな顔ぶれでした。

>僕は展示するならあちこち分散せずにまとめて展示してほしかったです。
全くの同感です。
Tak管理人 | 2007/04/21 11:11 PM
遅ればせながら行ってきました。章立てに肩の力が入りすぎているような気がしましたが、こちらは気楽に観てきました。
とら | 2007/04/23 8:48 AM
@とらさん
こんばんは。
TBありがとうございます。

気楽に観るのがモネは一番ですよね。
難しいこと考えずに。
あの章立てはいただけなかったです。
ショップの商品の多さにもビックリ!
Tak管理人 | 2007/04/23 11:43 PM
こんばんは。
モネらいしモネから、ルノワール、セザンヌ、フォービズム風と、モネの色々な面が観られる展示でした。
章立てに関してはあまり深い洞察はなくて、絵の見栄えを配慮した並べ方から決まったのかなと思いました。

自然も人物も建物も等しく描く、モネに力量にうっとりです。
本当に、「素晴らしい目」ですね。
mizdesign | 2007/04/25 3:23 AM
こんばんは
モネ展楽しんできました。
今回予習ナシで出かけましたので、今先行の皆様の記事を読ませていただいてるところです。
Takさんの書かれている中でウケたのがいくつかありました。
>作業している人々がゾンビのようです
ブードゥー教のある島ってフランス領でしたしね!

ちょっと見づらい展示&照明でした。国際基準云々と書かれてましたが、見づらく出来ているのでしょうか・・・

土曜日の夕方でしたが、たいへん盛況でした。
やっぱり<みんな大好きモネ!>なんだと思いました。
遊行七恵 | 2007/04/25 10:09 PM
@mizdesignさん
こんばんは。

モネは沢山観ても食傷気味にならない点が
すごいな〜と思います。
何度も観ているはずの絵も見飽きないというか…
絵画鑑賞のスタート地点がモネですね。

細々とした解説を加えたキャプションがなく
混雑していながらも人の流れがスムーズでした。
ただGWはどうなることやら…

@遊行七恵さん
こんばんは。

みんな大好きモネ!
予習なんて要りませんよね。
宣伝しなくてもお客さん来そうですし。

>ブードゥー教のある島ってフランス領でしたしね!
なるほど〜そうきましたか〜
やっぱり遊行さんのセンスには敵いません。
天晴れです。

照明はさほど気にならなかったのですが
展示の仕方はどうかな〜と思いました。

GWだけでどれくらいの人出なのでしょうね。
Tak管理人 | 2007/04/26 6:09 PM
 TBありがとうございました。

 私も、テーマごとにまとめたんだろうけど、こじつけに見える部分もあったと思いました。
 モネの作品もそうでしたが、モネに影響されたとされる別の作家たちの作品群も、どの辺がそうなのか教えてくれないと、素人にはさっぱりわかりませんでした。

 ちゃんと注釈などきちんと表示していたら、もっとわかりやすかったような。

 なかなか見られない晩年や初期の作品も多くて、見ごたえがあって、一つの画家のバリエーションを一度に見られたうれしさは、十分ありましたので、だからこそ残念な部分が見えてしまうのかもしれません。

 
カツミアオイ | 2007/04/26 9:28 PM
@カツミアオイさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

日本の浮世絵などの影響を受けていることは
間違いないことなのでしょうが、それを
大げさなまでに誇張し展示に反映させるのは
如何なものかと思いました。

観て目が喜ぶモネのような作品は
あまり解釈を加える必要がないと思います。
図録などでたっぷりやっていただければ結構。

仰る通り、この展覧会自体は悪くありません。
あれだけ一度に観られるのですから。
見応えはほんと充分にありましたね。
Tak管理人 | 2007/04/28 5:01 PM
TBありがとうございました。金曜日の18時過ぎに行きました。20時まであいていてゆっくりと見ることができました。平日に見られるというのは、感激です。ということで、先週の木曜日は、ブリヂストン美術館へ。ここでも、モネの睡蓮、海景などを、なんと一人で堪能できました。なんだか、幸せな気分になることができました。ここでは、藤田嗣治とモディリアーニが一緒に並んでいます。彼らのパリ時代を想像しました。モディリアーニ展にも行かなくては。でも、美術館が多くあるということはいいですね。
セミ玄人 | 2007/04/28 8:02 PM
モネらしくない作品では、やはり初期の人物画がすてきだと思いました。彼の愛するものへのありったけの愛情が伝わってきました。
あさぎ | 2007/04/29 3:46 PM
@セミ玄人さん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

