弐代目・青い日記帳 

  
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「金襴手−人々を虜にした伊万里焼−展」
戸栗美術館で開催中の
「金襴手−人々を虜にした伊万里焼−展」に行って来ました。


http://www.toguri-museum.or.jp/

日常使いの洋服や車なども、その時代時代により派手な色合いが好まれたり、逆にモノトーンが人気となったりとするものです。一概には言えませんが景気と連動しているかのようです。

江戸時代に発達した陶磁といえば、伊万里焼が最も有名です。

とろろで、伊万里焼と聞くとどのような意匠の陶磁器が頭に浮かぶでしょう。

染付(白色の胎土で成形した素地の上に酸化コバルトを主とした絵の具で模様を絵付し、その上に透明釉をかけて高温焼成した陶磁器。おもに磁器で、模様は藍青色に発色する。)が好きなこともあり、真っ先にこうしたものを想起します。


染付吹墨鷺文皿

2009年に東京国立博物館で開催された特別展「染付」は、これまで拝見した焼物の展覧会で今でもナンバー1の存在です。

今回の戸栗美術館での展覧会はシンプルな染付ではなく、派手さがウリの金襴手を前面に押し出しています。一般的なイメージとしての伊万里焼とはちと違う豪華で派手な意匠の焼物が勢揃いしています。



実は、染付よりもこの金襴手の方が多くの支持を集めたのです。それは国内はもとよりヨーロッパ各地からも熱い視線が金襴手に注がれました。

江戸時代が成立し政治が安定すると経済も回り出し、景気も上昇していきます。元禄期には裕福な町人が数多く誕生し華やかさを好む彼が求めたのが金襴手だったのです。

今から30年ほど前、バブル景気でわいた日本で、派手なファッションを多くの人が所望したのと同じ感覚でしょうか。



金襴手が伊万里焼の主流となったのには、もうひとつ大きな要因があります。それまでヨーロッパは中国から陶磁器を買い付けていましたが、政治的な問題で1640年代から日本が主な取引先となりました。

西洋人が地味な染付よりも、色鮮やかな金襴手を好んだことは想像に難くありません。今回の展覧会でも一度ヨーロッパに渡った伊万里焼が買い戻され展示されていたりします。


色絵 獅子牡丹菊梅文 蓋付壷
伊万里
江戸時代(17世紀末〜18世紀前半)

会場では、ただ単に金襴手をずらりと並べるだけでなく、そもそも金襴手とは何かから丁寧に分かるよう構成されています。しかも展示解説シート(無料)があるので、私のような素人でも深く魅力に迫れます。

・違う作品なのに実は…?
・中国の金襴手と伊万里焼の金襴手の違いは?
・商人がこんなに豪華なものを買えたの?
・赤色が多用された理由は?
・染付を選ぶ理由は?
・磁器は高級品だった?
・西欧での磁器の価値は?
・伊万里焼と有田焼の名称の違いは?
・外国人が日本人コレクターに与えた影響は?
・伊万里焼として最初に「美術品」になったのは?
・重要美術品とは?



会場内の詳細なパネル資料を一冊にまとめた小冊子も安価で販売されています。これはとても嬉しいサービスです。

かなり、この展覧会で金襴手のイメージが変わると共に、好きになりました。次からは積極的に染付と同じくらい丁寧に観られそうです。

美術品は何でもそうですが、好き嫌いしていると鑑賞の幅を自ずと狭めてしまいます。興味関心がないからこそ観に行ってみることおススメします。

「金襴手展」は6月21日までです。是非是非〜


「金襴手−人々を虜にした伊万里焼−展」

会期:2018年4月4日(水)〜6月21日(木)
開館時間:10:00〜17:00(入館受付は16:30まで)
※毎週金曜は10:00〜20:00(入館受付は19:30まで)
休館日:月曜
※4月30日(月・祝)は開館、5月1日(火)は休館。
会場:戸栗美術館
http://www.toguri-museum.or.jp/


【Takのアート入門講座】いつもと違ったルートで展覧会へ行こう!


