弐代目・青い日記帳 

  
TB&リンク大歓迎です!
「地獄絵ワンダーランド」
三井記念美術館で開催中の
「地獄絵ワンダーランド」展へ行って来ました。


http://www.mitsui-museum.jp/

この世で悪いことをした者が死後に行って苦しみを受けるという奈落である地獄。怖くて恐ろしい場所でありながら、まるで不思議の国、おとぎの国(ワンダーランド)のような場所でもります。

初めて地獄という概念が日本人に紹介された『往生要集』(鎌倉時代)から室町、江戸そして現代に至るまでどのように人々に地獄が捉えられてきたのでしょうか。

今、自分が考えている地獄のイメージをいったん封印してから展覧会に臨むことをお勧めします。日本における地獄の変遷が手に取るように分かる展覧会です。


立山曼荼羅」江戸時代
三重・大江寺蔵 富山県立博物館

まずはイントロダクションとして水木しげるの絵本『水木少年とのんのんばあの地獄めぐり』の原画で八大地獄めぐりをします。

いつもは国宝や重文の茶道具が展示されている空間に水木しげるの作品があるというまさに不思議の国らしい趣向です。

と同時にこの第一章は後の仏教絵画を観るにあたりとても大事な「予習」となるので飛ばさずきちんと観るのが得策です。

展覧会の構成は以下の通りです。

第1章:ようこそ地獄の世界へ
入口はのんのんばあと地獄めぐり
往生要集の世界
写真画像展示
六道・地獄の光景
第2章:地獄の構成メンバー
閻魔王・十王・地蔵菩薩
第3章:ひろがる地獄のイメージ
山の中の地獄
「心」と地獄
「ひろがる地獄のイメージ」から「地獄絵ワンダーランド」へ
「心」字の展開
第4章:地獄絵ワンダーランド
第5章:憧れの極楽
厭離穢土・欣求浄土


1,2章と3,4章ではかなり作品のトーンが違ってきます。恐ろしいだけの対象であった地獄が、どこか親しみのあるものとして捉えるようになるのです。

冥界の主とされる閻魔大王をはじめ、その眷属である司命・司録、閻魔王を含む冥界の裁判官である十王の姿もユルカワなものへと変化していくのです。


十王図」江戸時代
日本民藝館蔵

「地獄」を英語で表すと「hell」ですが、日本人が捉える地獄はもっと広い意味を持っています。「雨」という言葉のバリエーションが何十のと同じように。

例えば「地獄耳」のように日常会話の中にも地獄はしばしば登場します。恐ろしくて誰もしもが行くことを拒む場所でありながら、どこか身近な存在でもあるのです。

今回の展覧会タイトル「地獄絵ワンダーランド」を目にしたときはあれ?と思ったのですが、展覧会をいざ観てみるとまさにこのタイトルしかない!と深く納得させられました。

「地獄絵ワンダーランド」展は9月3日までです。是非是非!


地獄絵ワンダーランド

会期:2017年7月15日〜9月3日
前期:7月15日(土)〜8月6日(日) 後期:8月8日(火)〜9月3日(日)
開館時間:10時〜17時
※金曜日は19時まで
休館日:月曜日
会場:三井記念美術館
http://www.mitsui-museum.jp/
主催:三井記念美術館、NHK、NHKプロモーション
協賛:日本写真印刷

巡回先:龍谷大学 龍谷ミュージアム
仏教の世界観である地獄と極楽は、平安時代に源信が著した『往生要集』により具体的なイメージが与えられ、絵画・彫刻などの多彩な作品が生まれました。この展覧会では地獄と極楽の美術を通じて、日本人が抱いてきた死生観・来世観をたどります。なかでも近世以降、民間で描かれた「たのしい地獄絵」や、水木しげる「のんのんばあ地獄めぐり」などにも焦点をあて、「地獄絵ワンダーランド」を楽しんでいただきます。
三井記念美術館次回展


