青い日記帳 

  
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『小原古邨』
青月社より刊行となった『小さな命のきらめく瞬間 小原古邨の小宇宙』と、東京美術より刊行となった『小原古邨 花咲き鳥歌う紙上の楽園』を読んでみました。


小さな命のきらめく瞬間 小原古邨の小宇宙(ミクロコスモス)
小池満紀子 (著)


小原古邨 花咲き鳥歌う紙上の楽園
太田記念美術館 (監修), 浮世絵太田記念美術館= 日野原 健司 (著)

2018年秋に茅ヶ崎市美術館で開かれ注目を集めた「小原古邨展」に続き、現在太田記念美術館で「小原古邨展」が開催されています。

小原古邨(おはら・こそん 1877年〜1945年)は明治から昭和にかけて活躍した主に花鳥画を得意とした版画家です。

20世紀前半に活躍したにも関わらず、小原古邨の名前が同時代の新版画の絵師たちよりも知名度が低いのには、理由があります。

それは主に古邨の木版画は外国人向けの土産物として販売されていたからです。吉田博同様に海外では広くその名が知られているのに日本国内ではほぼ知名度ゼロな不遇な絵師のひとりです。


小さな命のきらめく瞬間 小原古邨の小宇宙』より。

しかし、現代の我々からしても非常に優れた才能を持った絵師であることは一目瞭然です。優れた日本画を描きながら久しくその名が忘れられていた渡辺省亭(1852年〜1918年)と作風や境遇が似ているところがあります。

小原古邨の魅力は「やさしい」ところにあります。自然を観察する「優しい」目、万人受けする「易しい」画風、木版画なのにまるで水彩画のような「やさしい」色調。  

こうして「やさし」をキーワードにして観ていくと古邨ならではの魅力を発見できるはずです。


小原古邨 花咲き鳥歌う紙上の楽園』より。

さて、ここで小原古邨が活躍した同じ時期にどんな版画家がいたのかを年代順にまとめてみましょう。

小林清親(1847年〜1915年)
楢崎栄昭(1868年〜1936年)
土屋光逸(1870年〜1949年)
吉田 博(1876年〜1950年)
高橋松亭(1871年〜1945年)
小原古邨(1877年〜1945年)
北野恒富(1880年〜1947年〉
橋口五葉(1881年〜1921年)
川瀬巴水(1883年〜1957年)
伊藤総山(1884年〜没年不明)
伊藤孝之(1894年〜1982年)
石渡江逸(1897年〜1987年)
伊東深水(1898年〜1972年)
笠松紫浪(1898年〜1991年)

チャールズ・ウィリアム・バートレット(1860年〜1940年)
フリッツ・カペラリ(1884年〜1950年)
エリザベス・キース(1887年〜1956年)

2018年に町田市立国際版画美術館で開かれた「浮世絵モダン」展や2009年の「よみがえる浮世絵〜うるわしき大正新版画〜」展(江戸東京博物館)などでこれらの作家を目にしたはずです。ダイアナ妃やスティーヴ・ジョブスが愛好したことでも知られています。

今回は一覧を作るにあたり、こちらの本を参考としました。


新版画作品集 ―なつかしい風景への旅
西山純子 (著)

小原古邨が「新版画」を手がけるようになったのは昭和に入ってからですので晩年に当たります。展覧会や今回紹介する2冊には新版画ではなく、優れた花鳥画の絵師としての古邨が紹介されています。


小さな命のきらめく瞬間 小原古邨の小宇宙』より。


小原古邨 花咲き鳥歌う紙上の楽園』より。

渡辺省亭が若冲らの流れを継承する濃密な花鳥画であるのに対し、古邨のそれは前述の通りとても「やさしい」花鳥画です。作家の名前を伏せて多数決とったら古邨作品が最も票を獲得するのではないでしょうか。