古伊万里 IMARI ジャパノロジー・コレクション (角川ソフィア文庫)
森 由美 (著)

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ホテルオークラ東京「第24回 秘蔵の名品 アートコレクション展」開催!
ホテルオークラ東京 宴会場「アスコットホール」(地下2階)にて毎年夏に開催される風物詩的な展覧会「秘蔵の名品アートコレクション展」が、今年も7月30日から開催されます。


http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/events/art/

ホテルオークラ東京のメセナ活動の一環として1994年より独自の視点からテーマを掲げ継続しているチャリティー絵画展も今年で24回目を迎えます。今年は、「秘蔵の名品 アートコレクション展 動物たちの息吹」。

この展覧会の魅力は何と言っても、企業・団体・個人が所有し、普段はなかなか鑑賞の機会がない貴重な絵画が観られる点です。今回も約70点もの秘蔵の名品が一堂に会します。


岸竹堂《猛虎図屏風》(右隻)千總


山本芳翠 《猛虎一声》東京藝術大学

ホテルの所在地である「虎ノ門」の名に因み、「虎」が一番の見どころでしょうか。2点とも「猛虎」とタイトルが付けられています。タイガースファンは必見ですね。

宮内庁所蔵の2点を含む、虎の名作全7点、計12頭が出現するそうです!

展覧会の構成は以下の通りです。

第1章 田園のなかの動物
第2章 動物画の魅力
第3章 花鳥繚乱



円山応挙《十二支図の内 菊狗子》海の見える杜美術館
「応挙の描く犬」はといえば表情豊かで、丸々とした親しみやすい仔犬の絵を数多く残したことで広く知られています。

石崎光瑤《孔雀》(左隻) 海の見える杜美術館
宮内庁 三の丸尚蔵館より出展される竹内栖鳳 《虎》と並ぶのは、その師弟関係にあたる石崎光瑤の屏風図です。大きく広げた羽を見せる左隻と、右隻では飛び立たんとする孔雀が描かれています。

藤田嗣治《》(東京藝術大学)©Fondation Foujita ADAGP,Paris &JASPAR,Tokyo,2018 E3043
愛猫家として知られる藤田嗣治が描いた《猫》(東京藝術大学)。親子の猫がお互いを大事そうに寄り添って眠る姿に、癒しと愛おしさを感じずにはいられません。
日本美術だけでなく、ちょっと変わった普段あまりお目にかかることのない西洋絵画も出ます。


ヘルブラント・ファン・デン・エークハウト《ユノ、ユピテル、そして牛に変身させられたイオ》個人蔵

【アートコレクション展の歴史】
ホテルオークラ東京の創業者 大倉喜七郎(1882-1963)は、横山大観などの日本画家たちを全面支援し、1930年にイタリア・ローマにて「日本美術展覧会」を開催するなど美術をはじめとする芸術への造詣が深く、「ホテルは人々が集い、文化・芸術が交流する場である」という強い理念を抱いていました。


創業者 大倉喜七郎

その思いを継承し、1994年、企業が所有する「日頃目に触れる機会のない作品を広く公開したい」という趣旨でこの展覧会は始まりました。当時、バブル崩壊後の価格破壊が取り沙汰される中、チャリティーイベントという枠組みでそれらの作品を一般公開する内容が大きな反響を呼び、17日間の会期で約34,000人もの来場者数を記録しました。当初はホテル内での展示ということもあり異例づくしでしたが、23回の実績を重ねる中で徐々に企業のみならず美術館・団体・個人の方々にもご協力をいただけるようになりました。回を重ねる毎に蓄積されたデータベースとノウハウをもとに、秘蔵といわれる作品を展示しております。


作者不詳《ノアの泥酔》個人蔵

第24回 秘蔵の名品 アートコレクション展 「動物たちの息吹」

開催期間:2018年7月30日(月)〜8月23日(木) 25日間 期間中無休
開催時間:10:00〜17:30(最終入場17:00) ※初日のみ12:00〜
会場:ホテルオークラ東京 宴会場「アスコットホール」(地下2階)
主催:企業文化交流委員会
委員長: 銭谷 眞美 東京国立博物館
委 員: 森田 富治郎 第一生命保険株式会社 特別顧問
委 員: 齋藤 宏   みずほフィナンシャルグループ 名誉顧問
委 員: 松下 正幸 パナソニック株式会社 取締役副会長
委 員: 村上 勝彦 公益財団法人 大倉文化財団 理事長
委 員: 池田 正己 株式会社ホテルオークラ東京 代表取締役社長
協賛:ホテルオークラ東京、ホテルオークラ共栄会
後援:文化庁、観光庁、港区、NHK、日本赤十字社、公益社団法人企業メセナ協議会、一般社団法人日本経済団体連合会、日本経済新聞社
協力:公益財団法人大倉文化財団・大倉集古館、 社会福祉法人NHK厚生文化事業団、山元、日本通運
監修:金原 宏行(美術史家)
   熊澤 弘 (東京藝術大学 准教授)
学芸員:神津 瑛子、遠藤 加奈子
学術協力:薩摩 雅登(東京藝術大学 教授)
     田中 知佐子 (大倉集古館 副主任学芸員)
6月1日(金)より前売券販売 <7月29日(日)まで>
http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/events/art/

今年の夏もホテルオークラ東京へ名画に会いに行きましょう!