特別展「驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ」

会期:2017年9月16日〜12月3日


水木少年とのんのんばあの地獄めぐり

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| 展覧会 | 23:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
芥川賞受賞作家の朝吹真理子氏が日本美術について語ります。
芥川賞受賞作家の朝吹真理子氏が日本美術について語る講演会「小説『TIMELESS』をめぐって イメージボードに貼っていた酒井抱一『秋草鶉図屏風』について」が9月9日(土)に開催されます。


http://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1728254

朝吹 真理子(あさぶき まりこ)
小説家。1984年東京生まれ。慶應義塾大学大学院前期博士課程修了(近世歌舞伎専攻)。2009年、「流跡」でデビュー。2010年、同作でドゥマゴ文学賞を受賞。2011年「きことわ」で第144回芥川賞受賞。2013年、劇作家・飴屋法水との共同創作「いりくちでくち」を発表。最新作は文芸誌「新潮」に連載中の長編小説「TIMELESS」。

身の回りがあれこれと慌ただしく、小説をしっかりと読む時間が持てず、本好きな自分としてはイライラの増す今日この頃。購入しただけで積み上げられているだけの本の山がますます高くなっています。

美術館系の書物はもちろんですが、小説、評論、毎月何十冊と出る新書本など追いかけていてもきりがないのですが、本は手元に置いておかないと安心できない質なので仕方ないことでもあります。

東京近郊に住んでいる一番の利点は、こうした講演会が毎週毎週開かれ、好きな作家さんの生の声を聴けるチャンスに恵まれていることです。

小説家の朝吹真理子氏は美術にも造詣が深く、たとえば以前このブログで紹介した東京都庭園美術館につて書かれたこちらの本にも文章を寄せています。


庭園美術館へようこそ: 旧朝香宮邸をめぐる6つの物語

美術史家が語るのとは違った美術の魅力を、豊富なボキャブラリーと表現力で綴られています。

今回、朝吹真理子氏が語るのは山種美術館で開催される「上村松園展」関連トークイベントです。意外に思われるかもしれませんが、朝吹氏は小説を書かれる際に松園や、宗達の《蓮池水禽図》、抱一の《秋草鶉図》、小林古径の《出湯》、清方の《朝涼》などをイメージボードに貼ってその構想を練るそうです。

日本美術からインスパイアされた台詞や登場人物たちの立ち振る舞いが、どのようにテキスト化されるのでしょうか。とても気になるところです。


「上村松園 ―美人画の精華―」展

現在、『新潮』に連載中の小説「TIMELESS」がどのように綴られ、また日本美術がどんな影響を与えているのか興味深いものがあります。

学芸員さんや美術の専門家とは、違った視点で絵に向かい合っているはずです。朝吹氏がどのように日本美術を観て、それを小説に昇華させているのかとても気になります。

朝吹氏の講演会の詳細についてはこちらで確認して下さい。

「上村松園展」共々楽しみですね!

小説「TIMELESS」をめぐって イメージボードに貼っていた酒井抱一「秋草鶉図屏風」について
講師:朝吹 真理子 氏(小説家)
日時:2017年9月9日(土)
14:00〜15:30(開場・受付開始13:30〜)
会場:國學院大學 院友会館
(〒150-0011 東京都渋谷区東4-12-8/山種美術館より徒歩3分)
http://www.kokugakuin.or.jp/access/
定員:200名 (全席自由、事前購入制)
※先着順により定員に達し次第、応募を締め切らせていただきます。
主催:山種美術館

芥川賞受賞作品

『きことわ』 (新潮文庫)
朝吹 真理子

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| その他 | 23:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
「『世』一場自願非願的遊浮−李真個展」
台北當代藝術館(MOCA Taipei)で開催中の
「『世』一場自願非願的遊浮−李真個展」に行って来ました。


http://www.mocataipei.org.tw/

台北駅から徒歩5分圏内という絶好のロケーションにある台湾の現代美術を展示紹介する台北當代藝術館(MOCA Taipei)。もと小学校だった建物をリノベーションし、美術館として再利用しています。


台北當代藝術館(MOCA Taipei)