六本木の美術館は総じて夜遅くまで
開いているようですね。場所柄。
これはとっても有り難いことです。
早めに仕事終えれば観に行けます。
ブリヂストン美術館はある意味聖地ですね。
あそこはほんといい場所です。
セザンヌの小さな展覧会を開催するそうです。
それが今一番の楽しみです。

@あさぎさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

どんな人物だったか詳しく知りたくさせる
そんな作品も多くあったように思えます。
絵も視線もやさしさに多く包まれていました。
Tak管理人 | 2007/04/30 12:36 AM
こんばんは。
まさに大回顧展、初期から晩年まで素晴らしい作品が揃っていましたね!
睡蓮の部屋は圧巻でした、そのなかでもマルモッタン美術館の3点はホント別格ですよね!
04年のマルモッタン美術館展の感動と記憶が鮮明に蘇ってきました。
『魂の表現』、いい表現ですね!!
頑張って表現を磨きます♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
りゅう | 2007/05/01 12:14 AM
@りゅうさん
こんばんは。
TBありがとうございます。

凄くよくまとめられていますね!
拝読させていただき驚きました。
りゅうさんの力の入れよう伺えます。

マルモッタン美術館は街中から
外れたちょっと辺鄙な場所にあります。
以前「印象・日の出」が盗まれてしまいましたが
何となくセキュリティーも甘そう。。。
Tak管理人 | 2007/05/01 8:55 PM
日が経ってからじわじわと込み上げてくるものがあり、皆さんのブログを拝見していると、もう一度見に行きたくなってきました。私は、それほど印象派に傾倒している訳ではないのですが、モネの感性に中てられてしまったかも?!

Jugem同士なのにTBがうまく飛ばないので(>_;)、こちらに失礼いたしますね。

http://megurigami.jugem.cc/?eid=650
Nikki | 2007/05/02 12:21 PM
@Nikkiさん
こんばんは。

TBうまく受けとれずできず申し訳ないです。
たまにジュゲム同士でもあるようですね。
困ったものです。因みに制限は何もかえておりません。

>それほど印象派に傾倒している訳ではないのですが
えーーと、この件に関して
彼を交えて鼎談でもしましょう。
論破できるかな〜
Tak管理人 | 2007/05/04 12:57 AM
こんにちは。展示替えで新たに加わった3つの作品も見てきました。
以前コメントした《睡蓮》(和泉市久保惣記念美術館)と同じ構図の連作の件ですが、1994年に開催された『モネ展』(ブリヂストン美術館ほかで開催)で、1907年に制作された同じ大きさ、構図の連作15点のうちの3,4点が、並べて展示されたようです。今回は「綜合」という切り口で展示されているので、多様な「睡蓮」が並んでいて、これまた見ごたえありました。
Minnet | 2007/05/20 1:13 PM
@Minnetさん
こんばんは。
展示替えされたのですね。
そろそろまた観に行こうと思っていたので
有り難い情報です。ただし土日は混雑しているでしょうね。
森美術館で始まるコルビジェの展覧会と
セットで観たいと思っているのですが、無理でしょうか。

TBありがとうございました。
Tak管理人 | 2007/05/21 12:31 AM
Takさん、こんばんは
遊行さんともお話したのですが、Takさんの視点ってユニークでありながら、目配りがきいていて素敵ですね。

名品揃いで見ごたえがありましたが、仰るとおり、セクション分けや展示法に難ありでした。
特に現代美術との対比はやらない方が良かったんじゃないかと…焦点がぶれすぎてしまったようで…(大好きなロスコをイマイチ素直に見れませんでした。)
アイレ | 2007/06/11 11:21 PM
@アイレさん
こんばんは。

きっとお二人とも買いかぶりすぎです。
単にいい加減なだけです。私。。。

ロスコの扱いはあれは無かったですよね!!
あれは酷い。
だいたいモネを観にきていらっしゃる方に
ロスコや現代アートを無理に関連付けて
見せてどれだけの意味があるか疑問です。
お金のかけ方違うんじゃない?って思います。
Tak管理人 | 2007/06/12 12:19 AM
こんばんは。
章立ては仰るようにちょっとどうかと思うものでしたが、
現代アートとのコラボはOKでした。(すこぶる評判が悪いようですが…。)
もちろん、個人的に好きな作品ばかりだったこともありますが、
モネと連なってみるとそのロスコもまた違った色に見えて新鮮でした。
また、ライマンの白も一風変わって見えて面白かったですね。
どうなんでしょうか。
はろるど | 2007/06/20 12:41 AM
@はろるどさん
こんばんは。

現代アートのコラボ企画は
モネがお好きな方々にとっては
不評でしょうね。。。

ロバートライマンやロスコの他
サムフランシスの見慣れた作品でさえ
違って見えるから愉快でした。

2日までか〜出来れば現代アート主にして
もう一度観てきたいです。
Tak管理人 | 2007/06/21 11:09 PM
Takさん、こんにちは〜!
ようやく行ってまいりました。
展示を一通り見てからTakさんのこの記事を拝見すると
視点のユニークさに驚かされます^^
さすが、Takさん!