メセナ活動(美術)|ホテルオークラ東京
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名画は嘘をつく (ビジュアルだいわ文庫)

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「琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―」
山種美術館で開催中の
特別展「琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―」へ行って来ました。


http://www.yamatane-museum.jp/

あらためて考えてみると琳派という流派は実にユニークです。桃山時代から江戸時代初期に活躍した俵屋宗達(生没年不詳)や本阿弥光悦をいわば「心の師」と仰いだ、尾形光琳や酒井抱一らによって大成された時空を超えた繋がりで成り立っています。

本阿弥光悦(1558年〜1637年)
尾形光琳(1658年〜1716年)
酒井抱一(1761年〜1829年)


生没年がはっきりしない宗達の代わりに光悦で琳派を代表する三絵師の生没年を見てみると、活躍していた時代どころか生きていた時代すらそれぞれ全く違うことが分かります。

現代のように故人に関するデータや書籍、作品などが体系的に整っていなかった時代において、この関係性はまことに奇妙と言わざるを得ません。


伝 俵屋宗達「槙楓図」17世紀
尾形光琳「白楽天図」18世紀
酒井抱一「秋草鶉図」19世紀

直接指導を受けたわけでもなく、尊崇の念により数百年と継承された琳派。「心」の繋がりによる絵画の流派は世界でも極めて稀なことです。

【関連エントリ】
とにかくカッコいい。デザイン好きは必見、それが琳派!

展覧会の構成は以下の通りです。

第1章:琳派の流れ
第2章:琳派へのまなざし
第3章:20世紀の琳派・田中一光


この琳派の展覧会は大小様々なものが、これまでに数多く開催されてきました。つい先日まで近くの根津美術館で開催されていた特別展「光琳と乾山―芸術家兄弟・響き合う美意識」も直球勝負の琳派展でした。

【関連エントリ】
これぞ金メダル級…!日本美術史上最も有名な芸術家兄弟とは


奥村戸牛「南瓜」昭和23年
安田靫彦「うさぎ」昭和13年

今回の山種美術館での「琳派展」には、おや?と一瞬思わせる作品が出ています。例えばこの2点。明治から昭和にかけて活躍した日本画家の奥村土牛と安田靫彦の作品です。

何故彼らの作品が展示されているのでしょう。それは共に琳派から大きな影響を受けているからに他なりません。モティーフや図様をこの2点は琳派から受け継いでいるのです。


速水御舟「翠苔緑芝」昭和3年

国宝指定されてもおかしくない御舟の傑作「翠苔緑芝」は構図がそのまま琳派です。因みに白い兎は宗達モティーフだとされています。

こうした視点で拝見すると、近代日本画の新たな魅力に気が付かれるはずです。と同時に違ったアプローチの仕方が可能になり鑑賞の幅がぐんと広がります。

第2章:琳派へのまなざしは、琳派から影響を受けた近代日本画を次の4つに分けて展示してあります。

・構図の継承
・モティーフと図様の継承
・トリミング
・装飾性とデザイン性


福田平八郎「芥子花」がどこに展示されているか想像つきますよね。



そうそう、オリジナルグッズで「芥子花」をデザインに用いたTシャツが販売されています。山種美術館でTシャツ見かけたことが無かったのでとても新鮮でした。そしてやっぱり活きますね〜琳派テイストは意匠として。

さてさて、展覧会タイトル「琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―」にもあるように、琳派の影響を20世紀最大のデザイナー田中一光にまで連ねる展示が、今回の展覧会の大きな見どころとなっています。


俵屋宗達(絵)・本阿弥光悦(書)「鹿下絵新古今集和歌巻断簡」17世紀


田中一光「JAPAN」昭和61年
東京国立近代美術館蔵

20世紀を代表するグラフィックデザイナー田中一光も今でこそ、日本の古典文化に惹かれそれを自分の作品に取り入れたとして高い評価を受けていますが、高度成長期からバブル景気の日本においてかなり異端児扱いされたのではないでしょうか。

