青い日記帳 

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チューリップ「モナリザ」開花

昨年の暮れに「遅れてきた球根part2」でご紹介した
「モナリザ」という名のチューリップが咲きました。

チューリップ「モナリザ」

球根を植えるタイミングが遅かったことや、今年は気候が不安定だったこともあり
上手く花開いてくれるか少し心配していたのですがさすが球根。やっぱり強いです。

桜がすっかり散り、若葉の新緑が芽吹きだしたタイミングを見計らうかのように
続々と同時に植えた別品種のチューリップも咲き始めました。



如何です?「モナ・リザ」イメージできますか?
球根が入っていたラベルの写真とは色合いがちょいと違いますが
その辺はまぁご愛嬌。



はじめ、このチューリップの何処がモナリザなのかな〜と思い散々考えました。
で、出した結論は…「やっぱり謎」という答え。

レオナルド・ダ・ヴィンチの描いた「モナ・リザ」の向かって右奥の風景に
赤い色をした川が描かれいます。その赤い川の流れがこのチューリップの模様と
重なるからかな〜とも思ったのですが、少々こじつけっぽくしっくりきません。

やはり、どうしてこの花が「モナ・リザ」なのか「」です。



うん??ちょっと待て待て。「モナ・リザ」なのか「謎」

あーーそういうことだったのか!
謎だからこそ、モナリザなんだ!

そうか、そういうことなのか!(と自分勝手に納得して思考停止)
あれこれ考えずに花の美しさを愛でることに専念しましょう。

お隣ではこんな変わった色のチューリップも咲いています。


一見バラに見間違えそうなこんなゴージャスなチューリップも。


たかがチューリップ。されどチューリップ。
オランダで17世紀に起こったチューリップ・バブルまんざら笑えなくなります。

チューリップ・バブル―人間を狂わせた花の物語
チューリップ・バブル―人間を狂わせた花の物語
マイク ダッシュ


チューリップが咲き終わると、続いて百合も咲くはずです。
同じ花壇には、スカシユリ「フェルメール」が植えてあります。



ガーデンヒヤシンス「デルフトブルー」もこちらで紹介しましたが
うっかりしていて写真を撮るのを忘れてしまいました。。。

近くにごく普通のヒヤシンスも植えたところ、見た目も色的にも
区別がつきませんでした。ただ香りはとっても強かったです。
こちらは来年に持ち越しです。

「モナリザ」の食卓 おいしいスープとサラダがあれば
「モナリザ」の食卓 おいしいスープとサラダがあれば
河野 透

おまけ:
現在、東博で公開されているレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」にもチューリップが描かれています。跪く大天使ガブリエルの足元に咲いています。

これまた随分と現在のチューリップとは違うように見えます。本当にチューリップ?と首を傾げたくなります。池上先生に伺ったところずばりお答えいただきました。

レオナルドの時代、まだ現在我々が「チューリップ」と認識している花は原産国であるトルコからヨーロッパへ渡ってきていなかったそうです。名前は「チューリップ」と同じであっても、品種的に全く違うものだそうです。

トルコからヨーロッパへ現在のチューリップがやって来ると、レオナルドの時代のチューリップは駆逐されてしまったそうです。「外来種」ですね。所謂。
レオナルドがこうして博物学的にも通用するくらい緻密に描いてくれたおかげで幻のヨーロッパ原産のクラシカルな「チューリップ」を知ることができます。

レオナルドの残した功績のひとつと言っても過言ではないでしょう。

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この記事に対するコメント

 はじめまして。昨日、「受胎告知」を見てきました。先月も行きましたので二度目ですが、ちょうどチューリップが目の前に来たのでしっかり見ましたが、芍薬のような感じでした。八重チューリップかとも思いましたが、珍しいものなのですね。
 いつも展覧会に行く時には、こちらのブログを参考にさせていただいています。
ヨシカワ | 2007/04/26 12:09 AM
チューリップが我が家でも次々に咲いています。

薄いピンクのゴージャスなバラは家でも今が盛り。これを他のチューリップと一緒に花瓶に活け、咲ききるまで、いやいや散る寸前の風情を味わうのが楽しみです。というのも16〜17世紀に流行した花の静物画を再現したいから!無常観?ですか・・懐中時計や虫までは用意しませんけれど、普通なら活けかえる状態のものを大事宝にしています。(姑に捨てられないよう、玄関からmy roomに移動)

モナ・リザというチューリップにそっくり、色も形もそのままという絵を発見しました。バルタサル・ファン・デル・アストの絵付花瓶の花。
マウリッサハイス美術館で買ったアドレス帖(アルファベット1ページに一枚のカラー写真付き)にありました。

日本語版図録にあるヤン・ブリューゲルやデ・ヘーム、ファン・アールストなんかにも似たようなチューリップがありますが、デル・アストの作品ほどそっくりではありません。

この「モナ・リザ」、結構古くからある品種かもしれませんね。
aki | 2007/04/26 10:18 AM
アボカドばっかりではつまらないから、秋にいろんなチューリップの球根も植えてみようかな。
チューリップなら春に結果が出ますもんね。
アボカドは10年計画ぐらい・・もっとかなあ・・
Takさんもいらしてください。
gakko | 2007/04/26 3:45 PM
@ヨシカワさん
こんばんは。
はじめまして。コメントありがとうございます。

私も八重咲きのものなのかと思い込んでいました。
チューリップにも「歴史」ありですね。
もう観られない品種となると精緻に描いてくれた
レオナルドに感謝しなくてはなりませんね。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

@akiさん
こんばんは。

>いやいや散る寸前の風情を味わうのが楽しみです。
花はそれぞれの時に違った味わいを見せてくれるのが
楽しみでもあります。昨日と今日。そして明日。
チューリップ一輪からも様々なこと考えさせられます。
また花は無口なのが良いです。
あれで饒舌だと興ざめしてしまいます。

少し前、銀座のとある画廊で花の版画だけが
壁一面に展示してあるのを観て来ました。
ルドゥーテなども含めて。
博物学的な要素強いと思っていましたが
意外や意外。作家の個性が表れているのに驚きました。

花に限ったことではありませんが
植物の「正直さ」が大好きです。

@gakkoさん
こんばんは。

アボガド君ガンバってますね〜
いつかは会いにいかねばなりません。
チューリップを狭い範囲にまとめて
植えると見栄えが良いです。
来年の春にはきっと。。。

その前にグラジオラスなんて如何です?
Tak管理人 | 2007/04/26 6:31 PM
Takさ〜ん☆
チューリップの「モナ・リザ」
お名前聞くと。。。なんとも、<高貴>な感じしてきました。(笑)やはり、ネーミングって、大事ね☆想像力がわいてくるよね☆!
rossa | 2007/04/26 7:26 PM
Tulipmaniaな私としては嬉しい情報です。
「モナリザ」は今回のダヴィンチにあわせて
取り寄せですか。
Angeliqueの八重咲きが一番好き。
Takさんのお庭で一息 ありがとうございます。
panda | 2007/04/28 12:11 PM
@rossaさん
こんばんは〜☆彡

ネーミング大事ですね。
何せそれだけで買ってしまう人(私のこと)が
いるのですから。そして今日もまた…
京都の若冲展もうすぐですね!

@pandaさん
こんばんは。

たまたま球根を輸入販売しているお店で
発見し購入したものです。
レオナルド展にぴったりかと。
八重咲きのチューリップを知らない人に
お見せしたら「バラ」と勘違いされました。
ゴージャスですよね。
Tak管理人 | 2007/04/28 4:56 PM
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