お目当てだった《黄色いアイリス》を十分に堪能してきました。よく覚えていたところ、もう記憶が風化していたところ、全部ひっくるめてしげしげと見てまいりました。

晩年の《ばらの小路》などは、こういっていいのかわかりませんが、背負っている苦悩を昇華させたような迫力で迫ってきますね。

この展覧会、後半になるにしたがってよかったような気がします。
はな | 2007/06/22 9:09 AM
@はなさん
こんばんは。

皆さん、きっと良い展覧会だったと
お書きになると思ってちょっと
角度変えて書いてみました。

性根がひねくれているとも言います。

「ばらの小路」は初め見た時には
受け付けられませんでした。
ところが時間が経つと共に
観られるように、そして思いも。

歳とった証拠ですね。
2日までですよね。行けるかな〜
Tak管理人 | 2007/06/23 12:29 AM
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日本人が大好きな印象派の巨匠クロード・モネ。その主要コレクション約100点が世界、日本中から東京・六本木の国立新美術館に集まります。
大回顧展ーモネ | まぁ、お茶でも | 2007/04/20 1:46 AM
溢れる緑、輝く白。春の贅沢、モネ三昧。国立新美術館で開催中の「大回顧展モネ」に行
「MONET 大回顧展モネ-印象派の巨匠、その遺産」 | ひねもすのたりの日々 | 2007/04/20 7:07 AM
六本木の国立新美術館で4/7からはじまった“モネ大回顧展”(7/2まで)はキャ
モネ大回顧展のサプライズ! その一 まばゆい光  | いづつやの文化記号 | 2007/04/20 10:25 AM
モネ展 印象派の巨匠、その遺産 2007年4月7日から7月2日 国立新美術館 会場情報がHPにある。平日はお待ちいただくことなく入場できます。金曜の夜間開館時、および土・日の夕方は比較的ゆっくりご覧になれます。土・日・祝は開館直後(午前10時頃)10〜15分程お
モネ展 印象派の巨匠、その遺産 | 徒然なるまままに | 2007/04/21 6:17 PM
 実は行った日は別々だったのですが。  ちなみに、この美術館。  地下鉄六本木駅からは、徒歩10分強。乃木坂駅からは、駅構内から直接入れます。乃木坂駅の場合、一端外に出てしまうと、入り口まで大幅に遠回りしなくてはいけなくなるので注意しましょう。
大回顧展 モネ と 異邦人たちのパリ (国立新美術館) | EncycRopIdia 〜漫画・映画・書評・グルメなどなど | 2007/04/23 1:29 AM
 今回の「モネ展」のチラシ↑を見てもほとんどどこかで観たような画像が並んでいる。しかし国立新美術館の二つ目の展覧会ということで、どんな切り口で展示されているかをみるために出かけた。  100点近いモネの他に、関連する作品も20点以上あったので「大」回顧
モネ大回顧展ー印象派の遺産、その遺産 | Art & Bell by Tora | 2007/04/23 8:49 AM
 国立新美術館で開催中の「大回顧展モネ」を鑑賞しました。  日本人に人気の高いモ...
大回顧展モネ@国立新美術館 | 柏をたのしむ@水上デザインオフィス | 2007/04/25 2:42 AM
金曜日の夕刻、国立新美術館「大回顧展 モネ」へ。金曜日は20時まで開館しております。意外とこの時間帯空いております。ゆっくりと見ることができました。印象派という名前は、1874年「第一回無名画家、彫刻家、版画家協会展」を開いたとき、モネの「印象、日の出」を
大回顧展 モネ | セミ玄人の独り言 | 2007/04/28 7:56 PM
六本木にモネの作品が集まりました。新美術館としては、最初のビックイベントではないでしょか? 広い会場には、平日にも関わらず多くの人が集まっています。やはり、印象派の画
国立新美術館で開催されている「大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産」を観に行きました。この展覧会は国立新美術館の開館を記念して企画されたもので、「フランスのオルセー美術館が所蔵するモネの名作をはじめ、アメリカのメトロポリタン美術館、ボストン美術館など
大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産 | 隆(りゅう)のスケジュール? | 2007/05/01 12:03 AM