何故、今更そんな琳派など埃を被っているようなものをリスペクトするのかと。

しかし、田中一光が最も惚れ込んだのは西欧のデザインではなく、脈々と私借され続けてきた琳派のエッセンスだったのです。

言葉で説明するよりも「第3章:20世紀の琳派・田中一光」で直に見て頂く方が早いので、是非会場へ足を運んでみて下さい。

田中一光が琳派の影響を受けていたことは知っていましたが、まさかこれほどまでとは!まだまだもっともっと両者の関りを調べたくなります。


俵屋宗達「烏図」17世紀

特別展なので図録も販売されています。また「烏図」のような個人蔵の貴重な作品も展示されており、非常に見ごたえのある展覧会となっています。

山種美術館は会場もさほど広くないので、じっくりと一点一点鑑賞できるのが良い点です。そして何より疲れない!これ最近思うのですが大事なポイントですよね。

楽しみにしていた展覧会に限り期待外れだったりすることよくありますが、特別展「琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―」はその逆。期待値以上の内容でした。

新しい発見の連続でワクワクする展覧会です。山種美術館「琳派展」は7月8日までです。是非是非!!


特別展「琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―」

会期:2018年5月12日(土)〜7月8日(日)
*会期中、一部展示替えあり(前期: 5/12〜6/3、後期: 6/5〜7/8)
開館時間:午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日
会場:山種美術館
主催:山種美術館、日本経済新聞社
http://www.yamatane-museum.jp/

山種美術館から歩いてすぐの國學院大學博物館も一緒に!
http://museum.kokugakuin.ac.jp/


特別展「狂言―山本東次郎家の面―」

【関連エントリ】
大学でアートを楽しもう!〜無料で楽しめる大学ミュージアムガイド〜

ウォーキングと美術館!青山美術館通りを歩こう!!


江戸琳派-花鳥風月をめでる-
宮崎 もも (著), エリック・ルオン (翻訳)

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注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。
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| 展覧会 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
「くまのパディントン展」
Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の
生誕60周年記念「くまのパディントン展」へ行って来ました。


http://www.bunkamura.co.jp/museum/

ピーターラビットやミッフィーは、小さい頃に絵本などで接したことがあるので、思い出もあり大人になってから見返すと懐かしい気持ちにさせてくれます。

ところが、どうしたことか、くまのパディントンだけは子供のころから今に至るまでただの一度も接したことがないのです。絵本も映画も…

別に、嫌悪感を抱くとか、可愛らしさが分からないとかではありません。たまたま今の今まで手にする機会が無かっただけです。ごめんねパディントン。


アイバー・ウッド画 商品化のためのアイデア画、1970年代後半
Illustrated by Ivor Wood © Paddington and Company Ltd 2018

思い入れや予備知識を全く持たないパディントンですが、だからこそ展覧会を楽しむことが出来ました。目にするもの全て新鮮で驚きと感動の連続でした。

くまのパディントンは、「暗黒の地ペルー」から送られてきた密航者だったこと。そしてそもそも英国のパディントン駅で、お世話になるブラウン夫妻に出会ったことが、名前の由来だなんて。。。

絵画展に出かけ未知の作家の初見作品に出合った時の感動ってたまらないものがあります。それをまさか「くまのパディントン展」で味わえるとは!


R.W.アリー画 絵本『クマのパディントン』の原画、2007年
Illustrated by R.W. Alley Illustrations copyright © R.W. Alley 2018

展示構成は以下の通りです。

第1章:パディントンの物語
第2章:パディントン誕生秘話
第3章:世界のパディントン
日本とパディントン
第4章:パディントン大活躍
第5章:おわりに


「くまのパディントン」の原作者であるマイケル・ボンド(Michael Bond、1926年1月13日 - 2017年6月27日)が、1958年に初めてこの世に誕生させたパディントン。

とても興味深いな〜と感じたのは、当時の挿絵を担当したペギー・フォートナムが描いたパディントンの姿が、ラフスケッチのようで随分と印象と異なる点です。


ペギー・フォートナム画 「パディントン」シリーズの挿絵」

まるでフーテンの寅さんのようないで立ちで、首には「このくまをよろしくお願いします」("Please look after this bear. Thank you.")と書かれた札が付けられています。

第二次世界大戦当時の駅には、空襲を逃れるために疎開する子どもたちがこのような名札を首に付けていたそうです。

自分は馴染みがないので、「はじめはこんなだったんだ〜」と興味を持って拝見できますが、映画「パディントン」などに愛着を持っている方にとっては「コレジャナ感」満載なのではないでしょうか。



因みに、パディントンのトレードマークのダッフル・コートは1950年代に流行していたものであったり、ブッシュ・ハットはボンド自身がお気に入りでかぶっていた帽子だそうです。