しつこくなく、元々がさっぱりしている古邨作品。だからこそ木版画に適していたのでしょうね。
伝統的な浮世絵版画の技術を踏まえつつ、明治から昭和の時代の好みに合わせ、まるで水彩画のような、淡く美しい色合いを実現させているのです。動物好きはもちろん、誰からも愛される作品ばかりと言えるでしょう。(太田記念美術館)


小原古邨展」太田記念美術館
2019年2月1日(金)〜3月24日(日)
前期 2月1日(金)〜24日(日)
後期 3月1日(金)〜24日(日)
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/

この2冊を読んでから観に行ったので、ポイント逃すことなく拝見することができました。

小さな命のきらめく瞬間 小原古邨の小宇宙(ミクロコスモス)を書かれた小池満紀子先生は、クリムトとの関連性についても本の中で言及しています。実際にクリムトが古邨作品を持っていたそうです。

となると、「クリムト展」(東京都美術館)や「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」(国立新美術館)が俄然楽しみになってきます。

太田記念美術館の「小原古邨展」とセットで観に行きましょう!!


小原古邨 花咲き鳥歌う紙上の楽園
太田記念美術館 (監修), 浮世絵太田記念美術館= 日野原 健司 (著)

【目次】
第1章 明治期の古邨
花樹と鳥、月下の鳥、雨に濡れる鳥、鳥の家族・つがい、雪景色のなかの鳥、水辺の鳥、鳥百姿、水の生き物、花と蝶、動物、風景、特集]肉筆画稿

第2章 大正・昭和期の古邨
鳥、季節の情景、豊邨落款の作品

評伝 小原古邨の生涯
[コラム]
古邨の花鳥版画の制作過程
古邨の世界を支える伝統木版画の技術
古邨と歌川広重の花鳥画
古邨と明治の花鳥画
古邨、最初の花鳥版画
滑稽堂・秋山武右衛門と大黒屋・松木平吉
新版画を牽引した渡邊庄三郎


小さな命のきらめく瞬間 小原古邨の小宇宙(ミクロコスモス)
小池満紀子 (著)

【目次】
・生きとし生けるものへ
《図版ページ》
・小原古邨 雨と光の系譜
・蒐めた人・原 安三郎

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『中野京子と読み解く 運命の絵 もう逃れられない』
文芸春秋社より刊行となった『中野京子と読み解く 運命の絵 もう逃れられない』を読んでみました。


中野京子と読み解く 運命の絵 もう逃れられない
中野京子(著)

「運命の分岐点に立つあなたの前を、ふと孤独が木枯らしのようによぎった……。」

あなたにとっての「運命の絵」と呼ぶに相応しい絵画はありますか。人生を大きく変えたような絵画との出会いをされた方も周りに多くいらっしゃいます。

運命の絵 もう逃れられない』では、様々な観点から「運命」をキーワードとし、名画を読み解いていく、『怖い絵』『名画の謎』に続く中野先生の新シリーズ第二弾です。


フレデリック・ワッツ「選択」1864年
ナショナル・ポートレート・ギャラリー(イギリス)

『怖い絵』シリーズでは、「怖い」がテーマでしたので程度の差こそあれ結論は自ずと分かりましたが、『運命の絵』シリーズは、一体何の「運命」なのかが読み進めないかぎり分かりません。

たとえば、描かれた女性の運命なのか、作家自身の運命なのか、はたまた国民全体の運命なのか。このあたりを中野先生は絶妙な匙加減で料理しています。

文章が飽きないのは、当然ですが、テーマとしても各章でそれぞれ違った角度の「運命」が語られているので、次は何かな〜とワクワクしながら先に進めます。そして気が付けば一冊を読み終えているのです。


ウィンスロウ・ホーマー「メキシコ湾流」1899年
メトロポリタン美術館(アメリカ)

それは各章の見出しを目にしただけでもわかるはずです。「日比谷公園との関係」(ルーベンス)、「駄犬じゃけえ」(ブリューゲル)、「大金持ちのゴミ屋敷」(モロー)、「女神とイージス艦」(クリムト)等々。一刻も早く読みたくなりますでしょ!