この美術館で現在、台湾の現代アーティスト、李真 Li Chen(1963年生)の個展が開催されています。

こちらの記事でも書いた通り、今回の台湾旅行は家族サービスとして出かけたので美術館・博物館へ行く予定は計画に入っていなかったのですが、最終日に2時間ほど時間が出来たのでホテルからほど近い台北當代藝術館へ行ってきた次第です。

国内外を問わず、予定していなかった展覧会に飛び込みで予習も無しに入ると、意外と「あたり」の確立が高いものです。皆さんもそうした経験お持ちだと思います。



今回もその法則通り、「あたり」でした。しかもかなり面白かったです。

もと小学校でだった建物をほぼそのまま使っているので、教室ごとに作品が展示されてる感覚です。灯りを落としたくらい部屋(教室)に立体作品が展示されています。

観終えて廊下に出てさらに次の教室へ移るとまたそこには別の作品が。一見単純なことの繰り返しのように思えてその実、立体作品がそれぞれ個性的なものばかりなので、飽きることは全くありません。

それどころか、次の教室にはどんな作品が暗闇に待っているのかワクワクしながら見進めていけます。



このように彫刻作品(立体作品)を得意とする李真です(パブリックアートも手掛けています)が、今回の展覧会ではいくつかのインスタレーションも展示に取り入れられていました。

そのいずれもが日本の美術館では実現不可能なものであり、それが満足度を高めたひとつの大きな要因でもあります。



2階の一番端の広めの教室(展示室)はひとりずつ鑑賞するタイプの作品らしく、係りの人の指示に従いまず一人目が入り、このスポットライトの下に立つと…



猛烈な風とまぶしい光にさらされることになります。風が当たっている間に光は点滅したり色を変えたりとそこに立つ人間をあざ笑うかのようでした。

大きな自然の前では普段したり顔で大きな態度をしている人間も、ひとたまりもないこを様々な自然災害を通して知識としては頭に入っていても、いざその状況下に置かれると何もなす術がないことを思い知らされるような作品です。

ネタバレした後に体験してもそれは変わりませんでした。これ刺激が強すぎて日本では無理でしょうね…

もうひとつ、こちらの体験型の作品はもっと危険です。



近寄ってみると、ガラス張りで1階の丁度受付あたりが見えます。



高いところが苦手な人はこの画像だけでもガクブル状態かと思います。強化ガラスが使われているのでひとりだけなら乗っても大丈夫とのことだったので、せっかく台湾まで来たのですから乗ってみました。

ところが、乗るだけでなく、細い鉄の棒を使い自力で階下まで降りることでこの体験型作品は完結するのです!



トライするためには誓約書にサインが必要です。もし何かあってもあなたの責任よ!ということです。挑戦したかったのですが、数時間後にフライトを控えていたので周囲の猛反対にあい断念。

「死」にまつわるテーマの様々な作品をこれまでいくつも観てきましたが、これほど死をダイレクトに感じた作品はこれが初めてのことでした。

旅先でふらりと訪れた美術館でおもわぬ発見があるものです。たとえ言葉の壁があったとしてもアートはそれを軽く超えるだけの力を持っています。

「『世』一場自願非願的遊浮−李真個展」は8月27日までです。この夏台湾に行かれる方是非!


「『世』一場自願非願的遊浮−李真個展」
Being : In / Voluntary Drift ─ Li Chen Solo Exhibition


開催期間:2017年7月1日〜8月27日
会場:台北當代藝術館 MOCA Taipei
http://www.mocataipei.org.tw/
担当学芸員:吳洪亮 Wu Hong-Liang
参加アーティスト:李真 Li Chen


ミュージアムショップ


ミュージアムカフェ


台南: 「日本」に出会える街 (とんぼの本)
一青 妙(著)