ボンドの分身のような存在なのでしょうね。


マイケル・ボンド氏
© P&Co. Ltd. 2018

女流画家ペギー・フォートナムが挿絵を担当した初版本はあっという間に完売し、以後何と合計27冊も続く人気シリーズとなったパディントン。

前出のR.W.アリーは、1997年以降に絵本を手がけた作家です。このように様々な作家が手掛けた「パディントン」が観られ比べられるのが今回の展覧会の最大の魅力ではないでしょうか。

作家によってパディントンの表現もかなり変わってくるものです。シンプルだからこそ、少しの違いで大きな変化が見られるのでしょう。


フレッド・バンベリー画 絵本『パディントンのかいもの』の原画、1973年
Illustrated by Fred Banbery © Estate of Fred Banbery/HarperCollins 2018

キャラクターものの展覧会だからといって侮ることなかれ。まだまだ紹介しきれていませんが、これはほんの一部です。

パディントンについて何にも知らない自分が行ってもこれだけ楽しめたのですから、お好きな方ならもう堪らないはずです。

生誕60周年記念「くまのパディントン展」は6月25日までです。是非是非!!


生誕60周年記念「くまのパディントン展」

開催期間:2018年4月28日(土)〜6月25日(月) 
※5/8(火)、6/5(火)のみ休館
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
主催:Bunkamura、フジテレビジョン、毎日新聞社
協賛・協力等
[協賛]ニューカラー写真印刷
[後援]ブリティッシュ・カウンシル
[協力]コピーライツアジア、東京子ども図書館、福音館書店、理論社、WAVE出版、日本航空
[監修]松岡享子(東京子ども図書館名誉理事長)
[学術協力]三宅興子(梅花女子大学名誉教授)、河野芳英(大東文化大学教授)


くまのパディントン


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| 展覧会 | 22:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
「暁斎・暁翠伝」
東京富士美術館で開催中の
河鍋家伝来・河鍋暁斎記念美術館所蔵「暁斎・暁翠伝 ─先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄─」展に行って来ました。


http://www.fujibi.or.jp/

没後120年を記念して2008年に京都国立博物館で「絵画の冒険者 暁斎 Kyosai -近代へ架ける橋-」展が開催されてから早10年が経ちました。

この当時はまだ、河鍋暁斎(1831〜89)という日本美術史上類まれなるマルチな才能を持った絵師について、まだまだ広く知られていませんでした。

その後、三菱一号館美術館で「画鬼・暁斎」展、Bunkamuraザ・ミュージアムで「これぞ暁斎! 世界が認めたその画力」展他が、立て続けに開催され知名度も上昇。

そして我々は暁斎の真の実力、マルチな才能を展覧会を重ねるごとに、思い知らされてきた10年でもありました。


河鍋暁斎「竹虎之図」明治21年(1888)

ようやく、落ち着いて本当の意味で、河鍋暁斎という絵師と向かい合える時が来ました。京博の衝撃から10年が経過して…

これまで、暁斎展を幾つもご覧になられた方にこそ、足を運んで頂きたいのがこの「暁斎・暁翠伝」展です。理由はいくつもありますが、まず一つ大きなものとしてあげるとすると展示構成でしょう。

展覧会の構成は以下の通りです。

プロローグ 絵師・暁斎の源流
第1幕 暁斎伝
暁斎「伝」説〜エピソード「画鬼暁斎」
絵師の魂、下絵の線に宿る
骨から描く、骨格〜肉付け〜着付けの画法
絵師・暁斎
 1動物画
 2美人画
 3道釈人物画
 4幽霊・妖怪変化図
 5風俗画・物語絵
 6風景・山水画
暁斎の戯画・風刺画
暁斎の浮世絵版画
暁斎のデザイン
暁斎の本の仕事
間奏 暁斎・暁翠、父娘二代の能・狂言画
第2幕 暁翠伝
「伝」承・絵師の魂、暁斎から暁翠へ
絵師・暁翠
 1動物画
 2美人画
 3神仏画
 4風俗画
暁翠の戯画
暁翠の浮世絵版画
暁翠の本の仕事
女子教育の先駆者・暁翠
エピローグ 現代に「伝」えられる暁斎
暁斎・暁翠の足跡
河鍋家「伝」来!秘蔵の暁斎・暁翠アーカイブズ
KYOSAI LOVE! 現代から見る暁斎の魅力



河鍋暁斎「新富座妖怪引幕」(複製)
明治13年(1880) 早稲田大学演劇博物館蔵 

ただ漫然と暁斎作品に触れるのではなく、事細かに分類されたジャンルごとに見せてくれます。中でも「暁斎のデザイン」や「暁斎の本の仕事」といったセクションでは一体何が展示されているのか、想像がつきません。