運命の絵 もう逃れられない【目次】

・若さと綺麗な顔だけを武器に――マネ『フォリー・ベルジェールのバー』/ロートレック『二日酔い』
・車輪は廻り続ける――バーン゠ジョーンズ『運命の車輪』
・生還できるか――ホーマー『メキシコ湾流』『ハリケーンの後で』/ジェリコー『メデュース号の筏』
・日比谷公園との関係――ルーベンス『ロムルスとレムス』
・駄犬じゃけえ――ブリューゲル『雪中の狩人』
・遺書になりそこねた大作――ゴーギャン『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』『レ・ミゼラブルの自画像』『死霊が見ている』
・死びとは駆けるのが速い――ヴェルネ『レノーレのバラード』/シェフェール『レノーレ―死者は駆けるのが速い』
・敗戦の将をいたわる――ベラスケス『ブレダ開城』/ルーベンス『侯爵夫人ブリジーダ・スピノラ゠ドーリア』
・表現者になるため生まれてきた――ワッツ『選択』/サージェント『マクベス夫人に扮したエレン・テリー』
・聖書を破り捨てて――ムンカーチ『死刑囚の監房』『ハンガリー軍服姿の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世』
・大金持ちのゴミ屋敷――モロー『ユピテルとセメレ』
・若き英雄の誕生――グロ『アルコレ橋のナポレオン』『ヤッファのペスト患者を見舞うナポレオン』
・老兵はただ消え去るのみ――ターナー『戦艦テメレール号』
・久米仙人との違い――ボス『聖アントニウスの誘惑』/テニールス『聖アントニウスの誘惑』
・胸塞がる物語――ティツィアーノ『マルシュアスの皮剝ぎ』/ペルジーノ『アポロンとマルシュアス』
・女神とイージス艦――クリムト『パラス・アテナ』/ルーベンス『メドゥーサの首』
・荒々しい馬市――ボヌール『馬市』『バッファロー・ビル肖像』


ギュスターヴ・モロー「ユピテルとセメレ」1889〜95年
ギュスターヴ・モロー美術館(フランス)

数多の神々をこれでもか〜と一枚の作品の中に描き込んだモローの作品をして「大金持ちのゴミ屋敷」と表現できるのは世界広しと言えども中野先生以外にはいらっしゃいません。

決してディスっているわけではなく、読み手に分かりやすいようにしているのです。「本稿も前半と後半でいささか継ぎ足し感があるのは、多神教神話から一神教神話への変容に無理があったせいかもしれません……。」と卑下しながら終えるのも共感を覚えます。


オラース・ヴェルネ「レノーレのバラード」1839年
ナント美術館(フランス)

読んでいて思わず「そうか!」と膝を打つ指摘も随所に。例えばこちらの作品を解説する途中で、欧米では異界から出現するのは専ら男性だが、日本は決まって女性であるとさり気なく書かれています。確かに言われてみればそうですね。

幽霊は女性ばかり。昔話で読んだ、鶴の恩返しや蛤女房、葛の葉狐など異類婚を思い出してみて下さい。

そして最後にヴェルネとシェフェールの作品を「死んでもいい、そう思った瞬間が運命の時だ。」と締めくくります。これまた共感力を呼びます。人生において一度や二度はこんな経験ありますよね。「もう死んでもいい!!」って。


ローザ・ボヌール「馬市」1852年〜55年
メトロポリタン美術館(アメリカ)

美術界は男社会だ」とこの章で鋭く語る訳は、ボヌールが有無を言わさぬ行動力で人生を切り開いた女性画家であることと、いまだ男性社会である美術界で獅子奮迅の活躍を魅せる中野先生自身の心の叫びのように感じました。

『怖い絵』シリーズで一躍名を馳せ、「怖い絵展」も成功させ、今ではマスコミに引っ張りだこの中野京子先生の待望の新刊。本作は「中野京子と読み解く」シリーズの6冊目となる一冊です。それぞれのレビューを以下にまとめておきます。凄いのは10年経っても一向に鮮度が落ちないことです。