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| 展覧会 | 23:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
「秘蔵の名品 アートコレクション展」オリジナル スイーツ&パン
ホテルオークラ東京にて、7月31日(月)から8月24日(木)まで開催中の「第23回 秘蔵の名品 アートコレクション展」


http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/events/art/

企業が所蔵する普段ほとんど目にすることの出来ない名画が観られるホテルオークラ東京で開催される夏の恒例イベントです。

今年は「佳人礼讃−うるわしの姿を描く−」と題し、女性を主題とした作品を中心にさまざまな肖像画・風俗画が展示されています。(西洋画、日本の洋画、日本画の73作品が公開されています。)

自分も毎年足を運び、美術館とは違う大人な雰囲気の漂うホテルの会場で名画に浸る贅沢な時間を毎年夏に過ごしています。

開催期間中、ホテルオークラ東京では今回の「アートコレクション展」のテーマに基づいたオリジナル商品が販売されています。今日はその中からオリジナルスイーツとパンを紹介します。


限定チーズケーキ「つかさ」

和三盆と椰子糖(ココナッツシュガー)を使用した、古今東西の絵画に表現された麗しき女性たちをイメージしたお菓子をご用意いたしました。シェフパティシエがアートコレクション展のテーマから創作した大人の味のチーズケーキです。

麗しき佳人からインスピレーションを受けた限定チーズケーキ「つかさ」は期間中140個限定販売とのことです。急がねば!1箱 ¥1,200とお値段もいい感じです。


手作りパンセレクション「摘麦(つむぎ)」

黒豆、オレンジ、ずんだを使用し、それぞれの素材を活かし、パン本来の小麦の風味も存分に味わっていただける詰め合わせとなっております。開催期間中のためだけに作られた、新作3種5個をセットにしました。

《黒豆鹿の子ぱん》丹波黒豆鹿の子の食感、風味を丁寧に包み、さっくりと焼きあげた菓子パン。
《オランジェ》口どけの良い、甘さ控えめのブリオッシュ生地に、クリームチーズと砂糖漬けにしたオレンジをトッピング。
《ずんだあんぱん》ずんだ餡をふんだんに包み、白くふんわりと焼きあげました。

【販売期間】2017年7月31日(月)〜8月24日(木)
【販売時間】10:00〜17:30
【場所】アートコレクション展会場 「アスコットホール」入口(地下2階)

また、スコティッシュバー ”バーハイランダー”ではこんなカクテルも!


《Twilight Sunset 〜黄昏の島々〜》

5月14日(日)に開催された「一般社団法人日本ホテルバーメンバーズ協会 東京支部主催 第10回 創作カクテルコンペティション」にて、バーハイランダーの高橋昌央が優勝した際に披露したカクテル。



会期中ガラリートークも充実しています。

絵画を鑑賞しながら、解説員が展覧会の見どころをご紹介。
【開催日】8月1日(火)、3日(木)、7日(月)、10日(木)、14日(月)、17日(木)、21日(月)
【開催時間】 15:00〜15:30 (受付 14:30)
【料金】 無料

学芸員が展覧会の見どころを解説する「ギャラリートーク」。作品の見どころや作家の生涯など、今回出展された数々の作品をひも解き、展覧会をより深く楽しめます。

作家の思いや、その作品が生まれた背景など「秘蔵の名品」のギャラリートークならではの裏話も聞けますよ!

「第23回 秘蔵の名品 アートコレクション展」は8月24日までです。美味しいものに舌鼓を打ち、名画の余韻にひたりましょう!