美人画や妖怪画だけが暁斎ではないのです。

また貴重な下絵もまとめて観ることが叶います。本画は未だどこにあるのか行方知らずの作品の下図を前にすると自然と想像力が働き脳内再生をしてくれます。


河鍋暁斎「風流蛙大合戦之図」元治元年(1864)

もうひとつの大きな見どころとして、娘・暁翠の作品をかなりの割合で出していることです。これまでで最も暁翠作品をまとめて観られるチャンスです。

暁翠は父・暁斎に師事していましたが、彼女が20代のころ暁斎は他界してしまいます。その後の仕事を一手に引き受けたのが暁翠です。

流派を聞かれると「狩野派です」とキリッと答えたそうで、父の仕事だけでなく精神性も引き継いで絵筆を走らせていたことが分かります。


河鍋暁翠「寛永時代美人図」大正5年(1916)

父・暁斎の美人画と比べると、線が繊細で表情や仕草も柔らかい印象を受けます。暁斎を「ますらをぶり」とするなら、暁翠は「たおやめぶり」と言えます。

男性、女性だからという訳ではなく、仮にキャプションが無かったとしてもきっとそのように感じられるはずです。

『万葉集』と『古今和歌集』の歌の違いよりも、はるかに分かりやすいものがあります。


河鍋暁翠「百猩々

さて、暁斎や娘・暁翠の美術史上での評価が、これほどまでに高まったのは、ひとえに河鍋楠美氏(河鍋暁斎記念美術館 館長)の尽力によるものです。

河鍋暁斎の曾孫、暁翠の孫にあたる河鍋楠美氏は、埼玉県にある蕨眼科の院長でもあります。病院長の仕事の傍ら、歴史に埋没しかけていた暁斎を再び表舞台に引き上げたのです。

と言っても、容易なことではなく40年という長い長い歳月をかけ、研究論文を書き、海外へ流出してしまった暁斎作品を買い戻すなど、獅子奮迅の活躍をなされてきたのです。

公益財団法人 河鍋暁斎記念美術館


河鍋暁斎「横たわる美人と猫

こちらの作品は『ONE PIECE 尾田栄一郎画集』に同じ構図のイラストがあります。「KYOSAI LOVE! 現代から見る暁斎の魅力」のセクションで紹介しています。

河鍋暁斎記念美術館に初めから暁斎の本画があったわけではなく、河鍋楠美氏の働きにより一点一点増えていったのです。

今回の「暁斎・暁翠伝 ─先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄─」展では、展示替えはありますが、河鍋暁斎記念美術館所蔵作品をこれまでにない規模で展示しています。

尚、新たに「発見」された暁斎作品など、初めて展覧会に出される個人蔵の作品もありまました。

もうひとつこの展覧会に行くべき理由を加えるとするならば、圧倒的な量の作品を観られることとなります。八王子まで行く価値十分過ぎるほどあります。自分もまず行って驚いたのがこの点でした。

「暁斎・暁翠伝展」は6月24日までです。今年の日本美術展で5本の指に入る見応えのある展覧会です。是非是非!


河鍋家伝来・河鍋暁斎記念美術館所蔵
「暁斎・暁翠伝 ─先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄─」


開催期間:2018年4月1日 (日)〜6月24日 (日)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館。翌日火曜日が振替休館)ただし、4月2日(月)は開館。
開館時間:10:00〜17:00(16:30受付終了)
会場:東京富士美術館:本館・企画展示室1〜4
http://www.fujibi.or.jp/
主催:東京富士美術館、河鍋暁斎記念美術館、トランズパシフィックエンタープライズ
後援:八王子市、八王子市教育委員会、八王子商工会議所
監修:河鍋楠美(河鍋暁斎記念美術館 館長)

「暁斎・暁翠伝展」の図録はKADOKAWAより一般書籍としても出ています。


河鍋暁斎・暁翠伝 ─先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄─
河鍋 楠美 (著)