『中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇』(2011年)
『中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇』(2012年)
『中野京子と読み解く 名画の謎 陰謀の歴史篇』(2014年)
『中野京子と読み解く 名画の謎 対決編』(2015年)
『中野京子と読み解く 運命の絵』(2017年)

気取らない「中野節」が奏でる笑えて泣ける、聖書のドラマ
『中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇』



中野京子と読み解く 運命の絵


グスタフ・クリムト「パラス・アテナ」1898年
ウィーン市立歴史博物館(オーストリア)

「女神とイージス艦」は実に面白かったです!中野先生何でもお詳しくてビックリさせられます。ほんと。今回の『運命の絵 もう逃れられない』も万人を魅了する一冊に仕上がっています。あとがきに「一冊の本にも『運命』があります」とある意味もどうぞお楽しみに!


中野京子と読み解く 運命の絵 もう逃れられない
中野京子(著)

何気なく見ていた有名絵画の奥底を知れば、
もう登場人物の境遇に心を寄せずにはいられない……!

世紀を越えた名画が私たちに突きつけるのは、
〈誰もみな、運命から逃れられない〉という現実。

表紙は印象派の先駆者マネの最晩年の大作『フォリー・ベルジェールのバー』。
華やかなパリの酒場に立つバーガールは、なぜ死んだ目をしているのか?
そして裏表紙に続く絵の右側には、怪しい男の気配……。
実は彼女は追い詰められ、今まさに運命の分岐点にいる――。
〈この作品は2019年9月からはじまる「コートールド美術館展」で来日予定。
本書を読めば、鑑賞が何倍も楽しくなるのでおすすめです!〉


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『狂斎』
徳間書店から刊行となった『狂斎』を読んでみました。

アノ天才が主役!?今すぐ読みたいアート漫画10選


狂斎 1』 (トクマコミックス echoes)
ちさかあや (著)

河鍋暁斎を主人公に描いた漫画です。絵に迫力があり、暁斎もキャラが立っており、本当にこんな感じだったのではと数ページ読んだだけで世界観に惹き込まれます。

【あらすじ】
浮世絵師・歌川国芳の門下を離れ、 駿河台狩野家で学び修業を終えた、甲斐洞郁(後の河鍋暁斎)は、仕事なし・ 金なしの貧乏暮らし。毎日誰にも売れない絵を描き、酒に酔い潰れる生活を繰り返し、 さらに奇妙な蛙が住み着くようになる。

そんな姿を見兼ねた、国芳一門の弟弟子・吉岡米次郎(後の月岡芳年) の心配も意に介さず、ただひたすら絵に向き合い続ける洞郁。

心の奥底では幼少期に絵の心得を示してくれた、 亡き葛飾北斎への複雑な嫉妬心と、 自分が世間に認めてもらえない鬱屈な気持ちは大きくなる一方で……。

幕末〜明治にかけて活躍した稀代の天才絵師・河鍋暁斎、 空白の不遇時代を描く、画鬼道絵巻。



https://note.mu/mangahack/m/mcb0b7912502c

出版不況が叫ばれ、こと漫画は違法DLも社会問題化するなど周囲を見渡しても良い話題が見当たりません。そんな時代にあって『狂斎』は少し変わったルートで単行本化され世に送り出されました。

元々は、マンガアプリ・マンガハックにて連載していた稀代の天才絵師漫画『狂斎』を、2018年10月より始動したコミックレーベル『トクマコミックスechoes』(発行:エコーズ、発売:徳間書店)単行本応援プロジェクト(クラウドファンディング)にて資金調達した作品です。

幕末の不安定な時代が暁斎を求めたように、漫画を取り巻く現状が、『狂斎』を希求したと言っても過言ではありません。


稀代の天才絵師、空白の時代を描く『狂斎』(ちさかあや)単行本応援プロジェクト

クラウドファンディングも乱立気味で、成立するか否かは結局、作品力によるところが大きくなっています。その点において『狂斎』は全く問題ありません。

河鍋暁斎が乗り移ったかのような筆さばきはお見事です。眼球の血管の描写とか痺れます。

その証拠にSNSでのこの漫画に対する反響が半端ないものがあります。江戸から明治にかけて活躍していた絵師を主人公に据えた漫画がこれほど大きな話題となるのは美術ファンとしては非常に嬉しいことです。

幕末明治に「鬼才」と呼ばれた桁外れの絵師・河鍋暁斎を描いたマンガもまた芸術的だった。
【続報】書店・ネットで売り切れ続出!河鍋暁斎を描いたマンガ「狂斎」1巻の評判が凄い!!まさかの原画も販売!?