「第23回 秘蔵の名品 アートコレクション展」佳人礼讃(かじんらいさん)―うるわしの姿を描く―

開催期間:2017年7月31日(月)〜8月24日(木) 25日間 期間中無休
開催時間:10:00〜17:30(最終入場17:00) ※7月31日(月)は12:00〜
会場:ホテルオークラ東京 宴会場「アスコットホール」(地下2階)
主催:企業文化交流委員会
委員長: 銭谷 眞美 東京国立博物館 館長
委員:森田 富治郎 第一生命保険株式会社 特別顧問
委員:齋藤 宏   みずほフィナンシャルグループ 名誉顧問
委員:松下 正幸 パナソニック株式会社 代表取締役副会長
委員:村上 勝彦 公益財団法人 大倉文化財団 理事長
委員:池田 正己 株式会社ホテルオークラ東京 代表取締役社長
協賛:株式会社ホテルオークラ東京、ホテルオークラ共栄会
後援:文化庁、観光庁、港区、NHK、日本赤十字社、公益社団法人企業メセナ協議会、一般社団法人日本経済団体連合会
協力:公益財団法人大倉文化財団・大倉集古館、社会福祉法人NHK厚生文化事業団、株式会社山元、日本通運株式会社
監修:金原 宏行  (名都美術館 理事)
   熊澤 弘  (東京藝術大学 准教授)
学芸員:神津 瑛子、川合 真木子
学術協力:薩摩 雅登  (東京藝術大学 教授)
田中 知佐子 (大倉集古館 副主任学芸員)


「美人画」の系譜

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| その他 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
『かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』
新潮社(とんぼの本)より刊行となった『かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』を読んでみました。


かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪
岡田 秀之 (著)

長沢芦雪(ながわさろせつ)ってなんか損な役回りをしている絵師のように思えてなりません。名前も「長沢蘆雪」、「長澤蘆雪」などと表記されることもあり落ち着きません。

若冲が「わかおき」とよまれてしまう愛らしさ、親しみやすさがあまり感じられません。可愛らしいワンコの絵は描いているのですけどね。


長沢芦雪「降雪狗児図」「月夜山水図

そもそも、活躍したタイミングもあまりよろしくないのです。

伊藤若冲(1716年〜1800年)
曾我蕭白(1730年〜1781年)
円山応挙(1733年〜1795年)


京都で活躍した若冲をはじめとする今人気絶頂の絵師たちよりも、芦雪はひと世代あとの生まれとなるのです。

長沢芦雪(1754年〜1799年)

つまり、自分が絵筆をとった時にはすでに、世の人々をアッと言わせていた奇想画家の若冲や蕭白、写生画の天才応挙が活躍をしていたのです。

すげーやりずらい状況ですよね。絵師として。日本美術史上で最も生まれてはいけない時代に、呱々の声をあげてしまった芦雪。


長沢芦雪「群鶴図

そんな、勝ち目無しの状況下にあってこそ闘志を燃やすのが長沢芦雪その人なのです。

奇想派の先輩(目の上のたんこぶ)である若冲や蕭白、それに師匠である応挙(目の上のたんこぶ)に追いつけ追い越せのそれはそれはすごい勢いで学べるものは全て貪欲に自らのものとしていきます。

その辺をふまえ、『かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』はとてもキャッチな小見出しをつけ、芦雪の魅力をカラー図版(クローズアップあり)で存分に紹介しています。

かわいいものを描く
小さきものを描く
幼きものを描く
さまざまな顔を描く
妖しきものを描く
大きいものを小さく描く
切りとって描く
対比させて描く
酔って描く
一筆で描く
指で描く
その場で描く
しつこく描く


これだけでもワクワクしちゃいますでしょ!でもまだまだ40ページ足らず三分の一にも満ちません。


かわいいものを描く

このあと、辻惟雄先生と河野元昭先生による芦雪対談が収録されています。題して、「人工の奇想」の画家・芦雪の魅力を語り尽くす

体よくまとめられていますが、これ絶対活字にするの大変だったはず。あのお二人に対談してもらいそれをテキスト化するのがどれだけ骨の折れることか…

ただ、日本美術の泰斗であるお二人の中身の濃い貴重なお話が、まとまった形で読めるのは本当にありがたいことです。この部分だけ読むだけでも買う価値あります。



そうそう、以前に何度かこのブログでも紹介しましたが、芦雪の最期は殺されてしまったという説がまことしやかに伝えらています。

歴史小説の大家、司馬遼太郎さんの短編に『蘆雪を殺す』というタイトルの小説があります。こちらの古い記事で内容についても紹介しているので関心のある方は読んでみて下さい。