東京富士美術館
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moon phases
 
   
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ロマネスク美術革命 (新潮選書)
ロマネスク美術革命 (新潮選書) (JUGEMレビュー »)
金沢 百枝
11~12世紀のロマネスクこそは、ヨーロッパ美術を大きく塗りかえる「革命」だった。宮廷文化から民衆文化への流れのなかで、知識より感情を、写実よりかたちの自由を優先する新たな表現が、各地でいっせいに花ひらく。古代ギリシア・ローマやルネサンスだけがスタンダードではない。モダン・アートにも通じる美の多様性を、豊富な図版を例に解きあかす。
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若冲の描いた生き物たち
若冲の描いた生き物たち (JUGEMレビュー »)
小林 忠,小宮 輝之,湯浅 浩史,佐々木 猛智,本村 浩之,秋篠宮 文仁
若冲と学研がコラボした画期的な若冲本!レビュー→こちら
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叢 小田康平の多肉植物
叢 小田康平の多肉植物 (JUGEMレビュー »)
小田 康平
「人の間にあるサボテン−自由な美しさ、見たことのないトーン。自然と人との関わり、その不思議を小田康平さんは知っている。とても豊かだ」レビュー→こちら
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現代アート探偵ゲンダイチコースケの事件簿『銀髪の賢者と油之牝狗』(ぎんぱつのけんじゃとあぶらのビッチ)
現代アート探偵ゲンダイチコースケの事件簿『銀髪の賢者と油之牝狗』(ぎんぱつのけんじゃとあぶらのビッチ) (JUGEMレビュー »)
岡田 裕子,阿部 謙一,松下 学
現代美術家岡田裕子が主宰、会田誠顧問による謎の人形劇団「劇団★死期」の伝説の公演を小説化。アートの知識を楽しく学べる児童文学。

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名画のネコはなんでも知っている
名画のネコはなんでも知っている (JUGEMレビュー »)
井出 洋一郎
ゴッホ、ミレー、ゴーギャン、ゴヤ、ルノワール、歌麿、北斎、国芳などの天才画家たちの思想を、まさかのネコ目線でひも解く、新感覚な名画解説書。
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美術館で働くということ 東京都現代美術館 学芸員ひみつ日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
美術館で働くということ 東京都現代美術館 学芸員ひみつ日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ) (JUGEMレビュー »)
オノユウリ
アートに囲まれて働く美術館学芸員。優雅な職業のイメージだけど、実際は日々、ドタバタの連続なのです!? 展覧会の舞台裏から、学芸員のお仕事のリアルまで。美術館の知られざる一面を描くコミックエッセイ!
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九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書 556)
九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書 556) (JUGEMレビュー »)
山本 聡美
腐敗し白骨化してゆく亡骸の様子を克明に描く「九相図」。仏教とともに伝来し、日本に深く根を下ろしたこの図像には、生と死、そして肉体の無常をめぐるいかなる想いが秘められているのか。豊富な図版とともに探る。
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千年の翼、百年の夢 豪華版 (ビッグコミックススペシャル)
千年の翼、百年の夢 豪華版 (ビッグコミックススペシャル) (JUGEMレビュー »)
谷口 ジロー
ルーヴル美術館とビッグコミックオリジナルの共同企画。オールカラー豪華版。
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美術館のなかのひとたち(1) (バンブーコミックス)
美術館のなかのひとたち(1) (バンブーコミックス) (JUGEMレビュー »)
黒田 いずま
美術館で働く学芸員の近江さん。個性豊かなメンツが解説、展示、監視などの仕事を通して、日々様々な工夫をしながら楽しく来館者をお出迎えする日常をユーモラスかつ鋭いツッコミで描いた作品。
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PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡
PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡 (JUGEMレビュー »)

普段は単眼鏡で済ませていますが、どうしても隅々まで観たい作品の場合はこの双眼鏡を使ってます。
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西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書)
西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書) (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
美術史の実践方法が最後にまとめられています!世界が変わる、名画の見方。前作「西洋美術史入門」からさらに一歩奥へ。池上英洋 著

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ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection)
ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection) (JUGEMレビュー »)
川端 康雄,加藤 明子
夏目漱石をイチコロにしたウォーターハウスの文学性と蠱惑的な魅力を余すところなく紹介!

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池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福
池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福 (JUGEMレビュー »)
池永康晟
日本画の異才“池永康晟”がベールを脱ぐ!

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すゞしろ日記 弐
すゞしろ日記 弐 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
画家・山口晃のエッセー漫画第2弾。

面白きことも無き世を、面白く!