アノ天才が主役!?今すぐ読みたいアート漫画10選



若き日の暁斎が、とある琳派の絵師の自宅に通された場面。その琳派の絵師とは…

かなり江戸時代だけでなく、日本美術史に精通している漫画家さんであると一読するだけで分かります。調べてみるとスゴイ経歴の持ち主でした。

ちさかあや
美術系の大学にて東洋絵画の修復に触れ、社会人を経て、漫画家としてデビュー。これまでに歴史・時代系作品を3作発表し、歴史もの作品の描写に定評のある実力派作家。

狂斎』は、ほぼスクリーントーンを使用せず、アナログの線画とベタ、空白の白を基調とした迫力のある画面で作品を紡ぐようにして描いたそうです。


https://note.mu/mangahack/m/mcb0b7912502c

河鍋暁斎が河鍋暁斎に成る前の姿を痛快且つ大胆に描いた『狂斎』。こんなに次号がすぐにでも読みたくなる漫画も久しぶりです。

SNSで人気が火が付いたことでAmazonでは品切れとなっていることもあるかもしれませんが、すぐに在庫ありになります。都心の大型書店では何冊もまだありました。すぐ手に取って読んでみたいですよね〜サントリー美術館で河鍋暁斎展も始まりますしね!

アノ天才が主役!?今すぐ読みたいアート漫画10選


狂斎 1』 (トクマコミックス echoes)
ちさかあや (著)

歌川国芳や駿河台狩野家などの元で修行を終えた、甲斐洞郁は、仕事なし・金なしの貧乏暮らし。毎日誰にも売れない絵を描き、酒に酔い潰れる生活を繰り返し、さらに奇妙な蛙が住み着くようになる。心の奥底では幼少期に絵の心得を示してくれた、亡き葛飾北斎への複雑な嫉妬心と、自分が世間に認めてもらえない鬱屈な気持ちは大きくなる一方で……。幕末~明治にかけて活躍した稀代の天才絵師・河鍋暁斎、空白の不遇時代を描く、画鬼道絵巻。


「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」展
会期:2019年2月6日(水)〜3月31日(日)
会場:サントリー美術館
https://www.suntory.co.jp/sma/


豊饒のヒダルガミ 1巻 (マッグガーデンコミックスBeat'sシリーズ)
ちさかあや (著)


早雲の軍配者 1 (マッグガーデンコミックス Beat'sシリーズ)
ちさかあや (著)

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『この星の絵の具[上]一橋大学の木の下で』
アート専門出版社「アートダイバー」より刊行となった『この星の絵の具: 一橋大学の木の下で (上)』を読んでみました。


この星の絵の具: 一橋大学の木の下で (上)
小林正人(著)

現在アート界の第一線で活躍している画家が自伝的小説を書くのはとても珍しいとではないでしょうか。

(画家・小林正人については以下のサイトでご確認ください。)
http://shugoarts.com/artist/51/

例えば、ゴッホやモネ、はたまたレオナルド・ダ・ヴィンチなど、生前彼らが何を考え何をどのように絵画として表現しようとしたのか、断片的なメモは残っていたとしても、その全ての経緯を知ることは叶いません。

現在、大阪の国立国際美術館で開催中の「ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代」に表紙の画像「絵画=空」(国立近代美術館所蔵)が出品されています。