最後の伊賀者という短編集の中に収録されています。


新装版 最後の伊賀者』 (講談社文庫)
司馬遼太郎

かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』の著書である岡田氏はこの説について懐疑的な見解を示されています。

I 1754-1786
謎につつまれた出自から、当代一の絵師・応挙先生に入門まで
応挙入門前/応挙先生のもとで/応挙先生のワザを完全マスター/応挙から自由に
II 1786-1790
南紀でのびのび襖絵を描きまくり、芦雪らしさ爆発
無量寺/草堂寺/成就寺/円光寺/持宝寺/徳泉寺/高山寺/南紀前/南紀後
III 1790-1799
ますます「奇」の度合いは増して、晩年のスタイル極まれり
応挙門下の大競作/広島にて/大画面/禅の境地/故事の世界/動物たち/幽玄の世界


現在の江戸絵画ブームの火付け役を果たし、若冲をはじめとする奇想の江戸絵師たちの存在を世に知らしめた辻惟雄先生の名著『奇想の系譜』には当初、芦雪は入っていませんでした。

辻先生は今回のとんぼの本に収録された対談で、芦雪を「人工の奇想」画家として位置付けています。若冲、蕭白といった「天然の奇想」画家に影響されつつ自分の道を探るべく闘志を燃やした芦雪。

人工が必ずしも天然に劣るとは限りませんからね。

また『かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』では、芦雪の師である丸山応挙との関連についてもこれまで以上に丁寧に書かれています。



今年の秋、満を持して開催される「長沢芦雪展」(愛知県美術館 2017年10月6日〜11月19日)に備えるべく、絶対に読んでおきたい一冊です。
http://www.chunichi.co.jp/event/rosetsu/


かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪
岡田 秀之 (著)

愛らしい仔犬から不気味な山姥まで超絶技巧の写実力に、酔いにまかせた早描きも! 新出作品もたっぷりと、「奇想派」の一人として注目を集める絵師のびっくり絵画と波瀾の人生を新進の研究者がご案内します。日本美術史の泰斗、辻惟雄氏×河野元昭氏の「芦雪放談」も必読。画布に現された千変万化の「奇想」を目撃せよ!

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| 読書 | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
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オランダ行って来ました
 

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『AERA』に載りました。

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西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書)
西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書) (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
美術史の実践方法が最後にまとめられています!世界が変わる、名画の見方。前作「西洋美術史入門」からさらに一歩奥へ。池上英洋 著

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ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection)
ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection) (JUGEMレビュー »)
川端 康雄,加藤 明子
夏目漱石をイチコロにしたウォーターハウスの文学性と蠱惑的な魅力を余すところなく紹介!

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池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福
池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福 (JUGEMレビュー »)
池永康晟
日本画の異才“池永康晟”がベールを脱ぐ!

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すゞしろ日記 弐
すゞしろ日記 弐 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
画家・山口晃のエッセー漫画第2弾。

面白きことも無き世を、面白く!

画家・山口晃の“どーでもいいけど楽しげなこと”満載
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OLYMPUS ダハプリズム防水単眼鏡 ギャラリースコープ Monocular I 6×16
OLYMPUS ダハプリズム防水単眼鏡 ギャラリースコープ Monocular I 6×16 (JUGEMレビュー »)

観劇・美術鑑賞・セミナーなどの知的シーンや、コンサート会場・ファッションショーなどで大活躍!
軽いのでいつも持ち歩いています。
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モチーフで読む美術史 (ちくま文庫)
モチーフで読む美術史 (ちくま文庫) (JUGEMレビュー »)
宮下規久朗
宮下規久朗先生の最新刊!絵画に描かれた代表的な「モチーフ」を手掛かりに美術を読み解く、画期的な名画鑑賞の入門書。カラー図版150点を収録した文庫オリジナル。
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日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工
日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工 (JUGEMレビュー »)