国立新美術館で開催されているMONET 大回顧展に行ってきました。 GW中日の平日なので、いろいろと野暮用をこなしてから 雨天の国立新美術館に着いたのは11:10a.m.頃。 事前にローソンでチケットを購入していたので、 そのまま展示会場に直行です。 昨日の「レオナル
公式サイト:「MONET 大回顧展モネ」於国立新美術館 私はひとつ、ここで声を大にして言いたい。 モネは眼鏡をはずして見ろ!! (※裸眼・コンタクトの人は目を細めて対応のこと) 小学校の廊下の壁に、 モネの「睡蓮」が飾られてまして。 子供ごころに 「
「MONET 大回顧展モネ」 | 紫式子日記 | 2007/05/08 12:29 PM
[5/13にUPしました] まだまだいきます、まだやっている展覧会シリーズ☆ かなり前ですが、金曜夜間を利用して国立新美術館で開催中の「大回顧展 MONE 印象派の巨匠、その遺産」展に、行ってまいりました。 ※7/5
大回顧展 モネ | ライトオタクなOL奥様の節約入門日記 | 2007/05/13 10:08 PM
遅まきながら、やっと見てきました。すでに美術ブロガーの皆さんは、それぞれステキなレポートを書かれていて、大変参考になりました。さて、私がはじめて美術館というところに出かけた記憶が残っているのは、高校1年の時に中学時代の担任と行った京橋のブリジストン美
大回顧展 モネ   国立新美術館 | つまずく石も縁の端くれ | 2007/05/16 5:25 AM
埼玉県立近代美術館の常設展を見た際、看板作品の一つ、クロード・モネの《ジヴェルニーの積みわら、夕日》がなかったので、何となくさびしかった。 実は、「積みわら」は現在、国立新美術館の「モネ展」に出品されている。 「モネ展」は今年大いに注目している展覧
モネ展 | 美術館は楽しい | 2007/05/20 1:14 PM
都知事選にも出馬した建築家黒川氏設計で3月にオープンしたばかりの「国立新美術館」(英名:TheNationalArtCenter,Tokyo)にて4/7〜7/2開催の「モネ大回顧展」(ClaudeMonet:L'artdeMonetetsapostérité)の鑑賞に行ってきた。六本木の旧防衛庁跡地
国立新美術館「モネ大回顧展」を鑑賞して | KINTYRE’SDIARY | 2007/05/23 10:36 PM
モネ大回顧展4月21日 国立新美術館(〜7月2日)  偶然にも東京美術館巡りの日にちが重なった遊行七恵さんとこの展覧会とサントリー美術館をご一緒させていただくことになりました。(遊行さん、記事アップ遅れてすみません。) 遊行さんはそのブログからもわかるよ
モネ大回顧展 | 青色通信 | 2007/06/11 10:54 PM
国立新美術館(港区六本木7-22-2) 「大回顧展モネ」 4/7-7/2 もう見に行ってから一ヶ月も経ってしまいました。国立新美術館で開催中の「大回顧展モネ」です。国内外より集められた約100点弱のモネの絵画に、約25点の現代アート作品が交わります。当然ながら見応えは
「大回顧展モネ」 国立新美術館 | はろるど・わーど | 2007/06/20 12:35 AM
新美術館で開催中、というより、もうすぐ会期が終わる「大回顧展モネ」に行ってきました。 「大回顧展モネ」ていう響き、なんか、「首都大学東京」みたいな響きがある。なんとなく、語の並び方として。 まあ、そんなどうでもいいつぶやきはおいといて、と。 平日なの
大回顧展モネ | はなことば | 2007/06/22 6:51 AM
(モネ大回顧展の画集 ¥2300) 念願かなってようやく行くことができたモネ大...
モネ大回顧展 | kahy.info あおいのナチュラルライフ | 2007/06/26 12:20 AM
国立新美術館デビューは「大回顧展モネ」でした。待ち時間10分ですぐに入れたんだけれど、会場内はすごい人。好きなタイプの絵に焦点を絞って見てきました。 今回注目したのはモネの「影」の使い方。これまで、私はモネの微妙な色使いばかりに目がいっていたんだけれど
大回顧展モネ | なまけたろうのページ | 2007/07/01 9:48 AM
 昨日、今年1月21日に六本木に新しくオープンした国立新美術館(4月に実施された都知事選に立候補した黒川紀章さんの設計)にて、「大回顧展モネ:印象派の巨匠、その遺産」を観て参りました。印象派の巨匠、クロード・モネ(1840-1926)の絵画
「大回顧展モネ」を観て | Kirkの独白 | 2007/07/02 6:16 PM