これは、偶然でしょうが、『この星の絵の具: 一橋大学の木の下で (上)』に綴られた物語は、この絵を描くために国立にアトリエを借りるところから始まります。

ビルディングスロマン(成長物語)を象徴するうえで、それもそ無の状態からはじまった絵が、のちに国立近代美術館の所蔵となるのは、とても象徴的であり、何かしらの「物語性」を感じずにはいられません。



また、熊本市現代美術館で現在開催中の村上隆コレクション展「バブルラップ」には、小林正人の「絵画の子」が出品されています。

この村上隆所蔵の「絵画の子」は、小説の核になっているエピソード=せんせいとの関係性の中で、生まれる一枚です。その一つを実際に熊本で見ることが出来るということは良く考えるととても不思議な体験です。

つまり、活躍中の画家が書いた自伝的小説の中に登場する絵画を実際に美術館で目に出来るのです。こんな神秘的な体験はこれまでの美術史の中でも一度も存在しなかったことです。

これまで数多くの小説を読んできましたが、こんな経験をしたことは当然ながら一度もありません。それだけでもこの本に巡り合えてとても幸せに感じました。



ところで、小説を書くということ、体験なり想いを言語化する行為は、とても危険な側面も含んでいると言えます。それは一旦テキスト化して筆者の手元を離れてしまうと、他者(読者)によって様々な解釈がなされるからです。

100%想像の世界であればいざしらず、実際の絵画作品にまつわる自伝的小説となると、ペンを執るのにかなりの勇気と決断力が要ったはずです。

そもそも、何故今、小林正人が小説を書こうとしたかが、読んでいて常に頭に引っ掛かりました。次第にその引っ掛かりが肥大化し読む妨げになったので、この本を出したアートダイバーをひとりで立ち上げた細川英一氏にお願いし、小林にその理由を聞いてもらうようお願いしました。

快諾して頂き、先日その「回答」が小林から届けられました。このブログでも紹介して良いとのことですので、以下に転載しておきます。必読ですよ〜これは。



小説を書くに至った動機か。
小説といっても、物語をつくったわけじゃない。作らなくていい物語があったからそれを書いたんだよ。
やっぱり最初は「せんせい」のことが書きたかったんだ。事実あの章を最初に書いた。で、書き始めたらその後に起こった色んな全ての事が全部繋がっていくことに気がついたんだ。それは不思議な体験だった。書き始めてみなければきっとわからない事だ。

こういう本があったらいいと思った。こういう本っていうのは自分の生き方、つまり生と同じかたちをしている本かな。
俺は生と画が同じかたちになるように絵画つくってんだよね。
だからこういう自伝小説を書きたいと思ったのは、こういう画を描きたいというのと同じかもしれない。

話す言葉はあっても書くのは初めてだから本というかたちで自分の生と画と同型にするためにいちばん難しいと思ったのは"時制"の問題だった。
作品をつくるとき、描くときには時制を考える事なんてないんだよ。いつでも現在!今この瞬間にやっている。
言葉を書き始めたとき、今この書いている瞬間とその書いている事との間には必ず距離があると感じた。画と自分との間の距離が失くなりひとつになれた様には書けない。でも昔ばなしは書けっこない!(俺はもし自分で昔ばなし、武勇伝を書いてると思ったら即この自伝書くのをやめるね!)
だから、俺は「この星の時制」を使ったんだ。遠い過去が今この瞬間に光で届いている、見ている瞬間なら過去も目に見える。現在書いている時間の中でひとつにする。次の瞬間には消えてしまうかの様に強く強く存在する様に!
画だけではなく小説の書き方も星の光から習ってます。

そう、俺にとって「物語」っていうとやっぱポケットに入れる、文庫本でさ、、だから細川さんに文庫サイズにしてもらったんだ。

小林正人


活躍中の画家が書いた自伝的小説の中に登場する絵画を実際に美術館で目に出来ることに加え、実際に筆者から小説を書いた理由をこれほどまで丁寧に伺えたことは、特筆すべきことです。