「これ一冊で日本美術を鑑賞する際の知識が全て揃う」
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アイテムで読み解く西洋名画
アイテムで読み解く西洋名画 (JUGEMレビュー »)
佐藤 晃子
西洋絵画を鑑賞する際に必要となる宗教画,神話画の50のアトリビュートを紹介。ありそうで無かった絵画ファン待望の一冊。
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美術鑑賞手帳
美術鑑賞手帳 (JUGEMレビュー »)

美術鑑賞の楽しみをさらに広げるこれまでになかった手帳です。ミニガイドと書き込み式の鑑賞の記録ページが一緒に。

自分もお手伝いさせて頂きました。レビュー→こちら
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画家の食卓
画家の食卓 (JUGEMレビュー »)
林 綾野
画家たちが楽しんだ26のレシピを再現。クレー、フェルメール、セガンティーニ、メムリンクの暮らしと創作現場を巡る旅。
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美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い
美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い (JUGEMレビュー »)
サンディ ネアン
とかく扇情的に扱われる美術品盗難。だが実際は、麻薬や犯罪に絡む危険な裏社会と結びつく場合が多い。事件に巻き込まれた学芸員の立場からその実態を訴え、問題点を考察する一書。 レビュー→こちら
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江戸の献立 (とんぼの本)
江戸の献立 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
福田 浩,松井 今朝子,松下 幸子
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日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻))
日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻)) (JUGEMレビュー »)
長岡 龍作
法隆寺金堂内陣は、普段は大変暗い上に太い円柱に加え、金網が廻らされており、その詳細はなかなか見ることができません。今までに撮影された写真も鮮明さということでは満足のゆくものではありませんでした。今回は最新の撮影技術により、南面(正面)のみならず、北面(背面)からも撮影。その結果、全く見たことがない写真を目の当たりにすることになりました。仏像の質感と量感、豊かな色彩に感嘆し、感動をおぼえる一冊となっています。
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山口晃 大画面作品集
山口晃 大画面作品集 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
8年ぶり、待望の最新作品集。11月26日発売!予約しないと!!

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運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本)
運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
山本 勉,ヤノベ ケンジ,橋本 麻里,みうら じゅん
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知識ゼロからのキリスト教絵画入門
知識ゼロからのキリスト教絵画入門 (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
池上英洋先生が易しく紐解く『聖書』の世界。レビュー→こちら
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芸術家の家: 作品の生まれる場所
芸術家の家: 作品の生まれる場所 (JUGEMレビュー »)
ジェラール=ジョルジュ ルメール,ジャン=クロード アミエル
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フェルメールへの招待
フェルメールへの招待 (JUGEMレビュー »)

不肖・私がフェルメール30作品の解説執筆と全体の編集に携わった一冊です。オールカラーB5版。96ページから成る、これまでにないフェルメールパーフェクトガイドです。主に「フェルメール初心者」に向け丁寧に噛み砕いた表現で綴られているので、美術の専門用語を知らずともフェルメール作品について一通りの知識を得ることが出来ます。

お手に取って頂ければ幸甚です。よろしくお願い致します。
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偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件
偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件 (JUGEMレビュー »)
レニー ソールズベリー,アリー スジョ
来歴さえあれば、たとえ贋作でも「ほんもの」になる。詐欺師は驚くべき方法で美術史を捏造した。美術界を震憾させた事件を追うドキュメンタリー。レビュー→こちら
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フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース)
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース) (JUGEMレビュー »)
林 綾野
林綾野さんの待望のフェルメール本!レビュー&インタビュー→こちら
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ヴァチカン物語 (とんぼの本)
ヴァチカン物語 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
塩野 七生,藤崎 衛,石鍋 真澄
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野兎の眼
野兎の眼 (JUGEMレビュー »)
松本 典子
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Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105
Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105 (JUGEMレビュー »)

掌に収まる単眼鏡は、必要なときにサッとポケットなどから取り出して使える便利な、美術館・博物館必須アイテム。
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日本美術のことば案内
日本美術のことば案内 (JUGEMレビュー »)
日高 薫
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日本美術鑑賞の際に、よく出てくる言葉を満載。絵画、彫刻、工芸品などの具体的な写真をふんだんに使い紹介
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