画家・山口晃の“どーでもいいけど楽しげなこと”満載
レビュー→こちら
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OLYMPUS ダハプリズム防水単眼鏡 ギャラリースコープ Monocular I 6×16
OLYMPUS ダハプリズム防水単眼鏡 ギャラリースコープ Monocular I 6×16 (JUGEMレビュー »)

観劇・美術鑑賞・セミナーなどの知的シーンや、コンサート会場・ファッションショーなどで大活躍!
軽いのでいつも持ち歩いています。
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モチーフで読む美術史 (ちくま文庫)
モチーフで読む美術史 (ちくま文庫) (JUGEMレビュー »)
宮下規久朗
宮下規久朗先生の最新刊!絵画に描かれた代表的な「モチーフ」を手掛かりに美術を読み解く、画期的な名画鑑賞の入門書。カラー図版150点を収録した文庫オリジナル。
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日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工
日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工 (JUGEMレビュー »)

「これ一冊で日本美術を鑑賞する際の知識が全て揃う」
レビュー→こちら
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アイテムで読み解く西洋名画
アイテムで読み解く西洋名画 (JUGEMレビュー »)
佐藤 晃子
西洋絵画を鑑賞する際に必要となる宗教画,神話画の50のアトリビュートを紹介。ありそうで無かった絵画ファン待望の一冊。
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美術鑑賞手帳
美術鑑賞手帳 (JUGEMレビュー »)

美術鑑賞の楽しみをさらに広げるこれまでになかった手帳です。ミニガイドと書き込み式の鑑賞の記録ページが一緒に。

自分もお手伝いさせて頂きました。レビュー→こちら
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画家の食卓
画家の食卓 (JUGEMレビュー »)
林 綾野
画家たちが楽しんだ26のレシピを再現。クレー、フェルメール、セガンティーニ、メムリンクの暮らしと創作現場を巡る旅。
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美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い
美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い (JUGEMレビュー »)
サンディ ネアン
とかく扇情的に扱われる美術品盗難。だが実際は、麻薬や犯罪に絡む危険な裏社会と結びつく場合が多い。事件に巻き込まれた学芸員の立場からその実態を訴え、問題点を考察する一書。 レビュー→こちら
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江戸の献立 (とんぼの本)
江戸の献立 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
福田 浩,松井 今朝子,松下 幸子
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日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻))
日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻)) (JUGEMレビュー »)
長岡 龍作
法隆寺金堂内陣は、普段は大変暗い上に太い円柱に加え、金網が廻らされており、その詳細はなかなか見ることができません。今までに撮影された写真も鮮明さということでは満足のゆくものではありませんでした。今回は最新の撮影技術により、南面(正面)のみならず、北面(背面)からも撮影。その結果、全く見たことがない写真を目の当たりにすることになりました。仏像の質感と量感、豊かな色彩に感嘆し、感動をおぼえる一冊となっています。
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山口晃 大画面作品集
山口晃 大画面作品集 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
8年ぶり、待望の最新作品集。11月26日発売!予約しないと!!

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運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本)
運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
山本 勉,ヤノベ ケンジ,橋本 麻里,みうら じゅん
レビュー→こちら
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知識ゼロからのキリスト教絵画入門
知識ゼロからのキリスト教絵画入門 (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
池上英洋先生が易しく紐解く『聖書』の世界。レビュー→こちら
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芸術家の家: 作品の生まれる場所
芸術家の家: 作品の生まれる場所 (JUGEMレビュー »)
ジェラール=ジョルジュ ルメール,ジャン=クロード アミエル
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フェルメールへの招待
フェルメールへの招待 (JUGEMレビュー »)

不肖・私がフェルメール30作品の解説執筆と全体の編集に携わった一冊です。オールカラーB5版。96ページから成る、これまでにないフェルメールパーフェクトガイドです。主に「フェルメール初心者」に向け丁寧に噛み砕いた表現で綴られているので、美術の専門用語を知らずともフェルメール作品について一通りの知識を得ることが出来ます。

お手に取って頂ければ幸甚です。よろしくお願い致します。
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偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件
偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件 (JUGEMレビュー »)
レニー ソールズベリー,アリー スジョ
来歴さえあれば、たとえ贋作でも「ほんもの」になる。詐欺師は驚くべき方法で美術史を捏造した。美術界を震憾させた事件を追うドキュメンタリー。レビュー→こちら
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フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース)
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース) (JUGEMレビュー »)
林 綾野
林綾野さんの待望のフェルメール本!レビュー&インタビュー→こちら
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ヴァチカン物語 (とんぼの本)
ヴァチカン物語 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
塩野 七生,藤崎 衛,石鍋 真澄
レビュー→こちら
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野兎の眼
野兎の眼 (JUGEMレビュー »)
松本 典子
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Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105
Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105 (JUGEMレビュー »)

掌に収まる単眼鏡は、必要なときにサッとポケットなどから取り出して使える便利な、美術館・博物館必須アイテム。
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日本美術のことば案内
日本美術のことば案内 (JUGEMレビュー »)
日高 薫
レビュー→こちら
日本美術鑑賞の際に、よく出てくる言葉を満載。絵画、彫刻、工芸品などの具体的な写真をふんだんに使い紹介
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