絵画や文学に少しでも興味がある方なら、これがいかに凄いことか説明は不要でしょう。

こんな貴重な小説本は他に類をみません。

1980〜90年代にかけて、国立のアトリエで描かれた宝石のような小林の初期作品群。《天使=絵画》《絵画=空》《天窓》《絵画の子》……、といった傑作の数々はいかにして生まれたのか。『この星の絵の具: 一橋大学の木の下で (上)』で物語のひとコマとして読み解いていきましょう。


この星の絵の具: 一橋大学の木の下で (上)
小林正人(著)

「これが小林くんの最初の画ね」。なにも描かれていない真っ白なキャンバスを眼の前に、「せんせい」は小林青年にこう言った。恋心をよせていた音楽のせんせい。そのヌードを描く絶好の機会を得た小林青年であったが、初めて手にした油絵の具では、眼の前に横たわる輝くばかりの裸体をキャンバスに移しとることができなかった…。ひとりの青年が、画と出会い、画家として成長していく姿を、自伝小説の形式で語るビルディングスロマン3部作の第1作。

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『京都 傑作美仏大全』
エイ出版社より刊行となった『京都 傑作美仏大全』を読んでみました。


京都 傑作美仏大全』 (エイムック)
エイ出版社編集部 (編集)

美少年、美少女に関する話題は古今東西老若男女問わず大好物。古代ローマから江戸時代の浮世絵師など美少年、美少女をこぞって作品に用いてきました。

展覧会もそうした切り口で開かれることもしばしば。昨年、藝大美術館で開催された「東西美人画の名作 《序の舞》への系譜」など枚挙にいとまがありません。

3月から三菱一号館美術館では「ラファエル前派の軌跡展」も始まります。

https://mimt.jp/ppr/


一方、仏像というと美しさよりも尊さや有難さが先行しがちです。絵画や彫刻作品と違いそもそもが信仰の対象として形作られたものですので「美しさ」は求められないように思えます。

でも、折角手を合わせ祈りを捧げるのであれば(毎日のように拝むのであればなおさら)変てこな仏さまよりも、観目麗しい仏さまの方が良いのは当たり前です。

京都 傑作美仏大全』では、日本国内でもダントツで美仏率の高い京都に的を絞り、カラー画像をふんだんに用いて丁寧に紹介しています。


安祥寺の美仏「地蔵菩薩坐像」「十一面観音菩薩立像」

美仏」というパワーワードを誰が発案したのか存じ上げませんが、これまでにない(でも、そのように潜在的に見ていた)仏像の見方を提示してくれています。

秋田美人、イケメンなら東京と専ら言われますが、仏像の世界で美仏を求めるなら、京都をおいて他にはありません。その理由はお分かりですよね。長い歴史の中で圧倒的にパトロンの数が違います。

なにせ、天皇家のおひざ元ですからね〜


《目次》
巻頭1 京都の仏師はパリの王宮料理人!?
平安仏像に見る材料のひみつ
巻頭2 京都国立博物館に聞いた!
まるわかり京都の仏像
巻頭3 京都でイチバン大きな木が使われた?
模刻でわかる宝菩提院の超絶美仏
特集1 絶対見逃せない! 天皇家ゆかりの美仏巡礼
泉涌寺/雲龍院/即成院/戒光寺/悲田院/新善光寺/大覚寺/仁和寺/三千院/随心院/宝積寺/雨宝院/蓮華王院 特集2 絶対見逃せない! 平安貴族ゆかりの美仏巡礼
神護寺/清凉寺/大報恩寺/法金剛院/禅定寺/安祥寺/鞍馬寺/平等院/法界寺/寂光院
特集3 南山城 古寺巡礼
岩船寺/浄瑠璃寺/海住山寺/神童寺/蟹満寺/寿宝寺/観音寺



平等院「国宝 阿弥陀如来坐像」

平等院鳳凰堂は、その外観だけで満足してしまいがちですが、鳳凰堂の中へ人数制限こそあるものの中へ入って間近に仏師定朝の確証ある唯一の遺作「国宝 阿弥陀如来坐像」のご尊顔を拝めます。

また、平等院ミュージアム鳳翔館で「国宝 木造雲中供養菩薩像」もバッチリ拝見出来るのも嬉しい限り。
https://www.byodoin.or.jp/museum/

こうした誰しもが知るメジャーなお寺の美仏から、市内から離れた場所にある知る人ぞ知るお寺にある美仏まで、美仏好きな編集者が足で稼いだお宝情報がぎゅっとこの一冊に詰まっています。


蟹満寺「国宝 銅造釈迦如来坐像」

白鳳期に鋳造された銅製の大きな仏像はほとんど類をみません。それが木津川市の住宅街の一角にある小さなお寺(蟹満寺)にあるというのですから驚きです。

実物を拝見したことがないので、是非行きたいと思ってはいるのですが、中々…でも、新年早々『京都 傑作美仏大全』を読んで、今年こそはと!


泉涌寺「重要文化財 楊貴妃観音(聖観音)」

表紙に使われている美仏中の美仏です。江戸時代初期あたりから日本人離れしたその美貌から「楊貴妃観音」と呼ばれるようになったそうです。

こうやって『京都 傑作美仏大全』を読んでいくと今すぐにでも京都へ飛んで行きたくなってしまいます。こんな危ない本を新年早々実家で手にしてしまうとは…

それにしても、A4版フルカラー157頁でこのお値段は破格過ぎでしょう〜エイ出版社さんからのお年玉ですね、これは。


京都 傑作美仏大全』 (エイムック)
エイ出版社編集部 (編集)

京都の傑作美仏、ここに集まれり!

平安遷都からおよそ1200年もの間、政治や文化の中心地として発展してきた「京都」。天皇家や平安貴族の帰依により仏教寺院が繁栄した一方で、多くの戦乱に巻き込まれ仏殿や仏像が焼失してしまいました。しかし、徳川歴代将軍をはじめ京都の人々の篤い信仰心によってお寺は再興され、今も多くの名刹寺院が往時の姿をとどめることができています。
そのような、京都に伝わる「思わず息を飲むほど美しい仏像」を、1冊の本にまとめてみました。



運慶・快慶と慶派の美仏』 (エイムック 4166)


月刊京都2019年1月号[雑誌]

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【お知らせ】

↑単眼鏡紹介記事書きました。

おかげさまで重版となりました!


いちばんやさしい美術鑑賞』 (ちくま新書)


編集・執筆を務めた『カフェのある美術館 感動の余韻を味わう』(世界文化社)12月に発売となりました。


編集・執筆を務めた『フェルメール会議』10月2日発売です!

編集・執筆を務めた『カフェのある美術館 素敵な時間を楽しむ』(世界文化社)好評発売中です。


青い日記帳(編集)『美術展の手帖』小学館より発売中です。


青い日記帳「出前ブログ」


gooいまトピ連載中

朝日マリオン・コム「ぶらり、ミュージアム」

びゅうたび連載中


山下裕二&井浦新トークショー


青い日記帳コラボグッズ

「展覧会に出かける前に準備しておきたい5つのこと。」

「展覧会を何十倍も楽しむために心がけたい5つの秘訣。」

フェルメールへの招待
國學院大學文学部教授の小池寿子先生監修。不肖私(Tak)が編集と一部執筆しました。詳細はこちら

【展覧会レビュー】
「2018年 展覧会ベスト10」
かみさんが選ぶ「2018年 展覧会ベスト10」
プロが選ぶ「2018年 ベスト展覧会」
読んでおきたい10冊のアート関連本

パリ行って来ました
オランダ行って来ました
 

BLUE HEAVEN(本館)

『文藝春秋』に寄稿しました。

『AERA』に載りました。

「マウリッツハイス美術館展公式ガイドブック」編集・一部執筆しました

「ザ・シネマ」に寄稿しました。

トークショーに出演しました

日経に掲載されました

朝日新聞に掲載されました

再び日経に掲載されました

「美連協ニュース」寄稿

『アートコレクター』で紹介されました

Yahoo!カテゴリ絵画に登録されました

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